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博多どんたくウィークは日航「レ・セレブリテ」で爽やかフレンチ

millefeuille.gifゴールデンウィークの5月3・4日と言えば、日本中から最も多くの人が集まる(約200万人)福岡市民のお祭「博多どんたく」がある。今年は「九州新幹線全線開通(博多から熊本までは33分、鹿児島までは1時間19分)」した事により「新博多駅」を中心に福岡は沸き立っていて、この連休中は更に多くの観光客が見込まれる。そんな中向かったのは、博多駅から地下でもつながっている「ホテル日航福岡」。2階にあるフレンチレストランの「レ・セレブリテ(Les Celebrites)」は、アイボリーとオレンジを基調にした開放的な空間で、これから夏に向けてバカンスチックな気分に合うわ。

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livarot.gifという訳で、「レ・セレブリテ」春メニューを楽しむことにする。まず乾杯は「ペリエ・ジュエ ブラゾン ロゼ(Perrier Jouet Blason Rose Brut)」をグラスで頂く。ラズベリーの柔らかで華やかな香り、そして少し甘めの口当たりが食前酒にふさわしい。
 かなり明るい赤色のシャンパーニュは、一口サイズのアミューズの「宮崎産西米良サーモンのミキュイ オシェトラキャビア飾り コニャック地方産ユニブラン種 ジュ・ド・レザンのジュレ」に味も色合いも似合う。薫香のついたサーモンの上に、コニャック地方ジュースで作った薄い透明のジュレがかぶせてあった。

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 前菜の「ヴァンデ産鴨のフォアグラとモリーユ茸のフリカッセ グリーンアスパラガスと熟成コンテの香り」には、お気に入りの「アンリオ・キュベ・デ・アンシャンテルール(Henriot Cuvee Des Enchanteleurs) 1995年」を合わせることにする。かなり落ち着いた熟成香・・ナッツやシェリー。アンシャンテルールらしいふくよかで色気ある飲み心地が素晴らしい。
 春を彩るモリーユ茸と風味がハーモニーを奏でる。フォアグラの脂、モリーユ茸のエッセンス、それにマデラ酒を合わせた軽やかなソース。太いグリーンアスパラガスに巻き付けられた、薄く切られたコンテの風味がおもしろいアクセントになっていた。

 続いて「エピスが香るリードヴォーとラングスティーヌ 春の味覚のジャルディニエールと共に」。柑橘系の味わいを入れた春らしい味わい。リードヴォーとラングスティーヌに素材としての迫力がないので、やや味わいのインパクトには欠けてしまった。
 仏・ブルゴーニュの3ツ星「
ベルナール・ロワゾー(Bernard Loiseau)」で食べたリードヴォーの口の中で白子のようにとろけていく旨みに比べると、なかなか日本では満足いくリードヴォーには出会えない。

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 「天草産緋扇貝と春キャベツのポーピエット ピエドコションのコンポテとジュ・トランシェ」。緋扇貝をチリメンキャベツで巻いてポワレしている。ピエドコション(豚足)が下に敷かれている。面白い組み合わせ方で楽しかったが、チリメンキャベツ内側に巻いてあるベーコンの塩気がやや強くてくどかったかもしれない。

 「ブルターニュ産オマール海老と玄海スズキのロースト プロヴァンスの春の味わい」。春らしく軽やかにそして鮮やかに彩られたプレートだ。アサリのジュをバターブイヨンで泡立て軽やかさを演出している。付け合わせには佐賀産のホワイトアスパラガス。ガツンとは迫ってこないがそれなりにバランス良く仕上げてあった。

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 さらに「自家製サングリア トマトとバニュルスでエスプーマ仕立て」で口直しした後に、「ノワゼットの香りを纏ったラカン産小鳩とアーティショーバリグール エクス風」が運ばれてくる。仔鳩の鉄っぽい血の味わいが上手に表現されている。妻はダイナミックに仕上げた胸肉の生さが少し苦手だったようだが、腿肉は美味だった。

 小鳩に合せる赤ワインは、「コント・ジュルジュ・ド・ボギュエ シャンボール・ミュジニィ プルミエ・クリュ(Comte Georges de Vogue Chambolle Musigny 1er Cru) 1997年」。なかなか手に入らないヴォギュエの1本。綺麗に凝縮した赤い果実の香り。控え目ながらバランスよいアタックから、涼しげにそして端正に余韻が広がる。ピノ・ノワールの美しいエッセンスを閉じ込めたようなりりしい雰囲気。まだまだ若いものの時間をかけてゆっくり楽しむには良かった。

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 味わいの着地点やインパクトにまだ物足りない面もあるが、軽いフレンチ(ブラッスリー)が好きな人には落ち着いた雰囲気の中、ランチも含めて使いやすいホテルレストランだろう。ワインの保存状態は良いので、ワイン好きは原部ソムリエに色々率直に相談すると良いかもしれない。印象に残るプレートはなかったものの、練って構成され丁寧に作られたことが伝わる森田シェフの、若く向上心あふれる料理を楽しんだ「博多の春夜」であった。

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ベイビィがご来店「ベビーモンシュシュ」♪

cherry.gifやらず嫌い、食わず嫌いには断固として戦います!こんにちは、ベイビィ・チェリ子です(わざわざ戦いますか;) 変化を怖がっていたら何も出来ないでしゅよ、違いを受け入れなきゃ置いていかれるでしゅ、しゅしゅのしゅわっちでしゅ~(な、何のコスプレですか?) ベイビィなチェリ子はピンクが掟、完全なるピンクはアタチの物。しょんなキュートなピンクを使いまくり、何の戯言だとベイビィが乗り込んだでしゅ、目的地ピプポで福岡大丸

20110428babym1 4月13日にリニューアルオープンした際に、地下スイーツフロアに構えたピンクのお城、こちら受付ですなお店「ベビーモンシュシュ(baby Mon chou chou)」(受付じゃないでしょ;) あの堂島ロール「モンシュシュ」の姉妹受付(だから受付じゃ;)
 モンさんの店舗カラーがオレンジならベビモンはピンク、ピンクぅぅぅ(悔しいんですか?;) だってピンクだらけよ?

 「ラデュレ」だって遠慮がちなグリーンとパープルで抑えてくれてるのに(抑えてないから;) 天神地下街から大丸に入ると、右手にパン屋の「ポールボキューズ」、左手にパン屋「メゾンカイザー」があって、そのまま真っ直ぐ進むと左側に見えてくるのが間違いない「ベビモン」(そんな略し方?;)

 そんなエビゾウ(ベビモン!) ファンモン?(ベビ・・) そんなカリモン(わざとだな;) 堂島ロールから離れるわけもなく、ロールケーキをワンカットした物に装飾してケーキ状にした商品が主なメンツ、私のオススメは松坂牛切れ端のメンチカツ(聞いてません;) コンセプトは「サプライズ&スマイル」。じゃ私は「サブチャン&オミコシ」(関係ないし;)

20110428babym2 何種類もあるから、お姉さんに質問。1番人気は?「そうですね~、考えるわけもなく言わされてます、こちら『ベルティアラ』480円」(そんな言い方してません;) 「次にオススメを聞かれればコチラ、テレビでも押しました『テァア』450円」(確かにテレビで拝見しましたね)

 「ベルティアラ」は堂島ロールにイチゴや生クリームが乗せられた物で、「テァア」はフルーティーローリーをクレープで包みフルーツなどを乗せた物。一つ一つピンクの箱に入れられ、何だが贅沢な気分。この際、過剰包装なんて忘れる、わざわざピンクのフォークまで特注されてるし、その分も値段に入ってるなんて考えない、ふわふわでクリーミーな食感はロールケーキならではだし、ワンカットにしてもゴージャスに味わえるしね。

 店員のお姉さん達の制服もピンクで、とことんピンクにこだわってるのは理解したでしゅ(で?;) 「過剰包装♪かじょうほうそう♪カジョ~ホ~ソ~、かのじょほそ~い♪」(ここで空耳やりますか?!;)
 そうよ、スペシャルロールとして、ベビーモンシュシュオリジナルロールの「チュナ」1780円や「チファ」1780円などがあるんだが、何だがどれもこれも可愛らしい名前。どうせなら小豆と生クリームを使った「チェリベビ~」550円なんか作って♪(ず、図々しい;)

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スパイはお見通しよ「京はやしや」!

20110427hayasiya1cherry.gifまたもやゴールデンウイークに殺到するだろう、いや、するべきだ、そう、そ~うなぁんだぁ♪みんな友達♪ともだちなぁん~だぁ~♪(突然、振り付きで歌いだして;どうされました?) 申し遅れました、僕~らはみんなぁ生~きてぇいる~からお腹が空きます、赤頭巾は従姉妹みたいなもんでかね、どうもチェリレッド・センターです、こんにちは(こ、こんにちは;)

 やはり博多駅はこのゴールデンウイークだってワンサカです、ですからその前に行っときました、博多アミュの「くうてん」にあります京都和カフェ「京はやしや」さん(とうとう福岡にも登場ですね)
 簡単にご紹介しますと、創業宝暦3年の老舗のお茶屋さんが展開するカフェで、上質のお茶と、抹茶やほうじ茶などにちなんだオリジナルの和風スイーツが味わえるお店、で~す~が~、実は京都よりも東京に何店舗も展開するという外向きな京カフェ。

 カフェと言っても、スイーツだけの店舗と食事も味わえる店舗に分かれていて、残念ながら博多にはスイーツのみの展開(ま~残念;) だから食事処が沢山ある「くうてん」では珍しいと言える。2件目に利用してほしいのか?そんな事は全然考えていなかったのか? 始めの頃は開店前に行列があったが、最近は開店直後に満席になることはないみたい(なるほど)

20110427hayasiya2 だって食事がないんだもの~~~、いくらパフェやあんみつが美味しいと言っても、一先ず食事して・・(あの、別におやつ時間に伺えば?) ・・分かったわよ、やはり2件目に伺うしかないわけね、そこでこんな注意書きに注目「お一人様1オーダーのみでお願いします」・・・なるほど、一人一度きりの注文しかダメなのか。
 行列が出来れば回転させたいだろうが、今のところそんな心配はいらない気も? それに注文しようにもたいしてメニューもない状態。

 とりあえず1ページ目にあったから注文してみたのが「はんなりチーズケーキセット」1150円と、やはり「京はやしや」に来たらパフェかコレ「特製林屋あんみつ」1350円。ドリンクは何種類かあるので、その中から選ぶ事に。私は「抹茶ミルク」、彼は「ほうじ茶」を(あの、どちら様で?) 大阪駅だけが得意じゃないのよ、のスパイ仲間レンタン(あ~、阪急線に強い方!)

 京都や東京ではいつもパフェ目的に女性の行列を目撃していたんだけど、何だが選ぶほどない種類に何度も通うか? ま、気分次第かな(そ、そうなんですね;) 京都に行けば、いくらでも美味しいお茶屋さんがあるので今までリストに上がる機会がなく、東京に行っても激戦スイーツに勝ち進む機会がなく、今回初めて博多での参戦でしたが、お茶屋さんなので抹茶を使った物はどれも香りがよく、無難にどれも美味しい。

20110427hayasiya3 実は通販でも手に入る商品があるので、とにかく並んで、とにかく待ちまくって疲れてまで座る事はしなくても他にいくらでも競争相手がいる博多駅になったので、そこまで疲れてない時にでも覗くなら良いかも?
 京都にあまり行く機会がない人に勧めるかと聞かれれば、あくまでカフェなので、純粋な「京都」は味わえないんだよね~(カジュアルなカフェが増えてよかったですね) 数少ない和カフェが1つ出来たのは嬉しい、さ、次行くか(な、何件行く気ですか~?;)

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寿司割烹「やま中」本店、磯崎新ワールドで楽しむ博多の夜

millefeuille.gif福岡で今話題のお寿司屋と言えばこのお店「寿司割烹 やま中」。JR博多シティの大型ダイニングフロア「くうてん」にも出店していて、職人6名が連日フル稼働で満員御礼という人気。他にもホテルなどに支店もあるが、なんと言ってもやはり薬院にある「やま中 本店」に行きたい。客層も福岡の財界人・著名人をはじめ、野球界や相撲界のご常連もお見かけする華やかさ。

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 本店が素晴らしいのはやはり美しいモダンな建築。御主人・山中啄夫氏と古い友人である、世界的建築家・磯崎新氏の設計なのだから豪華。打ちっぱなしのコンクリートにガラス張りの外観は15年経った今も新鮮で迫力ある佇まい。

 天井が高くかなり広い店内は、ガラスとコンクリートの中に温かみある自然素材が融合する。艶やかな朱塗りの壁に浮かぶ雲型の和照明。その下には樹齢800年の木曽檜一枚板、輝くように白く美しいカウンターはなんと20人掛けという長さ。テーブルは5台、もちろん白い「モンローチェア」も磯崎新氏こだわりのオリジナル。どれもこれもメンテナンスが大変で、前述の雲の照明も5年に一度数日かけて特殊な和紙を全て張り替えする(わざわざ休業して)。ここはさながら磯崎新プチミュージアムよ。

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 2階には寿司カウンター付の個室や接待用の大座敷もある。吉村順三氏が設計した(もうかなり古いが)「河庄」で若い頃を過ごしたご主人だからこそ、ここまでこだわった建物を作れたとのお話だったわ。

livarot.gifまずはシャンパーニュ「ヴーヴ・クリコ(Veuve Clicquot)」で乾杯、いつものようにお任せで刺身から出してもらう。「平目の縁側」「トロ」「アラ」など。「しめ鯖」は松前昆布と白板昆布が乗っている。熱々の「炙ったたいらぎ」は一口で。「蛍烏賊」はねっとりした風味が美味。博多の寿司屋では定番ともいえる「鯨」も楽しむ。
 お客さんが入るたびに威勢の良い声が飛び交うなど、エンターテイメント性の高い雰囲気もここの特徴。2~3日に一度は磨き上げる白無垢一枚板のカウンターは、幅(奥行き)が広く職人と距離があり、ある程度プライバシーが保てる事からゆっくり出来、デートや接待などに向いている。

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 器は伊万里の染付を中心に華やかな物が揃えてあって、冷酒「新政」は萩焼白の酒器で出て来た。さらに「季節の筍・イイダコ」は季節らしい桜柄の涼しげなお皿で。「鯛の白子」は揚げだしで登場。串焼きのネギマなどまだまだ盛りだくさんだ。
 ここまで来るとかなり満腹、「握り」中心主義の私もここではいつもお好みで数個つまむ程度だ。今宵は「宮崎産の鮪」「赤貝」「コハダ」「穴子」などをサクっと頂いた。シャリが小さくネタが大きい昔ながらの博多寿司。気が付くと、福井の「黒龍 純米吟醸」、熊本の「れいざん 大吟醸」、そして文字が反転してる「裏 鍋島 純米吟醸隠し酒」まで頂いてた。「つまみ」をゆっくりと楽しめるのでお酒もついつい進んでしまう。

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 着物の女性陣も感じが良く、職人さんも話しかければ色々と説明してくれるし、ご主人も話上手で面白い。この日は、十数年前にジョエル・ロブション氏が「やま中」を訪問した際の写真を見せてもらい盛り上がる。ロブション氏もまだ若い。「僕のフレンチが世界一番だが、山中さんの寿司は世界2番だねと言ってくれましたよ」とのこと(笑)
 博多らしい明るく威勢のいいサービスでゆったりした空間の中、「握り」というより「刺身」「つまみ」を日本酒と楽しみたい場合に良い店だろう。鮨通ではなく「わいわいと博多の夜を満喫したい」客人をお連れする時などお勧めだ。
 最後は「いくら」「うに」「アナゴ」「玉」などがたっぷり入った「スーパー太巻き」をチェリーちゃんのお土産に注文して、3時間近い楽しい晩餐を終えた。

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京都「半兵衛麩」、桜の香り漂い春をおもふ

millefeuille.gifわが家の定番「お取り寄せ」と言えば、先日も紹介した「半兵衛麸」。京都に行ったなら必ず買うのが「原了郭」の黒七味、「洛匠」の草わらびもち、そしてこの「半兵衛麩」の生麩や湯葉というくらい。時間が取れない時は京都駅でバタバタ他店の生麩を買う事もあるけど、やはり鴨川・五条大橋のたもとにある、320年余の老舗のコチラが本命。

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 精進料理と言えば豆腐にゆば、そして京麩。厳選の材料と水で作られた「半兵衛」の麩はモチモチ感としっとりさが格別。お麩はその昔、肉を食べない禅僧の貴重なタンパク源で、寺院や宮中だけで食されていた。それを、宮中で作り方を覚えた初代・半兵衛氏が一般に広めたとのこと。某有名料亭や寺院本山などが顧客なのは納得ね。

 さて楽しみは季節限定の麸まんじゅう。2月は「宇治抹茶」だったが、この3月から4月半ば過ぎまではやはり「桜」。桜の香りのこしあんを淡いぴんく色のなま麸で包み、桜葉で巻いた春だけの「さくらもち麸(5個入1155円)」。びっくりするくらい漂う桜の香りが、これこそが日本の春といった気分にさせるわ。

 端午の節句も近いし、基本の「笹巻麸(5個入1050円)」も購入したが、今はもう次の期間限定商品、生麸のかしわもち「柏麸」が出ているわね。これは京都の白みそをベースにした味噌餡を、なま麸で包み柏の葉で巻いたもの。京町屋の本店の見どころ「季節のしつらえ」も、今はもう勇ましい大将人形の「端午の節句」、これもまた風情ある。

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 そして季節を顕す梅型やもみじ型などのカラフルな「花麩」は必須。さくらもち麸同様、先日まではピンクの桜型「さくら麸」と桜の花びら型の「花びら麸」が可愛く艶やか。お吸い物に浮かせたりして、一気に食卓が風情華やぐのが嬉しいの。今はピンクに黄色のつつじ型「つつじ麸」が購入できる。

 京都らしい「はんなり生平ゆば」に加え、生麸にきくらげを練りこんで香ばしく揚げた「利久麸」、銀杏・きくらげ・ゆりねを生麸で包んで揚げた丸い「利久坊」と、色々便利に使えて主婦的にも助かる品揃え。
 ヘルシー指向なチェリーの大好物でもある甘い生麩の田楽。「ごま麸」「よもぎ麸」「あわ麸」の三種類を2センチ程度に切って焼き、専用の「田楽味噌」を塗る。焦げ目をつけてると風味香ばしくて、思うより沢山食べれちゃう。味噌の代わりに醤油山椒を塗るのもオススメ、お酒のつまみとしても合う。

 震災の影響で外国人観光客が激減している京都。いつも混雑極める観光シーズンではあるが、今年は少し余裕ある京都巡りができるかもしれない。それでもいきなり京都に出向けない方は、お取り寄せも良いと思う。「半兵衛麸」のサイトも最近リニューアルして買い物もしやすくなったわ。

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博多にいらっしゃ~い「ア・ラ・カンパーニュ」

cherry.gif新顔が闊歩する季節が訪れました、こんにちは、春麗華と書いてチェリッカ・パラダイスです(いくらなんでも読めませんよ;) 悪い事ばかりじゃない春一番、洋菓子激戦区から「博多アミュ」に登場した新顔をご紹介致します、神戸の洋菓子店「ア・ラ・カンパーニュ(à la campagne)」さん。(博多アミュに入られたんですね)

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 1991年に神戸で生まれたパティスリー「ア・ラ・カンパーニュ」は、南仏プロヴァンスのイメージで土壁・テラコッタ・古木・アンティーク家具を使用した店造りで、非日常の演出とライフスタイルの提案をされています。非日常か~、非、日常?非日常の演出?ひ、ヒ、非日常ぉ(納得出来ないんですか?;)

 旬のフルーツを中心に安心、安全に配慮した高品質の材料を使用した100種を超える生ケーキは、常に18種をショーケースに展開。とにかく美味しそうなフルーツに食べ応えありそうなタルトが魅力的なショーケース。春コレ、冬コレ、ショーモデルはチェリッチです(違います;)

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 1番人気の季節の「フルーツタルト」630円、「ミルクレープ」525円。ミルクレープはどこの物よりフルーツが沢山盛り込まれる感じ。食べ応えはドレもコレも完全版、チーズケーキもタルト仕様、フルーツも何種類もあるから選ぶのにも時間がかかる。奥さん、子供には目線にショーケースのケーキ達が襲ってくるほど魅力的に写るだろうから、買わずに帰る理由を普段から考えるべきですよ(なんのアドバイスですか;)

 この店舗には奥にカフェが併設してあって、テーブルとカウンター造り。お一人様にも安心な店内でウッド調の南仏プロヴァンス風イメージらしい落ち着いた雰囲気で、タルトやらドリンクやらを頂けます。食後に頂くなんて軽い物じゃないので、お腹を空かせて伺ったほうが良いかも?(チェリ~さん、食後でしたよね?;) 二切で退散した私をバカにしてるんでしょ~(いや、軽くないのかと;) 「食べぬならぁ♪ マラソンしてから来て下さいぃ♪」(俳句になってません;)

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「鮨処 つく田」で堪能する唐津前鮨

millefeuille.gif佐賀県唐津市と言えば福岡市中心部から車で約1時間強の場所。お隣は伊万里市、唐津にも窯が多くある芸術的歴史ある静かな港町。福岡から近いこともあり、博多人に「伊万里焼(有田焼)」に馴染みがある人は多い。わが家も小さい時から普通に食卓には古伊万里が並んでいたし、祖母は毎年この時期GWは「博多どんたく港祭り」に加えて「有田陶器市」を楽しみに出掛けていた。「有田焼」も好きだが、10年数年で揃えているのは渋く地味な「唐津焼」や「萩焼」。シックなグレーや黒、モダンな白などがインテリアにも合わせやすい。そんな焼き物好き、はたまた寿司好きには一石二鳥の唐津市。この日は思いたって久しぶりに「鮨処 つく田」に向かう。

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 飲酒必須なのでタクシーを貸し切る。都市高速・有料道路と接続が良くなりスムーズに到着。唐津市街の商店街の中、赴きある渋い暖簾と看板が目をひく。玄海の海の幸で江戸前鮨をなす「つく田」と言えば全国からわざわざ足を運ぶ人も多い。福岡フレンチ「ジョルジュ・マルソー」とのコラボ企画や、ドバイのホテル開業イベントに招待されたりと相変わらず根強い人気を誇る。

 ご主人・松尾雄二氏は唐津焼の中里隆氏と懇意であることは有名。店で出される器は「隆太窯」の作品であるのも魅力の一つ(最近はシンプルな有田や糸島も取り入れてるそう)。中里隆氏とは唐津焼の人間国宝である故・十二代目中里太郎右衛門氏の五男。いわゆる中里三兄弟(故十三代目・重利・隆)で、唐津らしからぬ豪快奔放な個性が持ち味の人気陶芸家。わが家にも酒器類がいくつかある。唐津人にとって中里一族は絶対的な誇り。

livarot.gifさて「つく田」にて。こじんまりした黒木造り風の店内に浮かび上がる、7席の白木カウンターが印象的。佐渡の酒「北雪」を唐津焼らしい深い色合いの酒器で頂く。前回訪れた時は自らの運転だったため、酒なしで握りだけを頂いたが、今回は冷酒とともにゆっくりとつまみから頂くことにする。軽やかな包丁さばきで次々と刺身が並べられていく。

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 柔らかい中に引き締まった歯ごたえの「鯛」、昆布締めの風味が余韻に残る「マコガレイ」、口の中で淡い甘味と淡く消えていく「ミズイカ」、独特の穏やかな甘みと歯ごたえが楽しい「トリガイ」、海の香りをまとった繊細な甘みを湛えた「白ミルガイ」。白ミルは本ミルの代用品と言われるがなかなかどうして美味である。有明海でとれる貴重な「揚巻貝(アゲマキ)」は、ふんわり柔らかい歯ごたえの後に広がるかすかな苦みと旨みが何とも言えない。

 「北雪」の上品で控えめな甘みと程よい酸味、そして余韻を印象づけるキレのある飲み口が刺身を邪魔せずぴったりだった。どかっと厚みある刺身を並べられるとそれだけで胃が満たされてしまう。かといって少なすぎてもやや物足りない。ちょうど良い塩梅の量を、香り・歯ごたえ・風味のバリエーション豊かに並べるあたりが年季だなぁと感じ入る。添えられた「シソとミョウガ」は酢みそで頂く。柚子胡椒の風味が漂う九州らしい味わいだ。

 刺身だけでかなり満足したところに、さらに次々とテンポ良く酒のあてが運ばれる。「蕨と鯛の白子」はいかにも春らしいおつまみ。そして目の前では、若い職人さんが「黒ムツの干物」や「ミル貝のミルシタ」を七輪で焼き始める。昨年11月頃から入ったご主人の息子さんだ。跡取りが修行を始めたということで全国の「つく田」ファンにも朗報だろう。その「ミルシタ」はじっくり噛みしめると海の香りと甘さが広がり続ける絶妙の味わい。

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 「サザエとキュウリの酢の物」は、オリーブオイルのアクセントとシャキシャキとした歯ごたえのコントラストが楽しい。お節にも入っていたつく田特製の「雲丹」、この時期は胡麻サバならぬ「胡麻アジ」などもあった。1時間ほどゆっくりとつまみを楽しみ、「海苔スープ」で温まったところでお待ちかねの握りへと移行する。

 「鯛」「昆布締めのマコガレイ」「ミズイカ」。強めのシャリは昆布締めとも相性がよい。「車海老」は九州の鮨屋の中ではかなり大きめ、甲殻類の旨みがシャリと渾然一体になって美味だ。そして天然のキングサーモン「大助(おおすけ)」のネットリした旨みはつく田の特徴の1つ。「サヨリ」の可憐な甘さも良かった。巻物でしっとりとシャリと一体となった「雲丹」などと続いていく。「穴子はこの時期は難しいので、太巻きで楽しんで頂きます」と玉などもたっぷり入った太巻きが供せられた。

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 銀座「きよ田」で修行した松尾氏のシャリは赤酢と塩のみ。昔ながらの江戸前よろしく、酸味が強く後味に塩気を感じる男っぽい味わいだ。特にやや強い味のネタや煮ツメとは相性がいい。やや固めのシャリは独特のはらけかたを見せる。ハラリでもなくネットリでもなくごく自然にほぐれつつシャリと混じり合う感じは、握りの技術の高さをうかがわせる。はまったネタの際には美味しさが相乗効果でふくらむ(ただ白身系の時はシャリの強い味わいが口元に残る)。

 九州の鮨は大きく「握り中心」系、「つまみ中心」系、「地場の鮮魚」系に分類できるだろう(創作寿司も多いが評価できる店は少ない)。唐津前の魚を中心につまみも豊富に、そして江戸前の技術をほどこした鮨を食べられるここ「つく田」は、どの系列にも対応したオールラウンドな仕事が強みと言えるだろう。なお地魚を楽しめる反面、鮪がない日もあるなど、東京で食す江戸前と単純に比べるとネタに迫力はないので、その前提で食さないと満足感は目減りするかもしれない。
 唐津焼のように鄙びた雰囲気は貴重で、いずれにしろ九州では独自の境地に達している風雅で大人向きの鮨屋といえる。息子さんも入られたことだし今後も更に期待したい。

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チャーリーズチェリ~の「セルジュ・アレクサンドル」を追え!

cherry.gif博多駅が新しくなり、博多と天神が切磋琢磨しあう素晴らしい状況の中、高台の城からお邪魔致します、私チェリエッタ・セイチョ~キでございます、こんにちは(こんにちは、チェリ~さん) 博多シティオープンから1ヶ月が過ぎましたが、皆様は行かれましたでしょうか? 私は生まれて初めての行列イベントや、ハプニングイベント、すれ違いイベントから道尋ねられイベントまでズズズいと参加してみましたが、博多もまだまだ途上だなと改めて実感致しました(どれもこれもイベントではありませんけどね;)

 そんな博多とはまた違い、すでに途上中だった天神では鳴かず飛ばずをなんとか打破すべく、やらぬよりはマシだぞ計画にてリニューアルし世間の興味を戻すべく努力をする場所に微力ながら見学しようと行って参りました、それが4月13日にデパ地下をリニューアルしオープンしました「天神大丸デパート」、略して大パ(略し間違いです;)

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 一番奥にあった「ポール・ボキューズ・ベーカリー」を一番手前にし、まるで新店舗のような佇まいでパン屋フロアにしたかのような一角があるかと思えば、「洋菓子の町、神戸」とチェリエッタパクリな世界を繰り広げるべく神戸からの出店洋菓子を並べてみたり、あのベビーホニャララを大々的に宣伝したりしておりますが、いかんせん姫はお怒りでございます、はいはいプンプンですよ(今日は滑らかに良く喋ると思えば今度はお怒りで?)

 私が通う「セルジュ・アレクサンドル(SERGE ALEXANDRE)」の店舗を移動させ、今までの無駄を省いたら省き過ぎてミニコーナー化してしまった「セルジュ・アレクサンドル」・・・ま、いいんじゃない?(良いんですか?;) 良くな~い!私はホニャララよりセルジュ、私はベビーよりベイビー(どちらでも良いんでは?;) ピンクが好き~、ピンク~~~、オレンジ嫌い~、でもセルジュのオレンジは百歩譲って許す~(百歩も譲らなきゃダメですか;)

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 そんな「セルジュ・アレクサンドル」さんも小さくなりながらもリニューアルオープンの為の記念商品をご要望しました、それがこちら「フォンダン・ショコラ ベルジュ」1050円。こんな値段で提供するなんて、皆で城に来ても許す~(意味不明です;) フォンダンショコラ(fondant au chocolat)の中にはラズベリーが使われていて、しっとりとした食感にもうファンタスティック・・・つまりスペシャルゲストとしてはゴールデンタイムなコンビネーションで、負ける気がしない、私、全然負ける気がしない!(何と戦うんですか;)

 そんな18番な土台にシャンティ(Chantilly Cream)が沢山のせられている、これに惚れない奴は人間としてどうなんだ?とかなりの疑問、いや、自律神経が多々崩れる私に言われりゃせわない、て事(とにかく気に入られたんですね;) こんな値段でいつまでも提供出来るわけもなく、感動したけりゃ17日までに買いに走らなきゃいけない、あ、すでに記事掲載時に過ぎていても当局は感知しないので悪しからず・・・ブァンブァンブァキュ~ン(ドラマの見すぎです;)

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ホテルオークラ「桃花林」で気仙沼へのオマージュ

millefeuille.gif東日本大震災で「フカヒレ」や「干しアワビ」などの高級食材の産地も大きな打撃を受けた。「フカヒレ」と言えば当然東北最大の気仙沼港がある宮城県気仙沼市。江戸時代末からフカヒレの製造が始まり、今では世界一の加工技術として知られている。横浜中華街をはじめ国内の高級料理店ではもちろん、さらに上海や香港の高級中華料理店でも「気仙沼産フカヒレ」が使われている。しかし今回の震災で加工工場も被害に遭い、漁業再開はあってもフカヒレ生産のめどは立っていないという。

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 つまり東アジアのフカヒレは品薄状態がしばらく続き、食するには店舗によるストックのみという事になる。私個人的にも大好きな「気仙沼産フカヒレ」、肉厚で繊維太の高品質なそれはコラーゲン摂取に欠かせない食材。一個人として寄付レベルでしか力になれないもどかしさもある中、気仙沼へのオマージュとしてこの日に向かったのは「ホテルオークラ福岡」の広東料理「桃花林」。気仙沼産フカヒレを姿煮で頂く事にする。

livarot.gif有名中華料理店が長続きせず撤退を繰り返す福岡。なかなか満足のいく中華が少ない中、たまに訪れるのはオークラ福岡「桃花林」。樋場正人料理長はオークラ神戸・オークラ東京の「桃花林」を経て、2003年以来こちらの料理長を務め、十数名の厨房を指揮している。今宵もいつもの個室でゆっくりと頂くことにした。好みの料理をアラカルトでチョイスすることも多いが、今回はフカヒレと北京ダック以外はおまかせで「料理長特別コース(一人21000円)」を頂くことにする。

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 まずは「クリュッグ グラン・キュヴェ(Krug Grand Cuvee Brut)」のハーフボトルで喉を潤しながら、「富貴毎位拼(桃花林特製前菜盛り合わせ)」を楽しむ。「鶏腿肉の醤油煮込み」はふっくら甘辛く、さっぱり綺麗な「鴨肉」や「豚の腸詰めとチャーシュー」も、中華らしい丁寧な前菜でクリュッグに合い満足。

 続いて細かい造りの「焼味毎拼(焼き物入り前菜盛り合わせ)」。「鯛の中国風造り」「菜の花を巻いた鹿児島産牛のタタキ」「鹿のアキレスと布豆腐の和え物」、珍しいコリコリの「クラゲの頭」に「鹿児島産巻海老の湯引き」、ねっとり感と香ばしさが美味「サヨリの燻製」など多種。一品一品とても手が込んでいて、美しく繊細な美味しさ。

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 そして目的の「紅焼群翅(特大ふかのひれ姿煮込み)」。初めて見る程の特大のフカヒレが運ばれてきた・・貴重な気仙沼産のフカヒレだ。今後どれだけ仕入れできるか分からないというから残念。ねっとりした口あたり、口の中でトロトロと溶けていく。長時間煮込んだものではないと言うが、エッセンスがとろけだしたような凝縮感、口元に残る粘り気がすごい。いつものように「もちろん奥様の方が多めですよね」と7割ほどが妻に取り分けられる・・妻もさすがに神妙に頂いている。

 この日、久保田徹ソムリエと相談して決めた赤は「フレデリック・エスモナン シャンベルタン グラン・クリュ(Frederic ESMONIN Chambertin Grand Cru) 1999年」。赤オレンジの熟成しかけた色調でスパイシー。鉄分・鉛のようなジュヴレらしさが出ているがまだ閉じている。実直な造りが伝わるシャンベルタンだった。

 そうこうしていると、3キロ程する丸々とした「掛爐皮片鴨(北京ダック)」1羽がカービングサービスで運ばれてきた。丸2日かけて仕込んでいるというツヤツヤのそれを、丁寧に表面の皮だけをそぎ落としていく。「やっぱり中華でこれも外せない」と妻のはお気に入りが続いて満足そうだ。

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 「双味海鮮」は、黒豆を使った特製ソースの「広島産牡蠣の煎り焼き」。これも特大の牡蠣が鎮座している。「フレンチの牡蠣とはまた違う方向の美味しさね~」と感心の妻。火を入れた牡蠣特有の苦みと甘みが渾然となっている。その複雑な味わいを磯の香りを感じさせるソースが、まろやかにまとめ上げている。さっぱりした「長崎県産生き鮑の塩炒め」は、新鮮さを活かして歯ごたえよく美味だった。

 料理との相性も良く早々に赤が空いてしまい、もう少し飲みたいと相談したところ、「マルセル・ダイス シュネンブルグ グラン・クリュ(Marcel Deiss Schonenborg Grand Cru) 1999年」を勧めて頂く。華やかな金のラベルで、中華っぽくエキゾチックでもある。リースリング(Riesling)、ミュスカ(Muscat d'Alsace)、ピノ・グリ(Pinot Gris)、シルヴァネール(Sylvaner)、シャスラ(Chasselas)などアルザス品種を混植したという珍しいアルザスワインの一品だ。

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 濃い目の黄金色。石油・べっこう・コンポート・白胡椒・・とても面白い香りが漂う。軽やかだけど深みのある色気あるワインで良かった。「前に飲んだ時はまだ甘かったのですが、良い感じで熟成しています」と久保田ソムリエ。妻は「紹興酒っぽいニュアンスが中華に合うわ」と満足している。

 「料理長おまかせ特別コース」ということでまだまだ料理が続くが、もうお腹がはちきれそうな状態だった(笑) 「油皇石狗公(玄界灘産アラカブの姿蒸)」は、中華らしい香りに包まれながらアラカブのほぐれるような身を頂く。満腹なのにこれが来たら食べてしまうという、オークラと言えばの「蟹肉生菜炒飯(かに肉とレタス入りチャーハン)」。ふわふわの米にレタスの爽やか感が絶妙でスイスイと食してしまう。

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 そしてデザートは2品でパパイヤの器に入った「タピオカ入りココナッツミルク」と、蒸し器に入った大きな「あん入りまんじゅう」。ついでに帰りには、チェリーちゃんお気に入りの、揚げたての「胡麻付き揚げ団子」をお土産でお願いして終わる。

 上質の食材に丁寧な仕事をほどこしてあり、中華らしいニュアンス・風味を存分に漂わせつつ、上品でまろやかな味わいは食べやすい。ワインとの相性の良さも含めて中華の懐の深さを改めて感じた一夜だった。そして気仙沼に限らず、今回の震災によって色んな意味で「日本の食」は大きな打撃を受けたが、世界的に素晴らしい食材の宝庫だったことを再認識するとともに、その復興を強く願わずにはいられなかった。

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スパイなる毎日 大阪「Plus An(プラスアン)」

cherry.gif博多だけでしょうか?春を感じるより日差しに戦いを挑まれております、あ、こんにちは、白い肌は生れつき、難は無くとも美白は友達、チェリルリ~・サンパークです(確かに紫外線が気になる日差しになってきましたね) 曇り空にも隠れている敵には私の友達を利用しましょう(はい?) 太陽はお友達と書いて、スーザン・インザスンちゃんです。

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ス「こんにちは、スーザンです。そうですね~、民子と読んで下さい♪」(聞いてません;)
ス「民子、チェリルリ~とは大の仲良し、彼女に美味しいスイーツをプレゼントしたいんだけど、カエルから蛇までお手の物だから手強いの」(か、関係ありますか?;)
ス「強敵に制覇されたであろう日本にも、実はまだスパイチェリルリ~に知られていないお菓子が潜んでいましたぁ、それが大阪は梅田で見付けた『Plus An』ちゃん」(プラスアン?)

ス「民子、大阪にはあまり詳しくないから、大阪と言えば食いだおれのレンタンに交代でしゅ~」(は、は~?;)
レ「任されたぜい、レンタンは主に阪急線に出没するイケメンさ、だが大阪駅となるとJRだの地下鉄だの、挙げ句に阪神までもがごった返し、手の付けようがない都会だぜ」(な、なんなの;)
レ「あ~、本題だな、この『Plus An』てのは2008年にオープンした『青木松風庵』のオリジナルブランドなんだなぁ。自家製餡へのこだわりを伝えたい、新しいお菓子づくりをしたいとの思いから誕生したんだよね」(へ~新進ブランドですね)

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レ「場所は大阪駅界隈の地下にある商店街『Whityうめだ』にあるのさ」(ホワイティ?)
ス「白いんなら私の出番ですね、チェリルリ~ちゃんには何と言っても餡にこだわったPlus Anの『こだわり 朝焼みかさ』136円でしょ~~~。たまごはヨード卵、小麦粉は国産、小豆は十勝小豆とこだわりまくりの、あ、つまりドラ焼きね」(あ~ドラ焼き)

ス「チェリルリ~って実はそんなにドラ焼きが大好きってわけじゃなかったの。なのに東京の上野『うさぎや』さんや浅草『亀十』さんのドラ焼きに出会ってしまってからはクリアな基準も上がるし、スパイ業界も楽じゃないわ」(スパイて;)
ス「だけど大丈夫、ここのみかさは餡も皮もサッパリしているのに、しっとりも忘れない優等生。お目がねに叶うっちゃ」(うん、これは飽きがこないドラ焼きだね~)

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ス「チェリルリ~は皮がべっとりしっとり系は苦手なのよ。ハチミツを感じるタイプとか、手に持つとベタっとするタイプとか。餡も後味に砂糖が残るようなのも即却下」(なるほど)
ス「これは本当にオススメ。あ、オススメな点はもう一つ、『うさぎや』などのタイプと違い賞味期限が長い事ね、長いと言っても数日だけど、その日や次の日に食べないと味が落ちてくるタイプとは違い、数日味が全く落ちない」(出来たコやね~)

ス「あ、それに忘れちゃならないのがコレ『みかさラスク』。みかさの皮を焼いてラスクにしちゃった代物、これ完全オススメスパイ」(だからスパイて;)
ス「あ、チェリルリ~ちゃん!!!これ、これ、これが・・」
チ「任務、遂行したようね、グッジョブジョブ!」
ス「民子、感激♪」(アホめ;)

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クラブハリエ「CLUB HARIE B-studio Fukuoka」バームクーヘンパォ~ン♪

cherry.gifやっと春らしい春を感じてきました、冬用コートを脱ぎ捨てトレンチで過ごした1ヶ月、オシャレの為なら痩せ我慢のチェリバリ~・ピンポイントです、こんにちは(痩せ我慢にも程がありますが;) 痩せ我慢する必要なんてないじゃない!我慢しないで素直になりなよ、気持ちのおもむくまま直進する事も時には必要さ、イザ、博多シティへ♪(結局良く行かれますね;) だって近隣の地域の方々には休日しか来れない場所でも、地元なら平日にも行けるじゃないか!(で、何故わざわざ休日に?) 民と触れ合いたい、それが姫の望みじゃ(消えて下さい;)

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 「あるところに、それはそれは勝ち気な癒し系のチェリバリープリンセスがおったとさぁ」(相反してます;) 「そんなクリエイティブな姫も、とうとう未経験ゾーンに突入しちゃいました、なんと、行列なるイベントに参加を申し出たのでありますぅ」(完全にムカつく程ですが・・・どの行列に?) 最後の標的、行列の老舗「クラブハリエ」(あ~とうとう) 正式名は「CLUB HARIE B-studio Fukuoka」お~~~横文字~(・・・;)

 場所は博多阪急の地下一階ですが、地下街の外側に面してるので、博多阪急から行こうとすると、一度出るようなかたちになるんだよね。
 「クラブハリエ」と言えば1951年創業の老舗で、60年におよぶ洋菓子づくりの伝統のなかからバームクーヘンは生まれたらしい。そんな博多初登場のクラブハリエさんですが、博多店は市松模様をモチーフにした60坪の広さに、売場とともにバームクーヘン焼きたて工房とカフェを併設してます。

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 以前、そのカフェはご紹介しましたが、店舗と違い行列する事なく入店出来る機会が多いので、執事やメイド達はカフェで待機させて、チェリバリープリンセスは行列に(待たせてって;) 休日のオープンちょうどに伺って、約20分で店内へ。購入したのはまずこれ、並んだ人が必ず購入する「焼きたてバームクーヘン」630円。これを買わずして並ぶべからずのコンコンチキ(面倒臭い;)

 通常のバームクーヘンより一回り小さいタイプで、当日中の賞味期限という新鮮ぶり、購入はお一人様3個限定。この新鮮さは食べた人にしか分からんだろうが、とりあえず説明してみると・・・赤ちゃんの太股プニプニ感?に、シフォンケーキを足して2で割る努力をした出来栄え(完全にプチパニックじゃないですか;) 柔らかさはハンパないのに、しっとりしながらも口の中を占領する事も忘れない主張感は足し算も引き算も、いえ、割り算だって掛け算だってこなしちゃうやり手の上級生!(相変わらずオリジナルな展開で;)

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 そうよ、どうせならコチラも購入しとかなきゃ博多の女の平均劣る「福岡限定パッケージ」1575円(綺麗な黄緑色の箱ですね) 地域限定として、色んなバージョンが登場しているオリジナルパッケージ、中身は普通のバームクーヘンで、サイズは通常提供中の5段階の小さいほうから2段階の大きさになりまして、賞味期限も1週間。これなら城に持ち帰り、海外に遠征しているプッチンプリンスの帰りを待っても十分間に合う感度を誇ります(プッチンて・・くっ、どんな王子なんだ;) 「焼きたてバーム」との違い?正直、めちゃくちゃはっきりとした違いを説明出来ないが、シロウオとシラウオくらいの違いはあるのかもしれん(ますます分かりにくいですよ;)

 どうせならポッキークイーンにも手土産だい!受け取りやがれい「ドライバーム」4袋入り1365円(ポ、ポッキー?) これまたバームクーヘンをウリにするクラブハリエさんならではの商品。サクッとした食感と、やさしい甘さのクラブハリエのバームクーヘンから生まれた一口サイズの焼菓子。つ~ま~り~、クラブハリエのバームクーヘンを薄くカットされたカサカサの焼き菓子、だ~か~ら~、バームクーヘンを一週間くらい外に放置したらこんな感じに・・(なりません!) うん、美味しいよぉ、ねぇトラファルキング~(トラ・・どんな国なんだ;)

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「オーグードゥジュール」が出した「メルヴェイユ博多」

millefeuille.gif福岡・九州・アジアを見据えた新たなランドマークとしてスタートした「JR博多シティ」。「シティダイニング くうてん」は「アミュプラザ博多」9・10階に位置する日本最大級飲食フロア。上層階に120mもの通大回廊がある珍しい造りで、2フロアを活かした緑の多い南国の森的イメージ。壁や柱は博多土塀や有田焼きなどで演出し、重い色合いで九州らしく暑苦しい感じの空間デザイン(笑) 天井の低さは自然光のトップライト演出で昼間は解消されるのだろうが、夜だとうっそうとした森風になっている。

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 全国各地からと博多の名店46店舗(うち29店舗は九州初出店)が所狭しとひしめいている。やはり駅ビルなので気軽にリーズナブルにが基本なのかな。その中で我が家が注目するのは「アロマフレスカ」「オーグードゥジュール メルヴェイユ」「ブラッスリー ポール・ボキューズ」。

livarot.gif9階の中央部分に位置するフレンチレストラン「オーグードゥジュール メルヴェイユ 博多(Au gout du jour merveille HAKATA)」に行ってみた。「マキシム・ド・パリ」「ペリニヨン」「ル・ブルギニオン」を経たサービスの岡部一己氏と、「オストラル」出身の中村保晴シェフが共同で多店舗展開するフレンチレストランのグループだ。
 岡部氏は「アロマフレスカ」の田沢浩氏とともに「サービスの教科書」という本を出すなど、そのサービスにも定評がある。グループ中でも東京駅前ビルの「
オーグードゥジュール ヌーヴェルエール(Au gout du jour Nouvelle Ere)」はミシュラン東京1ツ星を獲得。「メルヴェイユ博多」の吉田一貴支配人は、「メルヴェイユ日本橋」を経て博多店入りしたという事だ。

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 まずは数類用意されているグラス・シャンパーニュから「ロベール・モンキュイ グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン(Robert Moncuit Grand Cru Blanc de Blanc)」を頂き、喉を潤しながらメニューに目を通す。6500円・8500円・12000円の3つのコースから12000円のコースをチョイスし、メインの佐賀牛はシャラン鴨に替えてもらうことにした。いずれも小皿で綺麗に丁寧に仕上げたプレートが続くメニュー構成だ。

 アミューズは「緑豆のコンソメ仕立て」の小さなスープ。空豆や金針菜などでほっこり甘い、そして優しい味わいだ。続いてこれもかなり少量の「唐津産赤ウニと沖縄産の黄人参のムース」。黄人参の甘みをアクセントの赤貝の食感とともに、そして赤ウニとキャビアで、海の風味と塩気を補いながら頂く1品。迫力はないがよく考えていることが伝わる丁寧な仕上げ。

 山椒がかかった甘いマデラ酒のソースで仕上げた「フォワグラソテー」のは、角切り筍と筍のピューレにカリカリに揚げた米を乗せてある。ソースが強すぎて筍は風味を感じず、揚げ米は硬すぎてちょっと残念。続く「手長海老のソテー」は手長海老のジュのソースで、ホワイトアスパラガスのサラダ仕立てでさっぱり。魚は「真鯛のポワレ」で、表面をパリッと焼き中はしっとりと程よい仕上げ。ソースは白ワインとバターを使った定番のブールブランだが、金柑の香りで爽やかに食べやすく仕上げていた。

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 少量小皿で優しい味わいが続くという事で、「アルベール・グリヴォー ムルソー・ペリエール(Albert Grivault Meursault 1er Les Perrieres) 2007年」をチョイスする。アルベール・グリヴォーらしい透き通るような甘みをまとったミネラル感が心地よい。まだ開いていないのでデキャンタージュしつつゆっくりと楽しむことにする。

 ワインリストは、控えめなラインナップで品揃えは多くないものの、値付けはとても安い。グランヴァン系は市価の1.5倍から2倍程度。福岡のレストランの中では飛び抜けて良心的だ。例えば、ムートンが5万円弱、ラスカーズが2.5万円弱、ドン・ペリニヨンが2万円弱など。このようなCPの良さに加え、ハーフボトルの品揃えに力を入れたり、グラスワインも各3種類前後用意したりと、ワインを楽しんでほしいという心意気はかなり評価できる。

 赤は「プス・ドール・ヴォルネイ・カイユレ(Volnay en Caillerets la Pousse d'Or) 1994年」のハーフボトル。ヴォルネイの作り手「ラ・プス・ドール」は16世紀から続くドメーヌ。その優しいが果実味あふれた味わいはこのレストランに合う。デミということもありかなり熟成が進み、レンガ色。腐葉土的な熟成したニュアンスにトロリとした甘味のエキスが品よく広がる。

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 メインは「ビュルゴー家のシャラン鴨」。低温料理の繊細で均一な火入れの長所を生かしつつ、最後には高温でしっかりと火を入れて仕上げたと言う。その工夫のおかげでしっとりとした肉質でありながら、きちんと高温によって鴨の皮目が焼き切れている。「生ぬるい」という低温料理の弱点を補っている。
 口の中で肉をゆっくりと噛み締めると、シャラン鴨の野趣っぽさが漂う。鴨肉の美味しさが上手に表現されたプレートだった。本来は「木イチゴのソース」らしいが、コースを組み替えたので深みある「赤ワインのソース」に変更したという柔軟性も功を奏していた。

 別料金のチーズも小さなレストランの割には数多くかつ珍しい物を仕入れている。吉田支配人も「予想よりも数多くの方にチーズを楽しんで頂いています」ということ。料理のポーションがかなり小さいのでお腹に余裕があり、チーズ・デザート・食後酒まで楽しめるのかもしれない。

 福岡市出身の白水鉄平シェフは19歳で上京し、「オテル・ド・ミクニ」で5年、「オーグードゥジュール」で3年、フランスで1年を経てここ「メルヴェイユ博多」のシェフに就任した。料理はどれも着地点を十分に計算し丁寧に仕上げている。量は少なくインパクトをもって迫ってくる味ではないし、本場のフレンチらしさも感じないが、「繊細な味わい」が好きな客には好まれるだろう。

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 なおワインとともにゆっくりと時間を過ごして欲しいという思いは十分伝わるが、プレートが出るまでかなり時間がかかる。博多人はせっかちなので(駅ビルという特徴からしても)もう少しテンポ良く提供した方が好まれると思う。

 店自体がかなり狭いので仕方ないが、テーブル間隔が狭い。ゆったり落ち着いた空間が好きな人にはかなり辛いが、かえってフレンチを堅苦しくなくカジュアルに頂け、ランチ会や軽めのディナーには良いかもしれない。そして仕方がないのだが、化粧室が店内になくフロアーの共用になる。

 また入り口が開放されているため、フロアーを行き交う人々のざわめきが店内に絶え間なく流れ込んできて少し落ち着かない。20時過ぎるとかなり静かになったので、ゆっくりとデートしたい場合は週末を避け、平日遅めの時間帯の方がいいかもしれない。このような「駅ビル店舗の特徴と限界」を客側が知って、過度な期待を持たずにうまく使いこなせば「カジュアル・フレンチ」として気軽に楽しむことができるだろう。

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応援します「春GODIVA」♪

cherry.gif季節感をお菓子で感じるなんて素敵な経験をさせて頂いております、チェリエッタ・ボナパルトです、こんにちは(こんにちはチェリ~さん、桜の開花シーズンになりましたね) 春を風邪で感じている方もいらっしゃるでしょうが、こちらで癒してみるのはどうでしょう(か、風邪ですか?お気をつけて;) シーズン毎にご登場のGODIVA様です、こんにちは♪

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ゴ「こんにちはぁ、ゴ、ディ、バと書いてGODIVAです」(説明なら逆な気もしますが;)
チ「春らしい商品がすでにズラリと登場のようですが?」

ゴ「はい、新緑が芽吹き、元気に咲き誇る花、庭を駆け回るウサギ、その上を楽しそうに舞う小鳥たちをイメージしたコレクションをご用意させて頂きました、そんなワタクシはやり手のレディ・ゴディバ2世です♪」(勝手に語らないで下さい;)

チ「やはり毎年この時期に登場するひよこの形のチョコレートは、今年も3種類でピヨピユ『ミルク』、ピヨピヤ『ダーク』、ピ、ヨ~『ホワイト』ですね」
ゴ「はい、ピヨピッたら『2011年限定チョコレート』ピヨ~で、ピヨピヤパオ~ンでございます」(最後違うアニマル入りましたよ;)
チ「うさぎのビス『キュイラヴィソン ビスキュイ モノパック』もでました~」(食べごたえありですね)

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チ「でもやはりアイドルグループ『ジェムズ(GEMS)』からの新登場商品に注目が集まるんじゃないですかぁ?」(まだ言うか;)
ゴ「チェリエッタさんのお陰でアイドルグループとしての認知度も高くなったところでガツンとシーズン商品を登場させました、それがコチラ」(いや、アイドルグループ違うし;)

ゴ「スプリング限定『ジェムズ エッグ トリュフ アソート』12粒入1680円です。こちらはたまごの形をしたかわいらしいケースに新発売の『トリュフホワイト』、定番人気『トリュフミルク』、『トリュフダーク」のトリュフ3種類をアソートした春限定商品になります」
チ「ほっほ~、おもわずチンしたくなりますね」(コレも本物の卵もレンジはダメですよ!)

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ゴ「あ~わかりますぅ、ではコチラは如何でしょう、『ジェムズ スプリング トリュフ アソート』6粒入840円」(ミニカップでしょうか?)
ゴ「期間限定粒の『ダークラズベリー』と新発売の『ホワイト』2種類のトリュフが味わえるこの春限定のトリュフアソートと、こちらはトリュフホワイトのみのバージョンになります」
チ「ホワイトはまるでホワイトデー向きな商品ですね」
ゴ「あ~、そう使って頂くのも良いですね~」(とっくに終わってます;)

チ「真夏を前に溶けゆくチョコレートを完全に満喫して頂ける最後のチャンスになっております」(そ、そんな事はないでしょ;)
ゴ「そうですね、是非とも暑い日差しの中でも勇気を持って食して頂きたく存じます」
チ・ゴ「ガンバレ ゴディバ♪」(・・・;)

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フランス料理 コジマ(KOJIMA)、静かに春を楽しむ夜

millefeuille.gif博多中心部の端、閑静な住宅地の浄水通りにある西部ガス主宰の「食文化スタジオ」。坂の上に建つ「杉板型枠コンクリート打放し」の壁が眼を引く美しい建物。その2階にあたる場所にあるのが「フランス料理 コジマ(KOJIMA)」。裏にある別入口から入ると、レセプションには壁一面の大きなのワインセラー(赤ワイン専用)。そして西部ガスならではの最新機器を備えた「ガラス張りの厨房」を過ぎ、モダンなメインダイニングに入る。

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 フロア奥の壁は、パリ・ルーブル美術館の「サモトラケのニケ(勝利の女神)」像をモチーフにしたガラスモザイク画。モノトーンでシックに仕上げられダイニングのポイントとなっているわ。その横にはワインセラー(シャンパーニュや白ワイン用)を仕切りにして個室もある。見上げると低い天井の一部をくり貫いて吊り下げられた照明が目を惹く。形がそれぞれ微妙に違う手作りの「切子ワイングラス」型で、クリアと磨りの2種で雰囲気ある。西中洲にあった「こじま亭」時代とは全く違い、余裕のあるテーブル間隔などクールで落ち着いた大人の空間になった。

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livarot.gifまずはシャンパンで乾杯。登場したのはコジマのスペシャリテ、カクテルグラスで供せられる「前沢牛のジュレ」を使ったお馴染みのアミューズ。ウニの海の味わいと牛の深みのある癖のある風味が、おもしろい接点を醸し出す。
 前菜は「ホワイトアスパラガスのブラマンジェとオマール海老のサラダ仕立て」。ホワイトアスパラガスのエスプーマとキャビアが添えられる。かなり薄口の味わいだが、オマール海老はトリュフオイル、ビネガーなどとしっとりと仕上げていて、付け合わせの苺の酸味ともよく合った。

 2品目は、フグ・アワビ・タケノコなど初春らしい前菜。キノコをピューレ状にしたソースが敷かれている。アワビはかなり固めの仕上げてコリコリと歯ごたえを楽しむ。フグも身の繊細な旨みを活かした仕上げ。プレートに贅沢な季節感もあふれていて、前菜の華やかさを感じられて良かった。キノコのふくよかなソースが滋味深くて、フレンチに綺麗に昇華している。

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 魚はサッと火を入れた高知産の「金目鯛」。魚の下には北海道産の帆立貝が鎮座し、サフラン風味の黄色のソースがプレートを彩る。プレートの手前にはアクセントのホタルイカ。金目鯛はしっとりとした仕上げだ。ホタテ貝も繊細な火入れで生なところも残しつつピュアな味わい。
 ソースで美味しく食べるプレートで、その意味ではクラシックなフレンチだが、余計な手は加えておらず上質な素材の美味しさもストレートに伝わってくる。小島孔典シェフは全国各地から厳選した素材を仕入れることにこだわっているという。派手さはないがバランス良い味わいだった。

 ワインリストは相変わらず高い値付けだが、赤ワインは「シャトー・レオヴィル・ラスカーズ(Chateau Leoville Las Cases) 1996年」を選んだ。ドライフラワーに腐葉土の香り、熟成香が少し漂いだしているがまだまだ濃い。重々しい気品にあふれたアタックから果実味と余韻のタンニンがふくよかに広がり続ける。

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 メインは2種類の肉が供せられる。前沢牛とポーク。生ハムなどに使用される子豚という。エスカルゴを利用したソースに新タマネギも添えられる。こちらもバリエーション豊かに贅沢に供してもらい、楽しくワインとのハーモニーを楽しむ。

 食後酒には貴腐ワインの最高峰「シャトー・ディケム(Château d'Yquem) 1998年」のハーフボトルをチョイスする。丁寧に選別されじっくりと時間をかけて作られたこのソーテルヌはいつ飲んでも甘美だ。輝く黄金色、蜂蜜・白い花などディケムらしい華やかな香りが漂う。口に含むと大きい骨格の甘さが生き生きとした酸味とともにエレガントに広がる。余韻はとても長くそれ自体がデザートのよう。合わせたブルーチーズには「白トリュフ漬け蜂蜜」がかけられ、ディケムと相まってさらに風味豊かだった。

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 サプライズはないが全てのプレートに穏やかな味わいを感じ、客側が安心して食事出来る。博多駅や天神周辺の喧噪から離れて、ゆっくりした時間を過ごしたい大人には居心地の良いレストラン。接待以外にも、女性客・カップル・夫婦などで上手に利用したい。

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「ブラッスリー ポール・ボキューズ 博多」のアメリカ人。

cherry.gif春らしくない春をいかがお過ごしでしょうか、今日も構想全開なチェリ~ン・マシスです、こんにちは(こんにちはチェリ~さん、鼻の具合はいかがですか?) 頭ですか?も~仕方ないので少しお見せします(は?;)

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 今回お邪魔しますお店を決める時に働かせた左脳はこの部分、しかし感性の豊かさが邪魔をしフル回転の右脳に誘導され伺いましたのはコチラ、博多駅「JR博多シティ アミュプラザ」のくうてんに出来ました「ブラッスリー ポール・ボキューズ 博多(Brasserie Paul Bocuse HAKATA)」さんです(脳を披露した衝撃行動のわりにまともなお店に行かれましたね;)

 大人なお店だと思い行く予定にしてなかったんだけど、あ、ご紹介します、ご一緒したルドルフさん(ま~、素敵なお方で) そうよ見た通り、日本とイタリアのハーフでアメリカ人ですよ(いや、そこまでは分かりませんでした;) 彼と伺った「ブラッスリー ポール・ボキューズ博多」さんですが、まだまだ行列なんですねぇ。まさかのトップバッターだったので後ろに人だかりで、とりあえずペンを何本かでスタンバイ(サインなら要りませんよ;)

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 お店はオリエンタルな雰囲気のモチーフやオリジナル家具を取り入れた落ち着いた空間、まるで南国なリゾート、塩の香りにアンバサビーチ、ライチソーダでランバタ1曲(そこまで展開出来ますか;) 行列がオープンと同時に全席を埋め、さらに行列が2順目を待つ状態(す、凄い;) 彼らはルドルフと踊る為なら何時間でも(待ちません!いや、まず理由が違います;)

 そんなイケダン・ルドルフが注文したのは「オープン記念特別ランチ」2000円、ほとんどの方も注文されてましたが、なんと好評につき期間を延長してご提供中らしい。内容は「自家製リエット」「グリーンピースのスープ」「豚ロース肉のロースト」に、軽く煮込んだ「ジャガイモとフォアグラ」添え、「ムッシュ ポール・ボキューズのクレーム・ブリュレ」、コーヒーか紅茶のフルコース。そして私は「本日のランチ」1960円、デザートが違うだけでオープン記念ランチと他は同じ内容(ですね~)

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 ボキューズと言えば元祖「クレーム・ブリュレ(Crème brûlée)」はタマランね~、全ての食事の味を邪魔しないのに主張はする、そう、このルドルフの完璧な足のラインのように(確かにスーツの着こなしは完璧ですね;) 私は時期物の「イチゴタルト」を選択。これがまた単独だけでも頼みたい美味しさ、それはまるでルドルフの・・・(な、なんですか?)

 そうなんだよ、ルドルフとチェリ~ン、実はお酒が得意ではない(え~~~ルドルフさんそんなお顔でぇ;) だからワインリストなんて振る舞われてもガッツリスルー。そこで彼の甘い手捌きで返しながら囁くのさ「ペリエを」・・・どんだけ~~~(久しぶりに聞くフレーズで;) ところがランチタイムだからか周りを見渡せば誰もお酒は注文せず、それどころか無料提供のお水のみ。なるほど~、私達みたいな飲めない人だらけなのか~(違うと思いますが;)

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 ちなみに後日、単品で「フランス産エスカルゴのブルゴーニュ風」1200円や、「スズキのプロヴァンス風 トマトと野菜のブレゼ添え」2200円、「昔ながらのゴーフル“グランメール”」800円なぞも頂いてはみたが、ま~普通のランチメニューと印象変わらず普通な感じかな?(また行ったんですね)
 かなり気軽に楽しめるカジュアルフレンチだと思うので、若い人にもオススメな場所です・・・あ、ルドルフはお貸し出来ません(結構です;)

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レストランひらまつ博多、春夜の冴えたフレンチを楽しむ

millefeuille.gif「九州新幹線全線開業」で盛り上がる博多駅周辺の喧噪を避けて、この夜は中洲川端の「博多リバレイン」に向かう。「博多座」「ホテルオークラ福岡」「イニミニマニモ」が共存する博多中心部の商業複合エリアだが、開業時は賑わったものの今では店舗もかなり入れ替わり、平日ともなるとかなりひっそりとしている。逆にゆっくりと時間を過ごすことができる大人の施設になったとも言える。それでも迫るゴールデンウィークには「博多どんたく港まつり」のパレードがここの前を通るので、さすがに人が集まって盛り上がるけどね。

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 博多リバレイン・イニミニマニモ6階にあるのが「レストランひらまつ 博多」。ベルギー・アールヌーヴォー様式が美しく、1フロア(1241m2)で広く豪華な造りが特徴。夫婦二人で週末をゆっくり過ごし上質のフレンチを味わうために訪れた。(クリスマス会新年会
 福岡ではレストランウェディングで最も人気の「ひらまつ博多」。この日は結婚間近と思われるカップルも多く見られ、接待組や団体もいて、個室やメインダイニングは席が埋まり華やかな雰囲気。まずは2種のミニバイを頂きながら復帰した篠塚和典ソムリエと歓談。南和憲支配人ほかいつものスタッフ達の元気な笑顔を見ると、こんな時だからこそ心癒される気持ちになる。

livarot.gif今宵も水元康裕シェフのお任せコースを楽しむことにする。カクテルグラスに美しく仕上げたアミューズが運ばれてきた。下から「ズワイガニ」「コンソメゼリー」「カリフラワーのムース」と三層になっている。シェリーが効いて風味豊かなコンソメーゼリー、そしてふくよかに広がるカリフラワーのムース。とても濃厚だがバランス良く何とも美味だ。あっという間に食べてしまい、まさにこれからの料理へ期待感をふくらませてくれる理想的なアミューズだった。

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 シャンパーニュは鶴田尚弘シェフソムリエが数本ピックアップしてくれた中から「ボランジェ R.D.(Bollinger R.D.) 1996年」をチョイスする。ゴールドの色合いに可憐な泡が美しく立ち上る。蜜・洋梨・黒トリュフ・パンデピス(Pain d'Epices)など、「ボランジェ」らしい熟成香がかぐわしい。単体で飲むと酸味がやや強いが、料理と一緒に頂くと全く気にならず、抜群の相性を見せる懐の深いシャンパーニュ。シェリーがアクセントのアミューズともぴったり寄り添う。

 前菜は「ドンブ産グルヌイユのベニエ」。薄い上品な衣で、しっとりみずみずしく揚げられたグルヌイユ(grenouille カエル)は、噛むとジュワッとエキス分が流れ出てきて、余韻には上質の蛙らしい独特の風味が残る。ソースは色鮮やかに2種類。「パセリのソース」は温泉卵を溶かし込んで優しい味わいに、そして「ガスパチョのソース」はタバスコがアクセント。グルヌイユとパセリいう黄金律の組み合わせも良いし、ガスパチョもまた良かった。

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 口直しに添えられた新鮮なセロリや人参などの「野菜スティック」は、スッキリと爽やかで歯触りも楽しい。グルヌイユは大好きな食材だが、それをとてもよくまとめた秀逸な前菜だった。
 前菜2皿目は「小鳩・鴨フォワグラ・トリュフのメダイヨン」。糸島産のチリメンキャベツで包み込まれてメダル状に綺麗に形作り、ポルト酒で仕上げてある。ソースはグレーゥフルーツのねっとりした食感とバニュルスの風味が面白い。添えられた香ばしいバターたっぷりのトーストがまた美味しかった。

 そこで白ワインを尋ねると、持ってきてくれたのは「ルフレーヴ ビアンヴニュ・バタール・モンラッシェ(Leflaive Bienvenues Batard-Montrachet) 1989年」。「これは抜群の状態と思います」ということなので、シャンパーニュに続き思わず白もフルボトルでお願いすることにした。グッと色付いた濃い黄金色からいかにも熟成感が伝わる。そして鼻先にはナッツ、樽のネットリした香ばしい香りが広がる。何とも言えないその官能的な香りに引き込まれていく。

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 アタックにとろりとした果実の甘いエキス分を感じ、程良い酸味と隠し味のようなミネラルが余韻をゆっくり大きく押し広げてくれる。1989年だがまだ開き切れていない、底知れぬポテンシャルを感じる。「白の中ではかなり好きな方かも♪」と妻も大層気に入っている。飲み手をとらえて離さないエレガントな味わいとはまさにこのことだろう。素晴らしい1本に出会った時の感動があるからワインはやめられない。

 魚は「伊勢海老のリゾット仕立て」。ジンジャーで香りをつけたとろみのあるソースが敷かれている。まるでバニラでコーティングされたかのような、甘く高貴な香りを纏わせている。とても優しく柔らかいが、深みもある。伊勢海老の上品な旨みに様々なアクセントをまぶした、フレンチらしい味わいがいのあるプレートだった。

 前菜から魚まで素晴らしい出来栄えに妻は「今日はいつにも増して水元シェフキレてるわ~」と大満足の様子。子羊を待つ間に赤ワインを選ぶ。お勧め数本の中から「Eギガル コート・ロティ・ラ・トゥルク(E.Guigal Cote Rotie La Turque) 1993年」にする。
 言うまでもなくギガルを代表する「コート・ロティ3兄弟(ラ・ムーリンヌ、ラ・ランドンヌ、ラ・トゥルク)」の1本。その3本の中では一番最後(1985年)に発売開始されたが、ラ・トゥルクの畑から作られるワイン自体は20世紀初めにはフランス大統領ご用達のワインとして知られていて、100%をエリゼ宮で消費していたという。

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 新樽42か月熟成によるシラーの凝縮してボリューム豊かな味わいのコート・ロティが、熟成が進みエレガントに変化している。ローヌもここまでエレガントに年を取るのかと、改めてそのポテンシャルの高さに感心させられた。ただやや酸が強くなっていたので、「力強く仕上げた仔羊」に合わせるにはもう少し早めでも良いかもしれない。黒トリュフ様の熟成香は、黒トリュフのソースと合っていた。

 メインの「仔羊背肉のロティ」は、とても繊細に火が入りジューシーな味わい。口に含むと上質なカレダニョーらしい旨みを伴った脂が口の中でじんわりととろけ出す。黒トリュフのソースがまた子羊特有の香りと混じり合って、その魅力を存分に引き出している。付け合せは、チーズとともにココットで仕上げた力強いのび~る「じゃがいものピューレ」。ロブションの「ポムピュレ」は半分バターを使ってすべらかに仕上げてるが、それとはまた違うモチモチした弾力ある食感が面白かった。

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 チーズは妻定番の「シェーブル(chèvre)」など、そしてデザートは優しい甘さの「スフレショコラ(soufflé au chocolat)」と爽やかなオレンジ系アイスクリームが絶妙で、最後まで満足のディナーが締めくくられた。

 今夜の水元シェフの料理はいつにも増して良かった。組み合わせた素材の旨みが素直にせり上がってくる、しかしそこにフレンチのエスプリがまぶされている。お蔭で久しぶりに「シャンパーニュ」「白」「赤」と3本のワインを開けてしまったが料理との相性もなかなか良かった(特に白)。贅沢なイベントも楽しいが、今宵のようにゆっくりデートを楽しむにも文句ない「ステージ」だと改めて満足した「レストランひらまつ博多」のディナーだった。

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