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トラットリア・デル・チェーロで夏のイタリアを懐かしむ

100737delcielo1livarot.gif梅雨も明けて猛暑の福岡。明日は西日本大濠花火大会、夏らしいイベントもこれからだ。こんな季節はやはり太陽が似合うイタリアらしい本物のイタリアンが食べたくなる。そこで今夜は薬院にある「トラットリア・デル・チェーロ((Trattoria Del Cielo)」へ行くことにした。
 「イタリアの地方色が感じられるメニューを1人1万円程度で。パスタは2品つけてもらい1品はラグーソースで。肉は牛以外のお勧めを・・」と予約する。

 用意されていたメニューは「アリア・デル・パエーゼ(L'aria del Paese) ~郷里の香り(Nostalgia per Nativo)~」と銘打たれたものだ。まずは、カ・デル・ボスコの「フランチャコルタ サテン(Ca'del Bosco Franciacorta Saten)」で乾杯。「マスカットのような・・夏らしくて良いわ」とご機嫌の妻。
 洋梨、薄い柑橘系の混じり合った穏やかだが複雑な香り。サテンというだけあってとても滑らかな味わいだ。シャンパーニュ好きにも理解しやすいフランチャコルタの1本だろう。新しい女性スタッフも笑顔を絶やさず、細やかで安心できるサービスを提供してくれる。

 アンティパストは「オードブルの盛り合わせ」。まず「小鳩のレバーのパテ」は、穏やかな甘みと奥行きのある味わいがサテンにピッタリ。「リグリーア風、鮑とじゃが芋のサラダ」は、ピクルスやパプリカを加えたサルサヴェルデ(パセリ)のソースが爽やか。鮪の干し肉(モッシャーメ・ディ・トンノ)のネットリした食感もおもしろいアクセント。
 「シチリア風カポナータ」は、シチリアの古典ソースであるココアを使った甘酢ソース「サンベルナルド」が和えられている。とてもイタリアらしい前菜の数々が食欲を刺激してくる。

100737delcielo2 そして何とも豪華で美しいプレート「ブローデット ディ ペッシェ」。アドリア海沿岸で良く作られる魚介の煮込みスープ「ブローデット」を、港町のマルケ州のレシピに基づき作ったというアンコーナ風。アンチョビとワインビネガーを効かせた古典レシピだ。
 「普通はもっとクタクタになるまでじっくり煮込むのですが、今日は、魚介を前菜的に頂いてもらおうとやや浅めにしています」という坂井裕伸シェフ。ミソが迫力の伊勢エビ、プリッとしたムール貝、表面に軽く火が入るも中はしっとりとして甘みをたたえたイカなど。
 無言で必死にあっという間に平らげて、スープも飲み干し「力強くとても素晴らしいわ!」と感嘆の妻。確かに満面の笑みが出てくる美味しさだった。

 そして1品目のパスタは「テスタローリ、フォルナイア風」。トスカーナ州・ルーニ地方に根付くイタリア最古のパスタという「テスタローリ」。ザラリ、モチッとした食感とツルリとした喉ごしが面白い。フォルナイアというトスカーナの古典ソースも、EXバージンオイルやペコリーノチーズが効いていて麺の風味とぴったりだ。これまた初めての美味しさが癖になりそうな、イタリア各地を修行した坂井シェフならではの一品。

 2品目は所望していたラグーソース。「スヴェルズィーニ、鳩のラグー 夏トリュフ風味」。スヴェルズィーニは、鞭縄を意味する南イタリアの乾燥麺。細く縮れた麺を3本細やかに絡み合わせて、1本の麺(縄)にするというとても手間のかかる作業だ。ここチェーロでは手打ち生麺で丁寧なスヴェルズィーニに仕上げている。
 鳩のラグーのこってりした深みのあるソースが良く絡んだ、もっちりと歯ごたえのある独特の食感が抜群だ。そして爽やかな夏トリュフの風味も立体的で、とても完成度の高いパスタだった。

100737delcielo3 メインは迫力の「仔豚料理の盛り合わせ」。10キロ前後の仔豚をシェフ自ら解体し、「骨付きロース肉のロースト」「肩肉のブラザート」「バラ肉のポルペット」の3種を盛り合わせた贅沢な一品だ。
 香草で一晩マリネした「ロースト」は、優しく繊細でありながらジューシーなロース肉が綺麗に表現されている。「ブラザート」は、バルベラワインで煮込み果実とセロリのカラメリゼを加えて漉すというソースが、独特の旨みだ。
 「ボルベット」は、バラ肉と軟骨を細かく刻んで網脂で包んで焼き上げられており、最初に感じるねっとりした味わい、それに続く柔らかな味わいが美味だ。付け合せのシチリア州パレルモ名物のパネッレもひよこ豆の風味が良かった。どれもこれも手間のかかった素晴らしい仕事で、シェフのイタリア地方料理の技術や造詣の深さが良くわかる。

 赤ワインは「バローロ リゼルヴァ フォンタナフレッダ(Fontanafredda Barolo Riserva) 2000年」。真っ黒なボトルがイタリアらしいオシャレさだ。ネッビオーロ特有の鉄さび、藁の柔らな香りがとけ込んでいる。チョコレート・黒い果実・スパイスの香りもしなやか。熟成し溶け込んだタンニンと繊細な酸のバランスが良く、品のある味わい。
 イタリアワインは単体で飲む時より、美味しいイタリア料理とともに味わうと、抜群の相性を見せてくれる。3種類の仔豚と味わうバローロ・レゼルヴァの相性は、イタリアワインのポテンシャルを再認識させてくれた。

 ドルチェは「マントヴァ風パンケーキ 季節果実のスフォリアティーナ」。ミルフィーユの近代版のスフォリアティーナはトリュフの香りが食後に漂う。トルタ・ディ・パーネは、イタリアでも珍しくなった北イタリアの古典菓子。なんだか懐かしいような、デルチェーロらしい素朴な味わいだった。

 イタリアの「風を感じる」というよりイタリアの「風土が迫ってくる」ようなプレートの数々。東京・銀座「エノテーカ・ピンキオーリ」、福岡「サーラ・カリーナ」などを経て、2年半ほどイタリア各地を修行したシェフは豊富な引きだしを使い分ける。
 「福岡九州の人にもイタリアの地方料理を気軽に味わって欲しい」と
通常のコースは3700円からとかなり値段を押さえ、店内も田舎風な素朴さでかなりカジュアル。一方で予算を伝えてどういう食材を食べたいか、どういう地方を食したいか伝えておくと、様々な「本物のイタリア」の味わいを堪能することも可能だろう。秋はジビエ、冬は北イタリア料理などまた次の機会が楽しみだ。

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バウムクーヘン専門店「マ・クルール」真夏の巻。

100728macouleur1_2cherry.gif私の「洋菓子で好きな物ランキング」に必ず上位に入ってくるお菓子が、ずばりバウムクーヘンですが(確かにお好きですね) その中でもチェリナ的元祖バウムクーヘンは「ユーハイム」の物。クリスマス時期なんてチョコレートがコーティングされたりしてテンション上がるやないか~い!
 (先程から気になってるんですが、そのうちわ・・・) 暑い夏にはエコなジャパニーズクーラー「うちわ」ですよ!それも天才スペンサー・リード役のマシュー君フェイスで「マシューうちわ」です♪まさに涼しげでキュートなドキュン系なお顔立ちは熱射病対策にピッタリだね(体感温度40度には説得力ないですがね;)

 しか~し、彼も言うてるやないか!「僕色に染まれ」ってね(そ、そうでしたっけ;) あの美しい瞳はそう語っているよ、だから行きましたよ、兵庫県神戸にありますバウムクーヘン専門店「マ・クルール(ma couleur)」に。(え?どういう関係が?) この店名、フランス語で「わたしの色」という意味なの。そうやね~、しいて言えば、自分探しの旅ってとこかね~(マシュー色に染まるんじゃなかったんですか;)

 そんな「マ・クルール」さん、三宮駅ほど近い「いくたロード」に昨年7月オープン。バウムクーヘン専門店と言うだけあって、多種多様にバウムクーヘンを表現中。場所はわかりやすいんですが、印象はとにかく狭かったね。2・3段の階段を上り店内へ、1階はテイクアウト、2階・3階はカフェになってるんだが、ま~テイクアウトの1階は4人も同時に買物しようものなら大盛況な状態。

 今回思ったのが神戸はバウムクーヘンを取り扱う店が多い。ケーキ店激戦区と言われるこの三宮界隈でも何店舗もがバウムクーヘンを普通に扱っていたし(さすが洋菓子の神戸ですね) だからこそお店によって味が違うんだろうね。

100728macouleur まず購入したのは「Bijou(ビジュー)」と「Bushe(ブッシュ)」のセット商品に、宇治抹茶を使用した「抹茶バウムクーヘン」、それに1パックずつ小分けされた「カットバームプレーン」など。値段は普通?高くも安くもない?ちなみにマシューは元スーパーモデルだから高い(聞いてません;) どうしても知りたいなら、かろうじてアントンは百歩譲ればマシュー似(全く聞いてません!)

 「カットバーム」は小分けが有り難いが、味は有り難い?(誰に聞いてるんですか;) 専門店のわりには、あまり印象的なバウムクーヘンとは言いにくい。凄くまろやかでシットリ系。印象的な物を望むなら残念でならないかも。
 「Bijou(ビジュー)や「Bushe(ブッシュ)」はバウムクーヘンを使用したケーキで見た目にも面白い。通常スポンジの部分がバウムクーヘンになっているが、基本ケーキ。だからケーキとして評価すると、これと言って主張する味はあまりない。毎回、ドクタースペンサー・リードの衣装は完璧に計算されていて、天才なオタクをかもしだしながらも、元スーパーモデルな雰囲気も出るなんて素晴らしい(話しズレてます;)

 なんと言ってもパッケージが可愛い。メルヘンじゃなく、女子が嬉しい感じのいかにも洋菓子な感じ、店員さんにもイケメンがいたのも女子に嬉しい(それもズレて・・・ま、良いか;) インパクトなんていらないわ、全ては癒しの為よ、しっとり包み込まれたい女子の希望よ、っつう事なら、是非とも一度利用してみて。カフェではバウムクーヘンを色んなスタイルで楽しめますから(お疲れ様です)

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京都「清課堂」、伝統芸術的美なる日本の夏

millefeuille.gif先日、銀座の「鮨 水谷」で気に入った錫(すず)の箸置き。御主人にお聞きしたところ京都の「清課堂」のものという。季節毎訪れる京都、当然ながらその「水谷の箸置き」を求めるべく早速お店に出向く事にした。常宿先である「俵屋旅館」からもほど近い、文化的雰囲気の寺町通りにあるその「清課堂」は、江戸後期(1838年)に創業という日本最古の錫工房。神社仏閣や茶道御家元の御用品を作っている事で知られる歴史深い名店。現在は錫のほか銀など多種金属の工芸品も作っているの。

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 一見小さめの造りだが、販売スペース以外にも奥には工房、土蔵に茶室にギャラリーもあって、創業時からのこの場所という事で風格ある佇まい。外から見えるディスプレイスペースには銀色に輝く酒器類が・・・既に一目ぼれ。店内に入ると、所狭しと銀色に輝く伝統工芸の美しい作品たちがキラキラと出迎えてくれる。茶器や花器、皿に箸・匙、香炉・香立にアクセサリーなどなど、亡祖父を思い起こさせる「手綱煙管」も粋。細かい職人仕事ならではの繊細さが優美、輝きも技法によってそれぞれ。何ともため息が出る日本美の世界よ。

 色々と目移りするが、やっぱり最初に見た「鍛造槌目チロリ(2万円前後)」とお揃いの「ぐい飲み(5250円~)」に決めた。杉目や石目丸、総石目など色んな柄がある中から主人とそれぞれ選んだりする。ずっしりと重みあるぐい飲みを手に取ると、キリッと冷えた日本酒をイメージして喉が鳴る(笑) お店のしおりには、島崎藤村の「祝の酒は香にあふれ 錫の堤子をひたしけり」という歌が書かれているが、昔から錫器で呑むと酒が美味くなると言う。理由はまずは「香り」との事。金属にはそれぞれ固有に臭いがあって、これが酒の旨味を引き立てるとか。

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 そういえば10年程前まではワイン用品でも、ピューター(錫合金)の「ロイヤルセランゴール」が気に入っていて、ごっついキラキラ装飾のグラスやデキャンターなど小物類まで随分集めたものだった。無意識だったけどそういった事も関係していたかもしれない。
 そしてお目当ての「京野菜の箸置き 五種セット(9450円)」。賀茂茄子・聖護院大根・鹿ケ谷南瓜・京筍・万願寺唐辛子。これが欲しかった♪ 他にも単品で、わさび・舟型・おしどり・瓢箪・絹さや・・色々あったわ(各1500円前後)。

 現在は7代目山中源兵衛(純平)氏の若い発想で、現代デザインの作家物も多数ある。中でも小山泰之氏の作品はモダンでシャープで惹かれた。京都造形芸術大学には「清課堂プロジェクトチーム」などもあり、先月は展覧会なども行われたそう。9月には「金属でできた針金をレース状に編む」パリの女性ワイヤーアーティストの個展も「清課堂ギャラリー」で行われるらしいし(現地制作中の彼女をこの日たまたまお見かけした)、歴史の上に革新的な世界が育っているのも素晴らしい。

 店内をじっくり眺めている間に、桐箱に丁寧に何重も包装した品物が出てくる。「使い込むうちに独特の風合い・味わいが出てくるので、是非とも毎日使って頂きたい」と、色々お話して下さった先代が暑い中外まで優しく見送って下さる。今度は季節変わって寒さが似合う頃、燗鍋など拝見にまた寄らせて頂きたい。

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「鈴懸本店音頭」発売中(してません!)

cherry.gif香里奈「私さ、最近あの仲里依紗ちゃんがCMでやってるアセロラ体操が頭から離れなくてさ」
雅「あ、わかる、あれ始まると動き止めて見入っちゃう」
友恵「マッジー、私、里依紗ちゃんの左後ろで出てるよ」(うっそ!)
友恵「なんてね」

 (え、うそ?うそなんですか?;) 悲しむんじゃないカワイコちゃんよ、世の中そんに腐っちゃいないさ(な、なんであの方は無意味な嘘を;) 私なんてアンジェリーナ・ジョリーがカンボジアにボランティア行った時に、右側後ろあたりで穴を掘ってる姿を写されて(それは嘘です) そう、うそ・・・いや、だから(お腹空きましたか?) そうだね(「鈴懸本店」に行かれたんでしょ?)

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 そうそう(本日のランチを聞こうと思ったら時間外になったから泣きそうになったとかで) おいおいおい、チミは何を人生急いでおる、明日は富士山で朝日を拝むかもしれないじゃないか(・・・あの) ん?(理解に苦しむんですが;) そんな気持ちを込めて歌います、お聞き下さい「鈴懸本店音頭」。

チ「本日のぉランチを~聞いた~ならぁ、お客様ぁ本日はメインがぁ焼きナポリタンになってま~す♪ ミニ冷製スープ、ミニサラダ、一切れパン、デザートまでついてぇ♪♪♪ なななんと1260円!1260円!1260円!1260円!。そうだデザートは白玉あずきですけどぉ、けっこうなボリューミ~でやられるぜい!セットコーヒーは300円でついて~きま~す♪」
 (メロディーが全くわかりませんが、なるほどですね) 次は博多座の帰りにでも寄って頂きたい気持ちを込めて歌います(普通に教えて下さい;) わかったわよ、失恋のどん底にいるアナタの言う通りにします~(してませんよ!)

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 夏らしい甘味なら断然「葛きりぜんざい790円」がオススメ、これ涼しげだけじゃなく、夏バテな季節に栄養満点なのよ(そうなんですか?) 小豆がたっぷり!(みたいですね、他には?) え?だから小豆(ん?) バテた体に染み渡る甘い小豆が(は~;) これさえ食べたら完全復活!(チェリ~さんはそうですね) ぜひとも挑戦せよ。

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博多「アンティカ・オステリア・トト」 de アツいイタリアな夏夜

livarot.gif8月1日は福岡最大級の「西日本大濠花火大会」がある。福岡市民にとってはすっかりお馴染み、もう48回目だ。今年はメイン会場「大濠公園」と「平和台」に加え、「舞鶴公園」にまで観覧席が設置されるとのこと。今回も県内外から多くの人がこの福岡城跡周辺に集まるだろう。
 一足先にその大濠公園に程近い荒戸にある人気のイタリアン「アンティカ・オステリア・トト」を訪問した。日が長くなりまだ明るい店内は
いつもと違う印象。日が暮れて気が付くといつの間にか、そしていつものように満席だ。

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 まずは熱々の揚げピザを頬張りながら、本格的な夏の到来に合わせて「フランチャコルタ・ベラビスタ(Franciacorta Bellavista)」で乾杯。シャンパーニュ方式で作られるフランチャコルタ。中でもベラヴィスタ は「風光明媚」というその名の通り、万人向けの上質な味わいで喉をうるおしてくれる。

 「おすすめ前菜の盛り合わせ」をお願いする。最初に「生ハムとメロン」という定番が出て来たが、甘みあふれた熊本産メロンに上質の生ハムの塩気、それに軽くふられた胡椒がアクセントになり美味しく頂く。続いて各種前菜が大皿に綺麗に盛られてくる。「水茄子にイサキ」「チンタセネーゼのサラミとモッツァレラ」など。シンプルだが素材の味を十二分に引き出している。食べ手を飽きさせずに期待感を盛り上げてくれる「前菜の盛り合わせ」だ。

