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プラザアテネで「アラン・デュカス」を満喫するパリの夜

0712alan1Aicon2007ri_1前回に続き、今回は「ホテル・プラザ・アテネ」のレストランの話。ホテルのエントランスロビーを通り抜けて、突き当たり正面フォークとナイフを持ったオブジェが印象的。そこがミシュラン三ツ星「アラン・デュカス オ プラザ・アテネ」の入り口だ。

 予約した20時に伺うと、既にぽつぽつと先客がいる。グラス・シャンパーニュは、5~6種類のシャンパーニュを冷やした豪華なシャンパーニュワゴンの中から選べる。店内の赤い絨毯や椅子と色合わせした妻のロングドレスに、更に合わせてロゼをチョイスする。若いソムリエもサービスしながら「ドレスとピッタリですね」と褒めてくれた。このような贅沢な選択が可能なところが、グランメゾンの楽しさの一つだ。

 メニューはテーブルに立てかけられるので非常に見やすい。天井からはスワロフスキー製シャンデリアが美しく輝く。インテリアは全体的にモダンで洗練されていて、落着いた雰囲気。注文が終わるとチーフソムリエが笑顔でやってくる。「アラン・デュカス」では、ソムリエが注文したプレートに合わせたワインを強く勧めることで有名。そこで敢えて、こちらの希望を伝えてみる事にした。

 リヴァロ「白は、ルロワのコルトン・シャルルマーニュ2000でいこうと思うんだが。」
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ソムリエ「おお、だけど、最初から飲むには胃に強すぎると思います。それにチョイスした肉には合わない。」
 リヴァロ「いや、肉には赤ワインを別に頼むよ。妻がアニョ・ロティだから定番のポイヤックで。私の小鳩にも合うように優しい味わいのシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ドゥ・ラランド2002のデミボトル(180ユーロ)を考えているんだが。」 そのソムリエは笑顔でちょっと考える・・

 ソムリエ「OK。ワインリストには載せていないんだけど、デュクリュ・ボーカイユ2000年のデミボトル(250ユーロ)がある。最近飲んだけど抜群なんですよ。サンジュリアンだけどアニョ・ロティにも十分合う。」

 「それから白は、M Niellonのシュバリエ・モンラッシェの96年はどうだろう(480ユーロ)。飲み頃で今日の料理にも合うし、あなたがチョイスしたルロワ(580ユーロ)より若干お手頃だと思いますよ。」
 非常にスマートな勧め方だ。デュクリュ・ボーカイユの大好きな妻が大喜びで「トレビアン♪」を連発すると、空を見上げて鼻高々なリアクション。他のスタッフも一緒になって、テーブルが笑いに包まれる。

0712alan3 「ルレ・ベルナール・ロワゾー」のソムリエは、私のチョイスに対して「素晴らしい選択ですね。おいしいし合うと思います」と笑顔でリップサービスし気持ちよく飲ませてくれた。一方、「アラン・デュカス」のソムリエは「あなたのチョイスは、こうこうの理由で僕はこちらがいいと思う」と言ってくる。客の選ぶワインはどうしても自分の能力内にとどまり、発見や驚きが乏しくなりがちだ。その意味で責任もってワインを勧めてくるアラン・デュカスのソムリエのポリシー、そして経験と知識に裏付けられた自信には感心させられた。

 1品目は、妻が「キャビア・オシェトラ」のデミサイズを。ほのかに火を入れたラングスティーヌの上に、宝石のようにキャビアが敷き詰められている。アラン・デュカスのスペシャリテの一つだ。ギュと凝縮された甲殻類の甘味と旨みが、キャビアの塩味と風味と交じり合う。

 私のチョイスした舌平目は、プリッとして食感を残した絶妙な火入れだ。ふっくらとした身質は少し力を入れないと切れないのだが、口の中に入れると柔らかくほぐれ溶けていくイメージ。付け合せの貝類にパセリのソースの風味。日本人にはなじみのある味わいのおいしさだ。ソムリエのチョイスしてくれたシュバリエ・モンラッシェとのハーモニーを堪能する。

