« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

ワインラヴァー、クリスマスの本命は家にあり!

0812chrihlivarot.gif今年もあちこちパーティーやイベントに参加したり主催したりと、慌しい一年を過ごしたリヴァロ家。締めはやっぱり恒例、クリスマスのホームパーティーだ。妻の手料理やチェリーチョイスのデザートに、私の好きなワインを合わせて行くのが基本。今年もそれぞれにプレゼントを持ち寄って、リラックスした楽しいイベントとなった。

 まず乾杯は、パイパー・エドシック・キュヴェ・レアのヴィンテージ。今年リリースされた4ヴィンテージのうち1999年を味わう。ボトルには金色のぶどうのつるモチーフが施されており、ゴージャスな感じがクリスマスにはピッタリ。ボトル首あたりに赤いリングがはめ込んであるのもまた女性陣に好評。味わいは果実実の甘い風味を強く感じるが、やがてシャルドネの高貴な旨みが口の中に広がる。そして最後には固いミネラル感が支配する。口にふくんで飲み干すまで様々な楽しい表情をバランスよくみせてくれる。クリスマスらしいビジュアル、そして複雑だがスマートな味わいが評判だった。

0812chrih2 ベルナール・デュガ・ピィのジュヴレ・シャンベルタン・クール・ド・ロワ。樹齢の高い古木を使い凝縮された果実実、しかし新樽比率が適度なのでタンニンと酸味のバランスがよく、トータルな印象はエレガント。入手困難なドメーヌだがいつ飲んでも魅了される緻密さがある。2004年とまだまだ若いヴィンテージだが十分に楽しめる。

 ルロワのコルトン・シャルルマーニュ。ブルゴーニュ、コートドールを旅した時に購入した1本。コルトンの丘陵を思い浮かべながらコルクを開けると、華やかな香りとブルゴーニュのぶどう畑のイメージが食卓を包む。

 アルマン・ルソーのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ1989年。澄み通るようにクリアで朴訥としたアルマン・ルソーは、いつ飲んでも安心できる。やはりボーヌ村で購入していたこの1本は、充分に熟成しており口に含んだ後の余韻は長く高貴な印象だった。
 ちなみに合わせたメインは、オーストラリア産子羊のキャレ(背肉)を、タイムとレモングラッセをたっぷりまとわせてココットで蒸し焼きにした物と、ブルゴーニュ産粒マスタードをたっぷり塗り、香草パン粉で覆って焼いた物の2種類。

 そうこう楽しんでいるうちに、クリスマスイヴ、クリスマスとあっという間に過ぎ、すっかり年末年始の準備でバタバタしている我が家。さて年越しは何を飲もうか・・? 思い返せば上半期は物価高騰、下半期は世界不況と大荒れに荒れた2008年。来年もしばらく円高が続き、ワインは若干値段が落ちそうなので、ワインラヴァーには期待できる年になるかもしれない♪

| | トラックバック (0)

ピエール・マルコリーニさん入られま~す「よっ、毎度!」

081226cherry1cherry.gifと言うわけで、今年もアタシに会いにキタワヨ、サンタ・クロ~ズ~氏(ジョージ・クル~ニ~みたいに言ってんじゃないよ;) え!違うの!(違うやろ~)
 そうよ、クロ~ズ~が置いていった沢山のセデブ菓子を紹介しなきゃ(オイオイ、セレブね、セ~レ~ブ~;) そのデブなんだけど(聞こえてるか~;) クリスマスケーキ、今年はコチラが到着!ピエール・マルコリーニの「ノエル・ドゥ・ピエール」なんと5985円(ぎょえ~!っ;) 小さいのよ~、正方形で装飾はほとんど無しのシンプルなチョコケーキ。ただし、薄い板チョコが飾りで二枚乗ってるから、その場所を争奪ゲットだぜ(あははは・・・は~;)
 うっ、ウマイ!シンプルにもほどがある、いかほどだピエール、おい、チコウ寄れ(止めましょう、殿;) これは、これは有り得ないほどのガトーショコラだ!・・・ガトーショコラだ?(聞くな聞くな;) しっとりピエールのチョコが浸透しまくりのケーキは、詰まりに詰まりまくっていて、一切れでも殺してくれ~な圧倒感・・あれ?あとうかい?(圧倒感であってます;)
 四等分にするなら、一切れおよそ1500円。は~、何日修業したら元取り戻せるんだ~?(何の話しだ;) よ~し、飛行機で日本一周するぞ~(チャリやないんかい!)

 そうそう、セデブ繋がりで(・・・はいはい;) 今年はこんな物を頂いたんだよ~、LOUIS VUITTONの非売品チョコ(ぎょえ~・・・は合ってるな) よく非売品でショーやらなんやらの時に顧客に配ってるんだが、今回はコレ。あのクラブハリエさんにお願いしたらしく、クランチチョコの表面にヴィトンのモノグラムが(小意気やないの~) 小生意気?(あ、いや小意・・・) あ、アタシ?(どっちがだろう;)
081226cherry2 でね、以前にはあのカルティエさんからも非売品チョコを頂いたんだけど、その時はあまりの感動に溶かすのを忘れてたほどよ(起きろ~固まるな~!) だってぇ、あのゥ・ショコラさんの非売品カルティエチョコだったのよ。結構な大きさだったから、買うとケツから火~吹くわ~(お嬢様お止め下さい;)

 そうそう、最近チェリ~ちゃんの中のミニチェリちゃんの小さなブームにアイシングクッキーが来てんの(ミニが小さいなら、極小ブームだな;) でも大きな満足感は得られる代物なのよ(それってアメリカなんかではイベントごとによく登場する、カラフルなクッキーの事よね?)
 そそそそそそそ~さ~、まさしくそれさ~(ウザイな;) 季節の形をしたクッキーに、絵を書いていくんだけど、今回ならサンタや天使、モミの木や靴下などね。お店によっても味は全然違うし、ただのクッキーじゃない、これはまさしくアートよアート(力入ってるね~) え?コブシ作ってるね~?悔しいデス!(そっちに行くな、そっちに;)
 お値段もそれ相当で、サンタさんの大きさになると、縦に約10センチはあるかな~、一枚で約600円くらいするのだ(お~まさしくアート価格やね~) ゲセワな事いいなさんな~(え;アタシ?) アタイはセレブじゃないですよ~セデブですから~(だから止めなさいて;)

| | トラックバック (1)

「ジョルジュ・マルソー」 クリスマスはジビエで決まり!

081224gm1millefeuille.gif 不況不況と言われる中、それでもクリスマスは愛する人と一緒に、少しは豪華に過ごしたいものね。前回の「ひらまつ」に続き、この季節ならではのフレンチメニューをご紹介するわ。そこは大手門にある「ジョルジュマルソー」、今回クリスマスらしいカワイイプレートや、特別に入ったという迫力のジビエを満喫できたの。

 アミューズは暖かい小さなコンソメのスープ。丁寧に作られた凝縮された味わいにトリュフの香りが漂うわ。ようやく冬らしい寒さになって来たので、冷えた体を温めてくれるこのスタートは嬉しい。

livarot.gif前菜は、限りなく優しく火を入れたオマール。ウニ、オマールの優しいジュレが添えられている。上質なオマールの甘みを存分に引き出している。
 オマールは火の入れ方で味わいが全然違ってくる。火をいれすぎると味気ないし、弱すぎるとべっちょりする。フランス人シェフのプレートはそのあたりの出し入れにいつも感心するが、今日のオマールは計算されたキュイソンだった。しかもスープで体を温めた後の冷たい前菜でコースの流れも良かった。
 オマールの赤にからすみやズッキーニの黄色など、クリスマスらしい華やかなプレートに仕上がって目にも楽しい。

 魚のムースを包みこんだヒラメ。蒸された身質はとても上品な仕上がり。ラタテュイユとイカスミが敷かれており、味わいのバランスが素晴らしい。黒をベースに白や赤・緑のコントラストも美しく、これもクリスマスらしい。イカスミなので、女性は食べ方に注意しないといけないかもしれない(笑)

081224gm2 肉は、ジビエの王様「ベカス」。なかなかお目にかかる機会が少ないベカスだが、小西シェフは素晴らしいプレートに仕上げてくる。
 野鳥の金属的な血の香りが特徴のベカスは、内臓も一緒にロティールすることによって、内臓の風味が肉にまとい、一層複雑な味わいになる。長いくちばしのついた頭が半分に割られて添えられているのもベカス料理の定番。手で小さな頭をつまみ、脳みそをすする至福の時間が流れる。パンにつけられたペースト状の内臓も、適度な濃厚さを保ちつつ上品に仕上がっており、妻にもすこぶる好評だ。
 ジビエに力が入りすぎると血の香りが強いサルミソースにいきがち。しかしベカスのような特別の素材は、今日のようなシンプルなジュを中心にしたシンプルなソースがとてもあう。

 チーズを頂いた後は、イチゴを使ったキュートなデザート。グラスの底にはなんと白玉が!茹でたてフワフワがひんやりイチゴのソースと合う。ピンクと白雪みたいな白玉がカワイイ。残しておいたピンクのシャンパンがピッタリ。