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 パスタは「トコブシをふんだんに使ったスパゲッティ」。トコブシとともにたっぷりかかった自家製カラスミが、彩りと味わいのアクセント。別添えの香味パン粉の香ばしくきめ細やかでしっとりした食感も楽しかった。

 この日の赤ワインは、「ラ・スピネッタ カンペ バローロ(Campe Della Spinetta Barolo)2004年」。オレンジにライオンの絵柄も華やかだ。ふくよかな果実の香り。ネッビオーロに多い葉巻、藁っぽい香りは控え目で直線的な感じ。ただ古樹のネッビオーロからくるのか、太陽を照り付けて凝縮したような独特の甘味がアタックから余韻にかけて存在感を示す。

 対馬の天然鯛は「トマトと燻製モッツァレラチーズのオーブン焼き」で頂く。繊細な天然鯛の身質を表現していたが、少し火入れが弱かったかな。「オーブン焼き」以外にも「ナポリ風アクアパッツア」「炭火グリル」など色んな調理法がチョイス出来るので、その日の気分で食せるのがいい。
 北海道せたな町の「乳飲み仔羊の炭火グリル、ローマ風」は、乳飲み仔羊らしいクリーミーさはなかったが、がっつりといかにも炭火で肉を焼いたといった迫力の味わいだった。

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 いつも素朴で迫力あるデザート。この日はマスカルポーネとバナナの「セミフレッド」に、エスプレッソをかけたイタリアらしい一品。そして「チョコレートのテリーヌ」かはしっとりとしたビターチョコに、プラリネのサクサク感が重なってチョコ好きには嬉しい一品だった。

 狭い店内、テーブルもぎっちりで満席という賑やかさ。厨房内は本田シェフ以外はバイト一人のみ、サービスもマダムともう一人の女性のみという多忙さだ。しかし相変わらずの的確なサービスで上手く回して行くのは見事。客層は近所の家族連れ(子供を含む)も多いので、気軽に利用したい、そして夏が似合うオステリアだろう。

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銀座「空也」の最中と盆と正月。

cherry.gif鉄板なお土産を考えて頭を抱えていたリチャード(リ、リチャード?) 十八番のお土産を想像し笑みを浮かべるケイティ(ケイ・・・今日は何の話ですか;) 私なら鉄板は「メンタリスト」サイモン・ベイカーの完璧な微笑みに、十八番は「CSIマイアミ」ホレイショがサングラスをかけながら一言「逃がしはしない」だな(チェリ~さん目線は良いですから;)

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 そうだなぁ、サイモン・ベイカーが初めて口にする「最中」を提供出来るなら、ぜひともコチラの物を差し上げてみたい、東京は銀座の「空也」さん(なるほど~、夢はデカクですね~) 空也の最中、10個入りで千円以下と決して高いわけじゃないけど、気品があり上物扱いな最中。
 歴史的にも有名で、あの夏目漱石がお気に入りだったこともあり、夏目漱石の墓参りの際に、「空也もなか」をお供えする事を勧めていたくらい。
 私もいつか「チェリエッタに会いに行くならば、マルーン5のチケットを持参したほうが良い」と皆に勧めてもらえるかな~(完全なる希望ですね;) 完全なる希望で良いなら、アメリカンダンスアイドルのタバサ&ナポレオンの振り付けで踊ってみたいわ~(相変わらずアメダンで号泣するの止めませんか;)

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 そんな空也ですが、東京に行く日がわかってるなら早々に電話しちゃいなさい!(電話ですか?) 決して高くないとはいえ、希少価値があるんで、基本予約しないと手に入れる事が出来ましぇん。
 私もアントンやジョエルが日本に来る日が決まり次第、予約を入れるもの(とうといジョエルさんもアントンに洗脳されて日本に再来ですか)
 ジョエルの千枚漬け狂いは置いといて、次回は空也の最中を味わってもらわないと「日本は酸っぱいものだらけだね~、お土産はビネガーだ~」なんて悲しい事になりかねないから(確かに;AKB48やレインボー族だけじゃなく、和文化も味わって頂かないとね;)

 そこで前回アントンが気に入った空也の生菓子を再度単独購入したのでご紹介。あんをカステラ風生地ではさんだ「空也双紙」や「求肥」、夏ならではの涼しげな「羊羹」など、こちらも一応は予約制。まれに、まれ~に閉店間際に伺って、予約して受け取りに来なかったタワケ者の最中などがチョコンと残っていたりすると、譲って頂ける事もある。
 チェリエッタもそんなこんなで閉店ギリギリ駆け込みして3回ほど買えた事があるが、危険ですので駆け込み乗車はお止めください!くれぐれも予約をお忘れなく!(駆け込み乗車は止めましょう;)

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銀座「鮨 水谷」、洗練の新店舗で味わう至福の時

livarot.gif以前から妻共々気に入って伺っている「鮨 水谷」。この度、銀座8丁目の2番から7番に移転したという事で再訪した。真新しいビルの9階、エレベータポーチにはライトアップされて浮かび上がる「水谷」の看板。以前の古いビル地下からの移転という事もあり、店内は随分と明るく開放感があるイメージになった。

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millefeuille.gif 木の温もりが優しい雰囲気でありながら、粋で美しく潔い店内。まずは冷酒で乾杯、おちょこは「バカラ」のショットグラス。ご主人・水谷八郎氏はバカラコレクターなので、自宅で眠っているグラスを「せっかくだから」とこの度いくつもお店に出したとの事。店入ってすぐの新ディスプレイボックスには、なんと「バカラの原型」と言われる幻のアンティーク・グラスが置かれていたりする!他にも素晴らしい漆塗りや焼物、ミシュラン3ツ星記念ビバンダムなども入っているわ。

 バカラの横には美しい白磁の小皿・・これは人間国宝「井上萬二」作の有田焼!と目を丸くした私に「良い器は使ってあげないとね」と一言。さらに水谷氏が鮨を握っている手元にのいくつかの萩焼。かなり美しい形で休雪白に見えるが、なんとこれはご主人自身の作品。聞けば人間国宝「三輪休雪」の窯で焼いたという。
 萩焼好きの私は去年も二度
萩焼の窯まで行っているが、三輪氏の窯に入れる人は現地でもなかなか聞かない。しかも直々に手解き受けながらの器作りとの事。旧店オープン時には、お祝いで配ったおちょこが現12代三輪九雪作と言うのだからさすが。

 ついでに細かい店舗内装をお話しすると、欄間や窓枠には「桂離宮」を参考にした細かな大工仕事、クローゼット扉のツマミは「スワロフスキー」。箸置きはすず器の名店・京都「清課堂」の物。わさびや京野菜をモチーフにした可愛い芸術品。壁掛けの絵は京都で作られた俵屋宗達「風神雷神」の織絵。これまた宗達好きの私は、ゆかりの場所にあちこち行っている程だが、この二カ所に分けて飾られる風神と雷神の織絵には本当に見惚れた。

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 新店舗の趣味の良さを讃える私に「だから、俺じゃねーって」と笑いながら江戸弁で返す水谷氏。「あれやこれやお客さんから頂いた物でね」との話で、良い常連客が沢山ついていると言うのは、まさに人柄・・と改めて感心した。本来長居しないように作られる寿司カウンター席も、ここでは敢えてヨーロッパ製のフカフカで心地の良い椅子にし席間隔も広くしたとの事。

 妻の店話も終わりにしてようやく寿司の話(笑) この日もお任せで握りをお願いする。ツマミ系から始まる寿司も楽しいが、握りの完璧な寿司屋では、ツマミなしのほうが満足感が得られるだろう。冷酒「賀茂鶴」をバカラのお猪口で少しずつ口にふくませながら、握り一貫一貫を堪能することにした。

 「鰈」は、うっすらと上品な脂を薄くまとった綺麗な身質が印象的だ。「コハダ」は相変わらず絶妙な締め具合。「イカ」は凜とした噛みごたえとほのかな甘味が初夏らしい。そして「赤身」「中トロ」「大トロ」と続く前半の山場を迎える。本日は石巻のマグロという。「40・50キロで・・まだまだですね」ということだが、この時期にしてはなかなかだろう。力強いシャリとまじりあうマグロの酸味・血の香りが口中に広がる。

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 「ガリ」も酢の奥に清涼感を感じるタイプで好きな系統。美しい「貝柱」は洗練された味わい。「ミル貝」はしなやかな歯ごたえの後に、ふくよかな独特の甘さ。「鯵」は嫌味でない適度にのった脂が美味だ。「シャコ」はギュッとエキスが詰まったような味わい。味噌を噛ませた「車海老」、ふんわりした江戸前の「穴子」、控え目ながら奥深い甘味の「タマゴ」で最後の山場を迎えた。

