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コンランレストラン「ボタニカ」で大人ランチ 東京ミッドタウン特集(2)

0704bata1Aicon2007ch_1ロンドリやパリなど、世界7都市で高評価を得ているコンラン氏のレストランが日本に上陸。その1号店となる「Botanica(ボタニカ)」に早速お邪魔した。レストラン運営には、私もよくお邪魔するあの「ひらまつ」という事で、行かないわけにはイカンでしょ。

 東京ミッドタウンの4階に位置するお店で、コンランらしいシンプルで洗練された落ち着いた空間。そこに開放的なオシャレなガーデンテラスとなれば、楽しむ時間を想像出来る。
 入り口では「予約なしでは、今のお時間ご案内出来ません」と容赦ないお断りを言い放つお店のお姉様に、「予約したチェリ~ちゃんですが」と言った時は気持ちよかった(笑) だってぇ沢山の方々が門前払いをされていたんだものぉ。
 まだオープンして間もない事や評判なども加わってか、最低でも1ヵ月後以降でないと完全なる予約は難しいらしい。

 店に入り奥に進むと明るい空間が広がる。JAPAN VALUE(日本の新しい価値の創造)というコンセプトだけあって、和の雰囲気が漂う。木をふんだんに使った店内にコンランのインテリアが重量感を作り出している。オレンジブラウンが基本、これ以上にないシンプルな造りに、ライトなどが和風なのだが違和感無く、淡い光は夜に活躍する。

0704bata2 昼はテラスを存分に見渡せる大きな窓の中に、吉谷桂子さんが生み出した庭が素晴らしく映える。決して派手な物ではなく、これも大人ならではのゆったりとした落ち着きのある空間。
 決して広い店内ではないが、テラス側の良いお席のお陰だろうか、柱や奥行きを上手く使い周りを気にすることなく食事出来た。

 平日と休日では食事のメニュー形態が違う。まずランチは、平日だと巷で噂の「ボタニカ ハンバーガーランチ \2500」や「ランチ A \3800」「ランチ B \6500」など。このハンバーガーランチは結構なボリュームなんだとか。私は休日にお邪魔したので「ホリデーブランチセット \3800」のみ。

 ガッツリランチを食べたら「デザートはしご」が出来ないか?と思ったが全く心配いらなかった。この「ホリデーブランチセット」は、前菜とデザートがビュッフェスタイルになっていて、メインだけがセレクトで食後にコーヒー。ビュッフェか~・・ちょっと気になったが早速席を立ちお料理エリアへ。

 料理エリアの手前と奥とに席が配置されていて、前にはバーカウンター。前菜は10~12種類。サラミ1枚でも1品だからこのくらいあっても当然かな? チェリー的に言えば、衝撃度は全くなかったが無難にどれも美味しかった。「間違いが無い」というのは最高の褒め言葉でしょ?

0704bata3 そしてメイン、私は3品中「フランス産鴨胸肉のロースト、ポルチーニ茸のソテー添え」、連れは「イタリア産プロシュートと空豆のリゾット、鴨モモ肉のコンフィと共に」。
 私の方は香りといい味わいといいシンプルに仕上がってた。目の前でかけて下さるこのソースが良かったのかな、鼻に抜ける香りが甘い香酢って感じ? 前菜もメインもかなりシンプルで、良い意味の拍子抜け(笑)

 リゾットは思いっきりバターで私にはきつかったけど、柔らかすぎないお米の硬さは気に入った。最後に気合の入るデザートビュッフェなんだけど、ここまでの演出にたいしてフィナーレに値しない感じかな? 普通の店なら合格点なんだろうが期待し過ぎたか。

 ドレもコレも美味しかったがインパクトはなかったかなぁ、もう少し一品一品に突き進む感じが欲しい。入り口で敷居を高くしてる女性の方々と、中の提供のギャップに違和感を感じたが(演出ほど敷居は高くない)、良い意味で凄いカジュアルだから「気軽に楽しめるコンラン」を売りにした方が良いかも。

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注目のパティシエ「トシ ヨロイヅカ」 東京ミッドタウン特集(1)

