« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »

「うさぎや」船に居眠り姫の巻。

100130usagi1cherry.gif「博多のぉ♪チェリナぁのぉ、命のぉ和菓子ぃ~♪」(ん?) 「二つ~♪並べてぇ、泣いてい~るぅ♪」(まさか兄弟船の替え歌ですか?;) よく分かったね!(確かに奇跡ですよ;)

 和菓子を想うチェリナが、つぶあんにしようか、こしあんにしようか、はたまた饅頭にしようか、生菓子にしようかで悩み苦しみ泣いている様を、みずみずしいタッチで表現された替え歌で(悩みなさそうで万歳ですね;) な、泣いてる人を前にア~タは何て事を(はいはいはい;で、そこにある和菓子は?)
 よくぞ気付いた!アントン見送りついでに買って来ましたよ東京は上野
「うさぎや」の饅頭達よ~(あれ?うさぎやさんならドラ焼きでは?) は~?ドキンちゃん?(ドしか合ってませんし;)

 「毎度ぉ、お馴染みぃ、うさぎやのぉ、ドラ焼きでぇございます♪」
 「あ!おじさん~!ふ~ふ~ふ~」

 「お、チェリンちゃんじゃね~か、元気だったかい?」
 「もう、おじさんたら、昨日も会ったじゃない、うふふふ」
 「ドラ~失礼しました(笑)」100130usagi2

 とでも言いたいわけ!(え~~~;な、何ですか~今の寸劇風は;) 常識なんて、常識なんて、常識なんて私の整った顔だけで十分だわ、うぅぅぅ(な、泣くとこですっけ?;) ドラ焼きなんて常識、忘れちまいなさい!今日は饅頭よ、饅頭三昧よ、言うなれば饅頭音頭よ。「めでぇため~で~たぁ~のぉ」(確実にパクリじゃん;) ほら、ドラ焼きにうさぎ饅頭だけじゃないなりよ、銀座は一丁目だけじゃないなり~☆(・・・は~;)

 「選べない、選べないわ!お母さん、全部下さい、全部を私に、私に!」
 「大丈夫だから、お嬢さん、ジェジュンもミッキもお嬢さんだけに夢中だから」

 (寝るんじゃない!起きろ~!) あ!わ、私、どうしちゃったんだろ、饅頭達を前にしたら神経高ぶって記憶が飛んだみたい(くれぐれも妄想は口外しないように;) 私をそんなにした「うさぎや」が近所にあったら、私、私、私自分が怖いわ(今でも十分です;) どれを食べても美味しい、こしあんも、茶味も、焼き加減と良い、蒸加減と良い、今が売り時、買い足し時よ、さ、アントンはいらんかえ~(勝手にアントンさんを売らないの;)

| | トラックバック (0)

BABBIの今昔物語。「好いとうよ」

100131babbicherry.gif今回はシンミリしちゃった、昔のよき時代を語らなくちゃ始まらないわね(どうしちゃいました?) セピア色に広がる福岡の町、電車通りと言われていた「明治通り」、最近はやっと認知され始められた「大正通り」に、明治通り裏手の「昭和通り」。私が生まれた平成通りは出来ないかちら(残念!チェリ~さんはギリギリ昭和生まれ;)

 以前「岩田屋」があった場所には3月に「PARCO」がオープン。今の岩田屋本館を「Zサイド」と新館を「Aサイド」と呼んでいた事や、「西鉄ソラリアステージ」は昔、「西鉄名店街」だったとか(御祖母様によく昔話を聞いてましたよね) 「福岡三越」は昔、なかったのよ~、福岡にはなかったのよ~とかね~泣(ど、どうしたんですか?) その福岡三越が出来たからこそ実現した、福岡三越限定商品だって今じゃ可能だもの~(そりゃそうでしょうよ;) 

 福岡天神三越限定の「バビ(BABBI)」、今年のバレンタイン商品は「Viennesi(ヴィエッネズィ)」に博多弁で「好いとうよ」の文字入りです(へ~、地方限定らしい商品ですね~、で?え?この商品でセピアに染まってました?)
 だって、だって「好いとうよ」よ? ほうしぇいしゃんなら言うかもしれないけど(長谷川法世さんですね?) なかなかシンミリする商品じゃないのよ「好いとうよ」(使いませんか?) あ~、例えば「あれ、なんか好いとうよ」(それは、ついとうよ;) じゃ「これは好っとうと」(多分、とっとうと;) パーフェクト!(・・・;)。

 とりあえずこれで1050円。友達が友チョコのウケ狙いでくれたの(多分ウケ狙いは誤解かと;) BABBIは他の地域でも、各限定商品を販売。味はさほど変わらないけど、見た目やアイデアが違うし、ともあれ可愛さには満点をあげたい商品。でも、なかなか値段を知らない人に贈りにくいかもしれない。バロメータとしては・・・電車通りを知ってる世代は私の御祖母様から上なので、ハイカラ扱いを覚悟でいかが?(バレンタインの主旨があきらかに変わってますよ;)

| | トラックバック (0)

劇的に寛容な「京都六角蕪村庵」でございます。

cherry.gif「ただの記念日に、何でそこまでこだわるんだ?俺にはわからん」
 な、なんだと~?どこの馬の腰骨が言うとるじゃ?(だだの馬の骨じゃダメ?;) だからダメなんだよ、チミは。記念日は言うなれば水泳の息継ぎなんだよ。息継ぎの出来ない鹿の骨に、記念日がわからんだとか言われたかないね(今度は鹿ですか;)

100129buson そんな頭の硬い殿方にはこんな物でぐにゃぐにゃにしてみるのはどうでしょう。京都六角「蕪村庵」、花心一如の新作「チョコあられ 花こいと」(バレンタイン商品ですか) 殿方にも多種多様な時代。確かにバレンタインなるイベントや、細々とした記念日に順応出来ない人もいるでしょう。でも贈りたいの、女子はそんな堅物親父にも贈りたい、なぜなら、女の子だから♪(さすがに両腕ハートマークは殴りたい心境ですが~;)

 この、おかきにチョコレートをコーティングした商品、実は他のお店でも以前からあるのですが、こちらも負けてません。塩とチョコレートの相性を完璧と実感し商品化、ポテトチップスとポッキーを同時に食べた時に完全にノックダウンした庄司君の発案なんだろな(また~誰ですか;)
 そんな真反対な相性の魅惑、カチカチ頭な人でもヤラレナイわけがない(え~!スルーしました?;) 始めは何の事ない、いつものお茶の時間だとつまみ出したが最後。カチカチ山は噴火します。