 水谷氏の握り姿は相変わらず背筋が伸びて美しい。握りも端正な美しさ。手でつかんでも箸でつまんでも、口の中に入るまできちんとした形を保つ(最近の若い握り手の鮨はネタは上質だが、形が歪だったり崩れたりすることも少なくない)。シャリは味が強いがバランスがいい。以前のように力強くハラケルというよりは、しなやかに混じり合うという感じだった。梅雨前後の時期はマグロ含めて寿司ダネが難しい端境期だが、一定の品質でピタリとまとめてくるのはさすが。 この日も、妻ともども満足して「水谷」を後にした。

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どうもこちらは日本橋「うさぎや」です。

cherry.gifどうもこんにちは、レットホッドチリソースことチェリエッタ・コンスタンチです(オシイ!バンド名くらい正確にお願いします;) 今日は日本国、東京にあります日本橋の「うさぎや」さんをご紹介(えらく詳しくご丁寧に;) 簡単にうさぎやの歴史と都内にある同じ名前の店の説明をするわね(お願いします)

 まずは、私がいつもお世話になってる上野の「うさぎや」さん。創業は大正2年(1913年)初代の谷口喜作さんから現在4代目の谷口宏輔さんになる老舗。で、本日ご紹介するのは日本橋の「うさぎや」さん。初代喜作さんの弟が始めた店で、阿佐ヶ谷にある「うさぎや」さんは初代喜作さんのお孫さんが始めた店。親戚関係にあり、暖簾分けした事で、全く同じ名前に同じ商品を販売する結果になってますが、全く違う店と言って良い。それはまるでアメリカのジェシカ・アルバと博多のチェリカ・アルバは別人みたいな(希望を書かないの;)

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 こちら日本橋「うさぎや」さん、本店と中央通り店と2店あって、こんな狭い地域で同じ元祖から始まったどらやき屋があるなんて、博多人からすると、いや、福岡市民からすると、いや、パリ8区民からすると(フランスに飛んでどうする;) どらやきだけに、あんこに挟まれたい!(オシイ;挟んでるのは皮ですね) 皆さんがお知りになりたい事はわかっています、ズバリ!クリスチャーノ・ロナウドとクリスティアーノ・ロナウド、どちらが正式な呼び方か、でしょ?(全く聞いてませんです;)
 そうなのよね~、どらやきの見方が変わったのは上野の「うさぎや」さんの物を食べた日からなのよ。生まれて初めて上野の店で小さな椅子に座って頂いた時に、思わず「おっ(たまげ~)」と声が出そうになった。柔らかくてパンケーキのようなフワフワ感に溶けてくような甘さ。小豆に関しては甘いんだけど、こんなに相性が良かったら全然許しちゃう(絶大なお気に入りですものね)

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 その衝撃があるので、日本橋店のどらやきも同じ条件で出来たてをお店ですぐに頂かないと、評価をする以上不公平かなとも思ったんだけど、ほら、アメリカン・ダンスアイドルのオーディションでも一発勝負でしょ?こればっかりはね。だから何とかテイクアウトした上野のどらやきを思い出して考えてみた(例えが変ですけど、かろうじて理解しました;)
 素直に表現すると、これは同じ「うさぎや」と言う名前で、かつ同じどらやき商品でも、全く違う物だと言える。二つ並べて食べ比べても、まず間違えないと思うよ(そんなに違いますか?) もちろん好みがあるので、私の好みで言うと、「上野のうさぎや」のどらやきがチェリエッタのどらやき人生を変えてしまったので、「日本橋のどらやき」ではそれを越える事は出来なかった、ってとこかな。

 どちらもしっとりはしてるんだが、日本橋の物はハニーな感じで少々ベタっとしてる。しっとりとはまた違う感じで、こちらのほうが少し大きめ。中身もずっしりで、何だか皮と小豆の相性が二番手狙いで成立したカップルみたい(なるほど、食べ比べてみたいですね) とりあえず同じ名前の同じ商品を展開してるご近所さんでも、全く別物って事だわね(ジェシカ・アルバとは全く違いましたね) そうね、美人同士ってだけだわね(懲りませんね~;)

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マンダリンオリエンタル東京「マンダリンバー」と「インルーム」でまったり楽しむ夏

millefeuille.gifシャンパン、白・赤ワインと二人で3本空けてても、機嫌が良いとまだまだイケそうな気分になるのが良くない。そんな感じで「マンダリンオリエンタル 東京」に帰り着いてもなお「マンダリンバー」に向かってしまった。なぜって開業5周年記念「マグナム シャンパン バイ ザ グラス」をやっているから♪ 37階のレストランフロアの真ん中に位置するバー。「水」は夜よりの方がと綺麗かな・・その水スペース上ではジャズトリオが生演奏中。

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 週末だからかとにかく満席待ち状態。当然宿泊者のみのラウンジやバーがある訳ではないので仕方ない・・・とここで今更ながら気づいた、こちらのバーは女性スタッフのみなのね!?客はカップルや女性同士も多くて気づかなかった。テキパキ仕事してて気配りもある、頑張ってる感じが好感持てる。

 この時は「ルイナール ブラン・ド・ブラン マグナム」、これをグラスで頂けた。そう、先日もハマーリムジン内で飲んだばかりの、あのキラキラ華やかなボトル。大きいと更にゴールドでゴージャスね。シャンパンの熟成がゆっくり進むマグナムボトル、本来の甘い風味が楽しめるので嬉しい。ちなみに8月までは「ヴーヴクリコ・ロゼ マグナム」がグラスでとの事。
 調子にのって追加したのは、主人は「ドライマティーニ」。私はマンダリン名物という「日本橋カクテル(2100円)」。日本橋の若旦那をイメージして作られたとか(笑) マティーニはイマイチだったが、日本橋カクテルはゆず風味が効いたウォッカベースなだけに、刺激的かつ懐かしい感じで寝酒にピッタリだった。ジャズの音色に揺れ記憶も途切れ途切れで
部屋に戻り、楽しく一日を終えた。

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サーラ・カリーナで爽夏イタリアン、山笠で賑わう博多の夜

livarot.gif7月前半の福岡は中州を中心に「博多祇園山笠」で騒がしくなる。今夜(明朝)こそがメインイベントの「追い山笠」、多くの人が徹夜で過ごしその時間を待つ。その賑やかさを楽しみに中州方面で遊ぶのも一興だが、喧騒を離れた一角で静かにディナーというのも良い。しかも梅雨真っ最中でじめじめしたこの時期は、サラリとしたイタリアンが食べたくなる・・・お馴染み、御所ヶ谷にある戸建てレストラン「サーラ・カリーナ(Sala Carina)」を再訪した。(3月訪問時はこちら

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 この季節は青々と荒々しく繁った中庭の緑が雨に濡れて輝き、自然の美しさもまた違った赴きだ。ダイニングの椅子カバーも新調され、刺し色の赤がさらに美しく映えてシックな雰囲気に変わっていた。
 乾杯はカデルボスコの「フランチャコルタ キュヴェ アンナマリア クレメンティ(Ca'delBosco Franciacorta Cuvee Annamaria Clement)」1997年。ハチミツ・シロップ・マスカットのうっすらした甘い香りに、湿ったナッツのような複雑な香りが印象的。シャンパーニュのような優雅さはないものの、爽やかでサラッとしと心地良さはこの湿気ある時期には良く合う。

 定番を盛り込んだ前菜数種のプレートは、和食出身の料理人が担当したとあって全体的に丁寧に作られている。「フォワグラのテリーヌ」はパンデピスで挟み込んであり、たっぷりした蜜の風味がスプマンテとピッタリだ。「キスのエスカベッシュ」は優しい酢の加減、牛蒡のフリットの歯ごたえと暖かい温度が楽しい組み合わせ。
 爽やかな冷ガラス皿で出てきたのは「わさびクリームを乗せたサーモン」。宮崎の西米良町のサーモンというが、実はサーモン似なだけでイワナとマスを掛け合わせたもの。トロのようなネットリした脂にしっとりとした身質はサーモンより面白かった。

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 パスタは数種類の中からトスカーナ名物太麺の「ピーチ(pici)」をチョイス。卵を使わないコシのある手打ち麺に頬肉、ペコリーノチーズを合わせた深みあるソースがイタリアンらしい味わい。赤ピーマンのピューレをほんの隠し味に使用しているという。トスカーナの唐辛子のピリリとした長い余韻も良かった。魚は「真鯛の炭火焼き」、アーティチョークが添えてある。 妻は豪快に「オマール海老」。

 そしてメインの肉は、お楽しみのオーストラリア産最高級の「ソルトブッシュ・ラム(Saltbush Lamb)」。福岡で頂けるのは実に珍しい。
 何より脂の質だろうか、まさにとろけるといった感じ。香りも「ソルトブッシュ」という名の通りフレッシュなハーブのような心地よさで一瞬仔羊とはわからない位。その特徴の繊細な赤身を残した焼き加減も絶妙で、妻にも大満足だったようだ。

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 合わせた赤ワインは、アンティノリの「ティニャネッロ(Antinori Tignanello)1988年」。フィレンツェで飲んだ「ソライア」と迷ったが、1988年という熟成ヴィンテージに惹かれて「ティニャネロ」に。ソルト・ブッシュ・ラムにはやや優しすぎたかもしれないが、バランス良く熟成していて美味しくいただけた。
 食後酒は「マローロ・キナート(Marolo Chinato)」、これはかなり個性的な味。スパイシーな香り、薬草的苦味と甘味に妻は一口でギブ(笑)

 派手さはなく控え目な味付けだが、上質な素材をベースにした丁寧なプレートは安心して頂ける。今井シェフの指揮のもと厨房のチームワークもよさそうだ。毎度のことながら客層も落ち着いた大人が多く、原田ソムリエらの適格なサービスでゆったりとした時間を楽しめる。
 福岡にはまだまだ少ないイタリアン「リストランテ」。この夏には「リストランテ・ヒロ」、来年には「リストランテASO」も参入し、福岡のイタリアン業界も活性化するだろうが、ここ「サーラ・カリーナ」の魅力は不変だろう。

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ジャン=ポール・エヴァンの夏期限定商品と私。

cherry.gifショコラティエ、パティシエ、またグラシエとしても名高い「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」(素晴らしいですね) それはまるで、星組と宙組と花組のトップ娘役スターを兼任するチェリエッタのよう(へ~) ・・・それはまるで(はい?) 「メンタリスト」と「NCIS」と「コールドケース」の主役を兼任してるよう(わかりましたから、本題に;) つ、冷たいわね、そうよ、冷たいと言えば夏を楽しむ新作のアイスクリームがジャン=ポール・エヴァンから登場してました。

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 エヴァン様の大親友「クリスティーヌ・フェルベール(Maison Ferber)」との友情の上に築かれた、と強調され紹介された風味豊かなソースとアイスクリームの組合せ(なるほど~、フェルベールさんと言えばコンフィチュールですよね) ソースは全部で4種類。果実の美味しさあふれる「フランボワーズ」「パッションフルーツ」「濃厚なショコラ」「コクのあるキャラメル」。今までの異常に濃い濃縮系アイスのエヴァンアイスが、ソースによって新たな世界にアリスよヨウコソですわい(ま、迷ってる感じなの?)

 今回セレクトしたのはまず「グラス オ ショコラ ドゥ」に「キャラメルソース」。ミルクチョコレートアイスクリームと、コクのある、つまり濃い~キャラメルソースの組合せ。と、「グラス ショコラ レ カルダモン」にソース「パッション」。細かい粒状のミルクチョコレートを加え、南仏プロヴァンスをイメージしたスパイシーなカルダモン風味のアイスクリームに、パッションフルーツやマンゴー、パイナップルの果実をたっぷり使った爽やかなソースと組合せ。これまた聞いただけでも複雑~なのは想像出来るでしょ~?食べても第一印象と変わらず~。各630円(結構なお値段で)

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 そうそう、新作季節のケーキは「ベリーヌ エキゾティック」735と、夏季限定「ベリーヌ ブランマンジェ オ ショコラ」630円。見た目もトロピカルな「エキゾティック」は、甘くトロリとした鮮やかなマンゴージュレと、パッションフルーツ・バナナなどのクリームが重なっていかにも夏らしい美味しさ。もうひとつの「ショコラ」は、スペイン産アーモンドが香ばしく、エヴァンらしい濃厚なチョコとブランマンジェのムース。このグラスもしっかりしているので勿論再利用可(沢山貯まってますよね~)

 他にも夏期限定商品が出揃ってたのでご紹介。うちのパパお気に入りの、果実そのものを食べているようなみずみずしいさがうり「パートゥ ドゥ フリュイ」。2層のゼリーの華やかで、見てるだけでも涼しげ。1個ずつ袋に入ってるのも食べやすいよね。確か1個236円あたり(だいたいな金額ですか;)

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 そしてジャン=ポール・エヴァンにしては軽めに食べられる「ロシェ デ テ」。香り豊かなアーモンドとライスパフをビターとミルクチョコレートでコーティング。もうしっとりのサクッサクでこれは夏にぴったり。比較的エヴァン商品の中では食べやすいよね。30g袋入で998円(このお店の中では金銭感覚が鈍りますね;)

 更にこちらはママご推薦「Palets d't=夏の円盤」と名づけた薄いショコラ。暑い時期でもショコラをお楽しみいただける様、極限まで薄くすることで、軽く繊細な口あたりに仕上げましたとのご宣伝。そうか~、じゃ私も夏に受け入れられる為におひとつサンバを(それはいつもやってますよ;) じゃ~オイランばりに一舞(それも十八番ですね;) じゃ~エヴァンゲリオン辺りを(無理しないで;) 1枚ずつ包装された5種類の新作ショコラは個性が際立ったエヴァンの自信作らしいから、私も個性をいかしてこの夏はアメリカ国旗柄ビキニで熱海にでも(捕まらないで下さいよ;) 各1枚263円です。

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銀座「すし屋 真魚」、海老蔵の麻央ではない

livarot.gif銀座1丁目の「ホテル西洋銀座」一階、車止めのエントランスと反対側端にひっそりと佇む「すし屋 真魚」。同じく銀座の鮨「かねさか」が手掛ける店だ。入口の木戸は成田屋模様で暖簾は荒磯模様という歌舞伎らしい様子・・・市川海老蔵監修の店としても話題だ。

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 店内は清潔で落ちついた雰囲気。正面には大屋石が埋め込まれ、しっとりと風合いで店内になじんでいる。カウンターも清潔感があり居心地がいい。店名の「真魚(まお)」は「弘法大師・空海の幼名で、末永く人気を博するようにという、初代市川団十郎歌の祈願が込められている」という建前。が、妻はポツリと「海老蔵のお嫁さんの名前だよね」と勝手に決めつけていた(笑)

 お任せで握りを頂くことにする。まこがれいは上質な甘みと歯ごたえが良い。新島のしまあじは独特の風味が面白いが今一つ。マグロは赤身づけと剥がし。「この時期は鮪も一番難しい時期で、今日のは両方とも鹿児島のものです」と言うがその通りだろう。

 イカ、コハダ、真鯵。車海老は人肌、味噌の部分の半生の風味をいかして。徳島の赤ウニはミニ丼で楽しく頂く。唐津よりやや大振りで甘さが強くてなかなかの味わいだ。そういえば先日伺った西麻布の「鮨 青木」のウニも徳島だった。ミルガイが綺麗な後味で上質。一晩付け込んでしっとりとしたシャコ。穴子は塩とタレで。最後のかんぴょう巻で締める。

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 ミシュラン東京2つ星の「かねさか」の系列店として、2009年6月オープンするや早くも2009年版ミシュラン東京で1つ星を獲得。ネタは「かねさか」と同じルートの仕入でそれなりの品質。そして若い職人・笑顔のサービスによる気の置けない優しい接客という点は確かにミシュラン好みではあるが、握りの印象としては特に強い印象は残らない、穏やかなもの。握りの形も時々崩れることがあった。

 歌舞伎好きのご年配を連れて行くと話題としては喜ばれるかもしれない。品のある空間でデートにも使えるが、寿司を食べ慣れた味重視の方には満点とはいかないだろう。「ホテル西洋銀座」を利用する際や近場で時間が空いた時に、フラリと気軽に訪問するという寿司屋にはぴったりだ。

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マンダリン オリエンタル 東京「ダイナステイ スイート」 de 夏再び

millefeuille.gif梅雨真っ只中、少しでも爽やかに夏らしさを楽しみたいわーと、今回の東京宿泊先は日本橋・三井タワーにある「マンダリン オリエンタル ホテル 東京」。そういえば去年もこの日辺りに宿泊している。無意識だったんだけど、やはり夏が似合う洗練リゾートといった風情だからかしら。

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 今年で開業5周年を迎えるここマンダリン。5周年にちなみ5つの特典をつけた夏季限定「開業5周年記念宿泊プラン」が来週より設けられている。部屋のアップグレードやレイトチェックアウト、サマーウエルカムアメニティなども期待できるわ。スパやレストランも「5」企画尽くしで面白い。そうそう、先日ここのペストリーシェフ・五十嵐宏氏が、洋菓子界のワールドカップと称される世界大会(味覚部門)で初優勝したばかりなので、スイーツを試してみるのもいいかも。

 相変わらず38階ロビーのお花が豪華。フロント後ろの曇り空には建設中の東京スカイツリーが見える。外資系らしく外国人の宿泊者が多いこのホテル。スタッフはクールでそつなくテキパキ仕事をこなしている。
 今回の部屋は35階「ダイナステイスイート(100m2)」。深夜のサッカー観戦やインダイニンを考慮して主人が希望した部屋。前回の36階「
オリエンタルスイート(100m2)」よりバスルームが狭いがリビングが広くなるの。マンダリンのこの二つのコーナースイートは使いやすく問題はないが、「ダイナステイ」にはトイレが一つしかないのが唯一残念。「オリエンタル」はリビング(つまり玄関側)にトイレがある分リビングが狭めに感じるのかな。と言う訳で私はやっぱり「オリエンタル」派。