 いつもより照明を落とした店内は、クリスマス時期らしくおしゃれをしたカップルでいっぱいだった。フレンチの醍醐味であるジビエは、レストランの力量が問われる。そんなジビエだからこそクリスマスを艶やかに彩ってくれる。

| | トラックバック (0)

レストランひらまつ、クリスマスはやっぱりフレンチでしょ

0812hira1 livarot.gif12月の声を聞くと「今年の冬はどんなメニューが待っているだろうか?」と、フレンチレストランに伺うのが楽しみになってくる。ジビエ、茸類、貝類に、熟成した赤ワイン・・・。
 そこで「レストラン ひらまつ 博多」の12月のメニューを味わった。またスタッフが大きく変わったようだが、それでも相変わらずの素晴らしいサービス。一定のサービスを安定して提供できるところが「企業化したレストラン」の強みだろう。

 前菜はポワローネギを美しく形取った1品、「ポワローのデリス アカシアの香るシャンパン風味」。トリュフ風味のムースも美しい。平松シェフも自慢の新作というだけあって、強い酸味がシャンパン風味とともに味わいの骨格をなし、シャンパーニュとベストマッチの前菜だ。

0812hira2millefeuille.gif「ラングスティーヌのロースト ほうれん草のシズレトリュフ風味 ノワゼットの香りと共に」。こんもりと白い泡の下に、ラングスティーヌの赤とほうれん草の緑が美しい。シャンパンにぴったりで、クリスマス気分を盛り上げるわ。

 「天然平目のロースト キャベツとコキアージュのアンサンブル軽いスープ仕立て」。前のプレートと被った感もある泡の演出。ひらまつお得意のチリメンキャベツが数種類の貝類を包んでいる。確かにおいしそうな黄金律の組み合わせで、見た目にも綺麗。キャベツをまとったベーコンが塩味を補う趣向も分かるが、組み合わせの妙からする期待ほどには、実際のインパクトがなかったのは残念。

 「シャラン産鴨のエマンセ」。本日一番の一品だった。子羊をエマンセしたひらまつのスペシャリテを、シャラン鴨に応用・展開したようなメニュー。鴨の弾力を残しつつも、絶妙な火入れの肉質が食べやすい。鴨を余り食べ慣れていない客も、鴨が大好きな客も、それぞれ歩み寄っておいしさを感じられる、そんな味わいの着地点だ。定番のトリュフ風味のソースは軽やかで、ソーテルヌ風味のジロール茸と鴨肉と三位一体となっておいしく頂く。

0812hira3 ところで気になった点、時期的なものもあるしウェディングフェアーなどの方々かもしれないけど、相変わらずスニーカーやデニムなど、いかにも普段着でお越しのお客さんを散見するわ。カジュアルフレンチやビストロではいいでしょうけど、福岡では「ひらまつ」「ジョルジュ・マルソー」「花の木」レベルに伺う場合には皆さんも考えて欲しいの。
 気取る必要も着飾る必要もない、畏まる必要もないけれど、一緒に食事を楽しむパートナーの為に、そしてちょっと非日常を楽しむ為には、最低限の身だしなみは必要よ。フレンチレストランの醍醐味を味わうのはそこからだと思うの。クリスマス、家族や恋人と素敵な時間を過ごすべく、少しだけ頑張ってみましょう。

| | トラックバック (0)

パリの寒い夜は「オテル・ド・クリヨン」マリーの部屋でゆっくりも幸せ

millefeuille.gif パリのコンコルド広場に到着した時は暗くなって、青く輝くエッフェル塔に黄色い星が円を描いていた・・そうユーロの旗。小雨が降っていて今夜は冷え込みそう、みんな肩をすくめて歩いている。コンコルドに輝くお城、今年もまたこの「ホテル・ド・クリヨン」に来る事が出来て幸せだわ・・・と、噛み締めながら車を降りる。
 いつものマネージャーが優しく出迎えてくださって、いつものお部屋に入る。この幸せ・・・パリに着いたんだわと実感する。ウェルカムにはクリヨンとなじみの深いテタンジェが用意してあって嬉しい。まずは乾杯で、更に幸せ(笑)

0811salonma1a

 去年もご紹介したこのデラックススイート「マリーアントワネット・スイート(2200€)」、今年は改装されて間取りも変わっていた!主寝室を挟んで反対側にリビングが新設。つまり入口が逆になってる・・不思議。バスルームが一つになったし随分と狭くなった(60m2)。それでも中庭に面した静かで落着いた、裏口もある歴史的なあの王妃の部屋には違いない。新入口の真ん前には広い宴会場「サロン・マリーアントワネット」がある。

0811salonma1b

livarot.gifホテル・ド・クリヨンでの楽しみの一つにルームサービスがある。ホテルのダイニングでの食事はまずまずでも、ルームサービスになると極端にレベルが落ちたり、品揃えが悪かったりするホテルがある。宿泊客にとってはかなりがっかりだ。特にヨーロッパの場合、到着時間では時差で食事にいくのがつらいこともある。そんな時にルームサービスのしっかりしたホテルだと嬉しい。
 この点、この「オテル・ド・クリヨン」は、ミシュラン2つ星の「
レ・ザンバサドゥール(Les Ambassadeurs)」で食事をしてもいいし、ルームサービスでもかなりのレベルの食事が取れる。「Les Classics Crillon」と「Signature Crillon」があるが、今回は「LesClassics Crillon」からチョイスした。

0811salonma2a

 「Soupe a loignon en gratinee」。濃厚なオニオンスープだ。じっとりと焦げ目がついた刻まれたチーズがスープと混じり合う。パリに着いたばかりで、その寒さになじめない体を中からほくほくに温めてくれた。そして「Oeufs brouilles au saumon fume」、レ・ザンバサドゥールのシェフ、ピエージュ氏はLes Oeufsをうまく取り込んだメニューが得意。その影響だろうか卵を使ったルームサービスも多い。今回依頼したのはスモークしたサーモン入りのスクランブルエッグ。ワインのつまみにはぴったりのふくよかな味わいだ。その他にもトリュフ入りスクランブルエッグなどもある。
 「Pigeonneau/Foiegras de canard roti、何と言っても抜群だったのがピジョノー。カリカリに火を入れられたピジョンはまさにダイニングで頂いているかのようなレベル。下にはトロトロのフォワグラが敷かれている。ピジョンの大腿部はコンフィされさらにカリカリの食感だ。手で大腿部にかぶりつくとピジョンの野趣っぽい厚みのある香りが鼻先に広がる。

0811salonma2b

 今夜合わせたワインは「デュジャック モレ・サン・ドニ(Dujac Morey-Saint-Denis)1999年」、保存状態も抜群。元来薄い色のモレ・サン・ドニだが10年近くが経ち、既に枯れたような色合い。ところが飲み干した後の柔らかい余韻がじっくりと、そしてゆっくりと広がる。ワインが口の中にいつまでも居座るような感じだ。ピジョンの厚みのある香りとハーモーニーを奏でてくれる。凍えるように寒いパリの夜、お蔭で心地よい幸せな夜を過ごせた。

| | トラックバック (0)

フランクフルトから「ルフトハンザ」でパリへ向かう

0811lfraport1a

millefeuille.gifドイツ「フランクフルト空港」は世界の空港の中でも実はお気に入り。基本ガラス造りのクールモダンでスッキリ、細かい所はカラフルポップでオシャレな造り。案内表示も解りやすく可愛い。シンプルで機能的なデザインは勉強になるわ。
 広くて立体的な大空港、そうとうな距離を移動したはずだけど、迷う事はないし退屈もしない。それに比べるとパリ・シャルルドゴールの第1ターミナルや、ロンドン・ヒースローなんかは迷路よね。不親切なのはお国柄なのかもしれない(笑)

0811lfraport1b

 そしてドイツ「ルフトハンザ」の飛行機も好き。ユーロ圏内は1stなしのExecutive席だけど、何といっても革張りシートがさすがドイツっ(ベンツっ?)て感じ。間の空いたシートにはテーブルが出てくるし広々。全体的な機内サービスは好印象よ。

0811lfraport2a

 それに機内食にもこだわって、路線毎でそれぞれ違う「テーマ食材」が面白い、軽食の「ディスカバー・フレーバー」。今回のパリ便は「ディスカバー・グレープ」、つまり葡萄がテーマで前菜からメイン・デザートまで葡萄尽くし。私はチーズが気にいって、シャンパンや赤ワインとチビチビ楽しんだ。ちなみに、長距離路線のビジネス・ファーストだと、「スターシェフ」と銘打った料理を用意している。

0811lfraport2b

 そうこうするうちに、パリ着いたのはもう夕方。フィレンツェではコートはいらない温かな気候だったけど、パリはさすがに寒い、厚手のファーコートがちょうど良いわ。
 明かりがすっかり燈ったパリの街を眺めつつ、今年もまた、コンコルド広場に輝く「
オテル・ドゥ・クリヨン」に向かう。今年のエッフエル塔は、フランスのユーロ議長国を記念したユーロカラーの照明。

0811lfraport2c

| | トラックバック (0)

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »