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「京都鶴屋 鶴寿庵」町娘散策編。

20100601turuyacherry.gif京都人の台所かもしれない、そりゃ、荒らしたくはないさ。アタイだって日本人の魂を少しは背負って生きてるんだってんだチェリの助・サンパウロです(どうされました?そんな町娘的コスチュームなんか着て;)
 最近は海外向けの日本観光案内に大々的に載ってるもんだから、外国のお友達に「チェリ~さん、ワタシお忍びで行っちまいたいですが、行った事ないのでヤバイよヤバイってヤクナイ?やくみつる?さんに聞きました」(や、やくみつるさんにて;) そう言われちゃ、彼らの為にも行くわよリサーチに。

 アタイだってお屋敷だけが出没地域じゃないわ!皆覚悟して、今回チェリの助「錦市場」にお邪魔じゃ登場!(街の真ん中にありますから、観光客にも行きやすいですよね) そうね。そこで今回は錦市場のはし~っこにあります「京都鶴屋 鶴寿庵 にしき茶寮」さんにアドマチックパラダイス♪(綺麗な和菓子屋さんですね)

 こちらはイートインも可能で、市場流れの場所だからねって甘くみちゃ困るわ、上生菓子までご用意ありますわよ(この鶴屋さん、新撰組が流行った時にママさん達が行ったお店ですよね) そうそう、めちゃくちゃ飛ばしで説明すると、あの新撰組が誕生した「八木邸」あるじゃない? その八木家の末裔がされてる店、それが「京都鶴屋」さん(ま~、抜粋しまくったわりには分かりました;)

20100601turuya2 こちら錦店ではまず市場ならでは、これからならではのオススメシーズン物をご紹介。その名は「水綿茶(すいきんちゃ)」(綺麗な色ですね) 店頭の桶に氷と一緒に入れてあるから、見てるだけでも涼しくなるが、やはり飲みたい。ペットボトル入りだから持ち運びに便利だし、海外の方にも気軽に抹茶を味わって頂ける代物よ。よ~く振ってお飲み下さい(振りすぎて漏れてますよぉ・・マジ話です;)

 でも和菓子だって味わいたい、だから頂きました上生菓子。綺麗な色もモチロン目を引くけど、疲れた体にエネルギー補給、そんなアタシはフルコース・タイラゲ~ノ・マルノミです(全種類食べたって言いたいらしい;) 決してしっとりとした柔らかな印象はないけれど、柔軟に対応可能基準をなんなくクリア。お値段300円少々です、マルクで言うと~(マ、マルク?;) あ、ユーロが良い?ペスでもウォンでもワタシは対応出来るわよ(円で結構です;)

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京都「松前屋」、由緒と格式の最高級昆布

millefeuille.gifいかにも凛とした京都らしい風格のある美しい佇まい。御所用の最高級の昆布と言えば「松前屋」。現在で三十二代目、八百年という長い歴史と格式を誇る旧家名店。御所へ諸品調達係として官中に仕えることとなった初代が、天皇から「松前屋」の屋号を授かったとの事。
 以来、皇室東京遷都まで(約五百年)皇室に深く関わってきた。よって一般向けに販売するようになったのはその後から。いかにも敷居が高い感じ(笑)店内はスッキリ綺麗に手入れされて、きちんと時代に伴った設備。静かで品ある雰囲気で落ち着く。

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 松前屋の「御菓子昆布」は、一枚づつ手作りされた昆布の和菓子。これは一子相伝でどれも長い年月を手間隙掛けて作られているわ。「きうひ昆布」が店頭に並ぶのは10月から3月までで、暑い夏は作られない。他にも「ゆきのうへ」、これは昔は天皇だけしか口に入らなかったとか。この溶ける最高の昆布は要予約。などなど十数種類の昆布商品がが並ぶ。

 という訳で、今回は昆布菓子ではない?松前屋の代表商品である「比呂女」を紹介。これはその昔、戦乱の軍糧品としても皇室に上げられていたり、天皇が渡欧する際に持参したりと逸話も多い品。北海道南最高品の真昆布を使って約6年かけて作るんだからびっくり。5年間蔵で寝かせ1ヶ月米酢で戻す。良い部分だけ切って炊き上げ、更に1年間自然発酵。そこらの塩昆布を想像されたから確かに困るわね。まろやかなコクと言うか、でも濃くて渋味もあるし・・お菓子じゃないなぁ。雅に綺麗な包装を開けたら少量の昆布で驚くが、これだけ手間隙かけてるんだから当然なのよね。

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 今回はお土産用の可愛い平安絵柄の物と、竹筒風入れ物の二種類の「比呂女」。それとお気に入りのふりかけ(お茶漬け用)の「御所の華」。これを私はお茶漬けよりもご飯にかけるの、癖になるわ。他は料理の基本、出汁用の立派な大判の昆布。使うのもったいないくらい。

 努力と歴史からから来るプライド「高級志向を貫いて、最高級の昆布製品だけをつくり続けました」と言うだけあって、京都ならではの伝統文化をヒシヒシ感じる事が出来る貴重なお店よ。似たような名店でネットやデパートで販売があるのは、この京都「松前屋」ではないのでご用心。

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祇園小路「ぎおん徳屋」にてサイン会開催(ない;ない;)

cherry.gif京都の観光地の一つに祇園小路があるでしょ? 私は京都に行くと必ず通るのよね(そうですね、そんな花魁な姿じゃなくても良いですけどね;) そんな観光客がこぞって行く場所だから味は大した事ないなんてツイッタお方は考えを改めて頂きとう存じます(いちいち舞わないの;) こちら祇園小路でも人気のお店「ぎおん徳屋」さんはチェリ奴が贔屓にしているお店の一つ。

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 え~え~良く通います(2009夏編)。通いますがね、いつもお腹を空かせたトナカイみたいにカランカラン鳴らして伺うものでね、注文したら写真にも残さず平らげてしまうわけですよ、マジで(う~ん、突っ込みたいですが、とりあえず聞きましょう;)

 そこで今日はお腹を満たした上で、声を大にして言いたい。オモタセで人気NO,1と言っても過言ではない「ぎおん徳屋」さんのわらび餅。そんじょそこらのわらび餅を想像したら矢が刺さりまっせ、い、いかん、腹が減っては戦は出来ぬ。そうだ、オモタセには予約が必要だが、今回はお店で出してる「わらび餅」をガッツク前にパシャパシャ、こちらにも、こちらにもお願いしま~す!

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 いや~、この溶けそうで溶けないわらび餅は私を翻弄し続けるわ~、いつまでも変わらない姿で、好みで黒蜜やきな粉を付けてご賞味あれだなんて・・・イケズ~(そろそろ突っ込みましょうか;) 店内でのわらび餅君は確か1200円くらいだったかな。量からすると結構なお値段に感じる? いやいやいや、早乙女君、それはないない、かなりの満足感なんだよ。それに並ぶんだよね、オープン12時から何となく集まるファンに、気付けば外には列なんかが出来ててさ。もちろん?サインは惜しまないけど?少々お待ちを~少々お待ちを~。

 「グリーンティーと茶菓子」のセットもご紹介したいんだな~。キメの細かい氷に抹茶ミルクのようなこちらも、キメの細かいグリーンティーをかけるんだよ。お好みで溶かしながらお飲み下さいときたもんだ!遊んでくれるじゃないか。一緒についてくる和菓子の満足感満点でさ、今回はあんわらびでしたがね、わらび餅同様崩れる感たっぷりな外側に、黒蜜を感じる中の餡。もうどうにでもしておくれ、サイン会は200人まで増やしちゃうからさ(残念ですが誰も頼んでませんよ~;) あんな場所、京都慣れしたアタシにはナイ場所だわ、なんて言わずとっとと行っちゃいなさい。

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おはぎ号「今西軒」船でお待ちしてます。

cherry.gifアントンを出し抜いて京都に行くからドキドキが尋常じゃないチェリ奴・キラ姫です(こんにちは、京都はいつでも観光シーズンですね) というわけで、今回の「京都に外人さん、いらっしゃ~い」のコーナーでは、おはぎ一筋、何がなんでも洒落たおはぎをご提供でお馴染みの「今西軒」さんをご紹介(勝手にキャッチフレーズ付けないで下さい;)