 「な、何なんだこれは?!」 気付いたら頃には手が止まらない、奮えも止まらない。

 「母さん、俺に何をした~~~」(どんな展開;)
 「あなた・・・ただ、少しの愛を注いだだけです」
 「か、母さん」(昼ドラか!)
 「俺が騙されるとでも?!言え、言っちまえ!これはどこの代物だ!」
 「ふ、福岡三越の京都六角蕪村庵さんの・・・」
 「俺をたぶらかしよって~・・・俺が買い足しに行ってる間に、反省しながらホワイトデーの欲しい物でも考えておくんだな」
 「あ、あなた(泣)」

 (凄まじい三流ドラマじゃないですか;) そんな妄想を実行にしてみませんか、是非、お待ちしております(幸せな記念日を;)

| | トラックバック (0)

鈴懸の節分、淡泊と顔色。

cherry.gif私、誰かに追い掛けられてると思うの(気のせいじゃないですか?) 気付いたら足音が、ほら、棒みたいな物も、え!まさかあれは角?!(大丈夫ですか?;) キャ~~~~(きゃ~~~~)
 何でもするから助けて!大阪で人気の「
551蓬莱」が大行列でも肉まんの為に並ぶわ。もちろん「弁当のお客様はコチラからで大丈夫ですよ~」の甘い言葉に騙されずに並び続けるから(何の話?;) 結構淡泊な味でね、ここまで人気なのは薄味なシンプルさかと(そう・・・じゃなくて) 鬼よ(はい?)

100128suzu ほら、この真っ赤な顔は完全に鬼。もちろん相方の白い真ん丸なのは福(え?これって) 今年もご登場、「鈴懸」の節分上生菓子の「鬼」と「福」(和菓子の鬼に臨場感出さないで下さいよ;)

 本当に「551蓬莱」に負けず劣らずシンプルな味わい。とにかく博多で味わえる和菓子の、季節生菓子を提供してくれる「鈴懸」は利用価値ありよね。列は作らないけど、後を引くには淡泊な味わいのほうがまた食べたくなるのかも(なるほど)

 いや、忘れられないのはインパクトの強い黄鬼だったかな(はい?) あの鬼、何故そんなに顔色悪いの?と聞いたら、肝臓が悪いから、だって。元は赤鬼だったなんて信じられない(何の話ですか;) きんとんは季節によって色が変わるから(あ~、きんとんって分かり辛い!)

| | トラックバック (0)

ゴディバ「独り歩きのバレンタイン」編。

cherry.gif何にでも対応!がモットーだからって・・・(あら~オデコが!電柱にでも当たられました~?;) ちょっとそこでチェ・ホンマンと一戦したから(な、何の話???) そんな突然の試合でも失態しない為に、今年もやってまいりました、プレプレプレプレバレンタイ~ン(去年はイブイブイブイブバレンタインでしたって言うか、突然試合にはなりませんよ絶対;)

100127godiva 待てば必ずやってくる、そこのけそこのけモテ男、アトランティスにはお前が頼り、やったぜ勝ち組シェパード少佐(何の話?) 「スターゲイト」も良いけど「スターゲイト アトランティス」も良いよぉ(・・・で?) そんな、何故かモテモテのジョン・シェパードをバレンタインに巻き込みたい人向けの、初心者にオススメがコチラ。
 ド定番のベルギーブランド「
GODIVA」そして「ゴディバ」アンド「ごっつぁんバー」(最後すんごいバーになってますよ;)

 他のお店よりいち早く今年のバレンタイン商品を販売中のゴディバさん。正月明け早々から恋の勝負に追い撃ちをかけるゴディバさん(え;) 負けたらアンタは終わりよ、統計的にバレンタイン告白成功率が25%と低い中での勝負に、今から引き締めと戒めを心に刻み込めずに成功しようなんざ甘いわ!を提案中のゴディバさん(勝手に変な代弁しないの!)

 失敗しない、失敗したくないなら定番で様子を見るのが大人のバレンタイン。今年はキュートなピンクハートできましたゴディバさん。味もストレートにイチゴですよゴディバさん。明日は飲み会だから晩御飯はいらないよお母さん(言い方が同じだけじゃん!)

 頂いたり差し上げたり、だからこそ味見は最大の作戦。定番カラクとひとまず味見用に少量アソートを購入。早速カールと味見しまして、早速お返しお願いしました(アンタ達、まだ1月よ;) バレンタイン当日を告白の日と思いたい男子女子よ。ひとまず相手は忘れて、せっかくだから一ヶ月はあらゆるチョコに溺れちゃいましょ。追伸「まだまだホワイトデークラスの生徒、定員募集中です」(え~あのクラスまだやります~;)

| | トラックバック (0)

レストラン花の木、自然の中に佇む大人のフレンチ

100125hana1livarot.gif福岡の「水と緑のオアシス」である大濠公園内にある「レストラン花の木」。寒さの柔らいだ新年に訪れたこの日、Decouverte(デクヴェール・13650円)をチョイスした。
 デクヴェールとは「発見」の意味で、寺田シェフのアイデアが盛り込まれていて楽しいコースだ。今回は、トリュフのアクセントを盛り込みつつ、フレンチらしい味わいの数々だった。

 いつものお楽しみの3点アミューズの次は「鴨のコンフィとゴボウのテリーヌ トリュフ風味のエミュルジョン」。
 彩りは軽やかだが、ゴボウ特有の土っぽい根野菜の香りが引き立ち、触感とともにとても力強いテリーヌだ。フランス産アスパラガスの柔らかい味わいがコントラスト。

 続いて「オマール海老とキャベツの軽い煮込み フォワグラ添え」。サヴォワキャベツの下にフォワグラ、上にはオマール海老と細切りのトリュフと何とも豪奢。周りには軽く煮込まれたジロールをはじめとするキノコ類。ギュッと濃厚なエキスが凝縮され、フレンチの醍醐味を感じさせる一品だ。
 これ以上の量でも飽きるし、少なくても不満が残る、そんなベストのポーションも、味わいの印象を引き立ててくれる。フォアグラ好きの妻も「これは気に入ったわ」と満足な様子。
 爽やかでありながらトロリとした完熟感が印象的なアラン・シャヴィの「ピュリニィ・モンラッシェ(Puligny-Montrachet) 2006年」を合わせて頂いた。

