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五条大橋「半兵衛麩」、京麩で季節をあらわす

100223hanbe1millefeuille.gif京都に行ったなら必ず買うのが「原了郭」の黒七味、そして「半兵衛麩」の生麩。時間が取れない時は京都駅でバタバタ他店の生麩を買う事もあるけど、やはり鴨川・五条大橋のたもとにある、320年余の老舗「半兵衛麩」が本命。モチモチ感としっとりさが全然違う。

 お麩はその昔は寺院や宮中だけで食されてたそうで、宮中で作り方を覚えた「半兵衛麩」初代が広めた事で一般にも手に入るようになったと言うのだから素晴らしい。京料理(とくに精進料理)と言えば豆腐にゆば、そして京麩よね。某有名料亭や寺院本山などが顧客は納得。

 家庭でも季節を美しい顕す、もみじ型などカラフルな花麩は欠かせない。我が家では、冬は鍋物に入れたりするけど、基本はやっぱり大好き田楽。2センチ程度に切った生麩(あわ麩・ごま麩・よもぎ麩)をわざわざ網で焼いて、専用の田楽味噌(赤・白)を塗る。少し焦げ目がついて香ばしくなってくると完璧。味噌の代わりに醤油山椒を塗るのも好き。日本酒にもピッタリ、食べ過ぎちゃうくらいよ。

 週末桜を見ていたら、京都を思い出して突然麩田楽が食べたくなったの。そこで便利なオンラインの「半兵衛麩」でお取り寄せする。お馴染み「笹巻麸」もいいけど、目に付いたのは2月だけの直営店限定商品、宇治の抹茶をふんだんに使った「麸まん 抹茶」。
100223hanbe2 中は上品な抹茶あんで外はフワフワ抹茶の麩。さらにまとった色鮮やかな抹茶は食べやすく、さすが風味豊か。(ちなみにオンラインでは5月も買えるとか)

 そして定番、生麩(あわ・よもぎ)と田楽赤味噌、お吸い物や和え物に使いやすい「焼き麩セット」。何でも便利な生ゆばと季節物生麩をチョイス。
 京都は
北野天満宮の梅花祭(25日より)もあるので、今はどこも梅にしつらえが多いと思うわ。そんな季節物は「うめ麩」、天然色の生麩でピンクがきれい。金太郎飴的にカットして、煮物はもちろん、酢の物で春らしい感じもいいでしょ。2・3日で届くし、一品足すだけで、あっと言う間に食卓が京都の香り漂うの。

 来週はお雛祭りね。風情ある町家づくりの本店に行くと、季節限定「ひし麩」や「手鞠麩」など可愛い細工麩が手に入るわ。併設されている茶房は、昼限定予約制という事で競争率高いけど、素晴らしい伝統の麩料理「むし養い」が頂けるの。「春の京都」にいらっしゃる方は寄ってみる事をお勧めするわ。

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