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コンラッド東京「ゴードン・ラムゼイ」、爽やかな夏ランチ

0707ramsay1Aicon2007miミシュラン三つ星ゴードン・ラムゼイ。イギリスの3つのレストランで、7つの星を維持している。そんな「ゴードン・ラムゼイ at コンラッド東京」が汐留にオープンして、もう2年になるわね。
 コンラッド東京自体が大人スタイルでも軽い印象、夏に向いているかもしれないわね。「ゴードン・ラムゼイ」も、高層階からの望むビル郡と、シックだけど軽やかなコンテンポラリーアート、そしてカラフルポップなモダンフレンチが夏らしく爽やか。

Aicon2007ri_1以前の宿泊時には朝食を頂いたが、今回は「2周年記念ランチ」を頂く事にした。入口がオープンになっており、入ってすぐ手前側はカジュアルラインの「セリーズ By ゴードン・ラムゼイ」。宿泊客の朝食にも利用される。右手にオープンキッチンを見ながら左手に回ると、奥に向かってテーブルがならんでいる。セリーズ側と違って、高い天井と大きな窓で開放感にあふれている。テーブルや絨毯などの色合いなども印象的に一変する。

 アミューズはトマトのガスパチョ。生地で包み揚げた海老が添えられる。手で頂くが熱々で食欲が刺激される。食事への序奏というアミューズの基本がきちんと押さえられている。
0707ramsay2 前菜は、タコのテリーヌ仕立て。北海道産のタコを薄く切りテリーヌのように長方形にデザイン。添えられたうどのマリネのきれいな酸味と柔らかい歯ごたえとともに楽しく頂く。プレートを彩る赤ピーマンのクーリーが視覚的にも味わい的にもアクセントになっている。

 2品目の前菜は温かいプレート。夏だからといって平気で冷たい前菜を2品続けるセンスのないレストランも少なくないが、前菜の流れにアクセントや意図があると食べ手も飽きない。
 北海道産の帆立貝と霧島ポークという取り合わせ。帆立貝は小振りでやや火が入りすぎている。霧島ポークはコロッケ状にしてあり発想はおもしろいがやや塩が強い。根セロリのピューレがやはり視覚だけでなく味わいのアクセント。

 魚は鱈(タラ)のロースト。こちらは「綺麗な」火の通りで表面プリプリ、中はジューシー。季節のあさりと自家製のリングイネが添えられている。こちらのプレートもかなり塩が強い。0707ramsay3
 肉は地鶏胸肉のロースト。テーブルに運ばれ目の前で、チキンのジュが注がれる。鶏胸肉は力強い繊維を感じる。地鶏の素材感を生かしているといえばそうだが、フレンチのの完成度としてはどうだろうか。

 前菜までの盛り上がりがやや後半しぼんでしまった。現代フレンチの少量アートなプレートで工夫されているが、ふりかえって何が良かったかと言われると、ややとまどう・・そんな印象だった。
 一番印象に残ったのはプレデザート。イギリスらしいアールグレイティのプディングに、アールグレイのグラニテを合わせている。口に含むとアールグレイの香り高い風味が広がりイギリスらしいおいしさだ。
 ワインリストはなかなかの品揃えでそれなりに楽しいが、値段はここ最近のレストランでは見ない程の高さ。3倍は裕に超え4倍ちかいと思われるものもチラホラ、これじゃちょっとね・・。

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