100526imanisi 場所は地下鉄烏丸五条駅ほど近くに・・・え?詳しくだと?確かにかなり近い出口から出た日にゃ~徒歩30秒でしたぜい(へ~、何番出口でしたか?) この辺は一本入っただけでタイムオーバーしたみたいな(タイムスリップ!じゃなくて何番出口でぇ・・って聞いてない;)

 道沿い店頭の木のカウンター越しに対応してくださるんですがねぇ、ショーケースがあるんですわ、それも「ザ・おはぎ!」と言わんばかりのおはぎ達がね。きなこ・こし・つぶの三種類で、どれも親しみやすい懐かしいおはぎなんだけど、田舎臭くないシンプルな物。 お米の形を良い具合に残してあるから、餡やきな粉との相性が程よく良い(オシャレなお店ですね)
 明治30年代からある老舗なんだけど、今流行りの後継者問題?で一度閉めたらしいのよ~(流行りじゃないですから;) でもジイちゃんの名にかけて!なお孫さんがいたの~、アンビリーバボーよ、アンビシャスよ、アントンのボケよ(最後関係ないし;)

 朝9時半からお店は営業していますが、売り切れ次第終了なの。日曜日営業は観光客に嬉しいとはいえ、昼過ぎには売り切れちゃう事も。確実に手に入れたければ、お電話にて「おはぎちゃん、各指名希望!」入れといたらグッジョブよ(普通の注文で大丈夫ですから;)
 店に近づくと良い匂いがするのだよね~、まるで宇宙船にでも乗せられる勢い(それ、確かアントンさんも言ってませんでしたか?) あの人は
 
「チェリナ~、この匂いは宇宙船の機内食かな~、乗り込みそうだよ~」

 (あ~、おはぎに名前付けてましたよね、きな粉にサマンサ、つぶあんにマライア、何故かこしあんには勘三郎) そう、一つ150円だったからね(・・・だからねって?;) おはぎだけに、案外内容がない、アハハハハ(な、何か引っ掛かってますっけ?;)

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ジョルジュ・マルソーで清々しくも迫力あるフレンチを頂く

livarot.gif5月も後半、天気も不安定でそろそろ梅雨の時期に入るかといった福岡。雨に濡れて美しい新緑の中浮かぶ福岡城、その前にあるフレンチレストランが「ジョルジュ・マルソー(Georges Marceau)」だ。静かな平日の夜、ゆっくりディナーを頂くことにした。満席の週末フレンチは華やかだが、平日の比較的落ち着いたディナーもまた違った趣きで心地よい。

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 アミューズはアスパラガス、壱岐のウニにオマールのジュレが乗ったもの。アミューズにしては豪勢で優しい味わいだ。乾杯は「ジャック・セロス ブラン・ド・ブラン(Jacques Selosse Blanc de Blancs) 1998年」。濃厚な旨みと余韻が「美味しい」噛みしめるような味わいでディナーの気持ちをアミューズとともに盛り上げてくれる。

 続いて大振りの「野菜のエチュベ」。佐藤農園の力強い素朴な野菜達に加え、唐津の車海老は一流寿司店で出てくるような大物。フランス・ロワール地方のホワイトアスパラガスは主人公として、他の野菜とは別にサッと火を通したという絶妙の歯ごたえ。
 そして「一口のコンソメスープ」が出てきた。冷前菜が続いて体がスッキリと冷えたところで、ぎゅっと締まったスープで上手い流れ。凝縮したスープの香りは濃厚で丁寧に取った事がよくわかる。

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 「フォワグラのポワレ」が雰囲気のある新しい皿で出てきた。ゴールドとシルバー迫力の2種類で、分厚く和風な輝きの角皿。グリーンピースのソース、トリュフのビネガーソース、そしてイタリアンメレンゲの淡い不思議な食感が楽しい。イタリアンメレンゲの中には細かいマカロン、夏ミカンの風味も混じってやや甘い。フォワグラに甘いソースという定番をアレンジしたとても現代的なプレートだ。
 いつもチャレンジ精神溢れる小西晃治シェフだが、従来の迫力ある素材のプレートに加え、最近は更に様々な企画工夫したプレートが用意されるのでとても楽しい。この一皿もなかなかの完成度だった。

 小西シェフお得意の魚、今夜は低温でしっとりと仕上げた唐津産の「オコゼ」。しっとりした身と皮の廻りのゼラチン質が何とも言えず美味だ。アサリ・帆立から取ったスープが良く合う。添えられているオコゼのキモと胃袋が食感と味わいに変化を与えてくれるため、あっという間に食べてしまう。いつもは魚辺りで満腹で残し始める妻も綺麗に食べていた。博多ならではの魚のプレートという感じだろうか。

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 メインは山形産の「ラパン」。しっとりと透き通るような身質の中に、生ハム・帆立・穴子をムース状にして包み込んでいる。その廻りに腎臓などもくるんでいる。綺麗で繊細な旨みを生ハムから染み出て塩気が補う。アスパラソバージュも季節感あって良い。

 合わせたのは「コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ミュジニィ(Comte Georges de Vogue Musigny) 1989年」。89年とは思えないようなしっかりとした色調、甘みと酸味のバランスの着地点が素晴らしい。ヴォギュエらしいエレガントなシルキーな口当たりに妻も大層満足しているようだ。

 チーズはなかなか品揃えが難しい福岡にしては頑張っている。若手スタッフは食べ歩きや研修も頑張っているということで、向上心が強く頼もしい。「今宵のジョルジュ・マルソー」には満足した。ただしぶれなく一定のレベルを保つことが課題。次回にも期待したい。

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横浜中華街ですからぁ「皇朝」なわけでぇ。

cherry.gif 「横浜に行くのかい?」
 「う、うん」
 「なら横浜中華街に行くだろう?」
 「え?時間があれば;」
 「横浜中華街に行ったら、中華料理世界チャンピオンが作る肉まんの店「皇朝」と行くと良いさ」
 「へ~世界チャンピオンがいるんですか?」

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 「なんだ知らないのかい?いつも行列で、デカデカとした看板があるから凄い目立つし有名な店さ。楽天やヤフーにも店があるから、並ぶのが面倒なら取り寄せって手もあるがね」
 「なるほど~」
 「小さな肉まんシリーズがあってね、1個90円なんだよ。肉まん・あんまん・チャーシューまんと、全部小さめだけどね。心配しなくても、ドデカイサイズの肉まんもあるから、ガッツリイキタイなら試してみな」

 「凄いな~、芸能人も沢山来てるんですね~」
 「ま、芸能人の味覚は置いといて、ミーハーに楽しむには残念な店じゃない事は確かさ」
 「確かにそうですね、せっかくの中華街ですから、味も大切ですが娯楽要素は必要ですよね」

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 「最近は食べ放題の店が流行ってて、食べ歩きはご法度様にていしてるが、近くに山下公園もあるんでね、いつくか買って公園でノンビリ食べるってていもアリなんだわ」
 「そうですね、取り寄せも良いですが、その場の雰囲気も楽しみたいですからね~」

 (あ、あのチェリ~さん、どなたと会話されてるんですか?) ん?独り言(・・・え~~~!そうきます?;) 横浜中華街に行って食べないわけにいかないじゃない、肉まん?しかし行列を味わう時間もないわけよ、そんな時に便利よね「皇朝」さんは。安いし早いし中国人だし(そ、そうですね;) もうニーハオ・チェンマイ・ナンタラカンタラよ(は~;) あれ、ガラムマサラよ、か?(なんでも良いです;)

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 味はかなりの代物なんて感想を期待するだろうが、要は満喫の1ページを演出してくれればコチトラ有り難いわけよ。感動な味って表現は軽くて使わないとしても、十分仕事はしてくれたって味?(普通にオイシイって言えば良いのに;) 山登りした時に、三号目で食べるお握りくらいのオイシサ、かな(せめて山頂に行って食べて下さい;) ついでに四川料理の老舗「重慶飯店」の、飲茶専門店「重慶茶樓」の点心土産もゲットしときました(お疲れ様でした)