 そして天然鯛は、表面に卵白を塗って細かく砕いたトリュフをたっぷりと焼き付けた斬新な一皿。ノワゼット仕立てでフワッと鼻に抜けるバターの濃厚さ、粉砕された細かいトリュフの舌触り、その下にあるふんわりと火が入った鯛の身が、三位一体となっている。バターの濃厚な余韻は古典的なフレンチも思い起こさせる。

100125hana2 「仔羊肉の豚足ファルス ポテトグラタンにトリュフを添えて」。仔羊背肉の脂身をいったんとり、背肉と脂身の間に刻まれた豚足などを挟み込んだという手の込んだ一品。
 口の中から繊細でいて肉感的なあの仔羊特有の脂の香りが立ち上る。分厚く長方形に切られたトリュフの贅沢な噛み応えがまた余韻を広げてくれる。

 これには黒木ソムリエと相談しながら、「シャトー・ラフィット(Chateau Lafite-Rothschild) 1985年」を合わせた。柔らかいエレガントな香りは気持ちを穏やかにしてくれる。しっとりとバランス良く溶け込んだタンニンの周りを、綺麗な酸味と心地よい甘さが包み込んでいる。「ラフィット」らしい、その品格のある存在感にただ圧倒された。トリュフの香りを漂わせつつも軽いソースで品の良い食後感の仔羊とベストマッチだった。

 デセールの「ピスタチオとチョコレートのパヴェ シェリーのアイスクリーム」は、バレンタインにも良さそうねと妻。

 フランスでは、地方はもちろんパリでも、ミシュラン3ツ星の「ルドワイヤン」「プレカトラン」など自然を感じさせるグランメゾンが少なくない。ここ花の木は、福岡では数少ない豊かな自然に恵まれたロケーションだ。
 湖面に反射する木漏れ日を柔らかく感じながらのランチ、日が落ちて漆黒の湖が迫ってくるディナー、落ち着いた「大人婚」使用のレストランウェディングなど・・・客がそれぞれの思いでその非日常感をアレンジできるところが、レストラン「花の木」の良さだろう。

 ただ、バケットやチーズ、食後の小菓子が微妙など、守りのレストラン経営からくる「寂しさ」が客に伝わってしまうことも。また家具や設備が古くなっていてやや上質感に欠けたりもする。そういった残念な点はあるものの、黒木ソムリエと寺田シェフの2人を中心に奏でるフレンチは、福岡では「大人が通う価値あるレストラン」の一つと言えるだろう。

| | トラックバック (0)

ホワイトデークラスはチェリナ・ビアンコですが?

cherry.gifチ「では最後に、提案事項に入りたいと思います。ご参加の皆さん、メモと覚悟は宜しいですか?」(覚悟がいるなんてチェリ~さん、何の講習会ですか?)
 参加者「先生ぇ、質問です。そのぉ、やはり心は込めるべきでしょうか?」
 チ「心とは全ての始まりです、いくら細マッチョだからって、空っぽの人生は送りたくないでしょうぉ」
 参「先生の腹筋もビューティフォ~です」100123delrey

 (あの、お邪魔しますよ;何を殿方達は必死に学んでおられるんですか?) 新年が開けただけでメデタイなんて言えるのは、愛に溢れた方達だけ!愛に乏しい者には指南してあげなくては!(つまり~?) 本日のお題はズバリ「ホワイトデーの迎え方」でっす(え~~~;バレンタインを飛び越えてのホワイトデーの提案でしたかぁ;) 悠長な事を言っていたら、ホワイトデー飛び越えて寂しいクリスマスが来てしまいますよ!(どんなイカサマ商法だ;)

 チ「ところで皆さん、ホワイトデーには高価な物を捧げれば報われると誤解していますね」
 参「ち、違うのですか;」(違うだろ;)
 チ「そりゃあ、私には高価な物しか考えられないでしょうけど、報われるのはイケてるメンズだけ。特定するならばムービー「500日サマー」のメンズ達くらいなもの」(ぐ、具体的すぎますね;)

 参「じゃ~僕達はどうしたら~、どうしたら~いいんだ~;」

 チ「そこで本日オススメするアイテムがこちら、世界的有名なベルギーのブランド『デルレイ』のマカロンです。やはりホワイトデーの定番はクッキーやギモーブ。マカロンにも色々あるけれど、とりあえずは貴重、かつ洗練さをウリにスマート男子を演出するなら、5個で2000円のデルレイのマカロンなら、わざわざ買った感も出しつつ、サラッとプレ感で好~感度♪」
 参「なるほど~」(習わんとわからんのか;)

 チ「希望を聞ける彼女をお持ちならご期待にそえる高価な物をご提供下さい」(つまり?;)
 チ「バレンタインが完全なる義理、もしくはその他大勢な頂き物のお返しなら、是非ブランドマカロンで会社、学校、ご近所での好感度アップにご努力を♪」(なんつ~講義;)
 チ「次の講義は「更に好感度アップなお菓子」です」(先生シリーズやる気だな;)

| | トラックバック (0)

鈴懸のアントン探知器「寿々」の登場。

011021suzucherry.gif年末年始に引き続き、またまた長い冬休みを利用し、友達と来日した仏流のアントン(韓流みたいに言いますね;) こやつとはフランスではなくアメリカ時代の幼なじみですが、こう見えて副業モデルなステキ君(き、今日は誉めるんですね;) ふっ、やることやってくれれば私だって誉めの一つや二つ(また~;何をやらせたんですかぁ;) ま、それは企業秘密。しかしアヤツの迷子率は異常に高い。方向音痴と言うより、機能不能状態(あちゃ~;) そこで私、考えました。鈴付けます(また~;)

 ア「チェリナ~、また付けてよ鈴~」
 チ「は?また食べやがったな!」
 ア「美味しいよコレ~、博多にもあるんだね、アンコのお菓子」(そりゃありますよ、アントンさん;)
 チ「鈴は鈴でも『寿々』と書いてスズですから; 
鈴懸から発売された、人形焼のようなしっとりとした皮にこしあんの品の良い鈴の形のお菓子よ」
 ア「匂い追跡とか言っちゃって~絶対無理無理(笑)食べちゃうもん僕」

 (え;鈴って?食べ物をアントンに付けてどうするつもりですか?) うふ、匂い追跡なんかじゃないわよ。取り付けた寿々を更に食べたくなったら、嫌でも帰って来るでしょ? だから引き寄せ用に、家にもたんまり「寿々」を準備してるわよ(完全に猫扱いじゃないですか;)

