「御池煎餅」も亀屋良永本店で買う!

織田信長のいわゆる本能寺の変後、豊臣秀吉の命で現在の場所に移転した「本能寺」。その門前御池通り沿いにある「亀屋良永」さん。1832年に創業、戦争の影響でご苦労されたという話は有名だが、看板商品「御池煎餅」と言えば、今では京みやげの定番になっているわね。
麩焼きのような糯米粉の煎餅は、口の中でジワ~ッとろける食感で、隠し味の溜り醤油が懐かしい風味。何故か祖母を思い出すわ(笑) 砂糖は刷毛でひいているというけど、この砂糖の繊細な舌触りが更に優しさを増すのよね。赤ちゃんからお年寄りまで好評の理由はよくわかる。
そんな有名な「御池煎餅」の丸缶入りは、京都の駅やデパートでよく見るのではないかしら? 版画家・棟方志功デザインの個性的な赤ラベルは目を引くものね。しかし私は、定宿「俵屋旅館」の近くだし、広い御池通り沿いの本店で必ず買う・・と決めているの。
昭和なガラス戸をスライドして中に入ると、こじんまりした店内に目前はショーケース。綺麗な季節の生菓子や季節の和三盆が並ぶわ。ケース真ん中あたりには、「本能寺にちなんだ作品」も並んでいて、思わず見入ってしまうアートなお菓子達。奥の小上がりにはご主人が静かに座って作業されている。
そんな店内はいつもお客さんでいっぱい。裏は商店街なので、観光客よりご近所の買い物ついでといった方が目立つ、ここはそんな風情がいいの。
そして、いつものシルバー角缶に入った「御池煎餅」、この日は小さいピンクの「小豆煎餅」と季節の和三盆は「梅だより」を頂く事に。残念ながら、きな粉餅の「野守」はこの日も完売していた。
他にも、「飄々」や「小倉山」など・・色々あるけど、それぞれ食感や風味が個性的で面白いのよ。御池煎餅は置いといても、ここは色々研究創作されているお菓子職人の名店と言えるわ。
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