恵比寿「ジョエル・ロブション」でワインを心置きなく堪能する夜(前編)
宿泊先の「ザ・ペニンシュラ東京」でのんびり過ごし、夕刻恵比寿のシャトーレストラン「ジョエル・ロブション(Joel Robuchon)」へと向かう。最近の「ガストロノミー ジョエル・ロブション」には「ジョエル・ロブション来日ガラパーティー」での参加が多かったため、二人でゆっくりと通常のディナーに伺うのは久しぶり。ある意味新鮮な感じだ。
1杯目のシャンパーニュはサービスですと、信国武洋ソムリエの弟分?高丸智天ソムリエが、ロブション定番の「ブルーノ・パイヤール ブリュット プルミエ・キュヴェ(Bruno Paillard Brut Premier Cuvee)」をさっと注いでくれる。相変わらずキラキラ豪華で広いダイニングに、馴染みのサービス陣の笑顔を見て、妻は「ホーム感で居心地良いわ~♪」と出だしから楽しそうだ。
さて、今宵は久しぶりに「ムニュ デギュスタシオン(Menu Degustation)」36000円をお願いする。18皿が懐石風に提供されるコースだ。赤いクリアプレートが印象的な「ロブションブランドのキャビア缶(Le Caviar)」からスタート。「ジョエル・ロブション」での楽しみは料理はもちろんワインにもある。今宵は赤ワインをボトルで、後は料理に合わせてお勧めのグラスワインをチョイスしてもらうことにした。
「シャンパーニュをもう1杯グラスで」とオーダーすると、なんと「ボランジェ・ラ・グランダネ(Bollinger La Grande Annee) 2002年」が開けられた。レストランのグラスシャンパーニュはノン・ヴィンテージ(NV)が普通だ。プレステージ・シャンパーニュをグラスで楽しめるのは、グラン・メゾンの中でも「ジョエル・ロブション」ならではの贅沢。
続くはやはり定番「特選生ウニ3変化(L’Oursin)」。ウニが様々なプレゼンテーションで姿を見せる。「すきやばし次郎」の雲丹が大好きという、和にも造詣の深いロブション氏らしいメニューだろう。
まずは「コーヒーの香るロブション風ピュレと共に(accompagné d’une purée de pomme de terre au café )」。ロブション定番のジャガイモのピュレの上にミルクの泡。振られたコーヒーのパウダーが余韻に残って印象的な1品。
続いて「自家製海藻塩でマリネしてからキュウリと大根のロールにのせて(avec un flan moelleux de crevette et une crème de fenouil)」。胡瓜と大根の中にはクスクス。昆布締めされた冷たい雲丹とクスクスが混じり合う。フレンチ版寿司という趣きの軽く繊細な味わい。
最後に「小海老の香るフランとフヌイユのヴルーテ(aux fines graines de couscous et concombre )」。優しいフランの上に温めた雲丹がのせられている。海老の香ばしい味わいにエキゾチックな風味が絡んでくる。温度・風味に変化を付けられた雲丹を楽しんだ。
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