ワインラヴァー、クリスマスの本命は家にあり!

今年もあちこちパーティーやイベントに参加したり主催したりと、慌しい一年を過ごしたリヴァロ家。締めはやっぱり恒例、クリスマスのホームパーティーだ。妻の手料理や娘チョイスのデザートに、私の好きなワインを合わせて行くのが基本。今年もそれぞれにプレゼントを持ち寄って、リラックスした楽しいイベントとなった。
まず乾杯は、パイパー・エドシック・キュヴェ・レアのヴィンテージ。今年リリースされた4ヴィンテージのうち1999年を味わう。ボトルには金色のぶどうのつるモチーフが施されており、ゴージャスな感じがクリスマスにはピッタリ。ボトル首あたりに赤いリングがはめ込んであるのもまた女性陣に好評。
味わいは果実実の甘い風味を強く感じるが、やがてシャルドネの高貴な旨みが口の中に広がる。そして最後には固いミネラル感が支配する。口にふくんで飲み干すまで様々な楽しい表情をバランスよくみせてくれる。
クリスマスらしいビジュアル、そして複雑だがスマートな味わいが評判だった。合わせた前菜は、ミモレットを散らしたサラダリヨネーズと鮪のカルパッチョ。蜂蜜をまとったバルサミコソースがシャンパーニュとハーモニーを描く。
ベルナール・デュガ・ピィのジュヴレ・シャンベルタン・クール・ド・ロワ。樹齢の高い古木を使い凝縮された果実実、しかし新樽比率が適度なのでタンニンと酸味のバランスがよく、トータルな印象はエレガント。入手困難なドメーヌだがいつ飲んでも魅了される緻密さがある。
2004年とまだまだ若いヴィンテージだが、十分に楽しめる。魚介類をふんだんに使った妻特製のスープ・ド・ポワソンに、パリから持ち帰ったフォワグラをソテーした物と豚のリエットを、スライスしたバケットに乗せて頂く。
ルロワのコルトン・シャルルマーニュ。ブルゴーニュ、コートドールを旅した時に購入した1本。コルトンの丘陵を思い浮かべながらコルクを開けると、華やかな香りとブルゴーニュのぶどう畑のイメージが食卓を包む。
合わせたのはひき肉と御飯を詰めた、クリスマスカラーの赤・緑ピーマンのファルシ。お米を包ませてゆっくりじっくりと火を入れていくので、頂くときには旨みが凝縮されてトロトロになっている。そしてクリスマスと言えばローストチキン。甘さが子どもに好評(笑)
アルマン・ルソーのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ1989年。澄み通るようにクリアで朴訥としたアルマン・ルソーは、いつ飲んでも安心できる。やはりボーヌ村で購入していたこの1本は、充分に熟成しており口に含んだ後の余韻は長く高貴な印象だった。
オーストラリア産子羊のキャレ(背肉)は、タイムとレモングラッセをたっぷりまとわせてココットで蒸し焼きにした物と、ブルゴーニュ産粒マスタードをたっぷり塗り、香草パン粉で覆って焼いた物の2種類。
そして、フランス産の鴨肉は皮面に蜂蜜を塗りパリリと仕上げ、その焼汁と血にブルーベリージャムや干葡萄を加え、デュガ・ピィまで拝借?してソースにした・・らしい。やはり鴨はネギと合わせるのが美味しい。鴨ネギのリヴァロ家版の再構成プレートだ。
そうこう楽しんでいるうちに、クリスマスイヴ、クリスマスとあっという間に過ぎ、すっかり年末年始の準備でバタバタしている我が家。さて、年越しは何を飲もうか・・? 思い返せば上半期は物価高騰、下半期は世界不況と大荒れに荒れた2008年。来年もしばらく円高が続き、ワインは若干値段が落ちそうなので、ワインラヴァーには期待できる年になるかもしれない♪
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