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パリ「ホテル・ド・クリヨン」から手をつないで(1)

0902cri1_2millefeuille.gifこの日のパリは雪混じりの寒い日。まるでルイ・ヴィトンから貰った待ち受けFlashそのままに、青く暗い空から白い綿雪がチラチラ、遠くにはエッフェル塔が見えるわ。
 宿泊している「
オテル・ド・クリヨン」の玄関でそんな空を見上げる。ここから予約したレストランまでは、タクシーを乗るには近すぎるし、フォーブル・サントノーレ通りで各ブランドの新作も見たいしな・・。しばらく考えて、結局徒歩で「ル・ブリストル」まで向かう事にするわ。

 ドレスアップしていたけどコートで隠すようにして高ヒールで歩く。主人が手を取り支えてくれながらゆっくりと。雪で滑りそうだけど、夜が更けて行く街並みの美しさ、輝くマドレーヌ寺院を見上げ、またパリに来れた事に感謝する。
 ランバンやディオールなど新作をチェックして来シーズンは何を買おうか、通りを歩きながら考えるのがやっぱり楽しいわ。そしてエリゼ宮周り、警備が厳しく何となく緊張感漂う。そうこうしていると「ホテル・ル・ブリストル」に到着。

 お気に入りの「ホテル・ド・クリヨン」は今年で開業100周年。それより少し若い「ホテル・ル・ブリストル」は、1925年にイギリスの旅行家・ブリストル伯爵邸を改装して開業したもの。広い庭園と最上階の船型プールが有名な、一味違った開放感あるパラスホテルよ。
 エントランス正面扉が開いている、そこがメインダイニングのミシュラン2ツ星「レストラン・ル・ブリストル」。芸術家のパトロンを趣味?としていたブリストル伯爵が、邸宅内に劇場まで作っていたという、その劇場部分が今はレストランと言うから面白いわ。
0902bri1

 シックなマダムが案内してくれて席に着く。既にチラホラ食事を始めたらしい客達、そこから離れた見渡せる景色良い静かな席。イギリス的な落ち着いた中にも、華やかな金装飾や大絵画があってなんともゴージャス。赤い椅子に赤いクロスに華やかな絨毯。全体が楕円型で、オーク材の重厚な内装がなるほど変わった雰囲気。ちなみに夏場は全テーブルを広大な自慢の庭園側に移動して自然を楽しむ演出なのよ。
 さぁ、今からお待ちかね、仏ミシュラン二つ星を頂くわ。まずはシャンパンで乾杯ね!つづく・・・

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