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バレンタイン・ワイン、ホワイトデーに向けての復習。

millefeuille.gif2月14日、3世紀頃バレンタイン司教が処刑された日。ローマ皇帝の「兵士結婚禁止令」に反対して、愛し合う者達に結婚式をあげ愛を説き続けた彼の命日は、今や世界の「愛を祝う日」聖バレンタインデーと言うのだからロマンティックね。
 日本では女性から告白のチョコレートを渡す習慣が定着しているけど、欧米では男性から花束やプレゼントを愛する人に贈ったりして大人なイベント。最近では逆チョコや友チョコなど、日本ではさらに微妙なイベント化しているが、それはそれで独特な文化的祭として楽しい。

20100219valan1 我が家でも毎年バレンタインデーはチョコはもちろん、花やプレゼントもディナーも愛をテーマに楽しむわ。日本では、バレンタインデーとセットでホワイトデーが付いて来る。ホワイトーデー発祥は実は福岡、子どもの時からバレンタインの「お返し」も当たり前に盛り上がるの。

livarot.gifという訳でホワイトデーに向けて、バレンタインの家ワインを復習。まずはアンリオ「キュヴェ・デ・アンシャンテルール」(Henriot Cuvee Des Enchanteleurs) 1995年」。キラキラと泡立ちの時間が長く美しい。ネットリした、しかし清廉な熟成感が支配している。アンリオの家族経営メゾンらしい丁寧な造りがこのプレステージ・キュベには特に感じられて満足度が高い。

 続いて「パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー(Pavillon Blanc du Chateau Margaux) 2003年」。ソーヴィニヨンブランらしい、濃厚なライム、ハーブにミネラル香。どっしりして綺麗な酸味。オーク樽で醗酵させているからか、若干感じる苦味のフレーバーが全体を引き締めてくれる。イメージよりもキレがよくて男らしいが、シャトー・マルゴーの作り出す白ワインらしく余韻のスマートさもある。一昔前は7000円前後だったものが、今や1万5000円。もう少しどうにかならないものか。

 最後に赤ワインはルイ・ラトゥール(Louis Latour)の「シャンベルタン(Chambertin)1999年」。チェリー、スミレ、カシスのほのかな香水のような香り。最初は優しい味わいかと思わせながら、ドーンと重低音のようなずっしりした響きが広がり続ける。
 重厚な余韻が遠のいた後にも、口の周辺にどっしりとしたタンニンがまとわりつく感じ。楽しさやチャーミングさはないが、いかにもシャンベルタンらしいスケールの大きさ。ゆっくり時間をかけて飲んだがこれ以上1歩も動かない。15年目・20年目にその変化のほどを確かめたいと思わせる1本だった。

 残したシャンパンや白ワインで本日貰ったチョコレートを頂く。うん、今年の一番はやっぱり「ローエンシュタイン」だ。まさにワイン好きにはたまらない、大人のコクにあふれた美味しさだった。ホワイトデーが高く付くのは不可避だろうな。

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