Aicon2007ch_1TOSHI YOROIZUKA・・・今日本で一番注目したいパティシエ「鎧塚 俊彦」。簡単に彼を紹介すると、1965年、おいでやすの京都で生まれたトシちゃん、23歳でパティシエの世界へ。日本で始まったトシちゃんのパティシエ人生も、数年後スイスに旅たった事で新たな歴史がスタートする。
0704toshi 労働ビザがないと長期にわたるお仕事が不可能な世界での壁。この壁に立ち向かったトシちゃんの腕が発揮され出来上がった作品が「トシ・マンデルクローネ」。見た目からしてサクッと感のある、一見ただ大きい焼き菓子だが、良い意味で印象をぶち壊す中と外の意外な食感と味わい。この作品がスイスで認められ、彼は世界の壁を一つ越える事に。ちなみに今でも日本で購入可能。
 そこからのトシちゃんは精力的な働きに出る。スイスやドイツに渡りキャリアを積み、さらにはフランスはパリ・・パリ最古の伝統店「ストーラー」で勤務する。コンクールでは優勝し、その後ベルギーの当時三ツ星レストラン「ブリュノウ」へ。日本初の三ツ星レストランパティシエが誕生したわけ。

 日本に帰国してこのトシちゃんが目立たないわけないじゃない? 「TOSHI YOROIZUKA」という名の店舗が恵比寿に出来たのが2004年の事。ココがいっつも凄い行列で待ち時間が数時間だって言うじゃな~い?な、なんでケーキに数時間待つわけ?って思うでしょう?これが待ってでも食べたいわけよ。
 私が紹介するのは、出来立てのデザートを食べて頂くスタイルとしてトシちゃんが新たなる挑戦を始めた店「TOSHI YOROIZUKA ミッドタウン店」。ケーキのテイクアウトだけでも可能だが、やはり今は店内のカウンターだけで繰り広げられるトシちゃんのステージを味合わないとでしょ!

 テイクアウトの50人あまりの長蛇の列を横目に、イートインの予約を1時半に入れて行き、そして「17時頃にお越し下さい」と・・・つまり?3時間半後? そ、そうよね;それくらい皆が食べたいのか・・。店外で名前を呼ばれやっと店内に。
 注文を聞かれ迷わず「ミルフィーユ」と「スフレ」。まずテレビでもよく紹介されていたミルフィーユだが、目の前に運ばれてきて呆然。あまりの美しさに食べて良いの?
 サクッと言うんだろうな~なパイ生地をナイフで切る時、想像だとバラバラとなりそうなミルフィーユ生地が、上から下のパイまで綺麗にサクッと切れたの!このしっかりとした生地は何?? 食べた事のないパイ生地。サクサクで甘味があって、しかし嫌味はない甘さのカスタードクリームとの相性に脱帽。出来立てだから美味しいのか、やっぱりトシちゃんが作るから美味しいのか。

0704toshi2 も一つの注文「スフレ」がまた美味しい。とにかくフワフワでボリュームもあるのに、ぺろっと食べられる。最後まで全く飽きを感じさせない味わい。まずふわっとサクッと食べて見る、そしてチョコソースを途中からかけて味わう、そう二度美味しい商品。これこそ焼きたてはたまらない、鼻から抜ける香りが良い。
 美味しくて美味しくて感動しながらも、スフレを食べながら思ったの。この美味しさをしばらく味わえないのは悲しすぎるわ!それも他メニューがあるにも関わらす食べずに帰れないわ。で・・追加2つ注文です。

 ミッドタウン用のメニュー「ネージュ・ド・プランタン」。春模様のデザート。苺やフランボワーズがふんだんに使われてるんだけど、ホワイトチョコのムースの甘味とフランボワーズがピッタリ。また上にはフロマージュのムースまでたっぷり乗ってて、フルーツの酸味と程よい甘さのチョコ、まったりとしたムース、一緒に味わうとウ~ンマンダムと言うしかない!
 もう一つは「ショコのフォンダン」。温かいお菓子と言えばフォンダンは外せない?!ショコケーキの生地を開けると中から濃厚なチョコソースがとろっと出てくる定番菓子。苺などのフルーツがまわりにたっぷりなので、一緒に食べる事をお勧め。4品の中で一番濃い味わいだったと。
 チョコ好きは絶対これだろうが、その私がイチオシするのは実は「ミルフィーユ」かもしれない。過去のミルフィーユで、トシちゃんのミルフィーユが1番と今断言出来る!

 4品とも一律1200円で、他にケーキなどが500円~あたり、ドリンクなども豊富。テイクアウトの列に、数時間近く並んだ人には申し訳ないが、イートインをするとテイクアウトも可能なのだ。
 恵比寿店は今予約だけの販売。トシちゃんがいるミッドタウンに行く事をお勧め。行かないと絶対にわからないトシヨロイヅカの世界観よ。

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「ラ・ヴィ・アン・ローズ」でもレトロじゃなかから~!

Aicon2007ch_1本店は博多区住吉にあって、店内は白を基調にし黒で締めた洗練された感じの洋菓子店「ラ・ヴィ・アン・ローズ」だが、私がよく利用するのは岩田屋の支店。近年出来たばかりとは思えない、急激な知名度ぶり。地元のデパートに時々イベントで出店していた頃にも買っていたが、店舗として登場できるようになるのに、そう時間がかからなかったのも人気な証拠。

0704rose  定番ケーキ「コスミック」は納得のチョコケーキで、次はホールで即買いしたくらい。チョコのムースが層になっていて、スポンジのないケーキがここまですっきりと出来上がった事に驚く。だってこれでもかってチョコだらけで完成しているケーキなのに、ホール食いしても飽きがこないのは素晴らしい。
 その上素晴らしいのは値段。1個売りは420円とま~ま~だが、12センチホールは1890円、15センチでも2625円。値段だけ聞くと安いと感じないって? でも見た目といい食べ応えといい、満足度を考えるとお得としか言いようが無い。いや~トクコさんだね(ゾ、像印?・・・;) 人気のモンブランなんて目を見張る大きさ。これは季節の商品になるので、時期物として是非食べてみて。

 ピンクや色合いに関しても可愛らしいケーキが多いが、誰が食べても美味しいと言う、万人向けのケーキが多いのは有難いのよ。おそらく拘り過ぎていないのが魅力なんだろうな、ストレートな味わいが大切。
 焼き菓子にも目を引く物が沢山あるんだけど、その中でも1番光ってるのがハート型のマカロン。可愛いったりゃありゃしない!マカロンが定番化してきた日本の菓子店、最近は食感や味わいに変化をつけるお店も出てきた中、ハートにしちゃうなんてあったようでなかった商品。ただ形が可愛いだけじゃなく、シットリしていて、挟んであるチョコも甘すぎず美味しい。10種類あるんだけど、箱買いの場合5個入りは何故か丸い型のマカロンなのでお気をつけて。8個入りもしくはバラ買いはハート型なので是非コチラを。

 地元の洋菓子店に美味しいお店が増えている、これにはチェリ~的に驚きでとても嬉しい。是非ご贔屓店リストに加えたい、なんと言っても美味しくなきゃいかん。「バラ色の人生」という店名にレトロさがあって、フランス語の可愛い響きもイイ。

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京都「甘泉堂」、カラフル・とりどり最中

0704monaAicon2007mi「和菓子は絶対京都じゃないとダメ」と思っているのだけど、どこでもいいって訳じゃぁない。京都だから基準が高いだけなんだけどね。そんな折、「和生菓子特殊銘柄品」18品なのに地元の方々良く知らないという「最中」があるとの事、探してみたわ。

 人が沢山行きかう祇園の通りから、細~い路地に入る。「千ひろ」の一本違いかな。ひっそり小さくその「甘泉堂」はあって、中高年女性達の行列。皆さんは栗羊羹をお求め?の様子だが、私の狙いはもちろん例の「とりどり最中」。憮然とした態度のおばちゃんがいるけど我慢我慢。「待てばあるよっ」と言い放たれて、待ってる間に生菓子や羊羹、饅頭や作り置きの最中など色々注文。奥でお兄さんが「とりどり最中」を作成中のよう。意外と5分程度の短い「待ち」でよかった。

 結果から言うと、ここのお店は「とりどり最中」が美味しい。大きさに一瞬びっくりするけど意外に完食できちゃう。四季を表していて四色で四つの味。最中の皮もバリッとして食べ応えある。しかし、コレと思って「箱売の最中」を食べると違う。味噌餡の好き嫌いは別として、作り置きの最中はソレとは違うわ。味は京都っぽくない気がするけど、桜季節カラフル綺麗でいいかな。

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由緒正しい古典フレンチ ~トゥールダルジャン東京~

0704tourAicon2007ri_1久しぶりに「トゥールダルジャン(LA TOUR DARGENT)」を訪問した。エントランスから薄暗い深海のような碧いアプローチを通るときはいつも気分が盛り上がる。
 シャンパーニュを注文し、窓の外に広がる日本庭園を眺めながら、ゆっくりとバーラウンジで食前酒を頂く。薄暗い照明の中に浮かび上がる肖像画、フランス革命時のボトルや食器がフランス料理そのものの歴史を感じさせる。