0712alan4 そして時間と共に照明が落とされて、レストランのざわめき会話も皆弾んでくるのが分かる。ワインもすすみ晩餐が盛り上がって、いよいよメインの料理の登場となる。
 妻のチョイスした「アニョ・ロティ」は、火を入れた片手鍋をテーブルまで持ってきて、その場で切り分けてくれる。ロゼ色を残したとても綺麗な火入れだ。子羊の色々な部位が切り分けられており、かみ締めるうちに子羊独特の風味が鼻に抜けてくる。まだまだ力強いタンニンのデュクリュ・ボーカイユにぴったりだった。

 私の「ピジョノー」は、日本ではあまりお目にかかれない肉厚に圧倒される。溶かしバターでパン粉をまぶした上で、じっくりと火が入れられている。分厚い肉を口いっぱいに頬ばり噛み締めると、小鳩の優しい鉄分の風味が鼻に広がる。りんごのゴーフレットがちょっとしたアクセントで楽しい。

 肉まで味わったところでお楽しみのデザートタイム。ここアラン・デュカスでは「クープ・デュ・モンド・デュ・パディスリー」で優勝したパティシエの芸術的なデザートが楽しめる。
 「フランボワーズ」はとても新鮮で酸味があふれでている。それに甘いソースがかけられ、甘味・酸味・果実実が渾然一体となる構成だ。色んなパターンが盛りだくさんで出てくるので、とても全ては食べつくせない。

0712alan5 バーブティーも合わせてチョイスしてもらい、豪華で美味しい。「ババ」にはラムの香り華やかに、たっぷりのクリームが添えられ、更に一杯のラム酒が添えられる。ワインと料理を堪能した後に、食後酒的にデザートを頂く趣向で男性には嬉しい。

 なお「サロン・ド・テ」で出しているパティスリーは、ホテルのロビーに芸術品のように「季節のコレクション」として、ショーケースにライトアップして飾られている。その中にある、期間限定の「星座モチーフ」の大きなチョコレートを頂いたので、妻は大喜びで大切に日本に持ち帰った。かなり分厚い板チョコだが美味しくてあっという間なくなったのは言うまでもない。

 フランスの3ツ星グランメゾンとはこうあるべきという姿、「卓越した料理」「優雅なサービス」「洗練さと重厚感」を心地よく味わえた満足の一夜だった。もちろんまた来たい素敵なレストランだ。

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プラザ・アテネ・パリの「デラックス・スイート」で優雅に過ごす晩秋

0711athenee2Aicon2007miクリスマス話題で「パリネタ」から離れていたのでまた戻るわ。パリ滞在では、前半は基本的にお気に入りの歴史重視な「オテル・ド・クリヨン(Hotel de Crillon)」、後半は流行りの名高いパラスホテルの中から、その時々で滞在先を選ぶようにしている。

 高級ブランド街といわれるオシャレなモンテーニュ大通りといえば・・・当然、世界のセレブ御用達の「ホテル・プラザ・アテネ・パリ(Plaza Athenee Hotel Paris)」。「フォーシーズンズホテル・ジュルジュ・サンク(Four Seasons Hotel George V Paris)」と迷ったけど、今回はプラザアテネに決定。赤い日よけと赤いゼラニウムが目印で華やかな外観。

 伝統と格式の「クリヨン」に対し、アテネはパリで最も洗練されたゴージャスなパラスホテルね。この日もマスコミのカメラが、ホテル前やロビーに集まっていた。
 アテネにはご存知、巨匠アラン・デュカスの素敵な仏ミシュラン三ツ星レストランが入っている♪ アラン・デュカス氏と言えば、つい先日エッフェル塔にカジュアルレストランも出した事でも今話題。

 今回の宿泊は、豪華なリビングも素敵だけど寝室も広めで気持ちがいい「デラックス・スイートルーム(70m2/2300€)」。しかもアテネの歴史的名所の中庭が見下ろせる高層階で。中庭も赤い日よけと赤いゼラニウムがキュート。大荷物なので、クローゼットも10扉あると収納に助かるわ。部屋に毎日運ばれてくる大輪の薔薇も私にはとっても嬉しい。

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 宿泊したフロアーには、世界のVIP用の部屋があって、防犯ガラスで仕切られてる前には強面SP達が立ってたりするので、エレベーターに乗る度ドキドキした(笑) ガラスの向こうに運ばれていくなが~いクローゼットには、男性用のスーツがビッシリ数十着並んでいたのには驚いた。

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 リビングはシックな深紅の薔薇色が基本な大人の部屋。ゴールドも映えてとっても気に入ったわ。窓際で中庭を見下ろしながらの朝食は、少し窓をあけて気持ちよく頂く。味は正直普通で、クリヨンの朝食が美味しいだけに差を感じたが幸せには違いない。中庭挟んでお向いの部屋は、どうも花嫁が式の支度をしているようで、真っ白いウエディングドレス姿で中庭を見下ろしていた。

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 寝室は広々していて、高い位置に配してある大薄型テレビを、床に寝転がって見れるような造り。滞在にはのんびりリラックススペースは必要。寝室は穏やかなアイボリー色で、赤紫のカーテンに合わせて、こちらにはピンクの大輪の薔薇が置かれるのも素敵。
 アテネと言えば赤色がトレードマーク。お土産もアテネロゴが入った赤いクマさん、キャンドルやタオルにポーチーなど。アテネのチョコなど喜ばれるのでお勧め。

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キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ、ロマンティックに美味しいクリスマス

Aicon2007mi今年の10月、センチュリーハイアット東京から様変わりした「ハイアットリージェンシー東京」。新宿に泊まる時はどうしても「パークハイアット東京」になるけれど、そこからタクシーで数分のハイアットリージェンシーにはお食事に行く。昔ながらのホテル、中に入ると広々としたエントランスロビーには億単位といわれる大きなシャンデリアが煌々と輝いてる。今はクリスマスツリーもシャンデリアに合わせて輝いている。そしてロビーを横切りエスカレーターで下に行くとそのレストランはあった。

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Aicon2007ri_1フランスミシュランの三ツ星「トロワグロ」のオーナー、ミッシェル・トロワグロの名を冠したレストラン「キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ」。ミシュラン東京では二つ星を獲得した。トロワグロ氏本人も年に3回程訪れるという。クールに演出されたセラーを見ながらレストラン内に。窓際に沿ってテーブルが細長く配置されている。やや窮屈な造りだが、うまく計算されたデザインで思ったより居心地がいい。インテリアも主張が適度で温かさの中にもモダンな感じ。サービススタッフはキビキビとそつがない。料理の内容もきちんと説明し、目が合えばさっとテーブルに。

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 厨房の中では仏人パティシエやシェフが、日本人スタッフに指示を行っている様が手前のホールから伺え、厨房内の適度に緊張した空気がガラス越しに感じられる。
 前菜は「黒トリュフのラビオリ」。ラビオリの上に添えられた黒トリュフの香りがテーブルに漂う。ラビオリの中のチーズが周りに添えられたビーツのコンソメに溶け出し、口の中でハーモニーを奏でる。ビーツの色がアクセントになっており見た目にも美しい。

 続く「オマール海老」はプリプリの身質だ。甲殻類のエキスにやや酸味を感じるソースがオマールにピッタリ。上品でありながら食べ応えのある1品に仕上がっている。メインの肉は「フランス産の仔鳩」、アーモンドのフリットがまぶされている。胸肉・足の部分をそれぞれ上品に仕上げている。鳩特有の鉄分は上手な味付けの奥に密やかに佇む感じだ。万人が美味しくいただけるだろう。