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 バスルームから続く寝室の高さのあるふかふかベッドは相変わらずの心地よさ。この部屋は静かに眠れるのも特徴的。就寝前の定番アロマオイルもやっぱり好き。バスローブに浴衣とパジャマの3種類あり、ふかふかな大きめタオルスリッパも嬉しい。雨の多いこの時期は、ホテルロゴ入り傘がクローゼットにあるのも助かる。

 と言う訳で、チェックインした後のお楽しみはウェルカムシャンパンで乾杯。この日運ばれて来たのはシルバーに輝くスタイリッシュなワインクーラーに入った「モエ・エ・シャンドン」。お揃いの大振りなシルバートレイにはフルーツの宝石と言われるキラキラのチェリー。これを泡に沈めながら早速乾杯。アフタヌーン・シャンパンにはこういった甘さがぴったり。移動の疲れを癒すわ。

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 そしてトレイには更に、イギリス発のエナジードリンク「ファイアーフライ(Firefly)」が2種類(シャープンアップとリラックス)が乗っている。色合わせした感じでシルバーとグリーンが綺麗。これは豪華スパがあるマンダリンならではのチョイス。甘味料・防腐剤・着色料など一切不使用でハーブやフルーツなど多様、いかにもヘルシーなスッキリ味で身体に優しく染み込む感じ。私は翌日二日酔い解消に頂いたわ。

 こんな滞在初日のディナーは銀座シャネルビル「ベージュ東京」の予定。だから今シャンパンを飲み過ぎてはイケナイとわかってはいたものの、気付けば一本飲んですっかりほろ酔い(笑) だってこの時間が1番好きなんだもの♪ さて、バタバタ用意してお出かけしますか。次回は「マンダリン バー」と星付の「インダイニング」をお話する。つづく・・・

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博多山笠に女は不要?よかよあたしゃ饅頭があるけん!

20100709yamakasa2cherry.gif博多の女の意地ですた~い!(ど、どうされました?チェリ~さん;) 今日は血恵利~と呼びやい、あたしゃの燃えたぎるラテン博多の血が騒ぐじぇいじぇい(はいはい、見たらわかります;凄いお汗で)
 なんば言いよっとアンタ、博多の夏は「
博多祇園山笠」に決まっとろうもん。だけんくさ、山笠が来たら夏った~い(今聞きました;) 生まれた時から山笠の「祝い目出度」にあやされて育ったようなもんやもん(それはそれは;) それは言い過ぎやえどさ(即撤回?!) めでため~で~た~ぁ~のぉ~♪(それは花笠音頭;)

 毎年見に行く博多リバレインの飾り山「十一番山笠」、今年も親父さん達が集まっての儀式「御神入れ」に参加して来たんだよね~(あれ、女性はダメなんじゃ?) ・・・か、陰から見守ったと(あ~、ストーキング) な、なんやと!

 山笠の期間は毎年、じぇっ~~~たいキュウリは食べんとよ(櫛田神社の神紋が胡瓜みたいだからですね) めちゃめちゃ偉かろうが(普段からあまり食べないじゃないですか;) は~?博多の女子をナメとろ?(何だか美味しそうな響きで;) ナメとろ・・・ナメ、トロ、ナマ、トロ。おやっさ~ん、生3つ、トロ~中落ち~追加ぁ(いや、飛躍し過ぎ;) 「カ~ッパカッパ♪カッパカッパ♪カッパ寿司」(きゅうり食べないんでしょ;)

20100709yamakasa1 そうだ、この期間だけ販売中のお菓子があったんだ。その名も「祇園饅頭」(これは毎年お世話になってますね) そう、私が作った(ここで嘘つくか!) ・・・「鈴懸」さんのです(声が小さい!) よそのお店でもありますが~、これは何かとお世話になっとります~鈴懸さんの祇園饅頭です!(そ~ですね)

 櫛田紋入り、水法被と締込みをイメージするパッケージで、5つ入りで525円です!(そ~ですね) 7月1日から追い山笠の前14日までの期間限定販売です!(そ~ですね) キュウリとスイカの皮は味わいが似てますが、スイカは食べて良いんです!(そりゃそうです;) きゅうりに似ててもズッキーニは食べて良いんです!(はいはいご丁寧に;)

 ちなみに博多リバレインの飾り山の道挟んで鈴懸本店があります、いや、だからその左は福銀で、さらに渡るとローソンが、え?地下鉄の入口は反対側の階段ですよ~(あ、聞かれてるのね;)

 これはさ、品の良い饅頭なんだよね~、真夏の祭に片手で頂ける完璧な饅頭でさ、お祭りを安全に開催する為の大事な大事なホント大事な饅頭なんだよね~(今日は「お汐井とり」ですね) ほっほ~・・・めでためでた~の~ぉ~♪(だからそれは花笠音頭だってば!)

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エディション コウジ シモムラで夏を乗り切る極上フレンチ

livarot.gif初夏を迎えつつあるこの時期。「涼しげで洗練された、かつ元気が出るフレンチが食べたい!」という事で、迷わず選んだレストランは六本木にある「エディション コウジ・シモムラ(EDITION Koji Shimomura)」。ユーモラスで豪快な下村浩司シェフが作るプレートは、確かな技術の上に発想の妙と繊細さが融合した美味しい芸術作品だ。
 
3月に来た際に頂いたスペシャリテの中から「牡蠣の冷製 海水と柑橘のジュレ 岩海苔風味」を再度リクエスト。それ以外はお任せ「ムニュ・ストラクチュール(Menu Structure)21000円」でお願いすることにした。

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 アミューズはお馴染み「生ハムとケイパーのミニバーガー」。パルメザンのチュイルが効いていて、可愛いだけでなく計算された食欲をそそる美味しさ。まずはお願いした妻の大好物「牡蠣の冷製」が登場する。びっくりする位大きくふっくらした迫力ある牡蠣が2つ。それに岩海苔の磯の香り、海水のジュレが三位一体となる素晴らしい前菜だ。
 これに合わせるは「アンリオ・アンシャンテルール(Henriot Enshanteleurs) 1995年」。熟成した酸味とピッタリだった。北野ソムリエが工夫してワインリストもどんどん充実させているようでワイン好きも選びがいがある。

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 続く前菜は「ウニと人参のムースとビーツのコンソメジュレ」。立体的な器の一番下に赤いビーツのジュレが敷かれ、その上には人参のムースのオレンジと雲丹の黄色が浮かび上がって美しい。それぞれはとても強い味だが、一緒に口に含むとなんともいえない複雑な旨さと余韻が広がる。ピンセットで盛りつけするなど、細かく深い計算の末に伝わるバランスだろう。

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 そして「フォワグラのポワレとアプリコットのコンポート」。一年間付け込んだという特製の種付きあんずと共にフォアグラを頂く。奥深い甘みとフォワグラの脂が優しく重なる。あんずを付け込んだ際の上澄みで作ったジュレのキューブが、更なる甘い余韻だ。
 付け合わせのアスパラソバージュも綺麗に結ばれるのが下村流。これまたフランスらしい香りが漂う前菜だった。そうそう、カトラリーもカラフルポップで料理に色合わされいて妻は「可愛い~」と機嫌よい。

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 魚は「舌平目とズッキーニ」。なんと舌平目が縦に巻いて供せられる。 花ズッキーニの中には手長エビ、松の実などペースト状の食感がまたいい。オマール海老のジュが深みを引き出していて、繊細な甲殻類の風味をまとったふくよかな魚の身質を味わうような一品だった。

 「今日の肉は小鳩を考えてますがどうでしょうか?」とフロアーに出て来た下村シェフに対して、正直無邪気に「昨日ベージュで仔鳩を食べちゃったの~」と言う妻。それを受けて「僕は構いませんよ」と悪戯っ子の笑顔で楽しそうな下村シェフ。ポジティブに楽しみながら取り組む姿勢がシェフの良さで、こちらもやり取りを通じて楽しみながら食事をいただける。
 再度すべてお任せでお願いすることにした。すると案の定「仔鳩」が出て来た(笑)、しかも「乳飲み仔豚」も後から出ると言う。ポーションを少なくしつつ「2種類の肉」が贅沢に供せられることになったのだ。

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 まずはシェフの地元、茨木産の「窒息仔鳩」。窒息させることにより全身に血が残ったままなので、深い味わいと繊細な味わいになる。かなり良いフレッシュな状態の胸肉・ササミ・肝臓・心臓と、各部分を贅沢に比較しながら頂く。
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ベージュ東京」の鳩は独特のサルミソースが印象的だったのに対して、逆に、シンプルに上質な窒息鳩の全身を堪能するというプレートに脱帽。「こう来るとは思ってなかったわねぇ」と妻。ベビーコーンの柔らかい甘さのみをアクセントに持ってきた点も絶妙で、かえって「仔鳩そのもの」を贅沢に味わうという食後感になった。

 続いて「奄美大島産の乳飲み仔豚」。滴るほどのジューシーさでありながら、繊細な肉質を堪能するというバランスが素晴らしい一品。わざわざ削ったアスパラが添えてあったりする。「窒息仔鳩」と「乳飲み仔豚」の繊細な旨みの違いを、それぞれの固体の特徴から感じ取るという贅沢な経験ができた。

 合わせた赤ワインは「コント・ジョウルジュ・ド・ヴォギュエ(Comte Georges de VOGÜÉ) シャンボール・ミュジニー レ・ザムルーズ(Chambolle-Musigny les Amoureuses) 1990年」。予想を超えた力強さが残っていたので、デキャンタージュしてもらう。ミュジニーのシルキーな繊細さ、ヴォギュエの果実味の凝縮さがそれぞれの肉質とマッチして美味しく頂けた。

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 そしてここからは下村劇場の第二幕、お楽しみのデザートの時間だ。まずは一品目、美しくテーブルに赤く輝く宝石の様に出て来る「赤紫蘇のジュレ 小梅のコンポート」。日本人の心に効く小梅のスープという、酸味爽やかな夏らしいデザート。先日の「ピエール・ガニエール」でもシソを多様していたが、やはり小梅との相性が懐かしい気分になる。

 そして二品目は新作の「木苺のメレンゲグラッセ」。爽やかな木苺がたっぷり使われた可愛いピンクのデザートだ。赤いゼリーのリボンまで掛けてある。このメレンゲグラッセは卵白の代わりにゼラチンを使用して凍らせたもの。水分量が少ない分風味が増すという。上にはコクを足す「バナナとバニラのアイスクリーム」が乗っていて滑らかで香り豊か。下村シェフはアイデアと共に技術が秀逸という事でプロ向け専門誌でもよく紹介されている。

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 三品目はシックな赤の「ブラックベリーとスリーズのコンポート」。アマレットが効いて甘くコクのある大人のデザートだ。更に黒胡椒でスパイシーに締めているのところが良い。赤ワインにも良くあった。

 スペシャリテはもちろんそれ以外のプレートも、素材の味わいや特質を引き出しつつ、それを幾重にも昇華させた、とてもフランスらしい料理の数々。といって重たくなく現代風で洗練されている。しかも日本人にも受け入れやすい味わい。特にこちらの要望を聞き入れ即興で肉を変えてくるところなど、「客の好みを聞きながら作り出す料理のオートクチュール」というコンセプトが納得できる。まさに今夜も「エディション・コウジ シモムラ」の真骨頂が発揮されたディナーだった。

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 下村シェフは今年の夏も、店を10日ほど休んでヨーロッパを転々と、アイデアやカトラリー類を探しに回るという。常に海外にもアンテナを張り巡らし進化し続ける姿勢があるからこそ、引き出しの多さに繋がっているのだと実感する。
 パワー溢れる下村ワールドは美味しいだけでなく元気で楽しい。これからも東京だけでなく世界含めた各地でも更なる華やかなステージを見る事が出来るだろう。

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コンラッド東京の「隣のゴードン・ラムゼイ」。

cherry.gif「皆さぁ~ん、いつもサンキューで有難う。今回も素晴らしいサービスをして頂き、シンデレラチェリ~ルコポンは心からメルシーで感謝しましてなのだよぉ」(何とかしてほしい相変わらずの上からお礼;今回はどなたにですか?) 「コンラッド東京(CONRAD TOKYO)」(ホテルの?) そう、コンラッド東京(東京でお泊りになられた、あの)そうだってばよ!(また何で?)

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 羽田からすぐに荷物を置きたい気持ちに応えるべく快適な距離の汐留にそびえ立ち、あちらから英語、こちらからフランス語のインターナショナルチェリエッタには快適なホテルよ(あ、わかりました、もしやゴードン・ラムゼイさんが目的では?)
 去年コチラのホテルで
お世話になった時も、彼らの律儀な働きぶりを報告したと思うけれど?(聞いてました?ゴードン・・・) そうなの、カウンターでのミランダ、荷物を運んでくれたキャリー、食事を運んでくれたシャーロット、そして会話を弾ませてくれたサマンサ(それセックス・アンド・ザ・シティの登場人物じゃないですか;) 誰を思い出しても、わざとらしさや嫌みがなく、サラっと感なクールサービスで程々さが良いじゃないか(なるほど、チェリ~さんは甘い感じや嫌み感がお好みじゃないですからね)

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 高級ホテルらしいサービスはモチロンあるけど、必要以上はしないシンプルだけど快適さに重点をおく感じ?ベイビューな部屋は難癖つける場所も見つからず、希望通りの空間を準備して頂いちゃって・・・うっ、このアタシャのやるせない気持ちはドコにぶつければ良いんですかいの!(意地悪婆さんじゃないんですから) ちなみにパパママ使用スイートはこちら。

 あ、ついでにホテルの醍醐味と言えばインダイニング。こちらにはミシュラン星付きレストランが入ってるので、ルームサービスにも結構な品が揃う。夜食に注文したのはこれチャイナブルーの「海老とカシューナッツの辛子炒め 上海風」。プリップりッの海老が辛子に・・(そのまんまやし;) 去年も東方神起ドームコンサ終了後、ホテルに戻り注文したお気に入り。

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 もとい、そんなステキなホテルはギラギラした装飾をせず、いたってスマートな所はコチラでも感じました、その名は「ゴードン・ラムゼイ」ドンドン♪パフパフ♪(ほら~ゴードン~~~) ゴードン・ラムゼイと言えばチェリエッタ的にはリアリティ番組の「ヘルズキッチン」。口調がキツイだの、物が飛ぶだのと、荒々しい部分だけが取り上げられちゃいますが、あの荒々しい言葉には説得力があり、納得させられる実行力がある(お~珍しく褒めますね~) リアリティな戦いは好きだからね~(た、戦いがね;)

 そこで「朝から元気」と書いてチェリジュバンと言うだけあって、朝から戦いに挑むべくビュッフェに参戦しました(・・・どうしたら読めます?;) 28階から見る景色は汐留だけあって圧巻な高層ビルの森ですわよ。そして美しいブルーベースの店内はシンデレラな私のドレスとコーディネート(え?) とりあえず好きな物を取りに行くつもりが、その前に「こちらから一品づつ温かい商品をご指定くださいませ」との説明に、私が選んだのはコチラ。大絶賛な基本的「パンケーキ」。そしてあまりの欲望に衝動追加注文した「ワッフル」。

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 よくビュッフェが美味い、ビュッフェがウリ、なんて言うホテルを耳にするけど、ココと戦えるものならファイティングで赤コーナーに立ってほしいものだな。外国人向きを甘くみならいかんぞ(どんな展開なんですか;) パンケーキのフワフワ感はハンパないですよ。こんなに食べて良いの?ワッフルの完成度を表現する為にお腹膨らませちゃって許されるの?ね~アントニオォ!(よそ様に声かけないの;) あのラテンカップルが食べていたドーナツやマフィン、デニッシュにベーグルまで頂いちゃいますけど~?色鮮やかやスムージーや本格的チーズなど、とことん頂いちゃっても何の痛手もないの~?(余計なお世話です;)

 それにしてもパンの種類がめちゃめちゃ豊富で選びきれない!なんて言わずに全部平らげちゃったらまるで傷付いた週末OLみたいねぇ(やけ食いなら止めましょう;) ね~カルロス、私に人参ジュースを、あ、ロザリオ、そのフルーツも並べまくってねサンキュー(勝手に他人を使わない;) 私以外、全員が外国の方々だったのもあるけど、日本にいるのを忘れるくらいな雰囲気。

 しかしスタッフの忍者のように静かだが機敏な動きにはさすがジャパニーズね~ユ~(アナタもね;)元を取り戻すどころか、安いくらいだと思う本格的ビュッフェだったわよ(それは素晴らしいですね) また来るわジョバンニ。アディダス、いや、アディオスでボナセーラ(ラテンモード?) いえ、ラムゼイモード(・・・どこがぁ;)

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銀座 ピエール・マルコリーニ カフェ de 夏パフェ

100701marcolini1millefeuille.gifブランドも秋物新作受注会などボチボチ始まってきた、とは言えまだまだこれからが夏本番で暑くなるわ。銀座でお買い物のこの日、途中で一息入れるカフェを考える・・・う~ん、場所的にエルメス・カフェと思ったけどこの日はすっかり夏日和、という訳でお馴染みベルギーのショコラティエ「ピエール・マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)」の銀座本店カフェに寄る事にする。さすがに平日の隙間な時間だったか、いつもの行列は嘘みたいになくノーゲストの店内、稀に見るラッキーな状態でのんびりティータイムとなったわ。

 2階はカウンター席がメインで、3階はテーブル席が狭い中並んでいる。敷地がかな~り狭い中建っているし、全てショコラカラーのインテリアで落した照明という事で、狭く急な階段はお年寄りは危険です(笑) せっかくの貸切状態なので3階に上がって、ご自慢のピエールマルコリーニのレシピによるメニューを頂くわ。世界のマルコリーニショップの中でも、カフェが併設されているのは銀座店と名古屋店だけなのよ~、狭くても我慢。

 この時期は当然パフェが食べたい。まぁこのボリュームだから食べきるのは困難だけど、定番人気数量限定の「マルコリーニ チョコレート パフェ(1680円)」を注文。バニラアイスとチョコアイスの上に、オリジナルクーベルチュールで仕上げたチョコレートクリームとソース。バナナが大きいしさすがチョコレートが濃い、喉が渇く。
 バーボンバニラの香り豊かなティー「マリーアントワネット(945円)」もいいけど、やっぱりショコラには水が一番適しているわね。

100701marcolini2 主人は「2010 夏のシーズンメニュー」の、すっきり爽やかなレモンやマンゴーなどの柑橘系「マルコリーニ ココナッツ マンゴー パフェ(1575円)」。そしてエスプレッソ(735円)を注文。マンゴームースをベースにコナッツシャーベット、ゼリーやプリンまで入っているのね。上にはたっぷりシンプル生クリーム。
 さすが季節限定だけあって、コチラの方がコッテリチョコより夏らしくて食べやすかった。まぁどちら共ボリューミーなので結局半分も食べれてない。他にもシーズンエクレア「ライム&マスカルポーネ」もあって、ライムとホワイトチョコですっきりがいいかも。

 1階のショップでは、ベルギー直輸入のチョコレートを始め、カップのアイスクリームやコンフィチュール、新作を含めたカラフルなエクレア、新作サブレなど販売している。カフェで楽しんだ帰りには必ず「銀座店限定 チョコレートアソート(2940円)」をお土産買って帰る。羽田店とは違った楽しみ。
 今日は静かで良かったけど、普段はカフェもショップも狭くて人も多いからそんなには長居できない。ちょっとした夏の銀ぶら休憩(糖分補給)程度にお勧め。

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ベージュ東京「小島シェフ就任記念」を満喫する銀座の夜

livarot.gif今や銀座の顔とも言えるシャネル銀座ビルディング。最上階にはアラン・デュカスとシャネルのコラボで誕生したフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京(BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO)」があるのは言わずもがなだ。ピーター・マリノ氏によるシャネルらしい洗練の内装デザイン。ベージューのツイードで出来たインテリアやシャネルのロゴなどは、相変わらず女性達の心を離さないようだ。この季節は屋上テラスの「ル・ジャルダン・ドゥ・ツイード」も使える。

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 そして今年4月よりシェフが交代。巷で話題になっているという事もあり久しぶりに訪問した(前回はこちら)。新シェフはアラン・デュカスに「世界で最も私の哲学を理解し実践する日本人シェフ」と言わしめた小島景氏。モナコ「ルイ・キャーンズ」で3年副料理長をした後、青山「ブノワ」などを経て今回「ベージュ東京」就任となる。

 客層は落ち着いたカップルのほか年輩の夫婦、大人の家族連れも少なくない。テーブルにはお馴染みシャンタル・ブランシー氏作カエルのオブジェ。既にホテルの部屋でシャンパーニュは頂いてきたので白の「フィリップ・パカレ コルトン・シャルルマーニュ(Philippe Pacalet Corton Charlemagne) 2002年」から注文する。
 複雑さのある香りに優しい後味をゆっくりと味わう。パリ「
アラン・デュカス オ プラザ・アテネ」のワインリストも充実していたが、それに並ぶようなイメージ。なるほど、同じソムリエが監修しているというだけある。「AUDACE(斬新)」「ELEGANCE BEIGE(ベージュスタイルの洗練されたバランス)」「EXCELLENCE(偉大なワイン)」の3つの層に分けて整理されているので、客側も楽しみながらチョイスできる。

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 今回は小島シェフの「新シェフ就任記念メニュー"ビアンヴニュ"(Découvrez KEI KOJIMA "Menu Bienvenu")」を頂く事にした。朱の漆器が印象的な「旬野菜と地鶏のジュレ、クロスティーニ」。小島シェフの住む鎌倉野菜を全面に出した前菜だ。ニースでの市場通いが活かされ、今は毎日鎌倉の畑を回って新鮮な野菜を仕入れて来るとのこと。

 予想をはるかに超えた力強い野菜の力に圧倒される。アスパラガスのムース、地鶏のジュレが底にあるほか、黒オリーブ・アンチョビ・卵黄などで作られたディップソースは、黒オリーブ風味が良く効いていて美味しい。ちなみに、この根来塗は京都の今川勝英十津氏の作品。デュカス氏が「草喰なかひがし」で見て気に入ったという話だが、小島シェフの料理の醸し出す雰囲気が前より良く似合っている。

 グリンピースの歯応えの残る感じが良い「グリーンピースの冷製スープとオマール海老」。目の前で色鮮やかな緑のソースが注がれる。これもグリンピースの味わいを濃厚に表現している。濃厚でありながらねっとりとクリーミー。ただクリームは利用していないということで、風味はあくまで優しく余韻も繊細で軽い。オマール海老もジューシーでジャストの火入れだった。

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 「アスパラガスとモリーユ茸のエチュベ」。前2品はとても軽やかだったのだが、このあたりで塩も含めてやや強めに変化してくる。モリーユの独特のこもった香りとグリーンアスパラガスの香りがふんわりと漂う。
 アスパラガスの微妙な繊維の食感と、ギュッと柔らかいモリーユのコントラストが口の中でも美しいハーモニーを演じてくれる。春を告げるモリーユ茸とアスパラガスという黄金律の取り合わせ。見た目はとてもシンプルだが無駄な部分をそぎ落とした、エッジの効いた前菜で何とも美味しかった。小島シェフのスペシャリテの一つという。

 「真鯛のソテーとフヌイユのフォンダン、黒オリーブとトマト」。南仏らしい軽やかな一品、ただしかなりおなかに余裕がある。余り量が食べられず残すことも多い妻も「あれ?もう次はお肉なの?」と言うくらい。

 そして「仔鳩とフォワグラのロースト、新ジャガイモのリソレ ソース・サルミ」。気分を一気に高めてくれた一皿だ。サルミ・ソースだが普通のサルミのように濃厚さが全面で出るものではない。特徴的なのは若干の食感を感じる味わい。聞けば「内臓を30分ほど叩いてペースト状にしたもの」というが、味わい自体はとても洗練されている。
 このソースがとても美味で、仔鳩には余り興味を示さない妻がこればかりは「このソースは一滴も残したくないわっ!美味し~い♪」などと感動している。ソースがどんどん軽くなる時代に逆に「ソース」で食べさせる小鳩は、さすが小島シェフでこそと言った感じだった。

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 合わせた赤は「シャンベルタン ジャック・プリウール(Jacques Prieur Chambertin)2000年」。ジャック・プリウールらしい分かりやすい美味しさ。驚きはないものの安定している。まだやや強いシャンベルタンも上手に飲ませてくれる感じだ。

 この日私が選んだデザートは、たっぷりラム酒をかける「クラシックサヴァラン ラム パイン」。妻はいつも「ショコラ・プラリネ」だがこの日は爽やかに季節物をチョイスしたようだ。
 そして生ハーブティーは、シンプルに厳選されたハーブ苗といった風情で登場。目の前でちぎって作ってくれるので香りも楽しいチーズは常備6種類で、はけるのも早く常に入れ替わるといった状態だそう。

 小島シェフの料理は「素材のピュアーな美味しさ」を感じる。ただ本日チョイスしたコース(2万円)は、食べる量が多い人には物足りなく思うかもしれないが、軽やかなので小食の女性にはいい。味付けも品が良く基本的にシンプルなメニューなので、「ベージュ的華麗さ」はないものの安心して頂けた。

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 サービス陣は手慣れた接客で安心して食事に集中でき、質問すれば的確に色々と返ってくる。料理やワインの話で盛り上がるのも楽しいだろう。帰り際に「キッチンを見て行かれませんか」と勧めてくれたので、聖域ながら失礼します・・・とお邪魔させて頂く。
 とても綺麗に磨きあげられたキッチン。若いパティシエ達が作業しながら笑顔迎えてくれ、更に奥に進むと小島シェフが静かに立っていた。小島シェフは口数が少なくとてもシャイで優しい感じ。素材に向き合う料理がなるほど分かるような凛とした空気を感じてとれる。妻は「禅なるシェフね~♪」と上機嫌だった。

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 かつて、シャネルとデュカスの「夢のコラボ」と話題をさらったここ「ベージュ東京」。「新生小島ベージュ」として再出発したが、とにかく美味しく楽しいディナーだった。部屋に帰ってから、お土産に頂いたパステル3色の「マカロン」を頂きながら、「また次来る日が楽しみね~」と妻がつぶやいた。

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