札幌グランドホテル「スーパースイートルーム」というだけある?!

札幌における西洋文化の窓口として「北の迎賓館」を作ろうと、札幌市の財界や市民が企画協力して、昭和9年に作られたという「札幌グランドホテル」。札幌随一の格式と70余年の歴史誇る北海道ホテル業界の草分け的存在。・・・と言う話で期待も膨らむが、札幌市内最も賑あう大通り沿いにある為、一階のレストランなどは一見ファミレス状態。大通りから横に入った正面玄関に車を着ける。ホテルロビーも豪華で広いけど、ツアー客や待ち合わせで色んな人々が座りこんでる。正直高級感はないわ。
車を降りると、若い女性ポーターが来て、こちらの名前を聞くなり足早に人込みを案内してくれる。エレベーターが到着、4階に降りると打って変わり静かで、黒が基調のぐっとモダンな雰囲気に。奥には扉があり「GRAND IN GRAND」と表示。ここはホテルの中のホテルというコンセプトで、2006年東館を改装して設けたエグゼクティブフロア。
扉の向こうはとても広々~なラウンジで、かなり個性的な斬新デザインの空間。こちらでチェックイン・アウト、軽食からカクテルまで頂ける「グランド イン グランド」は、宿泊者だけの寛ぎスペースとなる。この時は誰もいなく、東京ではありえない貸し切り状態。自由に遊ばせて頂く。部屋に繋がる廊下も含めてかなり暗いので御年配の方は難しいかも? ニューオータニ東京のエグゼクティブフロア禅に似たイメージ。
そして何と言っても楽しみなのはお部屋。出来た当初は北海道で一番広かった162m2の「スーパースイートルーム」、なんと基本60万円。ウィンザーホテル洞爺に、ここより更に広い部屋が出来てしまったので、今は札幌で一番広い部屋(笑)。
それよりも何よりもこのスーパースイートの良さは、他部屋と違って最近流行りの「北欧スタイル」のインテリアであるところ。京都・俵屋旅館や遊形の手作り感な歴史的デザイナーズ家具ではなく、こちらはモダンな新進デサイナーズ家具。この部屋には最新北欧家具・最新設備の融合がある。写真で見るよりかなり高級感があるし使い心地も良い。木の温もりとガラスや大理石を上手く融合させた造り。素材や建て付けは見る人が見ればわかる感じ。
バスルームはビアンコカラーの総大理石で広々、アメニティはきちんと封が二重にされた新品物の「フィトメール」、しかも男女それぞれに豊富な種類が揃って満足。冷蔵庫内はもちろん、数種類の未開封フル洋酒ボトルもバカラグラスと共に置かれ無料。大画面パソコン自体や高速カラープリンター(フォト用紙まである)が、書斎ルームに接続設置などなど至れり尽くせり。宿泊料金もさすが?な気もするけど、一度使ってみると確かに癖になる部屋。
そして間取りが細長いので、片面全窓からの光は家具と合って心地いいわ。新緑の中に赤レンガの道庁が側に見えるのもいい。
いつもホテルを紹介させて頂く時は、結局はサービスよねと言う話になる。今回は全て女性スタッフ、柔らかく丁寧なサービスをして下さって、わがままな私達でも満足して過ごす事が出来た。実はこのホテルの女性コンシェルジュマネージャーは、先月、日本コンシェルジュ協会の会長に就任された。なるほど、教育も行き届いてるという事ね。
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