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 塩は最低限にしつつ素材の風味を大事にしている。非常に繊細で軽やかな仕上げだが、コンソメに溶け出すチーズ、複雑で立体的なソースなど1品1品にポイントとなる華がある。量的には食べたりない位だが、様々な工夫がなされていて楽しい。トロワグロといえばデザートが楽しみ。その前の「ライスペーパーに包まれたチョコムース」など楽しいアイデアだ。
 価格帯が低いことから全体的に高価な食材はなく、日本独特の食材も多くある。なのにこの品数、細かい造りや発想と工夫には驚かされた。楽しいクリスマスメニューのディナーだった。

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「パークハイアット東京」、クールに過ごせるクリスマス

Aicon2007mi 「クリスマスはホテルで」シリーズ第二弾、リッツカールトン大阪とは対照的に、クリスマスの騒がしさや人々の雑踏から、静かに更に逃げたい方、宗教的な理由でクリスマスが祝えない方・・クリスマスの装飾がないに等しい、シックでシンプルなこの大人のホテルをお勧め。

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 それは新宿の「パークハイアット東京」。流行の六本木系から離れて、新宿と言う場所柄静かに過ごせるわ。建物の洗練された造り、これはどこより素晴らしい。オープンして10年を裕に越えたので、全体的にかなりの投資をして、色々とリニューアル・・というかイメージはそのままに新調した。何よりプライバシーが守られる造りや対応は、相変わらず「大人のホテル」の代表格といった貫禄。「元祖オシャレ外資系ホテル」の火付け役、海外セレブは未だにここを指名する人も多いわ。

 クリスマスの喧騒から離れ、早めの時間からラウンジでシャンパンを傾けつつ、西日があたる高層階からの絶景を眺める。夜は「パークスイート」から、宝石箱のような夜景を静かに見下ろし、ワインなどをゆっくり楽しむ。レストランに行くのもいいけど、ルームサービスが充実しているこのホテルは「おこもり」もお勧め。そして遅く目覚める朝は、ルームサービスの朝食、昼間までのんびり過ごす。
 そうやって何でもなく静かに過ぎていくクリスマスも悪くない。この100m2のお手軽感ある部屋は、使い勝手が良くて相変わらずの人気。うまく企画化もされているわ。

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 ちなみに毎年このホテルは、大晦日カウントダウンのイベントに力を入れている。色んな素敵な企画を毎年楽しみにしている方も多い。今年は例年より若干地味目な企画イメージではあるけど、そういった落ち着きもある意味いいのでは?

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リッツカールトン大阪、クリスマスで華やぐ「ラ・ベ」の夜

Aicon2007miリッツ・カールトン大阪のメインダイニングであるフレンチの「La Baie」。5階でエレベーターを降りてからレストランに着くまでの長い迷路、あちこちにもツリーなどキラキラ輝くディスプレーが素敵な演出。ちなみに期間限定で、「ヴィンテージ・ドン・ペリニヨン・ロゼ」が、カール・ラガーフェルドのデザインした「ロゼケース」に入って展示される。まさかの1700万円。レストラン内にも素敵なクリスマスイルミネーション満載。落ちつたイギリスの邸宅風なインテリアもリッツらしい・・という訳で乾杯はシャンパンロゼから♪

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Aicon2007ri_1以前頂いた前シェフの料理は、ほとんど印象に残らなかったように思うが、今回頂いたクリストフ・ジベール氏の料理には一貫した方向性を感じた。現代的な器に現代的なデザインを盛り込みつつ、日本人向けの分かりやすいフレンチを表現している。
 「帆立貝のブルーテ」は目の前でスープを注ぎいれる。口に含むと貝類の海の香りが鼻腔の奥にじんわりと広がる。海苔を練りこんだパンとともに味わう。「ラ・ベ」、つまり「湾」というレストラン名だけに、魚介類を生かした料理を意識している。