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エグゼクティブハウス禅の「ガーデンスイート」が良いの

millefeuille.gif外資系ホテルのニューオープンや国産系ホテルのリニューアルも、ある意味出揃って落ち着いた感がある今年。円高の影響で価格破壊的安さの外資系に対し、国産系はリニューアル費用回収含めて価格高と言う状態。国産系が外資系の倍価格だったりする事もある。

 今回敢えて紹介するのは、ソフト面重視でも実はインテリアや設備もなかなか、グルメもあるよ・・・という唯一国産系で選ぶ「エグゼクティブハウス 禅」。そこはホテルニューオータニ東京、本館11・12階「ホテルの中のホテル」。セキュリティもプライバシーもしっかりしていて解りやすい特別な空間だが、富裕層向けと言うコンセプトだけあってやっぱりお安くはない。

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 専用ラウンジは和モダンに作られた日本人も納得の黒い墨絵の世界。チェックイン・アウトするところから静かな侘び寂びの空気に包まれる。以前もお話しした通り、オータニ先鋭のこちらのスタッフはクールで無駄なく素晴らしいサービス。他のホテルのエグゼクティブラウンジとは一線を画す。
 このラウンジで特出すべきは、国内唯一の幻「ピエール・エルメのクロワッサン」が頂ける事と、静かに美しい夕日を眺めつつシャンパンを頂ける事。

 この「エグゼクティブハウス 禅」には2つのガーデンスイートがある。一つは以前に紹介した最高級スイートの「夢窓庵」(115m2/27万程度)、もう一つが今回の「ガーデンスイート(103m2/25万程度)」。最上級スイートにしては狭く、これにサービス料と税等が加わるので、外資系に比べるとかなり割高な印象。

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 墨絵のエキゾチックな廊下を抜けて行く。外国人だけでなく日本人にも理解できる静かな世界。ガーデンスイートの2部屋共に黒を基調とした内装は「本物の和」のデザインで、竹や金箔、和紙や墨、焼物器に江戸切子・・・華やかだで重厚感ある。
 オータニ自体が環境にも配慮するというテーマを掲げているので空調や窓ガラスが安心。カビ系や紫外線に弱い私にはポイント高い。ただ、昔の建築法に基づいた設計に無理矢理リフォームしているので、どうしても天井が低く、部屋に入った瞬間はいつめ狭いなと思ってしまう。これを視覚的に克服するためか、全体的に家具が低く天井に演出が施してある。

 照明に凝った玄関スペースとゲスト用トイレ。黒石に緑がかったガラスボウルなど細部まで竹や墨絵のデザインにこだわって素敵。モニター付きインターフォンも良い。艶黒塗りのダイニングテーブルや、金照明背景の書斎デスクも贅沢な感じがいい。フラワーアレンジメントや陶器もシック。
 狭いはずだが、リビング・ダイニングで寛ぐにつれ落ち着いた心地好い感じになる。これは外資系ではなかなかないわ。沢山の椅子や和照明、デイスプレイの小物がやたらごちゃごちゃ置いてある割には、統一感があり空間に馴染んでいる。不思議な事だがこれは空間デザインの技と言える。

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 とは言っても「夢窓庵」に関しては、枯山水風リビングテーブルや竹に囲まれた丸いバスタブなどがやり過ぎ?で色味もキツイ感じがするので、こちらはやはり外国人向けかと思う。今回の「ガーデンスイート」で気に入ったのが、シックで明るい「寝室」と広々「バスルーム」。クローゼットスペースとパウダースペースの位置関係と明るさも使いやすい。
 洗面鏡に浮かぶテレビ、黒石洗面台にフィリップ・スタルクの白ボウルが2つ。タオルもたっぷりあってアメニティはフェラガモ。明るくスッキリした空間デザインはゆっくりプライベートでホテルライフを楽しむのに適している。「エグゼクティブハウス 禅」ができる前によく使用していた「HIROSHIGE」のバスルームに似ている。

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 私的にはこの2つの和の世界、華やかな「夢窓庵」とシックな「ガーデンスイート」がお勧めだが、「エグゼクティブハウス禅」には他にも様々なタイプの部屋があり、例えば主人の出張時一人宿泊なら、もう少しライトデザインの「ジュニアスイート(70m2前後)」やシンプルシックな「デラックス(50m2前後)」になるのかな。ルームサービス(オールデイダイニング)も他に見ない充実ぶり。
 かなり古いタイプの大ホテルで店舗数も多いニューオータニ東京。中でも本館の「
トゥール・ダルジャン」「久兵衛」「ピエール・エルメ」を活用する。また休日を楽しむ為に「静かなる禅」に来よう。

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横浜元町「茶倉」にてハニカミ兄さんがお待ちです。

20100519sakura1cherry.gif世の中を信じられない可哀相なチュテキダンスィにささげる宴の主催者、どうも、チェリナ・ルビンスタインです(こんにちはチェリ~さん、ところでどんな宴なんですか?) ふっ、そうだわね。せっかく私が催すんですもの、まずは詳しくリサーチしなきゃ最高のボム君を癒せ達人にはなれないわね(ピンポイントに攻めますね;)

 そこでお邪魔したのは横浜元町にございます日本茶専門店「茶倉」さんです。日本茶を知り日本茶に戯れる、そんな日本茶通のコダワリ兄さんが作り出すお茶が楽しめるお店です(何だか良さそうですね) 買い物のついでに寄るというより「茶倉」に行く為に元町に来い!なくらいの不可解な貫禄さえ感じる兄さんのお店(よっぽどチェリ~さんのほうが不可解ですよ;)

 元町商店街から一本入った少しだけ静かな通りにサラっと佇むコチラは食事もかなり楽しめましてね、近所の家族が子供連れで来られるくらいの空間で、ちょっとオートクチュールで伺ってしまった私ったら申し訳なかったなと(怖いくらい無意味ですね~;)
 そんなシンプルな造りの店でもコダワッテるよ?うちはオシャレだと思ってるよ?さすが元町だろ?な空間でチェリナが頂いたのが「和菓子セット」。 季節の和菓子と何種類もの中から好きなお茶を選んでセット価格950円。

20100519sakura2 チェリナはオススメで茶倉抹茶をセレクト。目の前でコダワッテ兄さんが契約農園から仕入れる無農薬、減農薬を中心とした日本茶をドドドンと並べた中から、せっせとスマートに作っておられました。さすがにチェリナ、ちょっと日本茶にはうるさいので、待つ間始終考えながら鼻や耳をピクピク(ガッツリ寝てるじゃないですか!)

 お、コダワッテ兄さんの作られた抹茶が到着よ。なんと飲みやすくをコンセプトにカップ入り。う~ん、チュテキダンスィ達の猫舌を考慮しない熱々の抹茶にアタフタしながらも、こんな眠気覚ましにぐっとくるドリンクはない!と、オーダーハンカチーフを広げながら・・・ちなみにイニシャルK・Bの刺繍入り♪(K?・・・キム・ボムさんのイニシャル入れてどうする!)
 ふっふ~ん、なるほど。元町の茶~達とはこういう物なのか~。さずかに地元空間の醸し出し方が東京でもなく、京都でもなく、横浜な感じがしたよ~、そんな私?はモチロンおフランス美人(どっぷり博多人です!)

