« マンダリン オリエンタル 東京「ダイナステイ スイート」 de 夏再び | トップページ | ジャン=ポール・エヴァンの夏期限定商品と私。 »

銀座「すし屋 真魚」、海老蔵の麻央ではない

livarot.gif銀座1丁目の「ホテル西洋銀座」一階、車止めのエントランスと反対側端にひっそりと佇む「すし屋 真魚」。同じく銀座の鮨「かねさか」が手掛ける店だ。入口の木戸は成田屋模様で暖簾は荒磯模様という歌舞伎らしい様子・・・市川海老蔵監修の店としても話題だ。

20100711susimao1

 店内は清潔で落ちついた雰囲気。正面には大屋石が埋め込まれ、しっとりと風合いで店内になじんでいる。カウンターも清潔感があり居心地がいい。店名の「真魚(まお)」は「弘法大師・空海の幼名で、末永く人気を博するようにという、初代市川団十郎歌の祈願が込められている」という建前。が、妻はポツリと「海老蔵のお嫁さんの名前だよね」と勝手に決めつけていた(笑)

 お任せで握りを頂くことにする。まこがれいは上質な甘みと歯ごたえが良い。新島のしまあじは独特の風味が面白いが今一つ。マグロは赤身づけと剥がし。「この時期は鮪も一番難しい時期で、今日のは両方とも鹿児島のものです」と言うがその通りだろう。

 イカ、コハダ、真鯵。車海老は人肌、味噌の部分の半生の風味をいかして。徳島の赤ウニはミニ丼で楽しく頂く。唐津よりやや大振りで甘さが強くてなかなかの味わいだ。そういえば先日伺った西麻布の「鮨 青木」のウニも徳島だった。ミルガイが綺麗な後味で上質。一晩付け込んでしっとりとしたシャコ。穴子は塩とタレで。最後のかんぴょう巻で締める。

20100711susimao2

 ミシュラン東京2つ星の「かねさか」の系列店として、2009年6月オープンするや早くも2009年版ミシュラン東京で1つ星を獲得。ネタは「かねさか」と同じルートの仕入でそれなりの品質。そして若い職人・笑顔のサービスによる気の置けない優しい接客という点は確かにミシュラン好みではあるが、握りの印象としては特に強い印象は残らない、穏やかなもの。握りの形も時々崩れることがあった。

 歌舞伎好きのご年配を連れて行くと話題としては喜ばれるかもしれない。品のある空間でデートにも使えるが、寿司を食べ慣れた味重視の方には満点とはいかないだろう。「ホテル西洋銀座」を利用する際や近場で時間が空いた時に、フラリと気軽に訪問するという寿司屋にはぴったりだ。

|

« マンダリン オリエンタル 東京「ダイナステイ スイート」 de 夏再び | トップページ | ジャン=ポール・エヴァンの夏期限定商品と私。 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

ホテル・旅館」カテゴリの記事

寿司・鮨」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

東京グルメ」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/115230/48834371

この記事へのトラックバック一覧です: 銀座「すし屋 真魚」、海老蔵の麻央ではない:

« マンダリン オリエンタル 東京「ダイナステイ スイート」 de 夏再び | トップページ | ジャン=ポール・エヴァンの夏期限定商品と私。 »