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 印象に残ったのは「ペルドローのロティ」。ペルドロー(山ウズラ)は、その特有の血の香りの少ない淡白さを、いかに生かすかがポイント。ベーコンや少量のソースとともに、柔らかいがぎゅっと締まった身質、かみ締めると口の中で広がるコクのある旨みが上手に表現されている。とっても良かった。どのプレートも繊細で美しい。斬新にもグラスが傾けてあって、中に可愛く美味しいデザートが入ってたりするのも印象的。クリスマスをロマンティックに過ごすにピッタリなレストランだった。

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リッツカールトン大阪、薔薇で華やぐクリスマス

Aicon2007miパリネタ続きなので、また少し閑話休題ね。この季節、あちこちでイベントやパーティー・・・とそんな疲れを癒すのには、やはりホテルに逃げるのが一番。おうちにいたらじっとしてはいられないのが主婦の悲しいところ。そして今回のエスケープ先は大阪を代表するホテル「リッツ・カールトン大阪」。

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 車を付けるエントランスのクラシックな雰囲気、ロビーに飾りつけられたクリスマスイルミネーションは、人々の気持ちを高揚させる。やはりホテル規模のクリスマス演出は素晴らしい。レセプションロビーは広くはないけど、いつも華やかな印象で、この時期は更に豪華。

 その真ん中に鎮座するは、プリザーブドローズがびっしりはめ込まれた真っ赤なクリスマスツリー。なんと薔薇は1200個ですって!とっても綺麗。下にはプレゼントが沢山置かれているの。ツリーはこういったクラシックなインテリアの中が似合う。
 他にもレストランやラウンジなどもそれぞれ豪華に飾られたツリーが沢山。キラキラ輝く照明にクリスマスソング、今日がもう既にクリスマスかのような気分になるわ。

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 「クラブラウンジ」でチェックイン。ラウンジのあちこちにツリーがあって、大きいながらもロビーとは違い、こちらは正統派でシックに落着いた雰囲気。ここが業界先駆者的なクラブ・ラウンジでの軽食サービス。数回に分けて色んな軽食やドリンクが出される。ゆっくりシャンパーニュとアミューズを頂きながら静かに過ごす。ただチェックアウト時や地元のフィットネス利用者が多い時間は慌しい。

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 そのせいと言ってはなんだけど、ここのクラブフロアのスイートルームは狭い。「リッツカールトン東京」は新しいだけあって、数種類の広いスイートがあるので、クラブラウンジにこだわらずとも部屋で楽しめる。大阪リッツでは、クラブフロア以外の一般フロアのスイートも、同じ広さで間取りも変わらない。ただ家具やメンテに違いはあるように思うわ。

 「クラブスイート」は、ホテル自体がさすがに古くなって天井も低くやや手狭。家具類・ソファーなどカジュアルな気もする。ルームサービスも時間帯で分けて充実しているし、1階のグルメショップも手頃間あって使い易い。全体的にいい意味で「昔ながらの日本のホテル」と言ったイメージ。
 ホテル全体の接客は、いかにも大阪らしくフレンドリー、それでも気は利くところはさすがサービスに定評があるリッツカールトン大阪といったとこね。

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パリ7区「ル・ボン・マルシェ」と「ジャン=ポール・エヴァン パリ本店」でお土産三昧

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Aicon2007ri_1パリの左岸7区を散歩、バック通りにあるパリで最も古いデパート「ル・ボン・マルシェ(Le Bon Marché)」まで足を延ばすことにする。高級住宅街サン・ジェルマン・デ・プレのマダム御用達といわれる。高級ブランドからクリエイター物までもちろん何でもあるが、この日の目当てはグラン・エピスリー(食品館)。

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 中に入ると美しいカラフルなデザート達にクギ付けになる。更に進むと、美しいパテ・アンクルートなど沢山の惣菜に目移り。野菜売り場には香り放つ山積みの、野生の濃い香りのするトマトや芳香を放つ旬なセップ茸、氷の上で美しく輝くサンピエールにチュルボなどなど・・。日本のデパートとは異質の楽しさにあふれてる。