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銀座「久兵衛」のニューオータニ東京店で遅いランチデート

livarot.gif出張の夜にサラッと使えるこのお店、今回もサラッと遅いランチで頂くことにする。「銀座・久兵衛」の寿司を銀座本店ではなく、ニューオータニ東京の本館で味わった。ちなみに、タワーとメイン(本館)にそれぞれ同規模の店舗がある。タワーは暖簾をくぐって左側がカウンター、メインは右側がカウンターとの違いはあるもののほぼ同じ作り。どちらかというとメインが落ち着いているかな。

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 昼はホテル店ということで宿泊客や家族、外国人など年齢層も様々。昼間でも酒を飲みつつ「夜並み」の客も少なくない。夜は宿泊客ばかりというわけでもなく馴染み客も多いようだ。刺身やつまみも味わいたいところだが、ランチでもあるし妻の希望で握りから頂くことにした。

 マグロは赤身と中トロ、ともに普通でインパクトは余りない。これも前にも言ったがコハダは少々シメすぎだろうか。サヨリ、ミルガイ。煮蛤は重量感のある一品。良かったのはやっぱり今回もアナゴ。塩とタレの2種類、しかも熱々を握ってもらうと自然と笑みが出る。江戸前特有の口の中でとろける「泡雪」のような穴子は、九州人にはやや柔らかすぎたりもするのだが、「久兵衛」のそれはボリューム感を残しつつ、口の中でシャリと混ざり合って良い。

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 ここの寿司には「新政」が良く合う。珍しい3合入り瓶が「可愛い」と妻も楽しんでいる。続いて茹でたての車海老。目の前で茹でたての殻をむいてミソもかませて握るなど、悪くはないが小さすぎて迫力には欠ける。

 北海道厚岸のウニは甘くとろけてなかなか。握りではやや素っ気なかったマグロも、締めの鉄火巻には丁度良い。最後につまみで玉を頂く。玉は甘すぎずバランスが取れていて最後に頂くには悪くない。
 「久兵衛」と言えばやっぱり、妻お気に入りの「茄子の漬物」で締めるのが嬉しい。そしてこれも定番、チェリ~へのお土産に「豪華な太巻」を巻いてもらった。車海老(2本)・いくら・穴子・椎茸・玉子・キュウリ・かんぴょう・しその8種類が入って一本6800円程。

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 シャリは小さな台座型、固めなのだがはらける感じはなく、ネタとのバランスもよくない。値段は超一流。「江戸前寿司」フリークには他に通うべき店が沢山あるだろう。ただ、普段は寿司を食べつけてないようなカップルや家族連れも、愛想の良い店の人たちとの会話を楽しんでいる。シャリとネタのバランス・・云々を言うのは野暮店なのかもしれない。

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チェリナナビゲート「香炉庵」 by 横浜元町

cherry.gif久しぶりにお休みの術を使えると小耳に挟んだので、こりゃ利用せな!と言う彼らの囁きに翻弄されながら粛々と計画を練りまくり、結局彼らの待つ横浜に飛び入りしてベリーベリーエンジョイするだわよの、爽やかなチェリ~ノ・レッドシューズです(お尋ねしたい事が山ほどありますが・・・横浜に行かれたわけですね) そうじゃん、横浜じゃん、山下君の公園だからって赤いシューズが眩しいギャルを観察中です(もう面倒臭いんですが;) そんな頭が疲れた私も、山下公園から徒歩でも行ける元町へ休憩しに行きました。

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 その元町でのオススメ甘味がコチラ「香炉庵(こうろあん)」さん。2004年オープンで、和洋菓子のような商品が、店入って右側に沢山並んでますが、店内左奥は「和菓子茶房 茶こうろあん」になっていて、買い物疲れにはもってこいの場所。

 「香炉庵」と言えば黒糖どら焼き157円が有名で、これだけを買いに来られてる方多数でしたけど、チェリ~ノがオススメしたいのはコチラ「花元町(6個入り)735円」。カラフルな最中がとっても可愛らしくて、小さめな最中が博多人からすると「鈴懸」の鈴最中を思い出しちゃう。

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 その味の種類は6種類もあり、ストレート和菓子と言うより、少々洋菓子のテイストが入った感じ。
 今回は「焼もなか」とのセットを購入。味はゴマ、プレーン、抹茶の3種で同じく735円。小さい最中がパクパクいけちゃうが、こちらも和洋菓子テイスト満載。賞味期限も一週間あるのでく差し入れ、お持たせには持って来いだわよぉ(大きさも手頃ですね)

 茶房では「香炉庵セット(季節の和菓子2品・黒糖どら焼き1/2・飲み物)945円」がオススメみたいですが、私は「春うららセット735円」にしてみました。
 内容は小さな桜餅・小さな草餅・黒糖どら焼き1/2、飲み物は選べますが抹茶にしました。イチ押しなだけにどら焼きは、程よい黒糖がシットリとした生地にピッタリで、確かにこれだけ買って帰りたい気持ちもわかる~(泣かない泣かない;今度買いましょうね、今度)

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 元町には小さなお店が沢山あるけれども、なかなかノンビリとくつろげる甘味店は少ないの。目星をつけて買い物に勤しまないと、糖分が切れた時に駆け込む場所を見失うだなんて、チェリ~ノにはダメージだも~の(と言うか甘味店ありきですからね;) さ、糖分補給完了。次はアナタの糖分に出会いたい「レッドシューズ・チェリナ」近日ロードショー(ないない;)

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新生「ピエール・ガニェール東京」、これこそがピエールらしさ

livarot.gifANAインターコンチネンタル東京がピエール・ガニェールと業務提携して出店した「ピエール・ガニェール東京(PIERRE GAGNAIRE TOKYO)」。ピエール・ガニェールの直営店はパリの2つのレストランのみ。後はロンドン・香港・ラスベガス・ソウル・ドバイ、そしてここ東京で業務提携レストランを展開している。

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 エキゾチックなバブル時代を彷彿とさせるインターコンチネンタルのロビーには、ガニェール氏のPVや看板が出ている。エレベーターで36階に・・受付と門代わりに美しく設置されたワインセラーをくぐり抜けて店内に入っていく。やや狭い廊下を通ると、ダイニングに行く前の窓際にもテーブル席が用意されている。メインダイニングはゆったりとした造りで、真近に東京タワーが見える窓際にテーブルが4席、隣り合って座れるソファー席が3つ。個室や半個室も用意されている。旧青山店のように狭々しさはなくテーブル間隔も広いし、他の客の会話なども聞こえない。

 スタッフのアジアンな黒服、やや落とした照明で天井に浮かび上がる蛍光オレンジやセラーの蛍光紫など、香港の「ピエール」を彷彿とさせる。ガニェール本人がかなり細かく内装の注文を出したということなので、彼の好みに仕上がっているのだろう。
 日が落ちて来て、東京タワーに明かりが点るのと一緒に乾杯。「この景色はパリのエッフェル塔を思い出します」と感慨深げな仏人マネージャー、日本語も大層上手だ。まずは3種類のフィンガーフード。ジンジャーが効いて食欲をそそる。

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 「光沢のある伊勢海老のメダイヨン、ナージュのジュレとカリフラワーのサラダ リエビック コリアンダー風味 シャンパーニュのソルベ、伊勢海老のサルピコン」。伊勢海老はメダル型(メダイヨン)に綺麗に浮かんでいる。ふわっとコリアンダーの香りが漂う。底に沈んでいるカリフラワーのスライスも優しい食感。付け合わせのシャンパーニュのソルベはかなり甘く味わいの口直し。やはりカリフラワーのムースが印象的だ。

 帆立貝は3種類のプレートが出てくる。1つの素材を様々な調理法で味わう、いわゆる「デクリネゾン」(変化)だ。「帆立貝のグリエで挟んだムラサキイモ、カンパリとラム酒でマリネした赤ビーツ」「エスプレット唐辛子を利かせた帆立貝のポワレ、レフォール風味の白ビーツと共に」「ターメリック風味の帆立貝のポワレ、ジギベーの付け合わせ」。ターメリック風味のポワレはわかりやすくて好きな味わいだが、他2種類は不思議な世界が展開される。スペイン産唐辛子を利かせた帆立は中央部分の白ビーツにはワサビもかなり効かせていて、強烈な味わいでワインが合わない。赤ビーツもカンパリとラム酒が効いていて、これまた日本人の理解を超えた独特な味わい。

