« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »

最強ブランド「ポール・ボキューズ」と巨匠「モネ」で満腹

0706paurbAicon2007mi6月19日代官山に、レストランひらまつグループから、ウェディングに力を入れた「メゾン・ポールボキューズ」がオープンする。今年は「ひらまつグループ」のオープンラッシュで、企業家・平松宏之氏は大忙し。それでもパリ店や福岡店もまめに訪れているわ。

Aicon2007ri_1ポール・ボキューズは40年前、1965年に当時フランスで11件目の3つ星レストランになった。リヨン以外に出店をすることのなかった「ブラッスリー ポール・ボキューズ」が世界に先駆けて東京・六本木、「国立新美術館」内にオープン。
 国立新美術館は、東京ミッドタウンのすぐ近くにあり、あの黒川紀章氏の設計で、緑の中に浮かぶ美しいウェーブの外観が印象的。中に入ると、吹き抜けの中に、上手く配置されたカフェやレストランが浮かんでいるような変わった造り。

 ちょうど「大回顧展モネ 印象派の巨匠、その遺産」があっていたので、ゆっくり「人ごみの中」で観る。国内でもあちこちで拝見できるモネの名画・・・でも一応、記念の葉書やお菓子を買ってもみた。名画の余韻にひたりつつ、エスカレーターで3階へ、そこに「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」があるわ。ここの支配人は、「福岡ひらまつ」で支配人をしていた萩原氏なの。
 全体が見渡せるいかにもカフェといった趣。ランチは、プリフィクスのランチコースのみ。予約も受け付けていないので今でも30分以上は並ぶ必要がある。ランチだけで400名以上もの人が来店している。
 しかし、2500円とは思えない味わいのプレートを楽しめた。場所柄ゆっくりと食事を楽しむところでも雰囲気でもないが、コストパフォーマンスは「なかなか」かな。

0706paurb2 「牛肉と野菜のゼリー寄せ ブッフ・ア・ラ・モード」。写真でわかるように非常に美しいプレートだ。味わいも非常に繊細で、鼻の奥で「昔ながらの牛肉」といった風味が広がり、舌先には野菜のゼリーの凝縮した旨みが広がるイメージ。
 「鴨のテリーヌ カンパーニュ風」。非常に大振りのテリーヌだが、 ディナーではもっと厚くなるというから驚きだ。鴨のテリーヌも大味だととても食べられたものではないが、シンプルでありながらテリーヌの良さを引き出した1品。ピスタチオがアクセントになっており楽しい。

 ランチで唯一追加注文できるのが、アスパラガス。ボルドー産のびっくりする位大きなホワイトアスパラガスは、ナイフを入れると縦に綺麗に裂けるほど、繊細な繊維質の旨みにあふれている。アスパラガスには目がないが、久しぶりにため息のでるレベルだった。
 地鶏モモ肉のコンフィ レンズマメを添えて、カリリと火が入った地鶏モモ肉。残念ながらリヨン・ブレス産の地鶏ではないが、十分に迫力のある味わいで満足した。

 デザートは、そのまんま「昔ながらのゴーフル」や「ムッシュ ポール・ボキューズのクレーム・ブリュレ」。この値段のランチでこのデザートはスゴイわぁ。もう、お腹いっぱ~い、といった感じ。

| | トラックバック (2)

世界一高いチョコ「NOKA」 東京ミッドタウン特集(5)

0706nokaAicon2007ch_1イギリスの番組で「世界でもっとも贅沢なチョコレート」に輝いた事で有名な・・・つまり世界一高~いチョコレートで有名な「NOKA」。2004年のゴールデングローブ賞候補者に贈呈されたり、アメリカの高級百貨店「ニーマン・マーカス」で販売されるだとか、とにかく宣伝がハデな事(苦笑だね~;)
 「ハリウッドセレブが大好き」で有名になったのがきっかけで、日本にも東京ミッドタウンに1号店がオープン。高級ウリに少々げんなりする「ノカ・チョコレート」、簡単にご紹介。

 アメリカ・ダラス出身のカップルの、チョコ好きが高じて創ったブランド。昨日今日で出来立てホヤホヤのブランドが「世界一高いチョコ」っつ~だけでこんだけ話題にって、アメリカらしいな~。アイスをデカパックで食らう、チェリ~パイをホールでたいらげる、ファーストフード天国の、あのアメリカらしいアメリカンドリームなブランド。話題のお値段をさて置いたら、話す事があるかは恐怖だが、チェリ~やってみる(頑張って♪)

 世界でも選りすぐりの、ベネズエラ・エクアドル・コートジボワール・トリニダットの4か国の最高峰のカカオ農園を、限定し作り出されるから高いのか??「チョコレートの美味しい味わい方」なんて冊子までご丁寧に下さるのだが、滑稽極まりない。深呼吸を3回するところから儀式は始まるのだが;とうとうショコラ界にもアメリカはこうくるか!的感想。
0706noka2 店舗にいたっては、ココは高級時計屋か?流行の宝石屋か?な造りで、真っ黒な壁にシルバーのショーケース。椅子は真っ赤で、一昔前のクラブかディスコのようだが、バブル世代の方の感想だと「バブリーな匂いがする」らしい(笑) じゃ~ココもはじけちゃうのか?

 基本的チョコの味達は4種?なのか?ベネズエラ産カカオを使った「ビビエンティ」、エクアドル産カカオを使った「カルメニャーゴ」、コートジボワール産カカオの「バンバーラ」に、トリニダッド産カカオ「タンボリーナ」・・どれもダークでメガ苦い、それが4種4粒入りで2800円て~のに驚く。一粒が小さめのチューインガム程度なんだから、食べ応えなんてナイナイ。高級紙を使用したボックスに入ってるけど、正確に言えばこれに幾らかかってんだって話。
 さらに驚いたのがコレと一緒に購入した「Grando Cru COLLECTION」のダークチョコレートトリュフ。4個入りでなんと7500円ちょっとだったかな?え~~~一粒幾らだぁぁぁぁぁぁぁ? 味わいなんて語れっこない味わい。繊細には程遠い、そんなにカカオが食べたいんなら、カカオをかじったらいいくらいのストレートな味。深さも香りも、通常癒されてるショコラ達とは仲間と呼べない分野物。

 本来のショコラに真っ向から対決姿勢に思える「アメリカ発セレブチョコ」。歴史のパリか、夢のハリウッドセレブか。どちらにしても、癒される美味しいショコラであってほしいセレブ・チェリ~です(おい;)

| | トラックバック (1)

親孝行だね、「鮨 久いち」

Aicon2007ri_1久兵衛で17年修行した大将が、浅草の実家を改造してオープンした。タクシーの人でもわかりにくい場所(台東区浅草3-18-8)。スッキリ小奇麗な新しい印象の店内は、余裕あるスペース造りで居心地が良い。優しいお袋さんの接客もいい。

070612hisaiti  若い大将は一見、常連隔てなく、快活なトークで江戸っこらしい接客。焼酎を常連向き?に沢山並べてあるのが印象的だが、大将本人は、特に酒にこだわりはなくビール好きだと言う。
 「おつまみ・握りもお任せで」と注文したが、おつまみは刺身しか出てこない。久兵衛出身なのでおつまみも期待したのだが。
 握りは小ぶりで食べやすい。ただシャリがかなりゆるくベタツクため、口の中ではらける感じはない。久兵衛の万人向けのオーソドックスなシャリを進化?させている途中なのか、まだまだ不安定さがある。
 こはだ、白身、赤身、海水うに・・ともに普通。一番良かったのはアナゴ。タレと塩の2種類を頂ける。焼き具合といい、アナゴのおいしさを十分に引き出していた。逆説的だが、そんな「ゆるいシャリ」に一番合っていたのは、イクラの軍艦巻きかな。口の中でほぐれあって旨みが広がる。

 値段も高めで、やや『評判』が一人歩きしすぎており、現時点ではさほど、うちでは評価できない。これからの成長を見守りたいお店。

| | トラックバック (0)

「ブノワ」で本物のビストロを味わおう

0706benoitAicon2007mi1912年パリに創業したビストロ・ブノワ。「全てのパリ市民が愛する、老舗ビストロ」と賞されるこのお店は、パリ市内のビストロで唯一ミシュラン1つ星を持つの。最近、オーナーのプティ家から、アラン・デュカスが経営権を取得した。最初、アラン・デュカスが東京・青山にこの「ブノワ」を出店すると聞いた時は感激したものだわ。

Aicon2007ri_1「ビストロ」といってもわれわれ日本人が頭に浮かべるビストロの概念を覆す。上質の空間に、上質のサービス、そして素材を全面に押し出したフレンチ。チュウトハンパなフレンチ風レストランでは到底たちうちできないレベルだ。
 コース(8000円・11000円・14000円)もあるが、ここブノワではぜひアラカルトを楽しんで欲しい。オードブル・ブノワ。2品(1600円)3品(2400円)4品(3200円)から選択できる。「アーティチョーク ポワブラードのバリグール風」。イタリア産の大振りのアーティチョークにバジルで味付けをしている。力強い苦みと風味が口の中に広がる。ただしオードブルは少量で食べ応えはないので、欲張って4品頼むより、2品程度で十分かな。むしろ前菜やメインを思う存分チョイスすべき。

0706benoit1 「帆立貝のスナッケとそのジュ アンディーブとともに」。肉厚たっぷりの帆立貝は表面にやさしく火が入れてあるが、中身はジューシー。口いっぱいに帆立を頬張ると、魚と肉の両方のジュで仕上げた旨みが染み出てくる。
 「フォワグラのコンフィ 桃とアーモンド」。非常に美しいプレートだ。フォワグラのコンフィは、最近フランスのレストランで流行の細長い形状に、かりっと焼き上げた生地が周りを包んでいる。桃とそのジュレがやさしい甘味となりフォワグラと抜群の相性を見せる。アーモンドがコリカリとアクセントになる。
 「子羊背肉のロティとそのジュ 春野菜のグラッセ」。キャレだけでなく、太腿部分を使ったソーセージもあわせられている。そして子羊のスープが目の前で注がれて完成する。子羊はどうしてもその独特の脂からくる香りが強烈なのだが、スープは非常に繊細な味わい。乳飲み子羊の柔らかい肉質、子羊の香りを一緒に味わえる絶品だった。

