カルティエの「Story of ...」で夢の世界へ

風はまだ肌寒いとは言え、桜も満開な東京は上野公園、この週末は花見のピークよね。お天気もよい先日、一足お先に主人とランチデートついで、上野公園にある「東京国立博物館」に出向いたわ。そう、先月発売された日本初となる緑のミシュランガイド「ギド・ベール」で三ツ星を獲得した名所でもあるわね。
お目当ては「法隆寺宝物館」の隣、表慶館で日仏交流150周年記念として「Story of Cartier Creation」が開催されているの(3月28日から5月31日まで)。
カルティエ創業以来の所蔵品を中心に、267点と言うおびただしい数の宝石が、真っ暗な会場にギラギラ浮かび上がる!目が眩むとはこういう事を言うのよ。
2004年に京都の醍醐寺で開催された「建築家エットレ・ソットサスの目がとらえた」に続き、今回は「めぐり逢う美の記憶」と題するだけあって、一つ一つにストーリーがあり、宝石の背後には映画のように映像とエピソードが浮かぶ演出なの。
元々カルティエ贔屓とは言え、さすがにどれが気にいったとか、どれが素敵とか選ぶような状態ではないわ。特注のデザインに厳選大粒ダイヤ、とにかくえもいわれぬハイジュエリーが次から次へ現れる。見た事ない巨大ネックレスはとても人間の物とは思えない(笑)
例えば、この展示会の看板やチラシにもなっているメイン宝石は、マハラジャの権威を示す豪華絢爛ネックレス。他にもグレース公妃のブローチやダリのシガレットケースなど・・そうそう迫力のマリア・フェリックスの爬虫類たちは必見。何と言っても世界的歴史的スペシャルオーダー三昧。
もー何かの感覚が壊れるような、何だか小さいダイヤを買うのがあほらしいような、そんな朦朧とした感覚になる。逆に時計好きの主人は、伝統が今も受け継がれているタンクなどのシリーズに見入って、購買意欲を書き立てられた模様。
長い空間真っ暗な中を移動して、最後に白くクリアーな空間に出る。そこは今回この展示会を監修した吉岡徳仁氏のスペース。戦前戦後の重厚なストーリーを越え、一気に開放されたような未来的でシンプルな世界。
まさにタイトル通りの「月のかけら」に入ったパフュームが、そこら中ほのかに香って素敵だったわ。
春休み期間で、何故か不釣り合いな小学生集団が、バタバタ割り込んで来るという興ざめな事も。少し落ち着いた日に来て、大人の夢のような世界を静かに体験する事をお勧めする。
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