 「レグリーズを利かせたモリーユ茸、筍と旬の野菜、紫がかかったクリーム」。モリーユ茸のムースとモリーユ茸が絡み合い、とても余韻の深いプレート。やや大振りな筍、アスパラガスなどが黒米で色づけした黒紫っぽいクリームと混じり合う。モリーユというフランスの「春」、筍という日本の「春」。そんな季節感を全面に出しつつ、食後の印象も「モリーユを堪能した」という満足感を与えてくれる、しかし単純ではなく複雑な余韻。まさにフレンチならではの完成度の際だつ料理だった。妻は大層気に入っていた。

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 「柚子バターでゆっくりと火を入れた真鯛、タンドリー風味のグレープフルーツのフォンデュ イカ墨とじゃがいものムース」。低温で火入れしてしっとりした真鯛は柚子の香りが印象的。色合いは鯛の白、グレープフルーツの赤、イカ墨の黒など美しくアートされている。
 「貝類のナージュとポワロー、毛ガニのプレッセ2色の蕪を濃厚なカニのスープで」。正方形のプレートの中央に正方形のくぼみ、そこにかにのスープの黄色のスープが色艶やかに映える。皿の上にも四角く入り取られた紅芯大根。

 「ブレス産鳩胸肉のバロティーヌ、ロッシーニ風、茄子グリエのピューレ、赤ポルトソース 焦がしオニオンのジュレ、鳩モモ肉のパテ ”フェルナンポワン” スタイル」。フォワグラ、マッシュルームなどを包み込んだ鳩胸肉はとても小振りで小さい。しかし味わいは鉄分、血の香り、ねっとりした肉質など鳩そのもの。見た目以上に口の中で鳩の存在感が浮かび上がってくるようなプレートだ。火入れも丁度良くしっとりふっくらで、鳩を好んでは食べない妻も「これは美味しい♪」とあっという間に食べていた。ワインにも良く合った。

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 「モッツアレラチーズのアイスクリームとオッソーイラティー、グリオット、マーシュと花穂紫蘇と共に カリカリパンとロックホールチーズ、サフラン風味の乾燥フルーツを添えて ヴァンジョーヌで包まれたルブロッションと長薯を常温で」。3種のチーズは、それぞれアレンジされてて楽しく食べやすい。シソの使い方も仏人的でなるほどと言った感じ。

 そしてピエールお得意のデザート三昧だが、和菓子を意識してか「菊型のマジパン」は抹茶風味で、下には柚子風味のダックワーズ。小さな「イチゴのロールケーキ」は普通にロールしてないドーム型などユーモア溢れる。しかし食後酒まで頂いたものの、細々していてピエール・ガニェールらしい本来の「食べきれない迫力のデザート」ではなかった。

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 香草系を多用した小皿料理というイメージは同じだが、どのプレートも複雑な仕上がりでありながら、素材の印象が強烈に残る。つまり小皿料理にありがちな「何を食べたか分からない」という点はなく、とても存在感があるプレートの数々だった。また「LESPRIT DE PIERRE GAGNAIRE」というコース名そのものに、「日本のフレンチ」ではなく「フランスのフレンチ」でフランスのエスプリに溢れている。

 フロアーは満席だったが料理の出るスピードもテンポが良くて問題ない。サービスは今回はホテルのスタッフから選抜されているという事もあって、とても穏やかで礼儀正しい。料理についてもゆっくりと説明するし、また質問すると的確に教えてくれるなど「ガニェールの料理」に付いて回る「分かりにくい」という点を意識しているのかもしれない。パリ店から髭の特徴的なミッシェル・ドゥレピンヌ氏がマネージャーとして就任して、サービスでもパリらしさを表現している。帰り時には赤く甘い「シソ・ドリンク」を振舞ってくれた。

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 この夜の赤ワインは、妻の好みの「熟成したボルドー」ということで「シャトー・レオヴィル・ラスカーズ(Chateau Leoville Las Cases) 1976年」をチョイスした。保存状態が心配だったがコルクの状態もとても良かった。枯れた熟成香が淡く広がりタンニンはとてもすべらか。気持ち良い酸味を中心とした余韻が広がる。妻も大層気に入ったようでピッチの早い。時間が経つにつれてやや香りも落ち、味わいも刺激感が強くなったので、ペースが速くても丁度良かったか。
 ワインリストは1万円から5万円位までの現実的なワインをそろえているが、興味を引くワインは少なくやや物足りないラインナップ。今後、ピエール・ガニェールの料理に合わせてワインリストも充実させていきたいということだった。華やかさやゴージャス感にはやや欠けるが、大人がより安心して通える「ホテルのレストラン」になったと言えるだろう。

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テリー伊藤氏の兄がアニー伊藤て・・・ナイスな巻♪

cherry.gif わ~い、わ~い!(カールさんのお土産ですか?) そ♪最近、ちとツボが不思議なカールだけど、ま~ね~、ドイツ混じりなステキ顔だと店員さんも見とれちまうわよねぇ(・・・どう繋がるのか分かりませんが;お土産はなんでしたか?)

20100513maruta ワタクシこと慈善家のチェリナ・ドゥ・ラ・メールの実家がおプランス国の多大なる一族、グルマン家の末裔であるのは有名な話のように(あの・・・おプランスて何処ですか;プて) テリー伊藤氏の実家が、築地場外市場にある玉子焼き店「丸武」であるのは有名な話(それは、それは!有名な話)

 そのテリー氏が、実家の玉子焼きをモチーフにしたスイーツをプロデュースしたも有名な話?(ま~ま~有名な話ですね;) じゃ~超新星がシングル連続発売を記念して「超新星☆号」なる電車を期間限定でゆりかもめで走らせていた話は?(いや~、それはファンだけの話題ですね;)

 そんな不思議スイーツを選んだカールの期待は裏切るとして(どうして;) この卵焼きスイーツの実態は、カスタードプリンを中心に周囲を生クリームと柔らかなスポンジで包んであってね、最後はそれをクレープ生地で包み込んでいる代物なのよ~、きゃ~サランヘオッパ~(声うわずってますよ;) 形を長方形にする事で玉子焼きのように演出してるからって卵焼きには・・・。
 カ「見えるね~、見えない? いや~、考えたね~なるほどね~」

 何故コレがジェジュン似と噂になったかな~(コレ呼ばわりしないの;) チミよぉ、これの何処が卵焼きに見えるのだね?完全なるロールでないケーキじゃないですか。カスタードプリンなんて物を中に忍ばせて、生クリームで包むなんて技使うなんざ、ふっ、単なる常套手段じゃないさ!(あの、褒めてますよね?)

 これを気に入る姿を私に見せ付けるカールもカールだが、これをプレゼントしますからってデッカイリボン付けてもらって「これ、テレビで見たやつだよ、テレビでテレビで~」って築地界隈で浮いてますから(めちゃくちゃ喜んでるじゃないですか;)
 仕方ない、おプランスに免じて、ハーフなアタイもジャパニーズ的センスな菓子を堪能してやろうじゃないか(いや、カールさんがハーフなんですけど;)

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恒例春の京都、俵屋旅館で満喫する旬の食材

livarot.gif穏やかな日差しに鮮やかに映える青葉、そよぐ風に舞う桜の花びら・・・「日本の春」満開の京都は今年も華やいだ雰囲気に包まれている。お花見が終った後、いつもの「俵屋旅館」に向かう。スタッフの皆さんの温かな笑顔や「遊楽図屏風」に迎えられ、いつもの「暁翆の間」に入るとやはり気分が落ち着く。「卯月のしつらえ」は仏と花という事で艶やか。京に必ず寄れる場所があることに感謝する瞬間だ。

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 俵屋旅館の黒川修功料理長の「卯月の料理」も、春の京都を盛り込んだ穏やかでいて香り立つようなコースだった。まずは桜の花びらを浮かせた猪口に、いつものお部屋係さんが笑顔で食前酒を注いでくれる。花びらがパッと開くと気持ちもほどけていくようだ。
 先付は鳥貝、うるいの土佐酢掛け、湯葉南部焼き、白魚など美しくも味わい深い数々。小吸物は「帆立白玉の梅香仕立て」。梅の香が鼻の奥から抜けていく。

