グランドハイアット東京、大人の夜を「ディプロマットスイート」で

東京ミッドタウンが出来てしばらくは、人出はあちらに持っていかれて閑散とした六本木ヒルズ。不況不況と言う割には週末の六本木ヒルズ界隈は騒がしく、それなりに人が戻って来た印象よ。けやき坂の通り沿いの店も様変わりし、色々とマイナスイメージのかつての豪華マンションも、少し色褪せた落ち着いた感じがかえって「洗練さ」にも繋がってきてるかもしれないわ。
テレ朝側や毛利庭園などは子供連れも多く見るけど、基本的にここは大人の街。けやき坂突き当たりにある「グランドハイアット東京」の昼間は、買い物中の休憩使用な人達でごちゃ感が残念(トイレが綺麗で好評なのもあるわね)。よってここは昼間の明るい時間帯より、夕方以降の方が魅力的な、大人向けのホテルと言えるの。
そんな夕方、ホテルロビーにしては落とし過ぎる照明も、落ちついたホテルマンの適度なサービスも、ホテル慣れした人間には楽。移動疲れで到着する訳だから、少し距離があってくれた方が良い時もあるわ。
そしてチェックインは10階クラブラウンジ。夕方以降のクラブラウンジならバー的ざわめきが夜らしい癒しで良い感じなの。このクラブラウンジ、昼間や朝は(ホテル自体そうだけど)、何故か生活感ある様子になってしまうので、なるべく暗めの時間帯利用がオススメ。ディナーに向かう前にシャンパンや軽食で一息つくなどの利用なら、どこのホテルよりも雰囲気があって良いわ。
今回宿泊したのは「ディプロマット スイート(100m2)」15万円程度。以前この部屋に宿泊した際にも言ったが、3タイプある同サイズの部屋より明らかに広く感じるし調度品も景色も良い。トイレも2つあるし。よってその中では少しお高め。
主人曰く「人の家みたいで何だか物足りないな」と毎度同じグランドハイアットへの印象をつぶやく。でも私は、この安心感や落ちつき感は、家族連れや海外からの長期滞在には良いのではないかと思うの。
シックモダンなベージュとブラウンでまとまった縦に長い部屋。照明の使い方が巧いのが特徴かな。相変わらずの優秀なバスルームにゆとりあるベッドルーム。17階から見る東京タワーやレインボーブリッジなどの夜景、いわゆる「けやき坂イルミネーション」も華やかで、やはり夜に向いている。
細かいところで、ウェルカムアメニティは赤ワインとイチゴ。バスアメニティは相変わらずREN。設備的にはハイアットグループではお馴染み「ネスプレッソ(C100)」と「バング・アンド・オルフセン(BeoSound 3200)」、家じゃないから長持ちね(笑) テレビのサイズは今となっては2つとも小さく感じる。
少しイメージが違うのは朝。窓のスクリーンの上げ下ろし音がうるさくて、隣や上部屋のその音も聞こえる。フローリング部分を靴で歩くと同様に響く。つまり起こされてしまうの。夜だと照明とのバランスで色気もあるベージュの部屋も、朝日の下ではナチュラル過ぎて色褪せて見える感もある(これはホテル全体)。
まぁ、この贅沢な問題点は天井高が低いせいでもあるし、これが生活感ある落ちつきを演出する一因でもあるので何とも言えない。結果、環境や色んな意味で、「大人の夜遊びデート」にはかなり使えるラグジュアリーなホテルだと思う。
朝は雰囲気がなくなると言っても、それはそれでリセットして「新しい一日のスタート」的には理解できる。ルームサービスでの朝食は「フレンチ キッチン ブレックファスト」1人3500円位だったかな。ホテル2階の「フレンチ キッチン ブラッセリー」のものね。
どこのホテルよりもボリューミーで健康的な迫力がいい。山盛りな感じが男性向きで女性にはびっくりな量かも。生野菜がなく(フルーツはある)肉類ばかりというのは少し寂しいが、味も他のホテルの朝食より美味しいかもしれないわ。パンもフレッシュジュースも合格。
そうそう、最近の「グランドハイアット東京」で話題といえば「世界一のショコラティエ」。メディアで一気に紹介された事もあり、1階「フィオレンティーナ」は賑わっていた。次回はその優勝作品のお話をするわ。つづく
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