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コンラッド東京「エグゼクティブ・ラウンジ」に見る

0902conrad1_2millefeuille.gif世界恐慌と言われる中、外国からのビジネスマンや旅行者も明らかに減っているから、どこのホテルロビーも閑散とした印象。そんな中、大手外資系ホテルではそれぞれ工夫を懲らした企画やイベントに努力している。その意味では選ぶ楽しみがある時期ね。
 「マンダリンオリエンタルホテル東京」は、豪華で珍しい一日一組限定「
和の特選おもてなし」プランなど面白い企画が目白押し。興味津々ではあるけど、今の日本の状況とは掛け離れている空気感かな?
 そこで目をひいたのはヒルトングループ。今年45周年と銘打って、国内全体で
宿泊値下げ企画を上手く行っている。グループ最高峰ブランド「コンラッド東京」でも、クマやアヒルなどのプレゼントやミシュラン東京(ゴードン・ラムゼイチャイナブルー)プランを組み込んで、ブランドを損なわないお得感で、幅広い客層を得る事ができそうね。

 以前、当ブログ親サイト・東京ホテル部門で一位を守っていた「コンラッド東京」。ある時ワインのサービスによる思いがけない事件があり、残念ながらしばらく足が遠退いていたのは事実。しかし、その後の様子を遠目で拝見するにあたり、元々インテリアコンセプトが好みのホテルであるし、久しぶりに再訪する事にしたの。今回選んだ部屋は、前回紹介した「ガーデンスイート(現ベイビュースイート)」72m2より広い、130m2の「デラックスベイビュースイート」。

 ところで部屋の前に、最近はだいたいどのホテルにも存在するエグゼクティブフロアに専用ラウンジ。「コンラッド東京」では37階に存在するけど、不思議な事にセキュリティがかからない?ので誰でも行けそう。
 資格者はチェックイン・アウトをエグゼクティブラウンジで当然出来る訳だけど、言わずもがなそこでの印象てすごく大事。フロントみたいに開けている訳ではないので、座って対面でホテル自体と向き合う、ホテルライフの大事なスタート。とくに移動が苦手な私は、飛行機・タクシーとすっかり疲れている。駆け込む様になだれ込むわけ。
 そのエグゼクティブラウンジは狭い。コンラッドお得意の暖炉風オブジェを中心に、落ち着いたブラウンのインテリア、刺し色で窓際は紫の椅子が並ぶ。オープンキッチン風の軽食スペースは明るく浮き立つ演出。窓外ビル群の景色は相変わらず良いが、特別開放感がある空間と言う訳ではない。「
グランドハイアット東京」のクラブラウンジのインテリアイメージに似ているが、あちらは余裕あるスペース配分で開放感があり優雅。つまりここは空間の魅力が欠ける分、スタッフの力量が試される事になるの。

0902conrad2 ちなみに「ホテルニューオータニ東京」エグゼクティブハウス禅の専用ラウンジは、色んな意味で優秀。横長い難しい空間ながら、プライバシーが守られるインテリア配置。スタッフも男女共に丁寧でスマートな接客、迅速でさりげない心使いが効く。明らかにロビーフロントよりもここでチェックイン・アウトがしたいと思わせるわ。
 戻って「コンラッド東京」の場合、いつかも言ったが、玄関のポーターやフロントに問題はなくとても印象が良い。それが今回、意外にもエグゼクティブラウンジで躓いた。デスクにいる主任らしき女性コンシェルジュ。クールでキリリ・・この日は機嫌が悪かっただけかもしれない。他の若い女性スタッフや外国人男性コンシェルジュは、まだ笑顔で悪くはない。
 週末だとチェックイン・アウトが込み合って大変かもしれない、バタバタイライラは人手不足なのかもしれない。しかしコンラッドは、過去にもしばしばあったこのガッカリ感・・、残念だわ。即答で「アルコールのサービスタイムではありませんので」とクールにNOと言われたのは初めてかな(笑) 誰も無料だなんて思ってないし、ラウンジが駄目ならお部屋にでも・・とか別案提示も普通可能ではないかしら。

 サービスマンのプライドは、上から目線ではなく、優しさや余裕にあると私は思うの。代表すべきは京都「俵屋旅館」。スタッフは皆さん何も言わなくても、全てを先読みし「もてなし」が自然で完璧。こちらは最後までその心遣いに気付かない程穏やか。後でじわじわ込み上げる感心感動が、単なるサービスを越えたもてなしだと思うわ。そうね、ホテルウーマンで好印象だったのは「札幌グランドホテル」のグランド イン グランド。皆さん柔軟性があり、にこやかで癒される空気だったわ。
 「コンラッド東京」は確か『もてなしの信条』を掲げていたはず。コンシェルジュはホテルの顔、サービス指導もするとしたら責任重大。その姿勢は全てのスタッフに影響していくわ。

 私、ウェルカムシャンパンは絶対飲みたいの!今から始まるホテルライフに乾杯しなきゃだもの。プランにもよるけど「マンダリンオリエンタル東京」や「ホテル西洋銀座」だと到着に合わせて、部屋にシャンパンボトルを冷やしてくれてるわ。あれはとても嬉しい。
 そうね・・、別に普通にロビーフロントでチェックインしてもいい訳だし、ラウンジの軽食サービスって、結局どこでも食べないしね。専用ラウンジにこだわる必要はないかも。
 気を取り直して、お目当ての「デラックスベイビュースイート」に向かう。いつものように、お部屋で落ち着いてシャンパンを頂く事にすれば、気分はすっかり回復するわ。つづく・・・

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