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 続いて鯛千利造り。細く切られた細魚、板に載せられた生雲丹も添えられている。繊細な甘さがシャンパーニュとピッタリだった。黒川料理長の料理は繊細な優しい味わいなので、シャンパーニュとの相性は良いように思う。特にブラン・ド・ブランなどぴったりだろう。
 椀物は「油目葛叩き磯香仕立て」。桜の柄が浮かんだ美しいお椀だ。下に引かれた姫川豆腐は、細かく千切りにされた新タケノコの穂先がしゃきしゃきとした食感で楽しい。

 焼き物は春らしく「子持諸子の木の芽焼き」。琵琶湖特産の子持ちモロコは骨が柔らかくあっという間に口の中でほどけていく。その儚さたるは何とも言えない。木の芽の香をまとわせて甘く焼き上げられたモロコを食べると京の春を感じる。
 蕗の葉に包まれた赤貝は「あられ焼き」でなんとも言えない口直し。妻の好きな「粟麩の3色田楽」も、甘く香ばしくて春らしい焼き物だった。

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 御しのぎはふわふわの「グジの桜蒸し」、まるで桜餅のように品の良い風情。妻は「これ大好き♪」と上機嫌で、これまた桜の香りがふわーと軽やかに香って美味だった。
 そしてメインは、お待ちかね「筍土佐煮 鯛の子、蕗、花山椒」。毎年この時期感じるのだが、京都の筍は本当に格別で、他の地域のものでは満足できなくなった。繊細でいながら圧倒的な存在感を鯛の子や蕗とともに味わった。

 強肴はほっこり柔らく煮た「蛸に黄身酢」を掛けたもの。甘さ、酸味のバランスの程よい黄身酢が蛸の甘さを引き出していた。
 今宵も当然ながら満室という俵屋だが、染み入るような静寂だけが支配している。その中で黒川料理長の描き出す「春の京雅」を満喫した一夜だった。

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サダハル・アオキ「マカロンラスク」in ロンドン(違います!)

cherry.gif知ってた?カマヤツ・ヒロシがクルメラスクを出してたって?(え?そうなんですか?) あ?あ、違う、「パティスリー・サダハル・アオキ(pâtisserie Sadaharu AOKI paris)」がマカロンラスクを出してたって?(どこをどうしたら間違えますかね;) 知ってた知ってた(じゃ~聞かないで下さいよ;)

100508aokis 去年はね、ある時販売みたいな売り方だった気がしたんだけど、今じゃ普通に買えるみたいで、買っちゃいました「キム・ボム in ロンドン」(え~~~そっち?;) DVDと写真集セット買いよ~、なんて大人買い♪(で?;)
 
サダハル・アオキと言えばマカロンも有名、いや、マカロンが有名?そんな事ないよ、ケーキだって、焼き菓子だって、僕はなんだってやれるんだい!(誰なんですか;) そんなオイスイマカロンをなんとラスクにしたもんだから、こりゃたいしたもんだ(やっぱり買ってるじゃないですか) 買うに決まってるだろ~!DVD見た時の悔しさったら;ボム君のフリーハグタイムに何故ロンドンに行なかったかな~(そ、そっちでなくて;)

 カラフルなマカロンをラスクにしているので、色も目を引くけれど、その味もイケル。ラスクと言うよりか完全なる焼き菓子だと思うが、つまりラスクと頭に浮かぶ前に、ビスケット、クロケット、オラロケット!と口から発射(とことん面倒臭いです;)
 お値段も750円~770円くらい?でしたしね、割れたマカロンラスクも結構入ってたから差し入れってわけにはいかないですけど、個人的には頂けるんでしたら割れろうが溶けようが何ら変わりないオイスイラスクですから、嬉しいです(なるほど~、確かにカラフルですし美味しそうですね)
 それに賞味期限がラスクにすることでドンのびますから、販売する側も購入する側にもオイスイ話ですよ。お客さん、一つ乗りませんか?(何の勧誘ですか!)

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いにしえの京都、懐かしい「末廣寿司」

100507suehiro1millefeuille.gif寺町通り沿い、一保堂茶舗の京都本店のお向かいに位置する「末廣寿司」。江戸時代天保年間から店を構えてるとあってかなり寂れた風情。一見まさかの末廣寿司だとは思わない、現に頻繁に一保堂など近所を訪れていながら、目前のこの店に気付いたのは驚いた事に初めて。
 古めかしい近所の食堂的雰囲気で少し入るのに躊躇するかもしれないが、江戸時代の食堂から明治時代に寿司屋になったという歴史ある名店よ。寿司が不毛と言われる京都にあってこれだけ長く愛されるには理由があるはず。

 外観から期待した通りタイムスリップしたかのような店内は、6席あるがギチギチできっと6人は座れないかな? 暗い奥から女将さんが笑顔で出てきて下さって、店の雰囲気が和みに懐かしい気持ちすらなる。同時に高いカウンター向こうの台所(店半分のスペース)に息子さん夫婦がサッと出てこられる。

100507suehiro2_2 店内に張ってあるメニューなどを見ながら「ちらし寿司」や「穴子寿司」を持ち帰りでお願いする。店内で頂く場合は名物「蒸し寿司」がいいわね。
 三人の連携プレイたるは素晴らしく、丁寧な仕事ながらもテキパキと寿司が仕上がっていく。待つしばらくの間、お茶を頂きながら店内を見て楽しむ。庶民の京都らしい昔ながらの京都が垣間見えるわ。

 祇園の「鮨 まつもと」でも触れたけど、京都の、まぁ関西系の寿司飯は少しねっとりして柔らかくお握りに合いそう。ここ「末廣寿司」の寿司飯も柔らかく、京都の千鳥酢を使っていてまろやかな優しい味わい。美しく散らされた干瓢や椎茸、玉子に海老などの味付けも優しい。花形の生麸が可愛く乗ってるのも京都らしくていいわ。

 直ぐさま新幹線に乗って福岡に持ち帰り、楽しみに頂いた。その懐かしく甘い優しい味わいは、合わせたローランペリエにぴったりだったわ♪
 お店の雰囲気同様、優しく穏やかで懐かしい京都老舗のお寿司屋さん。お持ち帰りする人が多いのは、家族と寛ぎながらお寿司を頂けて、幸せな気持ちになるからなのかもね。

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中洲「グロッタ・ロッサ」で感じる南イタリアの香り

100507grottalivarot.gifGWは「博多どんたく祭」で盛り上がった福岡は博多。櫛田神社近くでどんたくパレード集合場所でも知られる冷泉公園前、「赤の洞窟」という名のイタリアンレストラン「グロッタ・ロッサ(GROTTA ROSSA)」がある。赤と黒が印象的で、照明をかなり落した中に横長いワインセラーが浮かび上がる大人の雰囲気のレストランだ。

 赤坂のフレンチ「ラ・ターブル・ド・プロヴァンス」で7年働いた後、マルケ州・プーリア州など南イタリアで修行した薙野耕平シェフがここ「グロッタ・ロッサ」を任されている。
 アミューズは、「糸島琵琶の中にフォワグラテリーヌ」を包み込んだ一品。様々な香りが絡み合ってとても綺麗な仕上がり。「おっ、いいね」とこれからのディナーに期待が広がるアミューズだった。

 「赤牛のカルパッチョ」が、変わったデザインの小さなガラス器で運ばれてくる。チーズやスパイスの使い方が凝っていて面白い食感ではあるが、何となく味わいのまとまりに欠けるかな。
 続いて「ホワイトアスパラガス 仔羊のモツ煮込み添え」。モツ煮込みを添えてくるところがイタリアンらしくてなかなか面白い。妻にはその特有の香りが苦手だったようだが、イタリアワインに合わせたいと思わせる一品。
 そしてメインの魚は「アオナのポワレに玉葱のピューレのソース」。やや玉葱のソースが甘かったが、アオナはとてもシットリと仕上がっており上手な火入れ。