 ダイニングのテーブル間隔は十分取られているため、さほど客が多くないこともあいまって、ゆっくりと優雅な気分で食事が出来る。適度な接客のサービスは相変わらず素晴らしい。目がちょっとあえばスッと横に来てくれるし、話が弾んでいるとしばらく二人きりにしてくれる。その出し入れはさすがだ。

 当然ながらトゥールダルジャン特製「フォワグラ三皇帝風」を頂く。既にブルゴーニュの白を頼んでいるにもかかわらず、ワゴンが登場し「ソーテルヌでもいかがですか?」と勧められた。
 「確かにフォワグラにはソーテルヌだが、そんな古典的な合わせ方は今時はやらないのに??」と内心思いつつお断りした。しかし登場したフォワグラは非常に濃厚で、鴨の脂がのりきったクラシックな味わい。「なるほど!こんなフォワグラにならソーテルヌに合わせて見ると面白かったかなぁ」と少し後悔をする。

 そして「ホッキ貝と毛蟹のファルス季節野菜のコンフィとクリュスタッセのフラン」。貝と蟹の濃厚な海の味わいが口の中で広がる。盛り付けもトゥールダルジャンにしては?現代的なアート感覚なプレート。トリュフの風味も感じる。
 口に含むと素材のどっしりとした味わいが再構成される感覚は、意外にも最先端のフレンチか。「コルトン・シャルルマーニュ(Corton Charlemagne)」にぴったりと合った。

200704dargent 続いて「平目のシャンパーニュ蒸し キャビアを添えて」。古典的な味わいと言えばいいのだろうか・・やわらかく仕上げた平目の身をほぐしながらソースにからめて頂く。あまり最近は口にしない感じの出来上がりだ。

 この夜、カードに打たれた鴨の番号は19万を超えていた。雰囲気・サービス・調度品と素晴らしいレベルを維持している。料理は頑なに昔を守り、現代のコンテポラリーフレンチとは意識的に距離を置き続けている。基本古典好きの妻でさえ「美味しいんだけど、翌日はお昼食べれないかもぉ?」と言う「昔ながらのフレンチ」といえばイメージが伝わるだろうか。
 流行りの最先端フレンチレストランの勢いと比較すると、テンションはやっぱり上がらないかもしれないが、これはこれでまた、歴史を奏で続ける貴重なフレンチレストランと言えるのだろう。

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京都「等持院」、尊氏の庭で春の風

0704jitoAicon2007ri_1足利尊氏が、1341年に創建した臨済宗の禅寺「等持院」。足利将軍家15代、230余年を語るの菩提寺である。霊光殿には、歴代の足利将軍の木像が10体以上安置されており、空海作の地蔵尊なども表情も豊かで大きくなかなかの迫力がある。その足利将軍の像に囲まれて何故か徳川家康の像もある。これは徳川家康が42歳のときに厄年の厄払いに収めた木像という。明治維新後に、等持院に移されて厄除けの信仰を集めている。

 それとやっぱり三大名園といわれる素晴らしい庭園。見所満載なのにバランスがいい。あれだけ木々や花や自然をたくさん使っていて、ゴチャゴチャしなていないのは素晴らしい、思わず見入ってしまった。金閣・銀閣を作った人達が、力を注いだ「禅宗十刹・筆頭寺院」だけある。日を浴びて静かに黄色く輝く小高い茶室や心型の池。庭の中央にひっそりある尊氏の墓も印象的。衣笠山の南麓からの静かで心地よい風がそよぐ・・いくらでも座って眺めていたい気分だった。

 歴史のある寺院だが人気の紅葉の季節を除けば、訪問する客はさほど多くはなく、喧騒を離れてゆっくりと京の風情を味わえる。座敷から眺める夢想国師作の庭は、華美さはないものの、自然な美しさにあふれており、心和み時間を忘れるほどだ。

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春の京都、「醍醐寺」太閤の花見と「平野神社」

0704godaAicon2007mi京都、桜の名所といえば「醍醐寺」は外せない。ここ醍醐寺は874年に創建された真言宗醍醐派の総本山。薬師堂、五大堂、釈迦堂、五重塔などが建立されている。1994年には世界文化遺産に登録された。とにかく見所満載なお寺だが、気に入ったのは三宝院と庭園。ここの庭園は、秀吉の「醍醐の花見」の際に、自らその基本を設計した庭園として名高い。「天下の名石」といわれる藤戸石はさすがの迫力。とにかくすごい人手なので、優雅にお花見と言う具合にはいかないところが悲しい。皆さんカメラ片手に目線は上、人込み掻き分けるのが大変。
 京都の中心部からは少し離れていて、広大な敷地に沢山の堂塔。全てを見てまわるのは、それはそれで一苦労。私からするとちょっとした登山状態だわと少し凹みつつ歩く。