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 ワインコーナーもさすがに広い。店員のお兄さんが笑顔で近寄ってきたので「ボンジュール」と挨拶すると、「コンニチワ、ゴヨウデスカ」とあいさつされて苦笑。ユーロ高もあり全体的に日本よりも高く感じる。ただ、デミボトルの多さやセカンドにサードワインの豊富さはさすが。アンジェリスのセカンド、シュバルブランのセカンドなどなど品揃えはとっても楽しい。

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Aicon2007mi一人でゆっくり買い物するおばあちゃん、仕事帰りに待ち合わせて一緒に夕食の買い物をする夫婦、パリらしい出で立ちのOLさん・・優雅ながら活気にあふれたマルシェ。他階も見たいのに主人が食材系から離れてくれないので、仕方なく色々見ていたら楽しくなってまた沢山買ってしまった。

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 最近は高級菓子より、ここで買う菓子類の方が珍しがってもらえる・・おもちゃ付とかも(笑) 今日本でも流行っているエコバックは、ボンマルシェも沢山種類があって面白い。オシャレな上に丈夫で大きいエコバックは便利そう、いくつか買って帰る事にする(お土産入れにもなったし)。

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 そしてせっかくサン・トノレ通りに来たので「ジャンポール・エバン(Jean-Paul Hévin)」の本店へ行く。ここの2階にはカフェも併設されているわ。この日はカフェには行かず、1階でパリ本店限定のココでしか手に入らない「チーズ入り」チョコや「ハート3D」チョコなど購入する。チェリーちゃんへのお土産ね。

 そしてもう一店、マドンナやグウィネス・パルトローがお忍びで訪れるという、隠れたセレブ後用達といえば「ミッシェル・クルイゼル(Michel Cluizel)」。ここは、カカオ豆の生産からチョコレートの加工までを一貫してこだわってて、知る人ぞ知るショコラブランド。ドライフルーツを使ったカラフルなチョコが並ぶ中、お土産用なので仕方なく代表的な板チョコを買う。でも意外に日本では知られてないしビターなので、わかる人にしかあげられないかな。

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 そうそうついでに、今パリで一番トレンドというセレクトショップ「コレット(colette)」も紹介。フランスの物というよりヨーロッパ全域のクリエイター作品が沢山でテンションもアガル。日本のキャラクターなどもたくさんあったわ・・好きな人にはたまらない空間よ。パラパラムービーやイギリスの絵本などを購入してお友達やキッズに配ったら喜ばれたわ。

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パリの散歩 「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」と「カフェ・ド・ラ・ペ」 with マドレーヌ寺院

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Aicon2007mi宿泊先の「オテル・ド・クリヨン」を出て、美しい景色を眺めつつお決まりの近所を散歩する。シャンゼリゼ大通りを凱旋門に向かって一直線に森を・・・というのも勿論素敵だけど、クリヨンの裏手側のヴァンドーム広場やマドレーヌ寺院方向に行くと、洗練された落着いた街並。最も好きな地域なのでゆっくり歩いて楽しむ事にする。

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 パリで一番好きな教会の「マドレーヌ寺院」、若い頃パリにいた時は毎週通ったもの。ここから眺めるコンコルド広場のオベリスクは素晴らしい。この教会は来るたびに改装・修復されて、どんどん華やかに綺麗になる。このフォーブル・サン・トノレ通りとロワイヤル通りが交差する界隈は、マキシムやフォションなど高級グルメショップが立ち並んで、エルメス本店やグッチなどのショップも集まっている事から、歩く人も小奇麗な大人が多くて安心。