 この「寿々」は3個で一パック入り販売で、賞味期限も2週間と長め。お値段も9個で1000円ちょい。いつでも新鮮甘味で魅力も満開のままよ(完全に猫にマタタビ扱いじゃないですか;)
 それにしてもこの寿々、完全に鈴の形をした人形焼。中身のこしあんが、とりあえず鈴懸らしいサラリとしたこしあんだから違う物になってるけど。でも好きな時にパクリな和菓子は頂けるよね。アントン目的で追加注文したけど、私の懐にも更に必要だわ(あの、だからってアントン目的で100個注文は完全にアホです;)

| | トラックバック (0)

レストランひらまつ de 新年のフレンチと美酒

0110hiram1livarot.gifレストラン ひらまつ 博多」で、年明け早々の寒い日、美味しい料理とワインを味わう事になった。まず新年の乾杯は「ルイ・ロデレール・クリスタル(Louis Roederer Cristal)」で華やかに。

 前菜2皿目は「軽く燻製をかけたフォアグラ トリュフ風味のウフ・コック」。卵の殻に入ったウフコック、トリュフ風味をまとわせたそのネットリと濃厚な半熟卵が、ソースのようにフォワグラに絡みあっていく様は、とても完成度が高い一品だった。
 燻製がかかっていてそれ自体おいしいファワグラだけを頂いたり、ウフコックをソースのように絡ませたりと変化をつけながら楽しむ。
 ガルニチュール(付け合せ)の「シャンピニヨンとクレソンのサラダ」は逆にとてもサッパリしていて、もちろん口直しにもなるし、逆にウフコックの濃厚さをより引き立ててもくれる。

 大好きなボノー・デュ・マルトレイの「コルトン・シャルルマーニュ(Corton Charlemagne) 2006」。若いが、その硬質で澄んだミネラル、美しい酸味、柔らかく高貴な旨みは十分に感じられる。2年前に訪問したあのコルトンの緩やかな丘陵を吹き抜ける風を感じつつ、濃厚なトリュフ風味のウフコック・フォワグラと絡み合うような相性をみせてくれた。

0110hiram2 「特選佐賀牛ロースのグリエ」。フレンチで牛にはあまり喜びを感じないのだが、このプレートは良かった。
 上質のグリエ肉は的確なキュイソンで素直に美味しい。それだけではない。セップ茸のコンフィーのねっとりと柔らかい触感と、更にもう一段とろけるような蕪の触感が味わいを印象付け、牛のまわりに優しさをまとわせたような食後感。そんな優しい味わいの奥にある、赤ワインをまとった牛肉の存在感。そして繊細でいて官能的なセップの香りに、ポワブラードや蕪の香り。とても計算されている。

 合わせてくれたのは、「シャトー・ピション・ロングヴィル(Château Pichon Longueville) 2000」、しかも数時間前からダブルデキャンタージュされていた。ポイヤックらしいそのスパイシー香りは、ポワブラード風味の赤ワインソースと、まだ強いながらもキレイで素性の良さそうなタンニンと果実味は、上質な肉質の余韻とそれぞれ調和した。
 素材とソース、主素材と付け合せ、そして料理とワイン。それぞれの掛け算で立体的に別次元の味に昇華させるというフレンチの醍醐味が、十二分に楽しめるプレートとワインだった。

0110hiram3 デザートは、ひらまつスペシャリテの「ガトーショコラ ひらまつ風」。妻にはバレンタインを前に嬉しいチョイスだったようだ。他にも色々と華やかな小菓子に合わせた食後酒「パシュラン・デュ・ヴィク・ビル(pacherenc du vic bilh brumaire alain brumont) 2005」を頂いた。

 「ひらまつ」は、4月に金沢に「ジャルダン・ポール・ボキューズ」を出店するほか、福岡では2011年春に開業する新博多駅前ビル(アミュプラザ博多)に、「ブラッスリーポールボキューズ博多」を出店する予定。それ以外にも、福岡ではまだ色々な展開が見られそうだ。
 不況不況というが、既に中国経済は上向きつつあり、今年は上海万博、そして来年には九州新幹線開業と、アジアに最も近く九州のヘソである福岡には微風が吹きつつある。この「微風」を先回りしてキャッチし「追い風」にしていくのはどのレストランやホテルだろうか・・・2010年、2011年はそういう視点でも注目していきたい。

| | トラックバック (0)

キャッチアップ「迎春な鈴懸」シーズン6

cherry.gif2010年の幕開けは、カールとアリゾナで迎えたチェリ~ナです、皆様ハローでインザスカ~イ(え?アリゾナに行かれてましたっけ?) ノーコメント(は?) お付き合いはしてます、一昨年から(いや、別にカールさんとの事じゃなくて)

 ところで年末年始を断食で過ごされた皆様に朗報、何を隠そう、私もカールも京都のお節料理やママの豪華郷土料理、親族達の見事な各地の差し入れ以外は、ほぼ断食で過ごしたジャパンでの年末年始、さ、これからが本格的なメデタイ胃袋戦争の幕開けよぉ(だ、断食を基本から覆してますけど;)
 アリゾナなら見事なインディアン料理と報道陣に囲まれたのでしょうけど、サムタイムそうはいかないので、今回は美しいカールの顎ラインに免じて、博多が誇る、博多の正月、メデタイ私はアナタのとりこ、いざ、いでよ胃袋天使!「
鈴懸」(正月に免じて見事にズバっとスルーね;)1001suzu

 ありきたりなゴージャス正月も、結局シンプルな和菓子に勝てっこなぁい!迎春なんてアイツもノックダウン(チープな予告編みたいだ;) 見よ、なんてシンプル!チントンシャン♪タンタンラン♪チントンシャン♪ ほら、琴の音が(わ、わからんかった;)

 「騒がしいな~、どうした?チェリ~ナ」
 「あらカール、ア ハッピーニューイヤー太りもなく、素晴らしいフェイスラインでファンタスティック!」(顎好きなのね;)
 「あ、和菓子かぁ、何年ぶりだろう・・・2009年の11月が確か最後だね」(計算は苦手かい?;)
 「ここでCSIマイアミならホレイショが、次はお前の番だって言うよね~」

 「息子は金髪、オレは赤髪・・・あ、本当だ」(カールさんよ、正月ボケだと信じたいわ;)

 この「鈴懸」迎春和菓子は各315円、寅かって?ふっ、ホワイトタイガーが見たいならCSI科学捜査班よ(・・あぁ、ラスベガスね;)

| | トラックバック (0)

虎屋の発祥、京都「とらや一条店」の新建築美

millefeuille.gif去年5月「葵祭」の目出度い日に、甘味処「虎屋菓寮 京都店」(とらや一条店)がリニューアルオープンした。以前も紹介したが、京都御所の西隣にある由緒正しき一条店は老舗和菓子店「虎屋」発祥の地。
 少し奥まった所にある茶寮、改装前は小奇麗だけどありふれた古い和喫茶だった。それでも、虎屋の歴史を物語る貴重な蔵や社が残る日本庭園は素晴らしくて、のんびり眺めつつお茶する事が出来た。一条角にある販売店舗から菓寮までの敷地、製造・流通部門を移転して喫茶部分を拡大、しかもそれは内藤廣氏による設計で生まれ変わったと言うのだから、訪れない訳にはいかない。それに今年は「虎」年、虎屋で初カフェならこの上なしね。

1001toraya1

 ちなみに内藤廣氏と言えば自然の中に溶け込むような設計、ナチュラル系ミュージアムなどが得意といった印象。鉄道関係の駅なども秀逸で、全国に記念館や美術館、研究所などの大箱物を手がけているわ。実は既に「虎屋ブランド」ではお馴染みで、静岡県御殿場市にある「御殿場店」に「工房」、「東京ミッドタウン店」も内藤氏の作品。それぞれ土地柄に合わせたコンセプトにしている。

 11月には菓寮に続き販売店舗部分も完成して、全体的に見えてきた新しい外観。なるほど、店舗と菓寮を一体化させスッキリした造り。目隠しの植木もシンプル。一歩敷地に入ると全面がガラス張りの建物が見渡せる。洗練の石床や水の向こうにはテラス席も見える。全体を木の温もりが包むというモダンながら温かい感じ。一条の周辺環境と違和感はない。

1001toraya2

 菓寮の中に入ると一見ギャラリーのような落ち着いた空気にびっくりする。和菓子のショーケースも遠慮気味なのもあるが、図書館の様な棚が並び、沢山の本がディスプレイされている。和菓子や京都にかかわる書籍を600冊を揃えているらしい。もちろん自由に閲覧できるわ。棚間に配置されたテーブルは、まさに読書中な雰囲気(もちろんお茶中)。そんな空間を過ぎると視界は広がり、真ん中に美術館風展示棚を仕切に左右にテーブルが並ぶ。椅子やテーブルに床・棚、全てを黒とした静かで重みあるデザイン。確かに「虎屋」らしい新しい虎屋。

 私達は一番奥の、高天井ドームがよく見えるソファ席に座る。。一見その木の天井は、内藤氏の代表作(93年日本建築学会賞)、三重県鳥羽市「海の博物館」を彷彿とさせる。両サイドの全面ガラスから入る光が、天井の丸みと木のエクステリアを美しく照らす。皆天井を自然と見上げるの、まるで森を見上げるようにね。吊り下がる虎屋型の照明は木漏れ日に感じる優しさ、よく出来ているわ。

1001toraya3

 心配した昔ながらの日本庭園は、きちんと蔵と社を残してモダンな水と石の美しい庭に生まれ変わっていた。時代と共に美しく逞しく進化していく老舗の底力という感じ。
 あ、忘れてはいけなかった(笑) 今回頂いたお茶は、京都産のつくね芋で作られた「九重の華」と抹茶グラッセのセット(1050円)。他にも新年らしい「花びら餅」などや重箱のお弁当などもあった。ちなみに併設されているギャラリー(本当のギャラリーね)では、この時期、虎に因んだ展覧会が催されいた。季節が違う時にまた是非来たいと思う、建築好きにも楽しみな京都の名所になった。

| | トラックバック (0)

麗しさ入りまぁすなお茶漬け「丸太町十二段家」

cherry.gifあんこ漬けで良い香りの漂う私はチェリエ、京都ではチェリ奴と呼ばれて(ないない;) そう、チェリ姫と呼ばれて(おいおい;) じゃ~チェリザイル?チェリ神起?(まだ言います?;) それでは参りましょう「ブルジョアチェリエの京都乱食紀行~♪」(相変わらずな企画展開中ですか;) そんなチェリエが新年早々に友人A~リンとの食事を皆様に覗いて頂く企画、題して(は良いから続けて;)

1001bubu1

 A「だから待つって言ったのよ」
 チ「本当だ、開店前に十人はいるじゃない」
 A「な、何を食べながら遅刻したわけ?そんな気合いでよくも私のダチが出来たもんだわ」(類は何とかじゃないですか;)
 チ「ふん、朝から4件の和菓子屋まわりで手に入れた生菓子よ、ほら、アンタにもあげるからワナワナ言わずに食べながら待ちましょ♪」

 (ところでどちらにお並びで?) ここは元祖お茶漬けで有名な「丸太町十二段家」さん。開店前から並んでる光景は珍しくないのよ。店内は1階に四人くらいのテーブル席四つ、あとは2階もあるけど、すぐに満席になるから早く来ないと確実に待つ事になるわね。
 こちらと言えば元祖 お茶漬け。チェリエは「すずしろ1050円」、A~りんは「水菜1890円」を注文。違いは一品多いだけ。基本はお漬物の盛り合わせ、大きなだし巻き玉子、赤だし、お代わり自由のご飯、そしてお茶。

1001bubu2

 チ「最初はそのままでご飯頂いたけど、やっばりお漬物にお茶をかけて頂くと、チェリエにティアラのように完璧♪」
 A「このだし巻き玉子、つやっつやで限りなくしっとりモチモチよ、どんな保湿剤使ってるのかしら」(アンタ達帰りなさい;)
 チ「この店の佇まい、たまらないわね、風情あり過ぎて若い私達にはタイムスリップな幻覚よ」

 A「正座をした事がない足の長い私には、丸テーブル正座ゾーンは辛いけど、椅子テーブルゾーンもあるから、次回は絶対そこねらいよ」

 チ「お姉さ~ん、ご飯お代わりお願いしま~す」
 お「何膳くらい?」
 チ「限りなく、更に美しくなるように~」
 お「・・・?」
 A「5、6膳よ」(何でですか?)
 チ「ご、ろくぜん、こ、ろ~ぜん、こ、ら~せん、コラ~ゲン」(シャレかい!”)

| | トラックバック (0)

