「ラデュレ」ボナパルトで19世紀の姫遊び
前回の下町なビュッシ通りからそんなに離れてないんだけど、セーヌ河の方に行ったジャコブ通り(Rue Jacob)辺りまでくると景色が変わるわ。いわゆるフレンチ風情が人気のこの界隈には、ドラクロワ美術館や美術学校、書店や骨董屋などが立ち並んでいて、つまり6区でカルチェ・ラタンな雰囲気が残る場所と言うわけ。プチホテルが幾つもあるし、観光客が昔ながらのパリのイメージを感じる文化的エリアってとこね。その真ん中辺りの好立地にあるのが今回お邪魔した「ラデュレ(Laduree)」。
ジャコブ通りとボナパルト通り(Rue Bonaparte)の角にあるこのサンジェルマン・デ・プレ店(Laduree Bonaparte)は、実は夏にオープンした「日本橋三越店サロン・ド・テ」のモデルとなった店舗(ちなみに銀座店はコチラ)。
シャンゼリゼ店やマドレーヌ本店の豪華なパリらしさとは違って、ここはエキゾチックでクラシカルな造り。マドレーヌ・カスタン(Madeleine Castaing)デザインやルイ・フィリップ様式のサロン・ド・テがよく知られているわね。確かに、パステルなラデュレカラーもここは落ち着いて見える。ちなみに、老舗パン屋「ポール(PAUL)」と同会社が経営するだけあって、ラデュレのパンはポールが焼いているの、知ってた?
この店舗最大の特徴は、なんと「ショコラティエ」があって、しかもそこは「ラデュレの雑貨店」でもある言う事。ショコラケースと対面に天井まで届く棚、そこには2年前から始まった「スクレ・ラデュレ」や新しい「ラデュレ・ボーテ」がびっしりと並んでいて、当然簡単に選べる状態ではない。カラフルなアロマキャンドルにローション、テーブルクロスやエプロン、ポーチやトレイに傘、ノートや本にトランプ・・・どれもラデュレオリジナルのマカロンや犬、エッフェル塔などのキャラクターがデザインされていて可愛い。まさにこれ以上のギフトコレクションはないわね(写真は残念ながらラッピング状態)。
奥のサロン・ド・テ目当てで日本人も並んでいたが、ショコラティエで雑貨自体を買う人は私達以外見なかった(冷やかしはいたけど)。雑貨ついでに?定番ショコラや超新作のバラ型チョコ、流行りのギモーブなども購入する。
昔ながらのパリ文化と少しクラシカルで知的?なラデュレを感じる為に、わざわざ来る価値はあるかも。じゃパパが待ってるから、「サン・ジェルマン・デ・プレ特集」の締めは任せたわねチェリ姫~~

「ママ~!ママ~!!」(あらら、ミルフィーユさん行っちゃいましたね;) ふん、相変わらずココからココまで買いなんだから。いい加減ママ、豊かなる知識の泉垂れ流し罪で捕まるわよ。私なんてラデュレ狂い罪で、強烈芳香ギモーブを一年分食べ続けるという重~い刑になりそうだったのよぉ(確かにかな~りの香りらしいですね、ギモーブ;)
ニンニク大食い大会で新記録を出した選手に、翌日ラデュレのギモーブを食べさせれば、ま~びっくりお菓子の芳香剤効果!いや、もはやお菓子じゃないわね、そんな事より他にもホワイトチョコで作られた薔薇があって・・・うっっ(よほど辛いみたいね、聞くまい;) ま、それは良いとして(な、泣いてますけど;)
このクラシカル的バルコニーのような天井の高い素敵な店内はさすがラデュレ、グリーンの壁に美しい装飾、私とのコントラストに最高のシチュエーション、ほら、皆の者シャッターチャンスよ(やめんかい!ど日本人!) 見てよ、ただでさえピンクの箱が愛しい板チョコが、開けると銀紙までピンクよ、どこまでチャリンコを翻弄するの!(店内で乗るな!)
「お客様、そのご様子じゃ~満足なさったようで」
「ふっ、日本人だから理解出来ないと不覚にも的発言、そうよ、芳香剤なお菓子にも負けずにチェリ~ナの第七感をフル稼働でラデュレを翻弄したわ」
「に、日本人にも第七感で歴史を翻弄する人間がいたとは、まことに不覚であった;」(武士か、アンタ;)
「奥が深いスイーツが何もかもが美味なんてまやかし、しかしフランスの血が騒ぐチェリ~ナは負けない!人類皆スイーツカーニバルよ!」
「マ、マドモアゼル、せめてお名前を~」(アナタね~;)
「えと・・ショコ~・・ショコラ・デゥ・ラデュレ」(おいおい、まぜまくりやないかい!)
「ス、スイーツ界の天使~!」(アホか;)
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