 ここは、美術館のように展示されている重要文化財の仏像が沢山あったり、国宝の五重塔など日本仏教史上でも意味深いわ。「太閤の花見」と言えば、毎年4月第2日曜日にこの「秀吉最後の栄華」が再現?されている。2004年にはカルティエとお寺がコラボして「宝飾デザイン展」もあった。素晴らしい国宝の仏像と世界で最も高価な宝石と、ソットサスのエキゾチックな芸術演出は話題になった。はるか昔から、沢山の歴史上重要な方々が愛したこの醍醐寺は、桜と言うよりは今も昔も見所満載なのね。0704hira

 そしてもう一つ花見の名所を紹介。平城京にあった神社が、794年に奈良から京都へ都が遷ったのと同時に、平安京に遷ったという貴重で、由緒歴史のある平野神社。直線上に配置された境内東側の鳥居が印象的。
 平安時代から桜を植樹して、京都でも有数の桜の名所。この季節は観光バスがたくさん乗り付けて、全国からも観光客が押し寄せる。平安神宮に植えられている枝垂桜はここの枝垂桜の苗を移したものだそう。残念ながら訪問したこの日はまだ枝垂桜は蕾だっけど。それでももうソメイヨシノなど他は満開で、ひらひら花びら舞う参道は穏やかで美しいわ。
 この季節は、あちこちの神社仏閣で夜桜をライトアップして、週末はクラッシクコンサートを行ったりするの。ここもそうで、夜桜もにぎやかに美しい。
 4月10日の桜花祭には、騎馬や織姫達の神幸列などあって時代絵巻の様になるの。今年はちょうど枝垂桜も満開になっている頃じゃないかしら。
 参道脇では、桜に関係したグッスも色々売っていて楽しい。桜のお香やにおい袋、桜入りのお塩や桜のハチミツなどなど。桜の木の苗なんかもあったわ。お土産についついちょこちょこ買ってしまった。

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京都「大市」、すっぽん料理でプルルン肌

0704daii1Aicon2007ri_1江戸時代から京都で続くすっぽん料理屋「大市」。300年17代目で、店舗も当時のままというからスゴイ。志賀直哉の「暗夜行路」、川端康成の「古都」など数多くの文学作品にも登場する。
 店外観から想像できない奥行きが広がり、歴史ある佇まいに風情のある中庭。そして上手く配置されている、昔そのままの渋い座敷。真ん中に、見たことないような年期の入った低いちゃぶ台。肘置きに寄りかかりつつ、先付のすっぽん肉のしぐれ煮を冷酒と共に頂くうちに、江戸時代にスリップしたような気持ちになっていく。障子の隙間からは庭の緑が見え、春風が柔らかに入って来て心地よい。

 ここ「大市」の特徴は、すっぽん鍋が2回に分けて出てくること。 何と1600度の高温で一気に仕上げられた鍋に、一口サイズのすっぽん肉がジュージューと音を立てながら供される。この鍋こそが「大市」なのだ。

Aicon2007mi仲居さんはこの高温のすっぽんスープで火傷をする事もあるらしいけれど、すっぽんのエキスなので、痕がほとんど残らないという。さすがの天然コラーゲン♪確かに仲居さん達のお肌もスベスベしているわ。0704daii2
 正直エステやパックなんて、体内吸収の効果には及ばない。それもフカヒレより、明らかにスッポンの方が効果高し。体質で合う合わないは当然あると思うけど、できるなら定期的に食する事をお勧め。

 スープは濃厚でありながら非常に深みがあり、しかしきれがあり飲みやすい。すっぽん肉はまさにコラーゲンの固まりで旨みが凝縮している。あっという間に食べ終わるが、2度目の鍋を食べ終わる頃には、すっぽんを口中に感じる。
 締めは、すっぽんスープで作られた雑炊。卵・餅が入っただけのシンプルな雑炊だが、米がすっぽんのエキスを吸収しており、抜群の旨みをみせる。なお、以前はすっぽんの血のスープが出されていたが、最近は特に注文しないと出されない。

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