100507grotta1 そして今回一番良かったのが一皿目のパスタ、「プーリア州の名物」というオレキエッテ。ここまではイタリアンとフレンチを融合したような洗練されたプレートが続いたが、全粒粉の小麦粉をかみしめる素朴な味わいでありながら、魚介の風味豊かにイタリアの香りがパッと迫ってくるようで素晴らしかった。「シェフの南イタリア満載コース」などあったら食べてみたいなと思わせた。
 さらにパスタもう一皿は「北海道産サフォーク産仔羊のラグーのタリアッテレ」。ラグーはやや甘くて食べ飽きる感じもしたが、食感・バランスは良く食べ応えのあるパスタだった。やはりパスタが上手だとイタリアンのコースは気持ちがとぎれない。

 メインの「阿蘇の赤牛」の焼き加減も丁度良かった。ちょっと苦手だった人参のグラニテに続いて、とても印象的なフォルムのデザート。ペーパーの器は酔っていると食べにくいが(笑)それも一興。味わいはとてもシンプルでアーモンド・牛乳の風味がねっとりした不思議な食感で広がる。オレンジにシナモンの香りが効いている。なるほど南イタリアらしい素朴な美味しさだ。

 「シェフのお任せコース」は、皿数は多いがポーションは量自体はかなり少ないため最後まで楽しく頂けるだろう(男性は物足りないかもしれない)。パスタが2品ついてくるところも嬉しい。
 洗練されたプレートと郷土色の強いプレートを織り交ぜつつ完成度の高いコース構成を目指す意図は伝わる。ただこれにスペシャリテや存在感のある印象的なプレートが中盤から最後にあると(コースにメリハリや山があると)、客の満足度も飛躍的に高まるのではないだろうか。恐らく赤牛にその役割を求めているのだろうが、有無を言わせず万人を押し切るだけのインパクトには欠けるだろう。

100507grotta2 場所柄、観光客・同伴・カップル・家族連れ・夫婦・団体・接待など様々な客層であるため、接客も難しいかもしれないが、男性陣のサービスは総じて良かった。特にマネージャーの大久保ソムリエは、ワインリスト以外のセラーのワインについてもきちんと把握していてすらすらと説明してくれる。客側の好みの味・地域・価格帯もそれとなく聴き取りながら色々と勧めてくれた。客がワインや料理と向き合う時間は決して邪魔をせず、適度に暖かいサービスだ。
 時間帯によっては入口すぐのバーの音が大きく響くがこれも人気店ゆえ仕方ないか。ダイニング自体はテーブル毎に独特のパネルで仕切られていてプライバシーは守られる。用途に応じて使い分けもきくだろう。

 オーナーの「プロヴァンス」野村シェフは初期からソムリエ・サービス陣に恵まれている。料理人が経営するレストランはややサービス・ワインが後手に回ることが多く、逆にソムリエが経営するレストラン(ワインバー)は料理が弱いことが多い。ここプロヴァンス系列の「グロッタ・ロッサ」は、そのバランスの良さが人気の一つなんだろうと感じた。
 薙野シェフの向上心が花開くようにさらに自由に任せると、フレンチでありながらイタリアンの「阿曽ブランド」という強みを発揮している「ひらまつグループ」のように、「野村グループ」の強みになるのかもしれない。そんなことまでつらつらと考えさせる楽しいディナーだった。 

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「千本玉壽軒」VS「庵豚玉簾」

100507senbon2cherry.gif今日は何かと忙しい庵豚君に代わって出し物の練習をしています、限りなくハーフに近いチェリ~ニ・ブラッシュリングルです(何を練習してるんですか?) なかなか難しいのね、南京玉すだれって(な、なぜに玉すだれなんてベタな;) 庵豚君の置き手紙にコレを頼むって書いてあったんだものぉ(ん?・・・いや、チェリ~さん、これはどう読んでも「千本玉壽軒」ですよ;) え?千本玉すだれ?(違う!せんぼんたまじゅけん!) な、何~!!

 「千本玉壽軒」と言えば「本家玉壽軒」から昭和13年に暖簾分けされ、現在二代目が仕切る京が誇る西陣織の美を雅やかな菓子で表現した有名なお店じゃなかか~!代表菓子は羽二重餅でごまの餡を包んだ「西陣風味」で、現在の場所は元本家が店を構えていた場所なんやぞぉ~!(めちゃめちゃ詳しいじゃないですか!)
 ふっ、京都の和菓子で私をたぶらかそうなんちゃ、庵豚君もやらかしたのぉ(誰なんですか、庵豚さんて;) さてはアントンの刺客じゃな!(ん?庵豚?ア、アントンて読みませんか?!)

 お~~~、これは「玉きぬ」でないかぁ、これは「嵯峨野」~~~。どちらも小さくて可愛らしく見えるだろうが、ナメたらイタい目に合うん饅頭なんじゃぞぉ。「玉きぬ」なんてスンバラシイこし餡がシットリ系の皮と口の中で溶けてしまうじゃ。「嵯峨野」なんてモット恐ろしい~。コンデンスミルクタップリの皮に白餡よ? 子供泣かせったらありゃしない(チェリ~さんが泣いてどうする;) 甘さが不思議で、和洋菓子みたいなの。不思議な饅頭を京都で出会うなんて。

100507senbon1 ア「チェリ~ッピ~ピピピっ!」(ほら、やっぱりアントンさんですよ、髪伸びましたね~)
 チ「これ、アンタの仕業ね。京都にしては珍しく歴史の新しいお店がココまで老舗なみに浸透してると思ったのよね。南京玉すだれなんてアンタが考えそうな事だわ!」(読み間違えたのはチェリ~さんじゃないですか;;)

 ア「ね~ね~食べてくれた?これこれ。ん?これもオイシイよ!何だ?ゲッペイ?」
 チ「ちっが~~う!中華菓子じゃないんだから。これはツキモチと言うのよ」
 ア「チェリ~、ツキモチマジ好みだよボク、これ追加で買って帰る。オカミサン、ボクを追加注文して食べて下さい!」(自分を食べさせようとしてますよ!;)
 チ「ふっ、食べまくるわりには太らないわね。京都だの和菓子だの言うわりに、最大な目的はジェジュンドラマの視聴率向上計画だからわかんないわ」(チェリ~さんのボム君売上向上計画となんら変わりありません;)

 この「月餅」は中華菓子の月餅とは違い、白餡でまるでひらべったいひよこみたい・・・と言う人もいる。とにもかくにも、私達、いつまで戦うのかしら・・・負けない!(どこかに争う要素はありましたっけ!?)

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レストランひらまつ、祭りで賑わう博多の夜

100505hiramatu1livarot.gif5月の連休を迎えると福岡は市民祭りの「博多どんたく港まつり」で何となく慌しくなる。中洲川端沿いには臨時観覧席も設置されるなど、準備も着々と進んでいるようだ。夕闇にぼんやりと浮かぶどんたく用の提灯を横目に「レストランひらまつ博多」を再訪した。

 この時期らしい家族連れの団体やウェディングを控えたカップルなど、穏やかで落ち着いた雰囲気だ。メインダイニングの中央には美しい大花が鎮座して、香りがかすかに漂ってくる。
 今宵の料理も水元シェフに「全てお任せ」でお願いした。シャンパーニュは「サロン(Salon) 1997年」をチョイス。美しく可憐に立ち上る泡を愛でながら乾杯し、ゆったりと流れる時間を楽しむ。

 一皿目の前菜はボルドー産のホワイトアズパラガスにトリュフ風味のビネガーソース。太いアスパラガスには適度に火が入り表面の焦げ目も良い感じ。綺麗に口の中でほぐれていく際に広がる繊維質の甘さがビネガーの酸味とともに引き立つ。綺麗な酸味が出始めているサロン97ととても良いハーモニーを奏でてくれた。妻も大層気に入っていたようだ。

 オマール海老の前菜。オマールのコンソメが薄くしかれ、その上にアボカドの色鮮やかな緑のソース。中央には細かく刻まれたオマール海老がアボガドやマンゴーと共に。
 オマールのエキスの旨みが、アボカドのネットリした旨み、マンゴーのほんのりと感じる甘味と複雑に絡み合う。そして細切りキュウリのサッパリシャッキリした食感の後には、オマールにまとわせた燻香が印象的な余韻として漂う・・・こういう完成度の前菜があるからこそフレンチの醍醐味を感じるものだ。

