新年、奈可越のフグで「ふく」祈願!

明けましておめでとうございます。本年はサボらず、新年早々に家族皆がブログ更新できた事を嬉しく思います(笑)今年も皆様よろしくお願いいたします。
と、いうわけで本題。昨日未明、福岡のお隣?山口県下関市ではフグの初競りが行われたというニュース。毎年このシーズンは、河豚好き(正確にはふぐの白子好き)の私は居ても立ってもいられなくなる。他県の方々が来福されるとフグをお勧めはするけど、やっぱりフグの取扱高日本一といえば下関。新幹線に乗って食べに行く甲斐はあるというものなの。
そこでそんな下関の中でも、赤間にある割烹「奈可越(なかお)」。割烹とついているものの、創業50年近いフグ専門店、やはりここなら間違いはないわ。
今シーズンは漁獲量が少ないという天然もの。「天然とらふく」コースを頂いた。
25時間熟成したという天然フグの刺身は飴色に色づきかけている。かすかな食感と繊細で澄んだ旨みが抜群だ。淡いけれども芳醇。その相反する二面性が日本人をフグ好きにする由縁だろう。
濃厚な白味噌の味噌汁とふぐの巻きずしは、冷えた体と胃袋を満たし、満ち足りた気分にしてくれる。
私が熱望する別注文の「白子の刺身」と「白子焼き」、各5250円。こうやって極上の白子刺身を頂いた事があっただろうか?!と思う程、素晴らしい歯応えと、まろやかさと濃厚さと・・表現に限界があるのが悲しいおいしさ。
もともといくつでもイケルと常に思っている大好物白子の焼き。キュッと身が適度に締まって、じっとりと火が入って焦げ目も絶妙。刺身・焼きともに濃厚でバターのような味わい、別格の天然白子バンザイ。
ふぐの骨付きの身は「から揚げ」と「焼き」から1つを選べるが、「それぞれ1皿ずつお持ちしましょうか」と女将。ふくよかな身質をそれぞれ堪能できた。どんなにかぶりついても少ない身しかないフグほど情けないものはない。ここ「奈可越」では、天然フグのふくよかな身質を思う存分に堪能できる。
鍋も目の前で上品に用意される。博多の店では、鍋ではなく取り分けて運んで
くるところもあるが、やはり鍋は用意して欲しい。
ただ雑炊だけは調味料の味付けが強く、フグ本来の繊細で澄んだ味わいが生かされておらず残念だった。
刺身から始まりふぐ焼き、茶碗蒸しなどバリエーション豊か。「ふぐ」の様々な側面を楽しませるコースは、ふぐ料理屋としては秀逸だろう(もちろん、味噌汁や茶碗蒸しも、日本料理という側面から光を当てると異論もあろうが、ここはフグ専門店だからよしとしたい)。
地元の常連客に加え、評判を聞きつけた県外からの客も多いようだ。女将は分け隔てなく丁寧で好印象な接客だ。日本酒も山口の酒だけではなく、料理との相性を考えて色々そろえてあり嬉しい。濃厚で香ばしいひれ酒は心も身体も温まる。ここは、博多からも通う価値のある「ふぐ刺身」「白子」に出会うことができる店だ。
2009年が良い年でありますように、「ふく」祈願で「ふく」尽くしが縁起担ぎ。
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