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湯布院・亀の井別荘、勝手に改造?計画

Aicon2007ri_1お正月は由布院・亀の井別荘でゆっくりと疲れを癒した。それにしても正月の湯布院はすごい人の数だった。亀の井別荘の創業者がスタートさせた「湯布院の街づくり」が確実に定着し、また評価されていることを実感する。

 チェックインすると受付横のラウンジでお茶とお茶菓子が出される。それから部屋に通していただく(「玉の湯旅館」も同様)。離れが15部屋、それぞれ趣向が凝らされており楽しみだ。
 今回は改装したばかりの「和洋折衷の部屋」。ベッドルームがあるほか、和室の庭側には一段下がったスペースもある。以前訪問した際、「俵屋旅館に少しでも追いついて欲しい」と書いたが、今回感じたのは部屋風呂の素晴らしさだろうか?温泉を各部屋に引いており各部屋で楽しめる。もちろん部屋ごとに風呂の造りも工夫されている。

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 また敷地が1万坪もあるため、夕暮れや早朝の散策は本当に心落ち着く。そして談話室ではセルフサービスのコーヒーを頂きながら、暖炉の横でオーナーの蔵書をじっくりと読むことができる。全体としてみれば、九州ではかなりのレベルの温泉旅館と評価できると思うし、京都「俵屋旅館」とは異なる良さがある。ただやはり俵屋などに到底かなわない点もまだまだあるのも事実だ。

 一つは料理のレベル。亀の井別荘としては「地元の新鮮な素材にこだわった」「田舎料理」と触れ込んでいる。確かに自然薯や地鶏などは新鮮であり、素材の旨みを味わうことができた。野菜も新鮮でみずみずしい。しか、し料理全体の完成度にはまだまだ満足できない。「田舎のおばあちゃんの手料理」という感じだ。
 「ここには贅沢なものはありませんから・・」と客室係は予防線を張る。しかし問題は「料理」自体のレベルにある。九州以外から来て、料理に不満を持つ人は少なくはないと思う。昨年には、ここ亀の井別荘にて「風の食卓運動」と題し、地域の素材を利用して地方から料理を発信するイベントが行われた。このような大変評価できる「運動」を実際の「亀の井の食事」に反映させると良いと思う。

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 もう一つは浴場の清掃。以前もそうだったが、ガラス張りの大浴場の天井部分に落ち葉が積もっている。確かにこれだけの敷地、落葉も日々大量だとは思う。しかし一番人目に着くところ(湯船に入って上を見上げる人は、たくさんいるだろう)の掃除が不十分なのは問題と思う。

 更に客室係のレベル。ここは「お客さんと客室係との相性もそれぞれ」という事で、一部屋に2名の客室係をつけている。そのコンセプトは素晴らしいと思うが、客室係のレベルにかなりの差があるので、もう少し均等のレベルにして欲しいところ。そして配膳用のカートの音。「ガラガラガラ」と大きな音を立てて部屋の前を通りすぎる・・これでは「1万坪の敷地に離れ」という良さが半減する。
 色々雑感を述べたが、福岡から車で1時間30分の距離に、これほどの素晴らしい「別荘」があることは嬉しいこと。「亀の井別荘」の進化を楽しみにまたいずれ再訪したい。

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