 うん、こんなに美味しい旨みのある「子羊」は久しぶりだったわ。ただ美味しいだけじゃなく、美しいアートなプレートや上質のカラトリーなど、「日本のビストロ(レストラン?)」は少し考えるべきよね(笑)
 最後デザートに来てがっかりするレストランも多い中、最後の最後まで「美味しいフランス」をこちらでは味わえたわ。「イチジクのティアン」は南仏らしいラベンダーの蜂蜜とピッタリ。定番なはずのショコラとオレンジソルベの組み合わせも、この「ル・ブノワ」に至っては新鮮な食感とバランスに感動。

0706benoit2 付け合せもシンプルだが素材の旨みをストレートに表現してある。かといって日本のビストロのような「皿にドン」ではなく、非常に綺麗な洗練された盛り付け。サービス料は取らないが、付かず離れずの目配りの行き届いた、自信にあふれたサービスは気持ちよい(サービス料を取りながら、客の気持ちの動きや潜在的な要望を感じ取れないフレンチレストランも少なくないが、参考にして欲しいものだ)。
 シェフはイタリア人のマッシモ・パスカレッリ。なお「フード・フランス」(アラン・デュカスが、フランスの地方で活躍する若手にスポットライトを当てて、その料理を特集)日本開催2年目の今年は、この「ブノワ」で開催されている。

  それに外せないのは店内デザイン。とにかくフレンチスタイルが可愛い素敵♪ しかしこれを乙女チックだと勘違いすることなかれ、計算された上質の南仏邸宅風。シャンデリア・壁紙・カーテン・家具・窓外のオブジェに至るまで、細かなこだわりがある。カラーもフランス特有の赤を巧みに織り込んでいるわ。
 頼りになる素敵でスマートなサービスと、美味しさと景色とインテリアと会話と・・・全てを楽しんで欲しい。さらに驚くのはコストパフォーマンスに優れている事。老若男女、デートやパーティーなど様々な用途に利用できる。

| | トラックバック (1)

ドゥバイヨル・カフェ、もしも羽根があったなら

0706debaAicon2007ch_1東京丸の内に新しいシンボル、「新丸の内」が出来た事で、ますます見所・遊び所・食い所食い所食い所三拍子が充実する中(オマエ目線だな~;)、今回お邪魔したのは、そのすぐ隣に位置する「丸の内オアゾ」。東京駅の真向かい、丸の内ビルディング達の右側に位置するオアゾのエリアには、これまた丸の内らしく会社があり~の、ホテルがあり~ので、ショッピングというより会社の関係者の寄り道スポットなるにおいが(嗅ぐな嗅ぐな;)
 そしてアオゾさん正面入ってすぐ左に軽~く存在するカフェが、実はめちゃめちゃ「貴重なお店」である事を知ってか知らぬか、おじさん達がこれまた気軽~にコーヒーなど飲みよる。ココこそ、あのベルギーのショコラティエ「マルク・ドゥバイヨル氏」のお店「ドゥバイヨルカフェ」。ココにしかない、世界初のカフェというの貴重なお店にも関わらず、丸の内らしくオヤジさん達が多い; 美味しいショコラをそっちのけでコーヒーを飲んでやがる悲しい状況。いや、ココにわざわざ来ているデュバファンもいるから泣くこた~ない(一人で解決してるし;)

 まず時間帯で注文の仕方が違うが、朝8時に開店して10時まではカウンターに行き、飲み物やショコラなど好きな物を注文し、受け取りシットダウンよ。10時~は席で注文が出来、商品も運んでもらえる。その際、メニューも増え通常のショコラ以外にとっておき達が味わえる。
 頂いたのはココでしか味わえない「クロックショコラ」700円。これはデザート感覚のサンドイッチというだけあって、パンにショコラが挟んで焼いてある。も~これぞ甘味よ甘味。少量なんだけどガッツリ系。
0706deba2 続いてココでしか味わえないという「ショコラショー」700円に、アイスな「ショコラフロワ」800円も頂きました。甘すぎないところが好きなのよね~。どちらかと言うと通常表現でココアに近いタイプ。「ジャンポール・エバン」の逃げ場の無いショコラストレートに比べ、こちらはココア系。好みに分かれるだろうな。

 ここはワインやビールがあるので、ショコラとアルコールの組み合わせを楽しめるお店でもある。「マリアージュ」をテーマにチョコレートとドリンクの組合せを提供というだけあって、その品揃えも結構な物。
 他にも「ベレレーヌ(バニラアイスと洋ナシ)パフェ」1260円など、ココのアイスやソルベをパフェとして頂ける嬉しい提案。もう何日通えば良いのか、本当福岡の人間には辛い現状よ。アタシに羽根があったら~(夢の無いメルヘンやの~;)

| | トラックバック (0)

« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »