« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

ハンサムなチーズケーキなら「観音屋」だろう論。

cherry.gif神戸のチーズケーキと言えばで名前が出てくる上位の一つが「神戸元町観音屋」のデンマークチーズケーキだね(美味しいらしいですね) 基本的に日本人でチーズケーキを毛嫌いする人は少ないとは思う。生まれて初めて食べたケーキを聞かれれば、ショートケーキ、チョコレートケーキ、チーズケーキのどれかに当たる人が大半だろう・・・な~んて言うんだろ!(えっ、何も言ってませんよ;)

101031kannonya 申し遅れました、生まれて初めて食べたケーキは、ベルギー産チョコレートを細かく刻み、生クリームで絡め、更にスポンジに塗りたくる、まさしく(チョコレートケーキじゃないですか;) が名物の名店でのモンブランです、こんにちは(さっきの候補に入ってないじゃないですか;)  そんなチーズケーキも定番と言われる物から、アイデア商品に至るまで様々な物が存在します。

 それこそハンサムにも定番から進化系が存在するように(はい?) A「アタシ、スマートフォン的彼が好き~」 B「マジ~!ウケル(笑) わかる感じアタシも右向き」 と女性の好みはイロイロ(う~ん;察するに同じ意見ですね) しかし、基本好みとは、ある角度からの目線だけではなく、ありとあらゆる角度からの採点である事に着目したい(どこぞの教授みたいですね~)

 この男性をモデルにしてみよう。彼はイケメンである。通り過ぎる女性は皆視線を走らせ採点、まずは基本的にハンサム、つまり一般的に皆が整う顔立ちだと判定した、これがまさしくチーズケーキ(え;ど、どうして?) そしてここからが各自採点の分かれ道。髪型や色、服の着方に仕草、考え方や話し方などに至るまで厳しい審査が始まる、これこそがチーズケーキ多種進化論(え;どうしてそうなります?)

 説明しよう、人間には必ずツボという感覚があり、ただイケメン、ただ長身と言うだけでは惹かれないのだ。つまり、ツボな仕草、ツボな香り、ツボな形など、各部門で存在し、つまりこれがブーム系チーズケーキ(う~ん、まだ不可解;) 進化論とは、チーズケーキのチーズを何にするか、ツボとは、チーズケーキの形、香り、仕草に値する食感だな(あ~なるほど)

 今回ご紹介した神戸元町観音屋のチーズケーキは、ハンサムに値する姿であるが、ツボに値する魅力と言うなれば、何故か響きだけで惹かれる「デンマーク産のチーズを使用」な言葉と、現実そのデンマークチーズを客自ら焼く事による溶けて初めて完成する姿、それにより購入した時にはない独特な香りに、表面の溶かした事による形の変化と中身との食感の違い、更に美味しい物は太るという概念を覆す健康的チーズケーキの存在。
 まさしくイケメンとは、整った顔立ちに抜かりないヘアースタイル、手抜きのないファッションに見せながら、屈託のない表情、時には強く、時にはふざけ、雑学が見え隠れしたりする、それはまさしく魅惑男と書いてアントンと読むように・・・あ、申し遅れました、ワタクシ世界遺産並の天然モデル、アントン・ザッカリーモナールです
(お前かい!)

 そんな観音屋のチーズケーキ、お取り寄せ可能な単品価格350円で販売中。賞味期限は冷蔵庫で一週間、食べる前に必ず焼いてからとろける僕を食べちゃって下さい(早く帰って下さい!)

| | トラックバック (0)

羽田空港国内線 新最上位ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」

millefeuille.gifついに10月21日にオープンした話題の「羽田空港新国際線ターミナル」。地方人にはとっても有難い羽田空港の発展国際化。福岡からだと成田空港を経由するのは結構大変で、昼前発国際線に乗る場合は早朝の便(プレミアムシートがない場合も)で成田に入るしかない。色々準備が必要な女性には「一体何時起きなのよ?!」的辛さ。成田空港自体ももうかなり古いし動線的にも優しくない。唯一寛げるのがファーストクラスとダイヤモンド会員専用の「ANA SUITE LOUNGE」だけという状態。ちなみにビジネスクラスやセカンド会員他の「ANA LOUNGE」や「JAL SAKURA LOUNGE」にしても国内外共にどこもかなり混雑している。

20101027ana2south

 その移動ストレスを解消すべく「羽田経由」や「成田に前乗り宿泊」など色々試しては見たものの、荷物はただでさえ多い方だしヘリは苦手だし、結局時間と労力を更に使う事になって面倒。それに加えて円高、ここ数年は1ユーロ130~170円で行っていたのに、今は1ユーロ110円台でしょ!?皆が海外旅行に行くので更に混雑もスゴイ(笑) よって念願の羽田空港の国際化、まだヨーロッパ方面など長距離の全貌が見えないけど、搭乗手続きの時間短縮もされたし綺麗なターミナルで利便性にも優れている。そのまま羽田から飛べるならとにかく有難い。

20101028anarounge

 そして羽田空港国際線ターミナルにも成田同様にできた「ANA SUITE LOUNGE」。美しく更に充実した美しい空間の新ラウンジは、ダイニングスペースをわざわざ作って、従来の軽食やアルコール類の他、今日30日の夜からはちゃんとした食事メニューも出るという。シャワーブースやマッサージ機器、ビジネス環境は当然として、面白いのi-padの貸し出し。さてさて前置きが長くなったが、羽田国際線に先立って10月13日には「国内線ANA第2ターミナル」が増床オープンした。

20101027ana2south

 南側を倍に広げた状態。壁面をガラスにして屋外との一体化が出来て開放的、太陽光発電や自然換気窓を採用したエコエアポートよ。ロビーは四季折々の自然が楽しめる様に植栽してあり、展望台は全面ワイヤー化され、夜は床のLEDが点灯し幻想的になると言う。福岡は南側ゲート利用なので気分も一新、色々ショップも出来たし距離的にも便利になったし嬉しい事ばかりよ。

20101027anarounge

 そして注目すべき南側搭乗口横に出来た「ANA SUITE CHECK-IN」。ANAダイヤモンドサービスメンバー専用の手続きカウンターと保安検査場♪ そこから直結専用エレベーターで4階に行くと新設「ANA SUITE LOUNGE」がある。国際線同様にダイヤモンド会員のみが使えるという国内線初の最上ステイタスラウンジ。

20101027ana2south2

 成田国際線のスイートラウンジよりかなり広い印象。従来のクールで機能的な大人の空間に加え、植物が沢山置いて?あるやたらと自然志向の「THE PARK」という広い別空間もある。癒しというよりジャングル系な雰囲気で面白いわ。何より良いのは窓の景色、飛行機が待機している向こうは海。上は展望デッキで第2ターミナルの一番奥に位置するから見晴らしが素晴らしいの。移動が苦手な私も、こういった物質的な進化に助けられてこそ安心して動ける、ますますの発展を期待するわ。

| | トラックバック (1)

悪い子はおらぬか~「神戸岡本モンロワール」の巻。

cherry.gifなかなか日本に浸透しづらいイベントにハロウィンがあります(チェリ~さんにはめちゃくちゃ浸透してると思いますよ) そりゃ、子供の頃のハロウィンと言えば「飯をくれ~、くれぬと祟るぞ~」と遊べたけど(違うでしょ!お菓子ですよ、お菓子!それに勝手に祟らないで下さいよ;) とりあえずはハロウィン商品も当たり前のように並んでる昨今、そうだ聞いて!日本にも日本独自のチョコレート店があったのよ(そりゃありますよ;)

101023monloire1 そこで「潜入新人捜査官 所木 瞳」シーズン2をお届けします(わざわざドラマ仕立てにしなくても;) 瞳の瞳が輝く時間、それは午後3時(ベタな;) 言っちゃ悪いがキュートな私、5度の飯よりあんこ好き(そこチョコじゃないんだ;)
瞳「ここでの名前はサンドリーヌ、兵庫県神戸からのたれ込みにて、潜入開始致します」(わざわざ目立つ名前にしなくても;)

瞳「ここね『神戸岡本 チョコレートハウス モンロワール』って。1988年に神戸で創業の人気店らしいじゃない。生チョコレートが珍しかった1995年に『神戸生チョコレート洋酒・抹茶味』を売り出して成功?それってよくフランスの御祖母様食べてたウイスキーボンボンかしら?」(違いますね;)
男「君、知ってるかい?四角い生チョコも販売されてるが、このモンロワールで販売されてるもう一つの丸い生チョコレートの形はトリュフの元祖の形らしいよ」
瞳「あ、あなたは?」
男「僕は神戸の観光本を書こうと計画中の小説家、スタンだ」(ベタベタな日本人じゃないですか;)
瞳「だからお詳しいんですね」

男「東京にも直営店で青山店があるから知ってるかもしれないが、カカオの味わいと食感を優先させるため、ダークチョコレートには全てベルギー産の物を使っていて、ミルクチョコレートやホワイトチョコレートは、甘みが強い外国産の中から甘みを抑えたものを選ぶこだわりなんだよ。作り立てのチョコレートの味へのこだわりは包装にも」
瞳「何ですか?」
男「トレー表面に施されたTOPシールは結露を防ぐための工夫がされてるんだよ。欧州と違って湿度の高い日本だからね、隅々にまで気を使ってるんだ」
瞳「へ~、素晴らしいですね」

男「もしお土産を探してるならこれなんかどう?『神戸生トリュフ三種(シャンパン、ブランデー、抹茶)』1995円。ホワイトチョコレートベースにシャンパンがふんだんに使われた(シャンパン)、ダークチョコレートベースにコニャックを使った(ブランデー)、味わえばすぐにわかる宇治抹茶をふんだんに使ったホワイトチョコレートベースの(抹茶)の三種類」
瞳「ウイスキートリュフって、御祖母様が食べてたウイスキーボンボンかしら」(だから違いますって;)
男「君、面白いね。じゃ~これは僕からのプレゼントだ『ハロウィントリュフ』2250円」
瞳「ま~可愛らしい♪チョコレートハウスと言うだけあって、トリュフが豊富ですよね、ハロウィン限定のトリュフが本当にキュートで。日本の気候に合う日本らしいトリュフですわ~」

男「気に入ってくれたようで良かった。じゃ、僕は退散するかな」
瞳「え?どちらへ?」
男「ハッピーハロウィン♪」
瞳「ひえ~~~飛んでる~~」(ベタベタコントじゃないですか;)
 潜入新人捜査官からの報告、良い子はお菓子でスヤスヤタイム。ハッピーハロウィン♪(お粗末様でした;)

| | トラックバック (1)

ジョエル・ロブション来日ガラディナー Le Chateau de Joel Robuchon

millefeuille.gif宿泊先はそう遠くはない「グランドハイアット東京」、今回は最上階の「プレジデンシャルスイート(Presidential Suite)」から機嫌よくドレスアップして恵比寿のお城に向かった。朝から雨が降っていたので心配したけど、夕方出る頃には雨も止んで地面も乾きつつあった。

101021joelrobuchon

 さて数日前から、フランスから台北を経由してジョエル・ロブション(Joel Robuchon)氏が来日している。シンガポールにも出店予定との事で、さすが今世紀最高の料理人は世界からひっぱりだこ。日本でも連日の取材と都内の店舗巡りというハードなスケジュールをこなしていたさすがの天才シェフは65歳。
 いつもは名古屋や横浜の店舗も行かれるそうだが、今回は2年ぶりの「
シャトーレストラン ジョエル・ロブション(Château Restaurant Joël Robuchon) ガラ・ディナー」を行うと言う事で、東京から出ずにその準備をされていたらしいから、ますますこの日が楽しみでこの数日間ずっとワクワクしていた。なにせ、この日のためにジョエル・ロブション本人が選び抜いた最上のクオリティー食材で、ロブション氏自ら厨房に立つという一夜限りの「特別ガラディナー」なんですもの!

101021joelrobuchon1

livarot.gif19時に伺うと既に客席はほとんど埋まっている。予定より早く来た人も多かったらしく期待のほどが伺える。いつもの席に案内される。テーブルにはロブション氏のサイン入りのメニュー。これこそが当日まで試作を繰り返して微調整を行ってきたという、オール新作一夜限りのガラディナーメニューだ。

 まずは、パリパリした「フランス産フレッシュセップ茸の薄焼きタルト」が運ばれてくる。金で縁取られたプレートには、可愛いセップ茸の絵柄。
 季節のセップを贅沢に利用した1品は、口にふくむとセップ特有の「コクのある土草」の香りが鼻の奥に広がる。思わず笑みがこぼれて、料理に引き込まれていくような感じだ。ローマ皇帝ネロをして「神々の食べる肉」と言わせしめたセップをとても綺麗に表現した1品だ。これにはグラスシャンパーニュを合わせた。

101021joelrobuchon3a

 続いて「タスマニアサーモン 花穂シソと共にタルタルにしキャビアとのシンフォニーを奏でて」。オーロラに輝く器には、ふっくらピンクのタルタル・サーモン、上にはキャビア。とても旨みにあふれていて、何とも表現しがたい絶妙なバランスの美味しさ。特にシソの花とともに口に入れるとふわっと香りが抜けていく感じ。
 キャビアも「たっぷりとご用意しました」というだけあって迫力の量だが、妻は「なんて美味しいの!?オカワリしちゃいたいわ♪」と興奮気味だ(笑)

101021joelrobuchon3b

 本日のガラに合わせて、信国武洋シェフソムリエが豊富なグラスワインを用意していた。白は「パープクレマン(Chateau Pape Clement)2003」「エルミタージュ ド・ロレ(Ermitage de L'Oree) シャプティエ2005」「ビアンヴニュ バタール・モンラッシェ ドメーヌ ルフレーヴ(Bienvenues Batard-Montrachet Domaine Leflaive )2005」「シャトーシャロン(Chateau-Chalon)2002」など、赤は「シャトー・ド・ボーカステル シャトーヌフ・デュ・パプ(Chateau de Beaucastel Chateauneuf du Pape)2001」「コス・デス・トゥルネル(Chateau Cos d'Estournel)2004」「シャペル・シャンベルタン ポンソ(Chapelle Chambertin Ponsot)2002」など。料理に合わせて工夫された贅沢なワインの数々だ。

101021joelrobuchon4

 「今日はお祭りですから、ムートンなんかもご要望があればグラスで開けますよ」と信国ソムリエ。ロブションは来日して以来、朝からレストランに入り、ダイニングの花の装飾など細かいところもチェックするため、皆ピリピリするというが、逆にそんな緊張感さえ楽しさに変えてスタッスの皆さんがイキイキとしているため、客側にも「お祭りの楽しさ」が伝わってくる。

101021joelrobuchon4b

 更に続いて「フォワグラとブルターニュ産アーティーチョークのデュオ 極上パルメザンチーズを添えて」。実はさっきのタルタルのプレートに、極上白トリュフが使われる予定だったのを、ロブションの意思でこちらのプレートに使われたという。もうダイニングはまさしく極上トリュフのまろやかなで芳醇な香りが充満している。丸ごとテーブルに運ばれてきた大きなソレに鼻を近づけながら妻は「もう犬でも豚でもなっていいわ~」と恍惚の表情だ。
 敢えて細く薄切りされたガチョウのフォワグラの繊細な味わいが、パルメザンチーズなどとサラダ仕立てになった一皿。アーティーチョークもぎりぎりの計算されたしっとりした食感がとてもいい。酸味できれよく仕上げている。

101021joelrobuchon5

 ウニにはまっているというロブションらしい一皿の登場、「特選生ウニ 天城産真妻ワサビのエマルジョンムース かすかに揺れ動くフランにのせて」。
 ウニの握り寿司をフレンチに昇華させたようなイメージ。ウニのフランにワサビのムースが彩りも華やか。北海道のウニも贅沢に添えられている。スプーンは和チックに紅漆だ。バラバラにならずとてもバランスが良い、さすがの一品。これは信国ソムリエセレクションのグラスワインの中から、シャプティエの「エルミタージュ ド・ロレ(Ermitage de L'Oree)2005」で頂く。

101021joelrobuchon6

 ふんわりドライアイスの煙を出しながら、妻曰く「金魚鉢」のようなカラフルな器が出てきた。その金魚鉢のような蓋をとると、「ブルターニュ産活オマール海老 プールサレでロティし サフラン風味のコシヒカリに乗せ」がお目見えする。「香り高いオマールブイヨンを注いで」・・いい香りが立ち上がる。こちらもぎりぎりの火入れでしっとり仕上げたオマール海老。

101021joelrobuchon6c

 芯に堅さを残しサフランの香るコシヒカシが下に、上にはモンサンミッシェル産のムール貝が鎮座している。ブイヨン自体が甲殻類の風味と旨みにあふれているのだが、これをコシヒカリを崩しながらオマールと頂くとさらに複雑な味わいに。これには「ビアンヴニュ バタール・モンラッシェ ドメーヌ ルフレーヴ(Bienvenues Batard-Montrachet Domaine Leflaive )2005」を合わせて頂く。その濃厚な味わい同士の複雑なハーモニーを楽しむ。

101021joelrobuchon6b

 「シャトーシャロン(Chateau Chalon)でゆっくりミトネ」されたメインの「ブレス鶏はココットに仕上げて」運ばれ、目の前にて取り分けられる。ココットの蓋を取ると「ジロール、トランペット、松茸」などが絡み合った香りがフワーとテーブルに流れる。
 そして上質で旨みにあふれた滋味深いブレス鶏。日本人が食べる「鶏」の概念を越えた滋味深さ。付けわせはロブションスペシャリテの例のマッシュポテトだ。妻は「こんなブレス鶏食べた事ない!」と真顔で言っている。

101021joelrobuchon2

 これにはたまらず「DRC ロマネ・サンヴィヴァン(DRC Romanee St. Vivant)1995年」をチョイスする。「複雑な香りですね。オレンジ、そして紅茶をたいたような香り・・キノコのような香りも少しですが出始めています」という信国ソムリエのコメントとともに味わう。「紅茶をたいた」という表現はとっても新鮮。目の前のロマネ・サンヴィヴァンの印象をピタリと言い当てている。プロフェッショナルの的確なコメントを聞きながらワインに向き合えるのも、一流ソムリエのそろった一流フレンチレストランならではの贅沢な楽しさだろう。

101021joelrobuchon7

 6品とも完成度が高く、口に料理を運ぶたびに妻とついつい顔を見合わせてしまう。これだけピシッと着地するコースもなかなか記憶にない。作り手に自信がなかったり確信を持てなかったら、食べ手には微妙に伝わってしまうものだ。着地点にぶれがなく確信しているからこそ、これだけの料理になるのだろう。
 また「美味しさ」は、食べての好みや食の経験に左右されることも確かだ。ただ万人が受け入れる「美味しい幅」「ストライクゾーン」は厳然と存在し、ロブション氏はそこにきちんと全ての皿を揃えて来るため、客側としては脱帽するしかないのかもしれない。

101021joelrobuchon7b

 チーズを楽しんだ後はデザート。カラフルなチ円形板チョコが印象的な「プティ・タルト・ポワール レ・ダマンドのスープにひたし カシスのソルベを添えて」と、少量ながらフランスらしいコクと香りのチョコレートムース「ショコラ ミラベルの香りをつけたプルーンのコンポートに合わせて」と続いていく。
 食後酒は「ワレズ ヴィンテージ・ポート(WARRE'S Vintage Port Symington Family)1908」を頂く。「ディケム(Chateau d'Yquem)もグラスで大丈夫ですよ」と勧めてもらい、これは妻が頂く。最後の温かい生のハーブティーは癒しの時間だ。

101021joelrobuchon8a

 満ち足りた贅沢な空気が各テーブルから流れ出す頃、ジョエル・ロブション氏が厨房から挨拶に出てくる。完璧な料理にこだわる彼は、コースが終了するまで厨房を離れることはないという。しかも機嫌が悪い時はフロアに出てこないこともあると聞いて(笑)、妻はソワソワしていた。そんな折にロブション氏がにこやかに登場して、優しく頬にベーゼしてくれた事に妻は大喜びだ(笑)

101021joelrobuchon7b

 連日多忙でこの日も朝からプレス取材を精力的にこなした後に、厨房に出ているにもかかわらず疲れも見せない。翌日はラトリエのランチにも顔を出して翌々日にはもう離日するという。事業家としても非凡なところを見せるロブション氏だがその本領は、料理人としての才能にあることを改めて深く認識させられる一夜の饗宴だった。

| | トラックバック (0)

グランドハイアット東京「プレジデンシャルスイート」 de ゴージャスステイ

101024presidential2

millefeuille.gif東京はご存じ六本木ヒルズ。遅れたバブルや事件続きで何かとマイナスイメージが続いていた数年。最近はようやく落ち着いて本来の計算された大人の街になっているかな(矢先にまた事件があったけど)。ニューヨークの「コーン・ペダーセン・フォックス・アソシエイツ」がホテルを含めヒルズ内の建物を設計デザインし、「ジャーディー・パートナーシップ」が街自体の空間(動線)デザインをしたという贅沢な街。改めて最近はここに来ることが増えた気がするわ。ちなみに「ジャーディー・パートナーシップ」は、「グランドハイアット福岡」を含む「博多キャナルシティ」も手掛けているのよ。

101024presidential1

 建築界のノーベル賞といわれる「プリツカー賞」、そのプリツカー家がオーナーという点から見ても、建築的に興味を惹くハイアットグループ。中でも「グランド」「パーク」「リージェンシー」というトップ3ブランドが揃っているのは、まだアメリカと東京だけかな? その街の中心に鎮座するホテルが「グランドハイアット東京(Grand Hyatt Tokyo)」というわけ。

 街コンセプトに合わせた落ち着いたベージュや茶色のアースな色合いがシック。インテリアデザインは「ドン シエンベーダとピーター レメディオス」、天然素材を多用しながらもゴージャスかつモダンで個性的(印象的なオブジェが多い)に表現している。週末や日曜はごった返すフロントロビーも、平日は外国人ビジネスマンが目立ってクールに落ち着いた空間。夕方からの暗めのライティングが相変わらず雰囲気あるわ。

101024presidential3

 クラブフロアは10~14階で10階に「グランド クラブ ラウンジ」がある。389の客室中でも上級スイート3部屋で言うなら、3番目の「チェアマン スイート(125m2)」と2番目の「アンバサダー スイート(200m2)」は同10階にあり、最高スイートの「プレジデンシャル スイート(Presidential Suite) 260m2」は最上階にある。
 その最上階21階には「プレジデンシャル スイート」とそのコネクティングルームの2部屋しかなく、エレベーターもセキュリティがかかっている。独立したまさに特別な空間ね。なんと今月はこのスペシャルな部屋「プレジデンシャルスイート」で、夫婦二人でゆっくり贅沢な連泊ステイを過ごした。

101024presidential4

 「グランド クラブ ラウンジ」でチェックインを済ませたら早速最上階に向かう。さすがこの部屋の為に作られた21階は静か、まさにペントハウスの風情。玄関入るとまず天井高に高位置から注ぐ光に目を奪われる・・・最上階ならではの窓設計でかなり開放的よ。

 まず玄関の右手に、円卓を囲むように豪華でフカフカのラウンドソファーがインパクトな「リビングルーム」。床や壁に合わせて茶色系でまとめられたシックなインテリア。壁にはモノクロアートが馴染むように6枚並んでいる。玄関側は部屋に沿うようにガラス窓、その向こうは玉砂利を敷き詰めた小さいながらも日本坪庭風。それに連なる様にリビング奥のテラス側には、広くてクールな書斎スペース。大画面パソコンも完備でデスク回りも至れり尽くせり。

101024presidential5

 そして何より目につくのはデスク後側、リビングに隣接したウッドデッキのテラスが広がる。テラステーブルスペースを更に上がった所にあるのは、青く輝く大きな「プライベート温水プール」。正に六本木ヒルズに浮かぶ天空の湖ね。プール用のワッフルバスローブにタオルなども置いてあるので、天気の良い日はプールサイドで日光浴も良いわ。

101024presidential6

 また玄関に戻って今度は左側。「リビングルーム」と天井を分けるように仕切る「ダイニングルーム」がある。8人掛けの大きな一枚板のダイニングテーブルと赤茶レザーの椅子。木の温もりながらも豪華。色合わせされた茶色の浮き立つ壁には9枚のナチュラル系アート、テーブル上の花やキャンドルとバランスが良くて優しく印象的。

 玄関側の対面壁は、「リビングルーム」脇の玉砂利演出と呼応するように砂壁に石ベースでデザインされた日本庭園風巨大盆栽?オブジェ。海外VIP(ベッカムやトム・クルーズなど)がよく滞在する部屋ならではの、ジャパニーズ演出が違和感なく素敵。他にも棚や壁に大きく個性的なオブジェが散らばっている。

101024presidential7

 さて更に、「ダイニングルーム」の奥に更に広がる部屋、それは光たっぷり降り注ぐ横長~い「ベッドルーム」。一段上がって別空間として設計されていてオシャレ。キングベッドを2つ並べたツイン仕様でフィレッティのスレッドカウント300以上のリネン類。天井高と窓を他の2部屋より広くして、より開放感がある造り。突き当たり窓際のテーブルスペースからは東京タワーが真近に良く見える。

続きを読む "グランドハイアット東京「プレジデンシャルスイート」 de ゴージャスステイ"

| | トラックバック (0)

京都「七條甘春堂」 偽修行僧帰国拒否の巻。

cherry.gif京都だとデパートも侮れませんよボンジュール サヴァ?イケメン天才モデルのアントンです(とうとう自分で言いますか;) イケメンとは胃の毛が濃い糸のような男だと聞きました、僕も芯の太い3Hのような男になるべく今日も京都で修行僧です(誰かアントンの指導者を変えて下さい;) 今回の独自任命は京都駅にて遂行中。目の前の伊勢丹デパートにてお得意のポージング練習をしていたら、誰かが僕に声をかけてきたから言ったんだ「マネージメントならもういます、僕の本拠地はパリ時々ニューヨーク、のちにロンドンでしょ~」(ショー予報ですか;)

101022aburi1

店員「外人さんにはコチラお勧めですよ」(外人じゃありませんよ)
ア「ワタ~シ、抹茶ダ~イスキ~」(おいおい、本名ガッチガチな日本名のくせに;)

店員「これはあの今宮神社で有名な炙り餅ですよ~、こちらは真空パックだから日持ちもするし」
ア「な、何!?炙り餅?あの今宮神社で二軒の老舗が毎日良い匂いをさせて皆の気持ちを高ぶらせてる、あの炙り餅?今宮神社に縁結びがあるからってシングルガール達がひしめき合う、あの今宮神社の?」(ひしめき合いはないですよ;)
店員「そうです、うちは初代藤屋清七が慶応元年(1865年)に創業しましてね、現在七代目になる老舗和菓子屋の『七條甘春堂』と言います。これはですね、京炙りもち『やすらい』と言いまして、10本入り630円になります。近江米を使った餅を竹串に刺して、きな粉をまぶして炙る京都に伝わる昔ながらの逸品ですよ。特製の京白味噌たれをかけて頂いちゃって下さい」(つまり今宮神社の炙り餅じゃないじゃん!)

101022aburi2

ア「へ~!じゃ~今宮神社のお店、どちら側の物ですか?」(おいおい話し聞いてたか?;)
店員「ははは~」(否定して~、アントンは本気ですよ~;)
店員「こちらはですね、京・宇治茶『お茶々餅』と言います。求肥の餅でこしあんを包み、宇治で作られた抹茶きな粉をまぶした京菓子で、12個入り735円になります。あ、そちらは看板商品のあずきどうふ『京豆水』です。お菓子の冷奴と言われてます、試食・・・あ、されてますね;」(口も達者ですが、手も早いですよ~)

 この炙り餅、確かに焼色も付けられてるし、かすかに感じるきな粉も今宮神社の炙り餅と一緒だぁ、白味噌に付けて食べるのも完全に一致するしぃ、テンションフォ~♪(そりゃ良かった、アントンさんも踊るんですね;) 一つ違うのは味だな~(じゃ完全に違う!) 炙られた餅というより、焼き目が微妙に付けられた餅、餅を白味噌で食べてるみたい。日持ちするのは土産に良いから、パリにも持って帰れるから右京にも食べさせれるじゃ~ん!(右京さん、今東京なんでしょ?) フォ~~、僕より日本に染まってるし~~~(彼は仕事です、偽修行僧なアントンさんとは違いますよ;)

 まだかな~(誰かとお待ち合わせですか?) あれ、チェリエッタ待ち伏せ作戦遂行中なんだけど(えっ、一昨日帰りましたけど) え!(アントンさん、今夜の便で帰るんですよね?) え!(アントンさん、帰るんですよ、ね?) え?(聞こえてるくせに;) へ~(・・・;)

| | トラックバック (0)

期間限定7人の小人戦隊ジャン=ポール・エヴァン「コパンコピンヌ」!

cherry.gif「期間限定」とか「この店舗限定」、「チェリエの手形煮卵限定」などのフレーズに弱い紳士淑女にご報告致します(チェリ~さんの手形煮卵て何ですか?;) しか~し、まずはお詫びしなければなりません、今回ご報告致します物は、どんなに喉から何本も手を出そうと、プレミア価格競争にサザビーズオークションが名乗り出ようと「サイモンと行く3泊6日のラスベガスショー最後列観劇ツアー」で釣ろうと、残念ながら今現在販売しておりませんので、手に入らない事を前提に読み進めて頂く事をご了承下さい(最後のはなんてオイシクない弾丸ツアーなんですか;)

 ではご紹介します、世界のジャン=ポール・エヴァンの岩田屋博多店にて限定に販売されましたケーキ「コパンコピンヌ」です!ちなみに「ジダン・デ・ジダン」は夢狩人です(少々の理解者の為の小ネタはやめなさい;) この「コパンコピンヌ」、以前にも伊勢丹などの店舗でイベントなどに期間限定販売された事のある商品で、内容はジャン=ポール・エヴァン人気のケーキを小さなサイズにしてご用意した物になります。

 それではご登場して頂きましょう、グリム童話やディズニーでお馴染みの「白雪姫と7人の小人達」さんです、どうぞ~(な、何ですか突然?) 今回はミニサイズ6種類の詰合せですので、是非ともミニサイズな7人で食べ分けて頂きましょうと(まず数があってませんし;) とりあえず白雪姫は本日、私とキャラかぶりという事でご辞退頂きました。そこで一先ず、リーダー格のドク先生にこちら「グアヤキル」を味わって頂きました。
ドク「ほっほ~、ビターチョコレートのこくが深い味わいだね~、ミニサイズでもギュっと詰まっているところなんかワシラと同じだよ」(可愛らしいサイズですね)

101021jph

 続きましてグランピー君にはこちら「ショコラフランボワーズ」
グランピー「フランボワーズとチョコレートムースの組合せらしい、僕は怒りと憂鬱の戦いだよ」(絶対言わないから!)
 では続きましてハッピー君には「サフィ」
ハッピー「オレンジが香るしっとりとした食感のケーキで、僕も辛い時は前向きになれるオレンジな香水を使っています」(ありえないから!)

 ではスリーピーには「ピラミッド」を食べてもらいましょう。
スリーピー「ん?ほんのり香るコニャックとピスタチオみたいだけど・・・ん?朝ごはんならいらないよ・・・ん?」寝る子は育ちます!(設定を勝手に変えないの!)
 ではバッシュフルには「マカロン ショコラ ア ラシエンヌ」です。
バッシュフル「たっぷりのビターガナッシュをサンドしたケーキ。ふっ、ケーキで僕を釣るなんて君らも考えたね、ノッタ!」(何を提案されてたんでしょうか?;)

 最後の「テュラン」にはスニージー、君だ。
スニージー「マロンクリームとショコラ、カシスの組合せです。僕とママと彼女の組み合わせです。これから話し合い、確実に揉めます」(え~~~!甘い物でも食べて和やかに和やかに;)
 と、以上6個で2205円です(あの~、まだドーピーさんがいらっしゃいますが?) あ~ドーピー様、あまりにもキャラが控え目で、気付きませんでしたぁ(なんて失礼な;) ご心配なさりまするな、私にも考えがございます。

 今年も後数ヶ月、そろそろクリスマスケーキを予約する時期になりました(もうそんな時期でしか) お客様、まだなさっておられませんか?私はもうとっくでございます(は、早いですね) 初日、1番予約、これがモットーでございますから(うざい客ですね;)
 そこでジャン=ポール・エヴァンからもいくつかケーキが予約開始されておりますが、その中に7人の小人さん達をテーマにしたケーキも登場してございます、もし宜しければそちらのご試食に(なるほど、予約されたんですか?) いいえ~(え?じゃケーキは?)
 ふふふっ、こちらのクリスマスケーキを購入された方のにはサプライズ特典です!どなかたのお家に試食隊ドーピー様がお邪魔するかもしれません、今年のクリスマス、どのお宅に妖精が出ます事やら♪(完全なるフィクションです!ご用心下さい)

| | トラックバック (0)

ホテルオークラ「桃花林」、最強美容は天然コラーゲン

millefeuille.gif今年もやって来ましたパーティーシーズン♪ 美容最後の仕上げはやっぱり一番効果的な体内からの吸収、上質天然コラーゲンを大量に摂取すべし!向かうはホテルオークラ福岡・中国料理「桃花林」。オークラ東京で人気の「桃花林」の味を受け継ぎつつ九州の食材でメニュー構成されている。
 ファミリーざわめく人気のダイニングを横目に、個室でゆっくり静かに頂くことも精神的美容・癒しの効果ね。柔らかな金色に包まれた小個室、馴染みソムリエのサービスで優雅に過ごせる、私達にとって貴重な中華レストランよ。

20101018tokarin

livarot.gif今夜は妻の希望中心のメニュー選択。まずは「前菜3種の盛り合わせ」。こってりと表面を甘く仕上げたチャーシューは、肉厚もありふんわりで食べごたえ十分。コリコリしたクラゲの冷菜で口直し。さっぱりしっとり蒸し鶏は、お好みで自家製ネギ油をかけて頂く。とろりとオイリーなネギ油が繊細な蒸し鶏の身質と絡み合う。
 これには「フィリップ・ゴネ ブラン・ド・ブラン(Philippe Gonet Blanc de Blanc)」を合わせる。手頃の値段だが丁寧な造りが好印象のRM(レコルタン・マニピュラン)だ。黄金色で熟成感も感じられる香り。味わいはバランスが取れている。シュワシュワと泡立ちもよくフレッシュ感も豊か。前菜とよくあった。

101019tokarin3

 そして妻が絶対外せないコラーゲンたっぷりの「ふかひれの姿煮」が運ばれて来る。旨味とコクがあるダシと、丸々と大きく肉厚なフカヒレを頂きながら妻もかなりご満悦だ。付け合わせの赤い甘酢も風味が良い。
 更に続いてコラーゲンメニュー、妻定番「北京ダック」。これは1羽丸ごと(16枚)をお願いする。丸々と太った北京ダックがこってりツヤツヤに仕上げられてワゴンで運ばれてきた。香ばしい良い香りが部屋に充満する。

101019tokarin2_2

 担当のシェフが手際よく目の前で皮のみをそぎ切りしていく。バリッバリッと切る音でも焼き具合がわかる。肉身も一緒にそぐ店ももあるが臭みが感じられることも少なくない。ここ「桃花林」は完璧なまでに綺麗に皮だけをそいでいく。皮を取った残りは全て捨ててしまうそうだ。
 その飴色でパリパリの皮は流れ作業で、ネギやキュウリと共に手際よく生地にまかれていく。ねっとりとした食感のある皮をかみしめると、北京ダックのこってりした上質の脂身と皮の旨みが広がる。味噌とのバランスも良かった。

 我が家では、中華には熟成したボルドーを合わせることが多い。バラエティに富んで起伏のある味わいの中華は、複雑性のあるボルドーと接点が多いからだ。今夜は妻中心チョイスなので、彼女の好きな「シャトー・ムートン・ロートシルト(Chateau Mouton Rothschild)」に決める。
 中でもまだ強いかなと思いつつ、テクニカル・ディレクターのフィリップ・ダリュアンが「今ムートンを飲むなら1999年が美味しい」と述べていたことを思い出して、99年を注文する。オレンジの羊が「99」という数字を蹴っているキュートなラベルは、フランスのポスター画家・レイモン・サヴィニャック氏の作品だ。

101019tokarin1

 コルクは全体にしっとりとした湿り気を帯びている。なかなか良い状態で期待が高まる。甘草、エスプレッソ、そしていかにもムートンらしい樽香のニュアンス。若いムートンはこの樽香が人工的すぎるのだが、11年の時を経てとてもこなれている。アタックは果実味がふくよか。下支えする酸味とタンニンも柔らかいが、骨格はくっきりと大きい。もちろん妻も大満足。

 続いてちょうどこの日から入ったという「上海蟹の姿蒸し」。絶品と言われる蘇州陽澄湖産の上海蟹は1杯1杯にIDが付いている。真っ赤に蒸しあがったその小さな甲羅を割ると、ウニのよにな濃厚なミソが現れる。鎮江香醋で頂く。「蟹は体温を下げますので・・」と供せられたのは、「生姜の入ったプーアル茶」。黒蜜のようにこってりしたお茶を頂くと確かに体が温まる。中華の楽しいとこはこういった工夫だろう。

 チェリ~ちゃんへのお土産は、揚げたての「胡麻団子」。ゴルフボール位の一口サイズが良い。今夜のテーマは「天然美容食材」であったため多少偏りがあるチョイスだったが(笑)、存在感のある料理に存在感のあるワインと、中華ならではの楽しさを味わった満腹の秋夜となった。

| | トラックバック (0)

笹屋伊織からの便り「栗とチェリ子はお友達~♪」

cherry.gifこれっくり~♪これっくり~♪もう~これっ栗~ですかぁ(嫌な予感がしますね;) もう~いい栗寝ると~お正月ぅ~♪(今日は栗の話題でしょうか?;) えっと・・・あ!いい栗作ろうチェリ倉幕府!(思い付かないならもう良いですよ;) 栗な季節だものぉ、猫も杓子もノルディック!(確かにノルディック柄は流行ってますけど、栗とどういう関係が?;)

101016iori もとい、猫も杓子も栗三昧!京都の老舗和菓子店「笹屋伊織」さんからも栗の新商品が登場、その名は「伊織の栗」262円(ストレートなお名前で)形もストレートな栗のお姿。
「お待ち下さい~、せめて、せめてお名前だけでもぉ」
「名を名乗るほどの者じゃ~ありませんぜい」
って時に便利よね、栗だも、見たまんま(どんなシチュエーションなんですか;)

 白餡に栗のペーストが入ったオ・饅頭なの。栗きんとんとはまた違った食感だから、秋をなんとなく雰囲気で楽しみたい人向き。例えば「私、ストレートに告白されるより雰囲気で知らせて欲しいタイプ、た~と~え~ば~、砂浜に足で文字を刻む、とか?」な人向き(というか痛々しさ満開じゃないですか;)

 私ならガッツリストレートタイプなんでコチラのほうが向いてる、秋冬期間限定の更に博多大丸でも限定販売している「もんぶらん」525円。290余年の伝統を継承する京菓子職人が選び抜いた材料で、一つ一つ心をこめて作り上げる栗づくしの逸品・・・と説得のコメント付き(説得じゃなくて説明してるんです;) これぞ、ザ・アズキ!な商品よ。大きなおはぎ並のサイズで、いや、砂場で作るデカおはぎサイズだな「アナタお帰りなさい、はい、これおはぎ♪」みたいな(夫婦ゴッコでしょうか;)

 そんなデカおはぎ、いや「もんぶらん」は、「全てアズキで出来ています」とお店の方。え?もんぶらん?小豆でもんぶらん?「中は白餡です」とお店の方。へ~、どのあたりがもんぶらん?「この辺です」とお店の方(いちいち結構ですから;)
 四つ切りにして食べて欲しいらしいが、私はストレートな女。そんなしきたりに馴染むと思ったら大間違いよ!わしづかみ~(やめなさい;) あ、なるほど~、こりゃ~デカメの生菓子だな。ほら、ね?(あの、味見させて・・くれませんよね;)

 他にも秋と言えば「伊織のもみじ」210円(どんだけ伊織が好きなんですかね;) 自分の名前が好きで何がいけないの!「チェリ~ナの誘惑」「チェリ子のポエム」「チェリエッタとアップルパイとザビエル」(な、何の名前ですか?) 自費制作の創作ダンスタイトル(見たくないな~;)

| | トラックバック (0)

季節満喫「御菓子處 五島」でございます。

cherry.gif一年中、餡と共に生きるチェリ子・梅林です、こんにちは(餡、本当にお好きですね) 福岡ですので、京都ほどの感極まる和菓子に出会る機会は少ないのですが、私には感極まる瞬間が毎日ありますので、そんなのは些細な事です!(ドラマで号泣の単純体質ですからね;)

チ「しか~し、小金沢君フリップを」
小「はい、先生!」(だ、誰なんですか?)
チ「見たまえ、この印の付いた場所にあるのが、あの筑紫女学園だよ」

小「な、何の権利でこんな場所に~~~」(何に反応してるんですか?;)
チ「そして道を挟んだ、このウインクマークの場所が『五島』だよ、和菓子屋の五島なんだよ」

小「せ、先生~」
チ「落ち着きたまえ小金沢く~ん、いいかね、そしてこれが君が求めていた生菓子だよぉ」
小「こ、これは~!うぅぅぅ」(大丈夫ですか?)
小「フィリピンから来たかいがありますぅ」(小金沢君フィリピンから来たの?!)
小「僕コギャン・ネリージャワンですよ」
チ「ふっ、君~どう聞いても小金沢だよぉ」(おい;)

101015goto小「先生、これは何ですか?」
チ「これはね、この前紹介した岐阜の名物、栗きんとんだよ、今じゃ色んな和菓子屋で完璧な物が頂けちゃうんだ、こちらのは一つ330円で存在感は井上陽水並だよ、皆さん、お元気ですかぁ?」(わからん;)
小「う~ん、なんてまろやかなんだ!ん?これは何て呼ぶんですか?」
チ「君も隅に置けないダンディだね~、これはね『亥の子もち』だよ、一つ189円。詳しく話せば二日間必要だ、しかし君と一夜を過ごすには月が眩しすぎるんでね、ざっと、ざざっと説明しちゃうよ」(先生、さっさと先を;)

チ「まず亥の子とはね、旧暦10月(亥の月)の亥の日に行われる年中行事でね、玄猪、亥の子の祝い、亥の子祭りとも言われている。ま~それはチェリエッタ、チェリナ、チェリ奴・サンタマリアみたいなもんだから。主に西日本で見られるイベントでね、行事の内容としては、亥の子餅を作って食べて万病除去、子孫繁栄を祈るんだなぁ」(へ~)
小「小豆色の餅にこし餡が品の良い和菓子ですね、先生」
チ「君は本当にスキがないね~、じゃ先生はこっちを頂いちゃうよ~、こちらは五島の季節の生菓子達だね(弥生水無月七夕)。照葉、秋草花、秋桜、どれも315円、色味も好みだし、シンプルな出来に秋冬ヌーディーメイクを思い出すね」(何ですか;)
小「それは、ヒラリー・ダフよりですか?それともシャーリーズ・セロン?、分かりました!高島礼子向き?」(ど、どうして?)

チ「君は侮れん・・だからこそ干菓子があるんだな、これ、一つ85円。季節で色んな形が出るから楽しみなんだよ~、君の故郷にも送ってあげたいな」(それにしても、何故京都じゃなく福岡に;)
小「アジアの玄関口、福岡!アジア~アジア~アジア~♪福岡から世界へ・・・福岡県観光協会♪」(せ、宣伝?;)
※この物語はフィクションです。

| | トラックバック (0)

サーラ・カリーナ、戸建てリストランテで秋を楽しむ夜

livarot.gif肌寒さも感じるようになった秋の夜、閑静な住宅街に緑に包まれて佇むイタリアレストランの「サーラ・カリーナ(Sala Carina)」を訪問した(はこちら)。この季節は日が落ちるのも早く中庭も既に暗い。各テーブルのキャンドルが仄かに浮かんでダイニングは大人の空間だ。オープンキッチンでは今井正三シェフを筆頭に、躾の行き届いたスタッフ達が黙々と料理に向かい合っている。この緊張感も「サーラ・カリーナ」らしい真面目さで好感が持てる。

101013sala1

 まずは北海道産のエゾバフンウニをのせたお馴染み「冷製カッペリーニ」。バフンウニの濃厚でありながら落ち着いた甘味と冷製パスタの食感を味わう一皿。そして彩りも美しい「前菜の盛り合わせ」は、バーニャカウダ、ヒラメのカルパッチョ、チンタセネーゼなどなど。この日の黒米には旬のカマスが乗せてあり、添えられた銀杏フリットも季節感がある。

 合わせたシャンパーニュは、「ジャック・セロス グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン ブリュット (JACQUES SELOSSE Grande Cru Blanc de Blanc Brut)」。デゴルジュマンは2003年だから7年の時を経ている。泡立ちはほとんどなく濃厚な黄金色。西洋ナシ・蜂蜜・キャラメル・イーストなど複雑な香りが立ち上る。セロスらしいほとばしるような旨み。

20101013jacquesselo

 「フランス産ポルチーニ茸のフリット」。シンプルなフリットで、ポルチーニそのものを味わうようなプレート。その特有の芳醇な森の香り、少しねっとりふんわりした繊維質の歯ごたえがとても良い。「タリオリーニ」は若干ソースが絡みにくい感じだったが、パスタ自体はコシが強く骨格がしっかりした印象になっていた。

 続いて「甘鯛のソテー 洋ナシとガルム風味のクリームソース」。魚醤ガルムの風味をまとわせたクリームソースには、ピスタチオのオイルが数滴たらされ現代的なデザイン。しっとりと火が入れられた甘鯛の下には、山梨産のオーロラ種の洋ナシ。その洋ナシの存在感が何ともいえず印象的な一品だ。
 深い旨みのソースが、みずみずしく香気あふれる洋ナシに絡まると、甘鯛も一段上に昇華された美味しさに。「一歩間違うと大変な組合わせ。この絶妙なバランスはなかなか真似できないわ」と妻も感心している。

101013sala3

 メインは肉厚な「蝦夷鹿のポワレ」。ふんわり美しいロゼ色に仕上げられた骨付きの蝦夷鹿。小鹿の柔らかい肉質に、クリーミーな脂が寄り添っている。鹿肉でここまでジューシーな美味しさにはあまり出会えない。シンプルなジュをベースにしたソースも、鹿肉の特徴をうまく引き立ててくれた。

 この鹿肉に合わせ赤ワインは、「繊細な感じの肉ですから、これくらい柔らかな感じがいいと思います」と原田ソムリエが勧めてくれた「ダンテ・リヴェッティ バルバレスコ・リゼルヴァ “ブリッコ・デ・ネウエイス”(Dante Rivetti Barbaresco Riserva Bricco de Neueis)1989年」。
 20年を経ているがとても保存が良く綺麗な酒質。ネッビオーロ特有の鉄錆、藁の香りは軽く優雅な印象の香り。後半にかけて独特のねっとりとした甘味と適度な酸味がバランス良く広がる。その柔らかな味わいは繊細な鹿肉にぴったりだった。

101013sala2

 デザートの「栗のグラタン ココナッツミルクのジェラートとともに」は、熱々グツグツの甘い栗が香り豊かで、溶けていくジェラートのココナッツミルクがとってもイタリアンらしい。身体も心も温まる・・これからの季節にぴったりだ。これにはやっぱりエスプレッソでしめる。

 いつもの「上品で繊細」なサーラカリーナのイメージに加えて、今夜は魚・肉それぞれのプレートに「迫力ある美味しさ」を堪能できた。これから冬にかけてイタリアン・フレンチは美食の季節を迎える。そんな季節の始まりにピッタリの「サーラカリーナ」秋ディナーだった。

| | トラックバック (0)

花よりアントン 京都「トーフカフェフジノ」の巻。

101012tofufuji1cherry.gif皆さんこんにちわ、イケメン、イケメンもハンサムのうち、アントンでございます(だ、誰に習ったんですか;) 近頃大好きな京都に身を任せ過ぎで「アントン!私の城がある福岡は九州よ!京都は九州にはないわよ、ちなみに見学が再開されてる築地の朝は早いわ」と衝撃の真実を告げられたので、何とか平常心を必死に取り戻すべく、チェリエッタを京都のカフェに招待してみました(う~ん、衝撃だか何だか相変わらず完全意味不明ですね;)

チ「アントン!こんな所まで呼び出してどういうつもり!」(斜め前の「粟餅屋 澤屋」にいたじゃないですか;)
ア「ごめんよぉ、今まで京都城の姫だと思っていたから徒歩圏内だとばかり」(小豆の食べ過ぎで思考がぶっ飛んでるんですかね~)
チ「もう;アントンは福岡京都間の移動中に寝てるか食べてるか落語してるかだから、距離感が鈍いのよ!」

ア「てへ; あ、ここ、前から一緒に来たかったお店、豆腐屋さんで有名な藤野のカフェ『トーフ カフェ フジノ(TOFU CAFE FUJINO)北野店』だよ」
チ「ま~♪ 粟餅屋のそばだから数ヶ月ぶりに来たわ~」
ア「あ、来た事あるんだ; だ~か~ら~そんなにお肌モチモチ絹ごしなんだぁ」(え~;)
チ「アントンこそ、さすが天才ハーフモデルだわ」(もう二人で消えて下さい;)
チ「わかった、じゃ私が注文してあげる」

 チッ、チッ、チッ・・・5、6分後。
店員「お待たせ致しました、こちら姫様ご注文の『おぼろとうふの和風あんかけ丼』でございますぅ、こちらはハンサムモデル様ご注文の『とろーり生湯葉丼』です、どちらも単品ですと840円ですが、お二方ともデザートセットをご注文なさいましたので+300円なり~」
チ「もう♪ハンサムじゃなくてお豆腐ハーフ~」(どうでも良いですよ;)
チ「私は珍しい『おはぎケーキ』にしてみたわ。アントンには名物の『豆乳ロールケーキ』よ」

101012tofufuji2

ア「お~~~、この生湯葉、さっぱりとしているが山葵と醤油で渋柿隊並だよ」(意味不明です、まさかシブガキ隊?)
チ「私のもただのご飯の上におぼろ豆腐がのって、さらにあんかけになってるだけだと思うでしょ?」(商品名を詳しく述べただけですね;)
チ「丼を想像すると、確実にガッツリに満腹を想像しちゃうでしょうけど、朝飯前ね。これは朝食べるべーグルやヨーグルトの更に前に平らげちゃえる軽さだわ」

ア「う~ん、こうなったらもうご飯だか豆腐だか分からないよ」(それくらいわかるでしょ;)

チ「私のデザート、おはぎケーキはね、豆腐カスタードクリームをスポンジで包み、更に小豆で包んだような物。ケーキ?かもね~、おはぎ?どうだろ~、和菓子?言えなくはない、洋菓子?なわけないわ」(そうなんですか)
ア「これ?豆乳ロールケーキは洋菓子」(簡潔にどうも)
ア「チェリエッタ・・・僕、ロミザイルから小耳に挟んでしまったんだよね。その~、実はこの通り道には北野天満宮があるって」(そんな事ロミザイルさんに聞かなくても目の前通って来たでしょ~~~!)

| | トラックバック (0)

ゲゲゲのゴディバ「ぬりかべタブレット」の巻

cherry.gif最近何だか話題のゲゲゲの鬼太郎(「ゲゲゲの女房」がヒットしたからですかね) だからか~、GODIVAさんからも新発売商品にぬりかべ~が登場(え~!そ、そうでしたっけ?) 9月30日から続々と新登場商品が店頭に並ぶ中、これはさすがに目立ったもの、あ、申し遅れました、ワタクシ、タワワのチェ太郎、チェリエッタです(必要ですか、それ;)

101010godiva

 ほら、これ「ぬりかべタブレット」(違います!ゴディバタブレットです) そうなの、ぬりかべにしか見えないタブレット(随分大きな板チョコですよね) あ、板チョコなんだ(そうですよ、エヴァンさんなんかでも出てるじゃないですか、タブレットタイプの板チョコですよ) 申し遅れました、ワタクシ、タブレットチェリ子、板チェリエッタです(だからイチイチ要りませんて;)

 種類は5種で、ミルク・ミルクソルテッドキャラメル・ミルクヘーゼルナッツ・ダークラズベリー・72%ダーク。お値段税込み693円ですがね、GODIVAさんの商品の中ではお手頃に感じちゃいますからね、もうバリバリにイケちゃうんですよ。甘い物が欲しい季節になってきたからね~、溶けない溶かさない溶けられない、なら私のハートを溶かしてウォンチュー(・・・皆さんも甘い物は程々に;) と、ぬりかべばかりに目を取られてましたが私の目は騙せませんばい!

20101101godiva

 こちらも新商品、と言いますか、去年もこの時期に発売された物ですがバージョンアップして戻ってきました「デザートトリュフ」6種。内容はティラミス・チーズケーキ・ガトーショコラ・フォンダン・ストロベリー・キャロットで各367円。お店の人いわく「去年より美味しくなって、もう感動ものですよ!いや、去年が美味しくなかったわけじゃないですよ、更に、更に美味しくなっちゃったって感じです」と興奮気味。わかるわ~、全チャンネルで大好きなドラマが重なった時に選びきれず、大好きなサイモンの再放送を見てしまった時のようね(全く違います;)

 私いつも言うんだけど、ゴディバのトリュフはケーキのような仕上がりなんですよね。表面と中身の食感の違いを存分に楽しめる上に、中身も更に2種くらいの味を楽しめて大満足な仕上がり。値段だけに気をとらわれず、存分に味を楽しんで欲しいデザートトリュフ達よ(美味しそうですね) それはそうと「ねこ娘の瞳」にも新フレーバー「抹茶 ホワイト」と「キャラメル」が加わるらしいよ(ねこ・・・それアイスクリームトリュフです;)うっそ~!(・・・;)

| | トラックバック (0)

タテル・ヨシノ、銀座に浮かぶ高原でランチデート

millefeuille.gif銀座4丁目歌舞伎座側、一際目立つ美しい曲線がそびえる「ピアス銀座ビル」。大阪の化粧品会社が10年の歳月をかけて作った、ルージュモチーフ?の自社ビル。大阪本社もピアスタワーと呼ばれる派手な外観の高層建築があるというわ。その個性的なファサードは、「アルミとガラス」と「コンクリートとガラス」で組み合わせた72段。上階へ上がるに連れて85度ねじれるというから、端の形状や接続角度も複雑でさぞ設計は大変だったと思うわ。

10101008tateru

 銀座では地区計画「銀座ルール」があって、通り毎に高さ制限や容積率・壁面後退が決められている。実はこの「ピアス銀座ビル」は12階建にしては高い。建物の上に載せる工作物を上乗せして、わざわざ高く見せているという仕掛けらしいが、まぁ色々倫理面で物議をかもしているわ。ここが前例となって銀座の景観・街並みが崩れていくのでは・・という危惧らしい。しかし本当はもっと奇抜なデザイン案だったようなので、これはマシなのかもしれない(笑)

10101008tateru1

 さて、シンプルなクリーム色の内装のビル入口からエレベーターで最上階に。そこにあるフレンチレストランが吉野建シェフの「タテル・ヨシノ(tateruyoshino)」。シックなダークブランの受付、小個室やバーを横切ると、奥には一気に爽やかなメインダイニングが広がっている。7mもの天井高が活かされているのかどうか微妙ではあるが、吊り下がる螺旋のシャンデリアは印象的。どこかもったいないような空間デザイン・・・これは「空」の一部であると言うコンセプトなら理解できるか。

 テーマは「自然」。建物全体同様に優しいクリーム色をベースに、海や空の「青」や木々の「緑」に大地の「赤茶」。高原風の配色インテリア??けっしてオシャレではないが穏やかでヒーリングな雰囲気。構造上仕方ない不思議な窓から見えるのは晴海通りだが、壁には「味覚の彩り」と題した野性的アート(キジやホロホロ鳥の羽のオブジェなど)で、まさに空に浮かんだ自然空間。そんなダイニング奥には、区切った状態で12席の個室もある。

10101008tateru2

livarot.gifランチということで、前菜・メインディッシュ・デセールからそれぞれ1品をチョイスできる「Menu Confrction」をお願いする。まずは、お馴染みのアミューズ「チーズシューと野菜のタルト」と共に「クリュッグ(Krug)」のハーフボトルで乾杯。そうするうちに前菜が運ばれてきた。ミルフィーユ風の「鯖のタルト」。そして香豊かな「セップ茸のヴルーテ フォワグラのポワレと共に」は、濃厚でコクのあるセップ茸の香りとともにフォワグラの濃厚な旨みを味わうという一品。共に味付けは繊細で余韻も軽やかな印象だ。

 タテルヨシノの定番「季節の野菜 庭園風」。様々な野菜をそれぞれ調理して美しく盛りつけた前菜だ。野菜を全面に出した前菜と言えば、ウィンザーホテル洞爺「ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン」で味わった、ブラスのスペシャリテ「ガルグイユー」を越えるものはなかなかない。とは言え、多種類(この日は40種類)で彩りも美しく、一つ一つ丁寧な仕事振りと調和は、それに匹敵するレベルだった。

10101008tateru3

 赤ワインは「モンジャール・ミニュレ クロ・ド・ヴージョ(Domaine Mongeard-Mugneret Clos de Vougeot) 2002年」のハーフボトルをチョイス。「クロ・ド・ヴージョ」はグランクリュとはいえ広大な面積に様々なドメーヌが群雄割拠するため、ドメーヌで味の差が激しい。その点、この「モンジャール・ミニュレ」は果実味がとてもふくよかでありながら、余韻はスムーズな美しさでとても良かった。ソムリエの方も「ヴィエイユ・ヴィーニュですから本当に良いですね」とのこと。

 珍しく妻が希望した「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み 彩鮮やかなお野菜をまとわせて」は、しっとりとほぐれるような牛ホホ肉にじっくりと赤ワインのエキスがしみこんでいる。クロ・ド・ヴージョと抜群の相性で、「お昼だから私は一口で良いわ・・」と最初言っていたにも関わらず、妻のグラスからどんどんなくなっていく(笑)
 私のメインは「仔羊のロースト ペルシャード風味」。挟み込まれたフォワグラも程良いアクセント。仔羊特有の脂の風味とを生かしつつ、適度の塩加減で肉質の旨みを引き出している。とても軽やかでありながら、フレンチとしての余韻豊かな美味しさだった。

10101008tateru4

 チーズは熟成したミモレットやシェーブルに、ソムリエ達が試行錯誤して作ったという甘くフルーティなソースを添えて。デザートは華やかな「ヌガーグラッセ」やミントが爽やかな「モヒート デセール」を「オリジナルハーブティ」と共に頂いた。

 芝パークホテル店の料理とは随分違うイメージなので聞いてみると、「同じレシピでも銀座はお客様の層に合わせて、よりモダンにより軽やかに仕上げています」と言うことである。フレンチの香り・エスプリは十分に感じるけれども、余韻は軽やかなモダンな料理達に満足した休日のランチだった。

| | トラックバック (0)

栗きんとん?ならアッチだよ、行ってみな(え~;)

cherry.gif「小さい秋~♪甘~い秋♪ガッツリ秋~見ぃ~つけたぁ♪」(なんか違いますね;) 秋ね~、半袖なニット、汗かきながらのロンブー、日傘での紫外線対策(福岡の日中はナメたら痛いですからね;) そんな福岡でも、突然の冬前にキチンと胃袋には秋が到着。季節柄なお菓子を胃袋突入儀式も本格的になってきた10月、いや、じ、実はワタクシ9月から完全秋モードに突入しておりましたが全く丸無視にてご報告をせず陰でうっひゃひゃひゃと存分に楽しんでおりました申し訳ございません閣下~~~!(な、何になってるんですか;)

101007enasuya そんなうっひゃひゃひゃなお菓子を小出しにと今回ご紹介致しますのは、秋冬限定販売の岐阜名物「栗きんとん」でございます陛下~~~!(偽へりぐたりじゃん;) いや~、栗きんとんを食べずに秋を通り抜ける方の気持ちは解りかねますお代官様(・・・え~;) そこでこちらの栗きんとんをお持ちしました「恵那寿や」でございます。

 もちろん最近は地元の和菓子屋にも栗きんとんを出す店が増えましたのでね、お近くの和菓子屋でも良いとは思いますんですよ。でもイベントみたいなもんですよね、クリスマスにケーキ、バレンタインにチョコ、誕生日に和菓子のケーキ(え?) 子供の夢ですよね~、小豆やきな粉で作られたバースデーケーキ♪(アイスクリームの間違いじゃ;) 秋だから栗きんとんみたいな。

 なら取り寄せちゃいましょ~よ、お母様ぁ「ご覧なさい♪ご覧なさい♪ベルサイユ~のぉ、菊♪」(薔薇です!) お母様!この「栗きんとん」6個入りで1344円、10個入り2226円なんですって!ワタクシは、この50個入り11025円が欲しいわ(おバカ姫、パーティーでも?;) 何言ってるの!失礼な。賞味期限3日~4日だからって、このふらんす亭王妃の娘、チェリエッタ2世が50個ごときを平らげられないとでも?!(ど、どのあたりを突っ込めば;)

 9月からの秋冬限定販売、確か2月まででしたかしら。ワタクシ、このシットリとしながらも、甘い栗の嫌味ない主張が、止められない止まらない、止めるべきなの?止めなくてもよろしいの?悔やまない?前進あるのみ?(面倒臭いですね;) 和菓子たる和菓子の為の和菓子を栗きんとんが代表として秋を制覇するならば、岐阜に秋の恒例イベント主題歌「秋~さんさんとぉ♪」を捧げます(それ愛ですよ、愛;)

| | トラックバック (0)

下剋上、京都「喜久屋」の「栗の子」勝敗はいかに!

101005kikuyacherry.gif毎年必ずこの季節はテレビでも雑誌でも京都特集が組まれるじゃない?ありきたりだとは思わないのかね(京都は四季をはっきりと感じられる最高の観光地ですからね、ダメですか?) ふん、庶民も庶民ならアントンもアントンだわ、何で秋だから京都なわけ?(あ、あの~、私の記憶が正しければ、チェリ~さん京都に行かれませんでしたっけ?) 何言ってんの?!秋よ、秋に京都行かなくて何処ほっつき歩くってんのよ!(さっきと違うじゃないですか;) 私は日本の民、アントンの貴族遊びなんかに付き合ってられないわ。

 そこでアントンご指名の京都は「喜久屋」さんに念願の物を頂きに参上しましたぁ(めちゃめちゃ言うこと聞いてるじゃないですか;) 喜久屋さんと言えば「栗の子」でしょ~。アントンが一年越しで待っていた和菓子ですよ(ところでアントンさんは?) 二手に分かれて物色中♪彼はお寺で修業中♪(ラ、ラップで言わなくても;)

 この「栗の子」、毎年9月頃から年末までの期間限定販売なんですが、今年は丹波の栗の入荷が遅れた為に、通常より遅めの9月18日からの販売になったの。だから「今年は少し長く年末まで販売するつもりです~」と流暢な京都弁のご主人(そりゃそうでしょ;) だから言ってやったの「そうなんですか~♪」ってね(普通じゃん;)
 購入は要予約で、一パック10個入りの1900万円(え!?) おっとっと、軽いご主人が移ってしまった、1900円からの販売よ(確かに明るいご主人ですよね;) 佇まいは普通のお家にお邪魔しちゃう感じだが、物に対するこだわりシックリはカナリのもの。

101005kikuya2 この栗の子は、丹波の栗とこしあんを巾着絞りにした和菓子。一見普通ともとれる菓子だが、これはこれは完成度の高い代物だよ。賞味期限?そりゃ冷蔵庫に入れたら翌日まで持ちますけど、味は三分の一まで落ちますわな~、作られた物の完成度を完璧に味わいたいのなら、当日中、それも早く、早く、早くに食べきって頂けます?たる意気込み(そう書かれた紙を頂きましたね)
 確かに決して上等な物でも、品を味わう物でもないように見えるだろうが、これがこれが。奥様曰く「これは和菓子のさしみです」との事。時間が経てば鮮度が落ちる、鮮度のあるうちに召し上がりになるのが幸いなんですって。鮮度か~、聞いてると私と気が合うな~(ど、どのあたりが?;)

 肝心の味ですが、出来たてを食べてしまうと、なかなか他を受け入れにくくなるかもしれないが、時間が経とうと決して味が落ちるわけではなく、食感が変わるだけ。なにせ出来たてのホロホロ感は真似出来んやろ~(真似出来ませんか?) ただの巾着絞りじゃないね。見た目じゃ半分以上はこしあんのはずなのに、そんな割合を感じない、もう全面栗!って感じなくらい丹波の栗の濃厚さに脱帽。冷たくして頂く物なので、ホロホロと言っても決してホクホク寄りじゃない。説明するならホロホロのシトシト。

 う~ん、エクセレントやね、最近京都のこしあんに目覚めたチェリ奴ですが、こちらでも例外無しのハマリヨウ(なるほど~、あ!それ残しておかなくて良かったんですか?!) 何で?(だってアントンさんのリクエストでしょ?) この世は下剋上よ!手に入れた者だけが許されるの(え~;) あなたも是非闘いに参戦しませんか?(争わなくても買えます;)

| | トラックバック (0)

これぞ京都「中村製餡所」一座の底力じゃ~い!

cherry.gif和菓子好きのチェリ奴・サンタマリアです(こんにちわチェリ~さん、だいぶ金髪の舞妓姿に目が慣れてきたのに・・・今回はピンクに染まってますね;) ふっ、チェリ奴もただの和菓子好きと甘くみられたものね(え?私の話し聞いてました?;) そんな中途半端な気持ちでアタイについてこられるかい!(何がしたいんですか?;) 本当は教えたくないんだよ、でもね、本当のあんこ好きだと証明しなきゃのペネ、ペネ?ペロネペ・・・の名がすたるってもんよ!(ペネロペです・・・言えてないし;)

101003anko さ~登場して頂きましょう、明治41年京都で創業「中村製餡所」さんです、どうぞ~!・・・どうも~(チェリ~さんじゃん;) こちらは伝統の製法を守り続けている製餡所さんで、看板は完全なる完全な餡専門的雰囲気バンバンの平仮名で「あん」が印象的なお店。
 店頭では小倉あん・こしあん・白あんを販売していて、基本的に卸販売な店なんですが、個人のお客さんにも老舗の味を味わって頂きたいと、数量限定で「あんこ屋さんのもなかセット」などを販売されてます。

 こちらの餡を使用したカフェや和菓子屋さんもありますが、中村製餡所の餡なら美味いはず~。私、マジで餡狂いの狂い咲きチェリ奴なんですよ、もうチントンシャン、アントンシャン、チャンリンシャンです(そういえばアントンさんもうすぐ来日されるらしいですよ) ふっ、アントンですって?アンタ、私とアントン、どっちが大事なの?!(何の話しですか;)
 こちらの「あんこ屋さんのもなかセット」1セット1000円は1番の人気商品らしい。このセットにはあん500g(粒あん・こしあん・白あんから選ぶ)と最中の皮10組分のセットなんだけど、食べる時に皮にあんを好きなだけ詰めて頂く商品なのよ。手焼きの皮のパリパリ感が初日から賞味期限の一週間後まで続くという感激ぶり!餡の美味しさは説明しようがないくらい、とにかく美味い(一人で1キロ食べ切りましたもんね)

 私は粒あんとこしあんをお願いするんだけど、実はこしあんの魅力にハマったんだよ~。粒あんは当たり前絶品な粒あんだよ。けど、こしあんの衝撃には参った、初めて食べた時は何かを理解したくて、作っては食べ作っては食べを繰り返したほど。
 本当に絶品こしあん!他のお店ではこうはいかないな。粒よりこしあんが好きになったわけでじゃないけど、こちらでは絶対こしあん。甘すぎず、なのに後を引きまくりで納得の最中に仕上がるの。常時必需品の胃腸薬代わりになるよ(く、薬の代わりですか?) これ食べたら胃腸が働く働く!動いて動いてお腹空くんだよ~(チェリ~さんだけですよ;)

 1日限定30セット先着順の販売なんで、予約も可能だから購入日が早く分かれば予約したほうが無難。最中をウリにしたお店は多いが、こちらを食べてしまうとなかなか手が出なくなるわよ~。最中の香りが香ばしい店の物よりは確かに香りは弱い、でもパリパリ感は負けないわよ~、薄いのに食べ応えはあるし、あんと喧嘩せずに邪魔しない程度の主張がわりと好き。デカイわりに笑顔がキュートなの、なのにやるときゃやるぞのたくましさ、まさしく中村製餡所の餡はそんな感じ(ベタ褒めですね)

 こればっかりは好みだから。何にでも相性があるのと同じ、私にはしっくりくるだけ。皆さんにしっくりくるかは保証出来ないな~、でも良い物は良い。これで幸せ~になれるチェリ奴は安上がりですよね~(それを食べる為のお衣装にお金かかってますけどね;)

| | トラックバック (0)

代官山「リストランテASO」、花の邸宅で陽気なイタリアンを楽しむ

millefeuille.gif大使館やセレクトショップが建ち並ぶオシャレな旧山手通り。そこに面した「カフェ ミケランジェロ」が目印、夜も周囲を明るく照らして雰囲気があるわ。雨の中車を付けると、スタッフがサッと出て来て傘をさして迎えてくれる。細やかなサービスが嬉しい。そのオープンカフェの中を横切り進んだ奥が、今夜のディナーを楽しむ「リストランテASO(Ristorante ASO)」。

101002aso1a

 ひらまつグループの阿曽達治氏率いるイタリアン部門、東京ミシュランでも2ツ星を獲得していて今や日本を代表するイタリアンレストランとも言えるわ。春に支店である銀座「アルジェントASO」に伺って楽しかったが、こちらは代官山にこの広さで全く趣が違う建物と雰囲気。

 この建物はなんと昭和初期に建てられた一軒家を改造したもの。それを間取りや骨組みは変えずに、ちゃんとイタリアの田舎の邸宅風に造り上げているのは素晴らしい。ダイニング間の不自然な段差があるにしろ、窓や階段など古さを生かして回廊なども上手く仕組んでいる。

101002aso1b

 案内された席は1階メインダイニング(2階にはダイニングと個室)の窓際、テラコッタな中庭が良く見える素敵な場所。スタッフが皆で手入れしているという美しい花々がたくさん並んでいて、料理にも登場したミニトマトやハーブなども植えてある。夜であってもしっかりライトアップされて良く見えるわ。

 中庭を挟んだ向こう側には、広々としたガーデンサロンと更に広い屋内サロンがあって、ウェディングに人気のレストランと言う事が良くわかる。こうやってゆっくり建築を見ていると、いかに元々あったのが素晴らしい邸宅だったかと思う。聞けば元の持ち主は時々ランチなど食事に見えると言う事なので、原型を維持した上で美しく進化したこの現状にきっと満足してらっしゃるのね。

101002aso

livarot.gifまずは「ドゥラモット(Delamotte)」のグラスシャンパーニュを頂きながらメニューに目を通す。相変わらずフレッシュで存在感のある酸味に、上質な旨みを感じさせるミネラル感のバランスが良い。「Menu C」の定番スペシャリテコースにしようと思ったが、少量で色々な料理を楽しめるというお勧めの「Menu B」コースをチョイスする。

 「トマト 3種類の調理法で」。プチトマトが隠されたシュー、そしてはずしたグラスにはトマトのスープが注がれる。フレンチで良く見るようになったデクリネゾン(変化)のプレートのように、異なる表現法でトマトを味わう趣向で気持ちが引き込まれていく。盛り付けも金飴包状態などユーモアがあって楽しい。

101002aso3

 「松茸と穴子のリゾット」。米は日本人に合いやすいように静岡のミルキークイーンをあえて使用しているという。下から吹き出す松茸の香り、穴子のこってりした風味、そして芯を残しつつ刻んだ松茸の入ったリゾットは三位一体の美味しさ。松茸のダシとドライアイスでモクモクと湧き上がる松茸の香りと煙の演出はさすが。

 「薫製にしたフォワグラのテリーヌ」はこれまた煙の演出で、鴨のフォワグラを杉の香りでさっとスモークしてある。周りに添えられたハチミツ・アプリコット・マーマレード・ガレットなどを好みで添えて頂く趣向だ。「フォアグラのソテー パルメザンチーズ」、こちらは鴨フォワグラをソテーした一品でチーズの風味が漂いとてもイタリアンらしい。
 合わせた白ワインは、シャブリで最も古い造り手のひとつであるレニャーの「シャブリ・グラン・クリュ・ヴァルミュール(Chablis Grand Cru Valmur) 1989年」。とろりとした甘みを感じさせる蜜の香り。アタックから余韻までしっとりした果実味と上品な酸が絡み合う。

 「夏野菜と様々な貝のスパゲッティ」は、お馴染みのグラス入り温パスタをかけるタイプで、ビーツの色が可愛いと妻のお気に入り。定番の「からすみのスパゲッティ」はバジルやホタテなどともにふんだんにからすみがふられている。底にはペースト状の茸が添えられており、混ぜ合わすとふんわりと茸の風味が漂う。

101002aso4

 「すずきの香草蒸し」は目の前で蒸される楽しい仕掛け。鉄平石の敷かれたココット鍋の中にすすきの切り身をおいて熱湯を注いでふたがされる。その間にも鍋からハーブをまとった蒸気がテーブルを包む。3分経つと蓋が開けられ、皿にしつらえられていく。ホワイトバルサミコソースで頂くすすきは、フレンチからイタリアンに転身した阿曽シェフらしく、フレンチとイタリアンが融合したような魚だった。

 メインの上質な肉は、炭火焼きでジャストに火を入れられソースなしに肉の旨みをストレートに味わうプレートだ。「あぐー豚の炭火焼き」はじゅわっとした脂身としっとりした肉質のハーモニー。そして「熟成和牛モモ肉の炭火焼き」も熟成した上質の和牛を、ASOらしくシンプルに味わう。
 合わせた赤ワインは「アンティノリ ソライア(SOLAIA solaia) 1990年」。フィレンツェの「
エノテーカ・ピンキオーリ」で飲んだのとちょうど同ヴィンテージ。今宵のはかなり熟成していて、枯葉・腐葉土の熟成香が品良く上質な酸をしっとりと包み込んでいるような感じ。ASOの脂身を生かしたパワフルな肉の仕上がりにはやや負けていたが、美味しく飲めた。

101002aso2

 クラッシュアイスに埋もれた「赤ピーマンのムース」(巨大かき氷!?)やアジアン串焼き風な「パイナップルのムースシャーベット」(焼き鳥みたい!?)など、遊び心いっぱいの個性的なプレートが続き、フィナーレのブーケスイーツまでしっかり盛り上げる。

 楽しさと美味しさが味わえるイタリアンのASOブランド。料理やインテリアの演出同様、サービス陣も皆さん明るく会話も楽しめる。来年9月には、「アルジェントASO」的なモダンなスタイルで博多(福岡・天神)にも開業される。来年がますます楽しみになった。

| | トラックバック (0)

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »