フォーシーズンズ・ジョルジュサンク「デラックススイート」で過ごす完璧なるパリ滞在
パリ8区と言えば、私達が最も出没する大好きな界隈で、コンコルド広場から凱旋門までのシャンゼリゼ通り(l'Avenue des Champs-Élysées)には、高級ホテルや星付きレストラン、一流ブランドショップがひしめいている。これからのクリスマスシーズンは木々にイルミネーションが輝いて、世界で一番美しい通りになるわ。凱旋門近くの大きなルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)本店の角を曲がり、華やかなジョルジュサンク通り(l'Avenue George V)沿いにある豪華なホテル、そこが今回のパリ拠点よ。
素晴らしい秋晴れ、遠くパンテオンやグランパレ、ノートルダム寺院まで見通せる!この絶景は「フォーシーズンズ ホテル ジョルジュ サンク パリ(Four Seasons Hotel George V Paris)」、滞在していた部屋のプライベートテラスから見たもの。中庭に面した高層階の「1ベッドルーム デラックススイート(One-Bedroom Deluxe Suite)」、一泊2545€というだけあって素晴らしい場所。テラスの別方向からは、すぐ近くのエッフェル塔一部も見える。
横長な配置で100m2はないかな、でもそれくらい広く感じるわ。ゴールドカラーを基調にしたリビングルームやベッドルーム、大理石のゲスト用パウダールームや広いバスルーム、そしてクローゼットルームまでも全てがテラスに向かい開放的で明るい。それが夜には、中庭の照明がまたぐっとイメージを変える。
リビング窓際にある書斎スペースが気に入った主人は、部屋にいる大半はそこにいた。シャンゼリゼから程近い場所にありながら、中庭奥に位置するだけあって静か。窓を開けると風と共に教会の鐘音が入るくらいね。
やはり滞在が長くなると色々と妥協は出来ないものだが、フォーシーズンズになってからの「ジョルジュサンク」は3年掛けた全改装も済ませ、世界的な評価の通りソフトもハードも細部まで申し分ない。これが予想を越えて素晴らしかった。不満がないまま過ごせたのは世界でもここだけではないだろうか?
家具もフォーシーズンズらしいいかにもなヨーロピアン家具だが、傷もなく手入れされていて綺麗な状態。当然ながら大薄型テレビ2台に空調設備、配管水周りも清潔で問題なし。スパやフィットネスも(同フロア奥)完備している。
その点「オテル・ド・クリヨン」の唯一の問題点は設備投資が出来ていない事だった(バスルームが特に)。あちらは歴史的建造物としての価値を優先しないといけない。
午後、毎日部屋に届けられるアメニティーは、シャンパンに始まり花(胡蝶蘭・チューリップ・薔薇)、ケーキや小菓子など細かな気遣い。日本茶とモダンな茶器もある。たっぷりのミネラルウォーターにグラス類、たっぷりのタオル・・・1日3度ものルームメイキングは清潔感があって良いわ。ルームサービスもオールデイで充実していて頼み易い。
どのスタッフも英語が出来て丁寧な応対。ホテル出入りの度に、ロビーやラウンジなどですれ違うスタッフ全てがきちんと笑顔で挨拶する。しかも名前で呼んだりもする。なかなかこうは行かないものなのよ。パリのパラスホテルは新参フーケッツ以外は行ったけれど、今好印象1番はこの「フォーシーズンズ・ジョルジュサンク」と言えるわ。
前回、不況の影響で観光客減少の話しをしたけれど、今パリのパラスホテルも稼働率が半分程度ではないかと言われている。確かにそうかもしれない、ホテルオーナーはアラブ人だけどアラブ人ゲストもほとんど見てない。日本マーケットに力を入れているムーリスなどは、日本人スタッフや観光客を沢山みかけるが、ここフォーシーズンズでは滞在中日本人に会う事はなかった(スタッフも不在)。私達にとっては、パリを静かに満喫する意味で喜ばしい事だったけど。
夜のホテルはロビーやラウンジの照明もかなり落とし、中庭をライトアップさせてシックゴージャスな雰囲気。そうそうこのホテルの名物と言えば、NY仕込のジェフ・リーサム(Jeff Leatham)作のフラワーデザイン。この時期はホテル中を「落ち葉のアレンジメント」で覆うというコンセプトだったので、「華やかで美しい花々の演出」を楽しむ事は出来なかったが、晩秋らしく風情あってよかった。それにメインダイニング「ル・サンク」のフラワーは華やかな演出で素敵だった・・・あ、これは後の主人のレポートでお話するわ。
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