100505hiramatu2 ソテーしたフォワグラに、赤ワインで軽くたいて色付けしたポーチドエッグが乗せられた濃厚な一品。赤ワインのキレの良い、しかし芳醇なソースをまとっている。赤い玉子に切れ目を入れると黄身が流れ出してソースに絡む。そんな視覚的コントラストも食欲をそそる。

 杉山ソムリエと相談して、本日の前菜・魚・肉の流れにも合い、コンディションも良いというトロ・ボーの「コルトン(Corton) 」をチョイスする。シンプルながら豊かで上品な果実の香りに、繊細な果実味と軽やかな余韻のバランスが良かった。
 リストの中から自分の好みのワインを探すのも楽しいが、そのレストランを熟知したソムリエの勧めるワインというのも外れが少なく、レストランでの一つの楽しみだ。

 魚は鮑。薄くスライスされた柔らかな鮑に肝のソース。やはり上品に酸が効いたソースで、コルトンにもサロンにも合う。付け合せの根セロリのチップとピューレの苦味をアクセントに最後まで楽しく頂いた。

 メインはブレス産鶏。ブレス産を証明するリングが左足首に光っている丸々とした鶏肉が、大きなココットに入れられて運ばれてきた。ふんわり優しい香りが漂う。しっとりと色艶やかに火が入っている。網脂をまとわせてじっくり火を入れていったという。

100505hiramatu3 その後、胸肉と腿肉がそれぞれ別のプレートで提供される。胸肉は一点の曇りもないような白色でふんわり柔らかい。肉の隅々まで塩が細やかに入り込みブレス鶏の旨みを引き出している。添えられた花ズッキーニにはチーズが詰められてこれも良く合う。
 腿肉は表面を香ばしくパリッと焼き上げて、ハーブ類を効かせたソースがすっきり効いている。もうかなり満腹なのだが難なく食べきってしまう。ストレートながら滋味深いブレス鶏と、軽やかながら味わい深いトロ・ボーのコルトンを最後まで楽しめた。

 デザートはパイナップルのカルパッチョというユニークなもの。ツルツルサラサラの食感と甘味と酸味のバランスが、今からの季節にぴったりの爽やかさ。上に乗ったメレンゲとクリームチーズの相性も良い。残していたサロンが新しいグラスでやや冷やしてサービスされる。ハーブティーと共にカラフルで可愛い最後の小菓子まで、妻が珍しく残さず完食した。ホワイトアスパラガスやズッキーニという季節感を上手に盛り込みながら、前半のオマールの複雑な余韻、そして後半のブレス鶏の正面からの美味という二つの山が、食べ手を最後までひきつけるコース構成だったからだろう。

 水元シェフの今宵の料理はいつにも増してキレがあり、素材の旨みを引き出していた。「フレンチらしいフレンチを久しぶりに食べたわね♪」という妻の感想にすべて凝縮されたディナーだった。

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一保堂の「嘉木」で気軽にお手前

20100504ippodolivarot.gif京都散策途中、休憩に「一保堂茶舗」の本店へ向かう。京都にくると必ず茶葉を買いに寄る(新年はこちら)。京都の大半の有名和食店はここの茶葉を使っているという言わずと知れた老舗名店だ。

 店舗の奥にある喫茶室「嘉木」。中庭も見えるシンプルシックな大人の落ち着いた空間。いつもの行列を覚悟していたが、時間的にタイミング良かったようで並ばず入る事ができた。余裕あるカウンター席を選んで座った。

 妻が選んだのは京都限定の「北野の昔」977円。濃茶と生菓子のセットだ。丁寧に点てられた濃茶、ねっとりしたお茶のエキスをなめるように味わう。飲み終わった後は、薄茶として点て直してくれるのがまた嬉しい。薄茶といっても普通イメージされる濃い目のお抹茶の色合いで、茶葉の緑鮮やかに心地好い苦みの旨味が口の中に広がる。

 そして特出すべきはセットについてくる生菓子。茶の湯の世界ならではの「京華堂 利保」が、ここ「嘉木」の為に特別に作っているもの。京華堂に行っても買えない、嘉木ならではの楽しみなのだ。

20100504ippodo2 私は今回、玉露の中から「天下一」1838円を注文した。白く美しい清水焼、最後の一滴まで注げるという極みの急須が茶碗4つとともに運ばれて来る。自分で入れるのだが、お茶の入れ方を丁寧に教えてくれるのがまたご一興。

 「沸騰したお湯をまず8割ほど注いでください。それを半分ずつ、別の二つの器に注いで1分ほどお待ち下さい。これで湯の温度が50度から60度になります。玉露はとにかく湯の温度を落とすことがポイントです。それから二つのお湯を急須に注いで1分15秒ほどお待ち下さい。そして最後の一滴まで丁寧におめしあがりください」

 「最後の一滴」こそが1番美味しいとここでは教えてくれる。玉露は、1煎目は昆布だしみたいなトロッとした風味で、2煎はお茶らしいスッキリさ、3煎は渋味さが出て・・と変化していく様が楽しい。こうして抽出された玉露「天下一」は、ほろ苦い甘味がなんともいえなく美味だった。
 そしてこちらのセットに付いて来た生菓子は、笹巻の麸まんじゅう、なんと大好きな「麸嘉」の物。青海苔のほのかな香がお茶に合う。

 一流のお茶には一流のお菓子が付きもの・・そんな贅沢さを自然と味わえる落ち着いた大人の世界がここにはある。さて一息ついたので京都散策を再開することにしようか。

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京都「緑壽庵 清水」、カラフルな縁起物

millefeuille.gif西洋から菓子文化が日本に入って来たのは長崎からだったりするけど、未だに文化技術を守り続けている老舗名店となれば、どうしても京都や江戸になるかしら。皇室の引出物などに使われる事でも知られる京都「緑壽庵 清水」。日本で唯一の金平糖専門店。信長の時代、ポルトガルから伝わった、手作りの伝統を守り続けた老舗。狭い店先には観光客がびっしり、外まで溢れているから驚き。

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 昨日から京都・鴨川には川床が出て、夏の始まりを感じる爽やかな季節になった。そうなるとウェディングシーズンでもある。古来よりポルトガルではライスシャワーとして金平糖が使われるし、日本でも昔から引出物の定番だったりする。そういった縁起物である事から婚礼用以外にも、出産祝や父母の日、お中元・お歳暮など・・色んな贈り物に使いやすくて便利。小袋入りをはじめ、木箱や陶器(作家物ほかボンボニエールなど)、缶や巾着袋に竹篭などパッケージも色々あるわ。

 2週間以上かけて出来上がるという、鮮やかで美しく香豊かな金平糖。天然素材の使用は砂糖が固まらないらしいが、こちらはそれを覆す職人技。一般のより少し粒が大きいかな。とにかくバラエティー豊かに50種類以上あるらしく、カラフルな金平糖で賑やかな店内は、甘い香りがいっぱいで幸せな気分。

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 そんな中からこの日私が選んだのは、季節限定(4月~)の、果肉を潰して作られた「さくらんぼ」と、皮で色付けして果肉が入った巨峰の「かぶと飾り」など。どちらもフルーツそのまんま、風味豊かで金平糖を食べてる気がしない不思議な感じ。箱売りのみの夏向きサッパリ「しそ」や、新作の落ち着いた癒しの「ほうじ茶」も、そのまんまの風味で美味しかった。

 とても惹かれたのが「究極の金平糖」シリーズ。年に一度しか作らない、7種類の限定究極金平糖があるの。例えば1月は「チョコレート」、6月は大人気「ブランデー」、7月は予約完売「梅酒」、12月は「赤ワイン」などなど、毎年キャンセル待ちの待ちまで出るくらいの人気商品。桐箱やガラス入りなどで、確かに値段ははるが是非食べてみたい究極の金平糖。いわゆる一子相伝の技である「緑壽庵 清水」の京金平糖、よくある巷の金平糖との違いを、ちゃんと食べて確かめてみるとその価値がわかるかも。

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