京都「末富」の小判ザックザクな縁起物

millefeuille.gif下京区松原通室町、一文字軒瓦と浮かび上がるような白壁が、敷居の高い空気を醸し出す。京都の「末富」と言えば、神社仏閣やお茶の世界からも一目置かれる京菓子界の重鎮。以前も紹介したが、ここは和菓子界のエルメスと言われる程ブランド色が強い。「末富ブルー」とも呼ばれるあの華やかな包み紙が、人目でそれと分かり「贅沢さ」をも顕すといった感じ。
 三代目主人の山口富藏氏はメディアにもよく登場して、外国文化とのコラボなどチャレンジ精神も旺盛。本なども多数出ている事もあり全国的に「末富」の名は知られている。

1001suetomi1_2

 そんな京菓子司「末富」と言えば、看板商品とも言える「野菜煎餅」が有名だけど、やはり私は麩焼煎餅が好き。麩焼煎餅で代表的なのは琳派の絵をモチーフにした「乾山写 絵替煎餅」5枚で3150円。これは一枚が大きく迫力があるので、何かとお祝いに向いている。食べるのが勿体無い位の美しい図。でも新年のように、ちょっとしたイベントの進物はそれより小さなサイズのがちょうど良い。
 その名もズバリ「お正月」。甘くてフワフワな歯ざわりで溶けていく、小さく丸い麩焼煎餅。正月らしい羽子板や凧の可愛い絵柄が焼き印されてて、裏側はピンクや黄色にブルーのパステルの塗り砂糖が華やか。甘くて優しい、子どもからお年寄りまで万人に好まれるわ。

1001suetomi2

 そしてそして本命はこれ、「富久袋」という期間限定の縁起菓子(3150円)。今年は寅の絵の袋で、中は寅や福文字などの焼印「小判」がザクザク沢山入っている。開運吉兆のおみくじも入っている。目出度さ満載の縁起物♪ この日は「金運三社」参りの後に求めに来たので、更に縁起が良い感じでしょ。

 元々コチラには「両判」という大判型の麸煎餅があり、この縁起菓子「富久袋」はそれのアレンジといったとこかな。でもこのザクザク小判の方が小さくて薄くて、ずっと食べやすいし美味しいわ。小判らしくバリバリと固めで醤油香ばしく、味も食べ応えも甘くはないハード系。ついでに通年物の、玉子煎餅でできた甘い「寶づくし」を追加でセットにすると、小判に小銭みたいで更にいいかもね(笑)

 その他新春物として「願う春」や「天平のみやび」など色々企画が充実している。ちなみにこの日の上生菓子は5種類だったが、一番目出度そうな「一陽来福」が完売していて、残りの「柴の雪」「山茶花」「雪餅」「雪だより」を頂く。こちらの生菓子は大きめで味も少し大きい?感じかもしれない。この「わかりやすさ」がここ京菓子の王道ブランド「末富」、という訳で進物向きね。

| | トラックバック (0)

立ち寄らずにはいられない京都「リスタ・ジョルジオ・ピンキオーリ」

1001lista1livarot.gif今年の年末年始の京都は移ろいやすい天気だ。この朝も雨が「俵屋旅館」の中庭の紅葉をはらはらと落としていたが、昼には低い雲間から陽が差してきた。

 ふっくらした蜆のお味噌汁に大きなグジ。特注の器で出てくる湯豆腐は、湯気が立ち上がって冬である事を喜びに思う程。しみじみとしたお漬物、月に一度炊かれるちりめん山椒にふっくらと炊き上がった御飯・・・。
 あれほど俵屋の朝食を頂いたというのに、陽射しが強くなる頃には「ピンキオーリで美味しいパスタが食べたいわ」と突然言い出す妻。四条大橋先斗町にあるイタリアン「
リスタ・ジョルジオ・ピンキオーリ(LISTA GIORGIO PINCHIORRI)」に向かうことにした。

 鴨川を眼下に見下ろせるあの個室に通された。夏に来た時に見た鴨川の風景と何か違うな・・と思っていると、吉村ソムリエが「川床を9月までで収納して、今は鴨川がよく見えます」と教えてくれた。なるほど、ちょっとした視線の変化でさえ、京都は四季のうつろいを感じさせてくれる。
 平日お昼のランチは「前菜にパスタ」ということで、思惑通りの妻はご満悦の様子だ。可愛いグラスで供された食前酒のグラスシャンパンが、鴨川を背景に映える。

1001lista2 ここ「ジョルジオ・ピンキオーリ」は、村田シェフの作リ出すパスタの美味しさが良く知られているが、自家製パンもまたとても素晴らしい。妻は「村田シェフは小麦粉の達人ね」などと言っている。
 今回のスキャッチャティーニはバリ島の塩がアクセント。フォカッチャはクミンシードが練り込まれていて、フワッとエキゾチックな香り。カボチャを練りこんだポンデケージョは、シットリしもっちりした触感とチーズの風味がバランス良くさすが。フレンチでもイタリアンでも、納得いくパンに出会うレストランは多くなく、ほとんど手をつけないこともあるが、ここではいつも完食してしまう。

 さて本題。水牛のモッツアレチーズと生ハムを揚げた前菜はとてもシンプルだが、優しくてメリハリの効いた味わいで、メインのパスタへの期待感を高めてくれた。
 そしてお待ち兼ねの「ホロホロ鳥と九条ネギで和えた ロングパスタ"ピィチ」。やや太めのピーチのもっちりした触感の余韻が、ホロホロ鳥の淡泊でいて旨味ある肉質、九条ねぎの風味と合わさってとても美味だった。
 そしてもう一皿は「タリアテッレ 丹波産イノシシと原木椎茸、本シメジ」。栗粉を練り込んだタリアッテレは絶妙な噛み応え。猪にキノコ類を絡ませた豊かで深みあるラグーソースと絶妙のコンビネーションだ。絶品パスタに妻も大満足の様子である(笑)

1001lista3 フィレンツェの「エノテーカ・ピンキオーリ」本店に負けず劣らず、ここはグラスワインの種類が豊富で嬉しい。グラスワインを注文すると新しいボトルを開けて注いで下さった。
 イタリアンはデザートの美味しさがまた楽しみでもあるが、食後のプチフールもさすが手が込んでいる。

 優しくてかゆいところに手が届くサービス陣、鴨川を見下ろすロケーション、ワイン好きも様々な角度で楽しめるワインリスト、そしてイタリアの風を感じつつ京都の食材で優しい味わいを表現する料理。今回もまた京都のひと時を、ここリスタ・ジョルジオ・ピンキオーリ」で心豊かに過ごすことができた。

| | トラックバック (0)