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 更にゆっくり歩いてオペラ座界方面に向かう。途中「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」を覗くとエクレアが見えたので、衝動的に入って買う。パリならではの「歩きながら食べる」つもりが、他にもやっぱり色々と買ってしまう。この規模のショップだと日本と全く同じ感じで日本人スタッフもいるから楽。エクレアは結局部屋に戻ってシャンパンと頂いた。

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Aicon2007ri_1寄り道も楽しく歩いて行くとだんだんと人の雰囲気が変わってくる・・そして店の種類も変わってくる。オペラ座界隈はかなり観光地で、色んな人種や色んな年齢がごちゃごちゃと入り混じって混雑する。工事中のオペラ・ガルニエが良く見通せる「カフェ・ド・ラ・ペ」に入ってみた。

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 妻曰く「ギャラリー・ラファイエットでお買い物後は、チェリーとよく座ったわ~」というココは、150年の歴史を誇るレストランで、併設されているカフェも高級感がある。観光客もほとんどおらず、ビジネスランチや接待などそれぞれが優雅な時間を過ごしている。平日の昼間というのに、時間の流れが日本とは違う事をつくづく感じる。

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 ニコラフィアットのグラスシャンパーニュを楽しみつつ、フォワグラ・ド・カナールを頂く。瓶のまま供せられるフォワグラは、カフェで頂くにしてはフォワグラの旨みを表現しなかなか上質のもので大満足。サラダも野菜の味が日本に比べると強くてワインと相性がいい。

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 グラスシャンパーニュに続いてボーヌ・プルミエ・クリュのグラスワインを頂きながらゆったりとした時間の流れの中で、思い出と共に素材感あふれるカフェ料理を堪能した。

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パリで頂くオシャレな握り寿司「レストラン花輪(HANAWA)」

Aicon2007ri_1どんなにワインやフレンチが好きでも、異国の地ではやはり日本食が恋しくなる。今フランスは目下寿司ブーム、という事で今宵は「レストラン花輪」で握りを頂くことにする。「花輪」とは、20年ほど前からパリで和食を提供し続けてきた名店「衣川(KINUGAWA)」の支店で、2007年4月にオープンしたばかり。「衣川」は2005年のミシュランではエスポワールも獲得している。周辺環境と建物構造の関係で工事はかなり大変な作業だったらしい。「花輪」のオープンを楽しみにしていたオーナーは、残念ながらオープン直前に亡くなられた。

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 行き交う人もおしゃれでファッション関係者も多い「モンテーニュ大通り」の、シャネルから入ったすぐにある。入口は赤黒で斬新なエキゾティックな雰囲気。フランスの某大女優や、アレジがゴクミとよく訪れるという。モダンなインテリアに照明、奥行があってかなり広々とした店内。中庭なども綺麗で明るい。中国人などが経営する偽日本食屋がたくさんある中、本物の和食屋さんも立派に存在しているのにほっとする。

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 寿司カウンターは2階の端にあり、カウンター内には日本人スタッフのみがいる。料理長はパリに来る前は京都「たん熊」で修行していたという。スタッフには厳しく客には優しい接客態度を見ていると、フランスにいることを忘れそうだ。地中海のマグロ、ヨーロッパ近海の白身などを柔らかいシャリで握る。20年近くパリの日本人に愛されてきたのが分かる柔らかい味わいだ。

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 ウニの軍艦巻きはパリパリの海苔の風味と食感が懐かしい。煮物はアナゴではなくウナギだが、煮詰めとともにおいしく頂く。日本の握りと比べろと言われれば、もちろんマグロの酸味が足りない、白身にクセがある、シャリは柔らかすぎべたつく、酢が足りない、口の中ではらけないなどという感想になってしまうが、それは野暮というものだろう。

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 接待のフランス人、箸を自由に扱うフランス人親子、コーラで寿司を食べるカップルなど、思い思いに寿司や和食を楽しんでいる。和食がいかにフランスに浸透してパリジャンに愛されているかを強く感じた。20年以上もフランスで日本食文化を伝え続けてきた「衣川」に敬意を表したい。

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