京都・岡崎「つる家」の豪華おせちで元旦を祝う

livarot.gifクリスマスが終わり正月モードに向かう過程でのお節選びもまた楽しいものだ。今年選んだのは京都の老舗料亭「つる家」。京都の本店から届いた。日本の皇族をはじめ世界の王族国賓が訪れる事でも知られる、由緒ある日本料理屋。京都では「東の吉兆、西のつる家」と言うらしい。
 昨年、ザ・ペニンシュラ東京の「京都つる家 東京店」での
パーティーの際に、京都本店から来られていた高根沢由夫総料理長と若女将に相談して、お節を福岡まで送ってもらうことにしていたのだ。

1001turuya

 大晦日に届いたそれは、華やかなピンクの包みに大き目の二段重と豪華な趣き。6~7人前(10万円)というだけあってずっしりした重みだ。ワクワクしながら開けて見ると、中を仕切って分量を調整するのではなく、ギッシリと各種料理が積み重なって詰まっており迫力がある。一つ一つ丁寧に作られ美しい芸術作品のような料理の数々。家族であれこれ講釈を言い合いながら好きな物に箸をのばすのも楽しい。

 まずは縁起物の「鶴」「亀」が目を惹く。鶴が鶉卵に昆布で、亀が人参塩漬けで形作られている。正月らしい優しい風味の「数の子醤油漬け」。色艶やかないくらの入った「蛤」。そして定番「結び昆布」「たたき牛蒡」に、繊細でいて味わいがいのある小ぶりな「田造」。口の中に「京都」が広がり、また違った喜びを感じる。

1001turuya2

 「紅白小袖蒲鉾」に上品な味わいの「雲丹小袖蒲鉾」も添えて華やかに。「金柑甘露煮」や「かじかみ甘酢漬」なども美しい彩りだ。「紅白鮃じょうよう」や「穴子昆布巻き」なども食べ応えあって豪華。焼き物は「鶉照り焼き」に「まなかつお味噌漬」「甘鯛味噌漬」と様々である。ちょっと変わったところでは鶏肉に粉山椒をまとった「焼鳥青竹串」も面白い。「松笠あわび」「蕗旨煮」「鯛子旨煮」など煮しめもバリエーション豊かだった。

 お節というものは、毎年あれほど楽しみにしながらも食べ始めるとすぐに飽きが来たりするのだが、ロゼシャンパーニュに合わせた「我が家の洋風お節」に、日本酒にぴったりの「つる家のお節」で、最後まで楽しく美味しく頂けた。2010年の、家族で味わう幸せな初食事となった。

| | トラックバック (0)

京都・四条、イオリカフェに避難しますんで!

cherry.gif歩き疲れて三百メートル(短かっ!;) タクシーを降りたまでは良かったが、年始の京都・四条は人々で混雑。皆様~、押さないで~姫はココよぉ(アンタが目的じゃないでしょ;)
 人々「捜し物は何ですか~?♪」
 「清々しくて麗しい物よぉ」
 人々「見付けにくい物ですか~?♪」
 「甘くて魅力的なチェリ子みたいな物よ~」(ミュージカルか!;)

1001iori1

 と、優しい民にも解決出来なかったので、とりあえず腹ごしらえに座りますか(結局かい;) そんな時に目前の大丸京都店地下に、あの笹屋伊織プロデュースカフェ「イオリカフェ(和カフェ IORI)」があるらしいじゃない!アントン達には悪いけど、お忍びで来た身、一人で堪能させて頂こうじゃないさ(寄り道してて良いんですか?) 表にいるファンが諦めて帰るのを待つのも良い手じゃな~い?(だからファンじゃないってば;)

 やはり上生菓子と抹茶のセット892円は頂かなくちゃ始まらないでしょ~。私が選んだのは唯一中身が粒あんの生菓子。お抹茶の濃さも疲れた舌を穏やかにしてくれてサンキューだよオッカサン(舌を見せなくて良いから;) でもね、何だかアレも見逃せない。「すみませ~ん、あの端の席でお父さんが食べてる物を私も頂こうじゃないか」(な、何ですか?)

20100621iori_2

 抹茶ムース735円だよ~。グリーングリーンしてるでしょ~。一緒についてくる白玉と小豆は、かなりの甘~~~い味ですが、抹茶ムースはしっとりプルプルで、噛むと言うより溶かしながら味わう感じ(ん?チェリ~さん電話鳴ってますよ?) 「ヨボセヨ?ネ~、ネ~、・・・アラッソヨ、アンニョ~ン」(どなたですか?) アントンよ(何故、韓国語;) シャイニにハマった時に覚えさせようとしたんだけど、今はエムブラックに変わったから(・・・だから?) 待ち合わせ場所に30分待ってるって電話、待ってるって待ってるんだって恩着せがましいと思わな~い?(おいおい;待ち合わせなら食べてないで早く行かんかい!)

| | トラックバック (0)

京都「俵屋旅館」で初春の目出度さを楽しむ

livarot.gif桜や紅葉の京都も良いが、年末年始の慌しい「新年」に向けた京都も好きだ。古都の乾いた空気の中を流れる、肌を刺すような風の強さが身も心も引き締めてくれる。京都の老舗「俵屋旅館」に到着すると、既に新春に向けた華やかな装い。玄関から上がってすぐの坪庭には餅花がひしめいている。今年はまた赤が印象的で華やかさもひとしおだ。「餅花」とは、12月13日についた餅を柳につけて花に見立てるという、俵屋独自の飾りだ。新春の花のように風でそよかに揺らいでいた。

1001tawara1

 いつもの「暁翠庵」に入るとこれまた新しい香りがする。畳は全て取り替えられ部屋の隅々まで磨き上げられている。そして居間の「2010年新春のしつらえ」は、正月らしくこれまた華やかな掛け軸、室町時代に描かれた小野小町の絵図だ。柱には、悪い縁を切り良縁を結ぶという「安井金比羅宮」の縁起物の大きな稲宝来がかかっているのも迫力だ。
 そのような心づくしの部屋で、いつものお部屋係りさんの笑顔が、またここに来たと言う実感と長旅の疲れを癒してくれる。物音一つしない静けさの中、中庭を眺めたり、本を読んだり、高野槙の浴槽に身を沈めたり・・・しばしのんびりした後にはお待ち兼ねの夕食の時間だ。

 黒川修功料理長の今宵の献立は、いつもの繊細で透き通るような味わいに加え、ふくよかな魚のうまみ、そして薄味の中にもメリハリを効かせたコースの流れに組み立てていたように思う。

1001tawara2

 締めた白グジ、とろりとした甘海老とともに供された「平目の平造り」は、見るからに脂がのっている。平目特有の淡白な身の奥に潜んだ、格別の旨みが口の中で広がっていく。どちらも何とも素晴らしい。
 椀物は「穴子の祖穀蒸し」。新春らしい内側が金色の器には、新米と炊いた穴子が美しく上品に鎮座してる。フワフワの穴子ともっちりとした米の触感と香りを楽しむ。コクもあって食がすすみ、妻も大層気に入った様子だ。

 焼物は「寒鰤小椒焼」。脂のノリが素晴らしく、身と一体となってとろけていく様を堪能する。博多は雑煮に鰤を入れる程こだわりがあるが、この寒鰤の身質の良さ、脂ののった旨み、それを生かした焼き具合と香ばしさは、とても完成度が高かった。
 添えられた「河豚の柚庵焼き」も素晴らしい。博多で河豚の調理料理は唐揚げが大半だが、このように上品に焼いて、しかも柚庵焼きで仕上げられた河豚は、プリリとした身が際立って美味だった。

1001tawara4a

 そして温物には、冬の京都と言えばコレって言うくらいお馴染み、熱々に熱せされた土鍋で出される「鴨鍋」。滋賀の鴨が、これでもかという程の白葱や壬生菜の上に乗せられて、その鍋はジュージューと音を立てて出てくる。焼麩も鴨の出汁を吸って味わい深い。湯気と鴨の香りがたちこめる中、幸せな汗をかきながら頂くのがとてもいい。

 東京では、気分や立地で様々なホテルを使い分ける我が家も、京都市中では「俵屋旅館」は外せない。1000年の古都は、知れば知るほど奥が深く、届きそうで決して手が届かない果てしない魅力がある。
 俵屋旅館を常宿にさせてもらい、そののぞき窓から「京の風景」を垣間見る・・・これが我が家の京都の楽しみ方であり、古都の味わい方である。

1001tawara3

millefeuille.gifと言う訳で前回予告していた「小さな縁起物」は、ここ俵屋で今年もゲット。お馴染み「福俵」を筆頭に、寅やお多福のお香便り、更にお多福の箸置きに、お多福のあぶらとり紙など。これらは俵屋から程近い「ギャラリー遊形」でも求めることができるわ。そんな小さな「福」三昧が縁起担ぎ。ね、良い年になりそうでしょう。

| | トラックバック (0)

不況を吹き飛ばせ!京都金運三社参り

millefeuille.gif明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。今年の初ブログは縁起を担いで「三社参り」で。まさにこの初詣をして新年を迎えた実感が湧くと言うもの。去年は「下関で三社参り」を紹介させて頂いたが、今年はパワースポットの王道、京都で行ってみようと思う。しかも世界がこんな不況に泣く中、日本こそ頑張らなくては!と気合いを入れるべく、まずは神頼みで~・・な「金運」をテーマにしてみたわ。

1001mikane

 まず始めに伺ったのは、前回紹介した「二條若狭屋」の裏手近くにある「御金神社」。分かりやすい純金箔の鳥居が出迎えてくれるこの小さな神社、おかねと読まず「みかね」だからね。それにしても敷地内は「金・金・金」の文字で、鳥居同様いかにもさに笑ってしまう。
 元々一般の民家で、「金山毘古神」を奉ってあったらしいが(つまり鉱山や金属の神様なんだろうけど)、今ではこんなに立派な金運の神様になって、お参りする人が絶えないと言うからびっくり。

 参拝者が書き込んだ絵馬には「宝くじ」「ロト」ネタが沢山で、なんだかリアルな親しみ易い雰囲気(笑) そんな溢れる願いを込めた絵馬は半分は珍しい銀杏形をしているの。不思議に思って尋ねてみたら、本殿後ろに高々とある樹齢二百年の銀杏の木が、こちらの御神木なんだそうで。なるほど・・・でもね、その御神木の背後には更に高々とそびえ立つマンション。何だか不思議な環境だけど、御利益はきっとある?んだと思うわ。

1001ebisu

 これは中々面白いわねぇと次に向かったのは、鴨川を渡って祇園の華街。そこに鎮座するはご存知日本三大ゑびすの「京都恵美須神社」、えべっさんね。正月8日から12日までの「十日ゑびす」は恐ろしいまでの人出になる。
 福笹と干支が印象的な縁起物で商売繁盛祈願。それこそ本命の十日はイベントもあって京都ならではの盛り上がりになるわ。当然混雑が予想される大祭期間中、不況を吹き飛ばすにも根性いるのね・・・よってわが家は一足お先にお参りをさせて頂く事に。
 ラッキー♪ たまたま少しの間貸切状態が気分を盛り上げるわ。思ったより狭い敷地内、入ってすぐの鳥居にドーンとまさに恵比寿顔。この顔の下にある熊手とざる?に、小銭を一発で投げ入れる事が出来たら御利益ありとか、是非是非運試しを。奥に隠れた様に奉ってある小さな恵比寿像は、本当に笑顔が可愛い素敵なお姿、ご利益ありそ。

1001fusimi

 そしてそして、最強の金運祈願となればやっぱり「伏見稲荷大社」。真っ赤な鳥居に大きなお狐さん達があちこちにいらっしゃるのは迫力。京都では伏見稲荷と言えば正月というより初午(2月)のイメージなのかな、いずれにせよ大祭時期の混雑もただものではない。車の出入りもし辛い環境なので我が家は早目にお参りさせて頂く。
 ここの山全体が稲荷神社なので、登山コースとしてもかなりのものだと思う。私は本殿をお参りして、朱鳥居がズラーッと列ぶ「千本鳥居」をくぐって、奥社に行くまでがやっと。厄払いなど何やかと我が家はお世話にっているこの神社、今年もご挨拶に来れた事にも感謝感謝。

 新年は色んな意味でリセットがしやすいイベントが沢山。初詣だけでなく、小さな日常の事でも簡単に気分を変えて前向きにリセットするのは楽しいわ。そこで次回は、お正月ならではの小さな?おうちの中における「縁起物」を紹介しましょう。

| | トラックバック (0)

« 2009年12月 | トップページ | 2010年2月 »