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ドゥーツ ブラン・ド・ブラン 2002

livarot.gif昨夜は「ドゥーツ ブラン・ド・ブラン(Deutz Blanc de Blanc) 2002年」。アムール・ドゥ・ドゥーツ同様、クリアで涼しげなボトルがいかにも夏向きだ。薄い黄色かかったゴールド、香ばしいイースト香が特徴的。芯の通ったミネラル感がいかにもドゥーツな味わい。ブラン・ド・ブランらしいシャルドネのチャーミングさが余韻を彩る。

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つい先日、同じくシャルドネだけから作られる「アムール・ドゥ・ドゥーツ(Amour de Deutz) 2002年」を飲んだばかりだったため、どうしてもこちらはこじんまりと感じてしまう。ただ素直に向き合えばなかなかの味わいだろう。爽やかでいて仄かな色気・・残暑厳しい時期、「家飲みワイン」には十分なポテンシャルを発揮してくれた。

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京都「亀廣保」茶撰菓

20110830kamehirocherry.gif中京区室町通二条下ル、いかにも歴史風格ある佇まいのお店。前々から「干菓子」と言えばこちらだと噂のお店です。オリジナルのお干菓子だけを提供されてる、大正四年創業の老舗「亀廣保」さん(かなり年季が入った建物ですね) 暖簾をくぐった先に入り口があって、お店の中は畳の上で展開される、まさに京都ならではの雰囲気です(お庭も見えますよ)
オリジナルを追求された斬新さというより、基本を忠実に美しさに邁進された干菓子。美しい作品が並ぶ事でも有名ですが、なんと言っても季節ならではの「うちわ」「大文字」「波」などなど。可愛い姿だけでなく味も大満足、完璧な展開を想像した通りのフィナーレを堪能させてくれるエンターテイメント並です(涼しげですね) ちなにこれは3500円の桐箱入り。

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鈴懸 秋の新作「かさね」

20110829suzucherry.gifプリンセス界にも新人シーズンですが、お菓子界にも新作シーズンです。皆さんこんにちは、新人歴15年のチェリミーナ・プッティです(こんにちはチェリ~さん、あの、15年て結構な貫禄ですが;) カラオケの秋、競泳の秋、将棋の秋と言いますが、皆さんは今年何に挑戦しますか?(どれも聞いた事ありませんが;) 私は鈴懸さんが秋の新作を出したと耳たぶで感知したので、さっそく詮索の秋に挑戦です!(今日は初めて耳にする事だらけです;)
ずばりこれでしょう、秋と言えば栗、栗を使った新作「かさね」472円。まだまだ残暑な日本列島に、もごもごする栗をそのまま提供するくらいなら、まだまだ水みずさをのこし、夏商品なんだか秋商品なんだか分かんないくらいの物を作ったぞ~!だと推測します(完全な憶測です;) うん、何々、寒天と栗を使い、少々の小豆まで隠しておるではないか!?私が潜入捜査が得意ではなかったら表には出なかった情報だぞ(食べれば分かります;) ふむ、これからも秋が深まれば深まるほど、怪しい商品が目白押しなんだな、み、み、見逃せない(よ、良かったですね;)

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シャトー・パヴィー・デュセス 2002

20110827decesselivarot.gif昨夜は「シャトー・パヴィ・デュセス(Chateau Pavie Decesse) 2002年」。思いのほかとても濃いガーネット。9年経っているとは思えないほどだ。エスプレッソコーヒーや甘味の飛んで乾燥した黒い果実、熟成香とは異なる土っぽさ、そしてねっとりした樽香。ブラインドだとボルドー右岸とは分かりにくい。一瞬、テクニックを施したチリワイン的なニュアンスを彷彿とさせる。
サンテミリオン、つまりメルローらしいピュアな果実味が後ろに引いていて、「どこのワインか正体不明ね~」と訝しげな妻。そう言えばラベルもアンティークな感じで珍しい。1時間半すると酸味も存在感を見せ始めてきた。口あたりは滑らかだし余韻もほどほど。ワインとしての完成度自体は低くはないが個人的には余り好きではない。
たっぷりかかったパルメザンチーズがホクホクのジャガイモと茄子に相まって、秋の気配感じる「豚のトマト煮込み」と共に楽しんだ。迫力のココット料理の美味しさや素材の力が、ワインの人工的なエグミや不足な部分を補った。

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俵屋旅館 特製わらび餅

millefeuille.gif京都を訪れた際の宿泊先は必ず「俵屋旅館」の決まった部屋「暁翆庵」。本館1階突き当り奥にあるいわゆるスイートルーム。到着してまず部屋に運ばれてくるのが、お楽しみの「特製わらび餅」。ふわふわでとろける美味しさに、毎度旅の疲れを癒してもらう。

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長い事宿泊者分のみ作る限定物だったが、今はすぐ側にある俵屋の町屋カフェ「遊形サロン・ド・テ」でも頂けるからラッキーね。という貴重さだけあってそちらでは、抹茶とセットで2200円、煎茶あるいは焙じ茶とセットなら2000円と結構なお値段。

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京都・老松、かえって嬉しい「晩柑」

millefeuille.gif戦後、庭の夏蜜柑砂糖と寒天を合わせて作ったのが最初という京都「老松」の「夏柑糖」。日本原産種の夏蜜柑の強度の酸を寒天で固めることは最近まで非常に難しかったとの事・・つまり貴重な物だった。今でも原種の夏蜜柑は多くないらしい。そんな訳で、その年の夏蜜柑の取れ高により「夏柑糖」生産の時期や量はまちまち。

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そして今年はその原種夏蜜柑の不作により確保した物が予定より早くなくなったらしく、この8・9月は代替えのグレープフルーツによる「晩柑」が販売されている。これはこれで珍しい♪「夏柑糖」同様に、果汁に寒天を合わせ再び皮に注いで固めている。グレープフルーツの苦味や酸味が抑えられた爽やかまろやかな食感。夏の終わりに相応しい甘さがかえって良いかもしれない。

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シャトー・ド・フューザル 1998

20110825fieuzallivarot.gif湿度の高いこの夜は、さっぱりと「シャトー・ド・フューザル(Chateau de Fieuzal) 1998年」。深みの出つつあるゴールド。濃いレモンの皮や熟したグレープフルーツ、白ネギのニュアンスのハーブ系や上品なムスクの香りがする。
若いフューザルに特徴的な青っぽさもまだ微かに残っている。ブルゴーニュだとシェリー香に行きそうなニュアンスの一つ前にて留まり、甘露飴や薄い甘草など。
穏やかながら様々なニュアンスのアロマ・ブーケ、そしてまろやかな口あたりは、料理との接点も多そうだ。「あら、意外に飲みやすいわね」と妻。飲み残し「アンリオ」とバターをたっぷり使った「鶏肉と茸類の煮込み」の酸味とコクに良く良く合った。

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アンリオ ブリュット・スーヴェラン with 湯波半

20110823henriotlivarot.gif昨夜は「アンリオ ブリュット・スーヴェラン(Henriot Brut Souverain)」。黄色かかった薄いゴールド、勢い良く泡が立ち上る。白い花にグレープフルーツ、そして軽くトーストした食パンのようなイースト香が支配的で心地よい。
口の中で穏やかな旨みとミネラルが広がる。時間が経つとややアルコール臭のような香が出てきたのは、このボトル特有の問題だろう。全体的な印象としてはまっすぐでピュアな軽やかな味わいが好ましい。
京都「湯波半老舗」で、今朝造られたばかりの「つまみ上げゆば」や「さしみゆば」に、カボス酢醤油などを合わせたものと併せて頂く。イースト香と大豆のニュアンス、酸味が相性を見せた。

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純米大吟醸「玉乃光」京都限定品

millefeuille.gif京都の酒処と言えば伏見。「伏見稲荷」参りがてら酒蔵見学などいいわね。中でも我が家でお気に入りのお酒は「玉乃光」、正月には京都産にこだわった「祝」を必ず用意する。「玉乃光酒造」は中屋六左衛門が紀州徳川藩の免許により1673年に清酒製造業を創め、1953年に11代目・宇治田福時が伏見に蔵を移転して現在に至る。酒銘「玉乃光」は、熊野速玉大社の「伊邪那岐命・伊邪那美命の御魂が映える」という意味を込めて付けられたとの事。

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ちなみに今回購入したのはまたもや京都限定の雅なラベル。源氏物語千年紀(2008年)を記念して作られた限定バージョンなの。素材から京都にこだわり貫いた「祝」のみから醸された「純米大吟醸 こころの京」、大吟醸ならではの力強い呑み口が特徴的ですっきり美味しく頂けるわ。

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アムール・ドゥ・ドゥーツ 2002

livarot.gif休み明けの多忙だった週末、疲れを癒すのは妻お気に入りNO,1の「アムール・ド・ドゥーツ(Amour de Deutz) 2002年」(つい先日のは1999年)。パールホワイトの箱に天使のエンボスが帯というゴージャスさ、そして輝くようなクリアボトル。

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極めつけはキャプシュール、描かれた天使の右手にはダイヤがはめ込まれていて、ペンダントにもになるという仕組み。
アッシュ系の金属っぽいゴールドが美しい・・海底から湧き上がる鉱泉のように細かい泡がシュワシュワと立ち上る。耳を近づけるとプチプチとしたはじめるような微かな音。青リンゴや白い果実の澄んだ香り。イースト香も軽やかだが品がある。

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口に含むとブラン・ド・ブランらしいミネラルと洗練された果実味が穏やかにふくらむ。そして口の中に薄い柑橘系のフィルムを張るような余韻が5~6秒続く。
妻曰く「アールスメロンを半分も使っちゃったぁ」という贅沢なスープに、パルマ産生ハム(18ヶ月間熟成)を浮かべた濃厚な前菜が良く合った。「アムールのピュアでクリアーな感じが大好き♪白ブドウをそのまま味わう感じ?」と妻もクイクイすすみ、食後もずっとご機嫌だった。

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ルフレーヴ マコン・ヴェルゼ 2007

livarot.gif盆を過ぎると夏の疲れが出て来るのか、昨夜も「軽めの白ね」という妻の希望。そこでセラーからチョイスしたのは「ルフレーヴ マコン・ヴェルゼ(Leflaive Macon Verze) 2007年」。ルフレーヴが2004年からマコンに畑を購入して造り始めた白。当時はかなり話題にもなった。グラスの先が透き通るように薄い黄色、軽い柑橘系や薄いミカンのようなアロマ・・樽香は限りなく軽い。アタックの舌先から染み入るように軽やかな酸味が広がる。

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しかし妻の要望を通り越した軽さだった模様で(笑)、「バレンシアオレンジジュースにリキュールを混ぜた薄~いカクテルみたい」ということで1杯だけで終わった。ルフレーヴにしては破格なデイリーワインだが、料理にはちょっと合わせにくい。飲み過ぎた二日酔いの休日ブランチに気持ちだけ迎え酒・・というイメージかもしれない。

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フランク・ボンヴィル プレステージ ブラン・ド・ブラン

livarot.gifお盆休み最終日、明日から仕事だしと「軽いシャンパーニュ」をチョイスする。「フランク・ボンヴィル プレステージ ブラン・ド・ブラン(Franck Bonville Brut Grand Cru Blanc de Blancs )」。レコルタン・マニピュランのボンヴィル家、シャルドネは全て特級畑アヴィーズ(Avize)のもの。2010年のノーヴェル賞晩餐会でもふるまわれたメゾンだ。透き通るように薄い黄色、立ち上る泡はさほど細かくなく勢いも中程度。溶け込んでいるというよりやや粗いのか? 柑橘・イースト・薄い蜜・・柔らかな熟成香も感じる。

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アタックにはブラン・ド・ブランらしい落ち着いた酸味をまとった白い果実のニュアンス。程よいミネラル感が引き締めてくれるが、余韻はやや唐突にストンと終わる。大柄ではなく、香り・アタック・余韻ともにかなり軽めの印象が夏向き。
これは妻の「夏野菜と明石タコのサラダ」にぴったり。レモンの酸味とフルーツトマトの甘味が効いて、深みに欠けるシャンパーニュの味わいを広げるとともに、削りかけられたパルメザンチーズが熟成香のニュアンスと合った。柑橘系を利用した軽い料理とともに気軽に楽しむシャンパーニュだろう。

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夜間飛行のマンゴーカクテル

20110815yakanhikomillefeuille.gifこの夜は久しぶりに、ホテル日航福岡のメインバー「夜間飛行」に来た。英国の館の書斎をイメージしたという重厚感あふれるインテリアだが、もうかなり古いというか相変わらずというか(笑) ピアノの弾き語りも懐かしいナンバーで、まぁここはご年配のためのオーセンティーックバーとも言えるかな。とにかく暗すぎて実はデートには向かない(笑)
という訳で、暑い日が続くとやはりキューッと冷たいサマーカクテルがいい。今月いっぱい出しているらしい「フローズン・マンゴーカクテル」1700円を私は頂くとするわ。マンゴーピューレ・ジュースを使用した濃厚なフローズン。甘くてまったり・・でも冷たくてさっぱり。店内が暗すぎて余り見えないのが残念。
主人はお馴染みの「ジャックローズ」。チーズの他に、チョコレートを何でもいいからと頼んだら、20年以上も変わらずの「キスチョコ」が出てきて懐かしくウケる(笑) お盆だし、こういう時間が止まったような場所にたまに来るのも面白いかもよ。

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プリューレ・ロック ニュイ・サン・ジョルジュ ニュイ・アン 2006

livarot.gifこの夜は某レストランで「ドメーヌ・プリューレ・ロック(Domaine Prieure Roch)」の「ニュイ・サン・ジョルジュ ニュイ・アン(Nuits-Saint-Georges Nuits“1”) 2006年」を開ける。DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)の共同経営者であるアンリ・フレデリック・ロック氏が立ち上げたドメーヌだ。

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独特の象形文字のようなラベルも目につく。「ブドウの樹」「実」「神」「人間」を表現しているという。単独所有する「クロ・デ・コルヴェ(Clos des Corvees)」から作られている。薄い金属を帯びたような果実の香りが独特。トマトのコンフィ、甘草のようなニュアンスが広がる。自然派であるがやや高貴さもある。口の中で柔らかくふんわりと広がり、チャーミングな余韻につながる。ビオ系が苦手な妻も「蜜?ローズ?ハイビスカス?花の独特の甘い香りがする♪」。

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日本橋屋「金魚すくい」

cherry.gifお盆には帰省手土産が必須。やはりまず自分が欲しいと思う物が良いのでは?と、以前からメデタスギテ是非頂きたいリストぎりチャートインの「御菓子司 日本橋屋」さん。そんな中から以前も紹介した鯛の形の「天下鯛へい」・・なんですが、やはり夏らしい和菓子も良いなと言うので「金魚すくい」。

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鉢に見立てたレモン風味ゼリーの中で泳ぐ赤い金魚と黒い出目金(涼しげですよね) 江戸時代に中国から伝わった金魚、当時の人々はガラスの容れ物や、たらいなどに金魚を放ち、泳ぐ姿を見て暑気払いをしたそう。そうですね~私達の景気払いは、麗しいルドルフの立ち振舞いに、黄色い歓声を上げるくらいでしょうか?(暑苦しいですね;)

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シャトー・マルゴー 2002

livarot.gif秋口涼しくなるとボルドーが増える我が家だが、今年は早い。あまりにも暑い「極暑」に気持ちが秋を欲しているのかもしれない。という訳でこの夜は「シャトー・マルゴー(Château Margaux) 2002年」at Geroges Marceau。色調は濃い赤色だが粘着性は弱い、香りは穏やかなペッパーでスパイシー。果実の凝縮感は感じないため、紳士然とした酸が飲み口を印象づける。

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余韻も中位・・奥深い華やかさはないがとても飲みやすい。「シャトー・マルゴー」らしくはないが、マルゴー地区らしい綺麗な女性らしさ。2002年というあまり良くないヴィンテージなので、テロワールが思わず出ているという感じだろうか。妻も「あれ~??あんまり印象残らなかったね~」と素っ気ないコメントであった。

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ポメリー キュヴェ・ルイーズ 1999

livarot.gif今夜は「ポメリー キュヴェ・ルイーズ(PommeryCuvee Louise) 1999年」。大手ネゴシアン「ポメリー」だがこのルイーズはいつも安心して開けられる。レストランで余りしっくりこないワインリストの時など、これを見つけると保険的にチョイスすることも結構多い。薄いゴールド・・細やかでクリーミーそうな泡がシュワシュワと勢いよくグラスの先に立ち上る。

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青リンゴと梨の中間のようなアロマ、軽いシナモンのようなスパイシーさ。その後洋ナシやキウイ、トーストとクロワッサンの中間のような香も力強い。果実香とイースト香が混じり合ったような人工的なベジタブルなニュアンスも感じる。飲み干した後に甘酸っぱい酸味、そしてミネラル・苦味が下の中央から喉の奥にかけて残る。余韻の力強さは辛口シャンパーニュという世界を初めて作り出した「ポメリー」らしい。7年以上熟成させているがとてもフレッシュで力強い味わいが印象的だ。60%を越えるシャルドネの可憐なニュアンスも併せ持つ。

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ドーヴネ オークセイ・デュレス・レ・ブトニエ 2004

livarot.gif今夜はマダム・ルロワが個人所有する「ドメーヌ・ドーヴネ オークセイ・デュレス・レ・ブトニエ(Domaine d'Auvenay Auxey-Duresses les-Boutonniers) 2004年」。裏面には生産本数1195本とある・・そう、なかなか手に入らない1本なのだ。「今日はコクのある白ワインに合う料理よ!」という妻の一言でセラーから取り出す(出してしまう)。やや濁ったような深いゴールド。甘露飴や蜜のようなアロマ・・と思っていたら妻が「これ~生ニンニクの臭いだよね?!ちょっと苦手かなぁ」となかなか進まず(がっかり;)

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確かにビオディナミ栽培特有の香りが全体を覆っているので、好き嫌いはあるかもしれない。アタックには色気ある果実味が綺麗な酸味とともに膨らむ。余韻に残る大柄な旨みが印象をピシッと決めてくる。このあたりはルロワらしい存在感。何かに似ているとしばらく考えて思い出したのが、「ジャック・セロス(Jacques Selosse)」のシャンパーニュの後半を白ワイングラスで味わうニュアンスか。澱からあふれ出るアミノ酸の旨みがそう感じさせるのかもしれない。

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アムール・ドゥ・ドゥーツ 1999 by the glass

livarot.gifこの夜、東京某レストランのグラス・シャンパーニュは、思いもかけず「アムール・ドゥ・ドゥーツ(Amour de Deutz) 1999年」だった。ドゥーツ好きの妻は「アムール・ドゥ・ドゥーツ大好き!すごく嬉しい♪」とテンションが上がる(笑) もちろんお代わりしている。透き通ったクリスタルのボトルは「アムール(愛)」というだけあって、キラキラとゴールドに輝き豪華な雰囲気。

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華やかな酸味を伴った香気がテーブルに流れ込む。アタックは柔らかい酸味とともに、ランドブランらしい硬質で純度の高いミネラル感が広がる・・そして以前飲んだそれより熟成し、まろやかさも立ち上がってくる。余韻に長く続く柔らかでいて引き締まった旨み、料理に合わせるというよりもただ飲んでいたい・・そんな感じの高貴なシャンパーニュだろう。

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シャトー・パルメ 1998

20110806palmerlivarot.gif久しぶりに「シャトー・パルメ(Château Palmer) 1998年」を開ける。若い頃にはその飲みやすさ、その何となくゴージャスなラベルからレストランでも良く開けた。逆にその飲みやすさが想像つきすぎて最近はご無沙汰していた。
紫かかった赤色、中心はむしろ黒っぽい・・1998年だがまだまだ若々しそうだ。開けた直後は乳酸・ヨーグルトのようなアロマ。保存状態も良かったようだ。アタックには甘味を伴った酸味を感じる。ボリューム豊かだがゆっくりと落ち着いた余韻へと続いていく。スパイシサーもさほどなくまろやか。
カベルネ・ソーヴィニヨン47%、メルロー47%と同じ比率。メルローらしいふくよかで飲みやすいスタイルは健在という感じだろうか。刺激や面白さはないものの平日ゆっくりした家飲みには良かった。

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シャトー・ランシュ・バージュ 1988

20110804lynchbageslivarot.gifこの夜、メイン「柑橘の香りを纏ったタスマニア産仔羊の低温ロースト プロヴァンス風」に合わせて、ボルドー・ポイヤックあたりに目を付けつつ、フェアリストから選んだ赤ワインは「シャトー・ランシュ・バージュ(Chateau Lynch-Bages) 1988年」。フェア価格で40000円だ。1988年は定評のあるヴィンテージ、ランシュ・バージュのフレンチオークの強めの味わい・タンニンがどう変化しているか楽しみだ。
オレンジかかった赤色、スパイシーさはなめらかに溶け込み柔らかい香り。若いランシュ・バージュによく感じる強い黒系果実のニュアンスは既に控えめ。腐葉土・トリュフまではいかないが枯葉のニュアンスの熟成香も感じられる。アタックから甘みと酸味がほどけつつゆっくりと広がる、余韻はやや短い。バランスはギザギザしていて綺麗な円形ではないものの、各要素がうまく溶け込んでいる。その意味で飲み頃を迎えているのだろう。
途中からデキャンタージュすると香りはさらに複雑さを帯び始めたが、味わいの印象は変わらない。若いランシュ・バージュはかなりやんちゃだが(例えば(2004年はこちら)、年を重ねたランシュ・バージュもその面影を残していた。

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グロ・フレール・エ・スール オート・コート・ド・ニュイ 2008

20110804cotesdenuitslivarot.gif更にホテル日航福岡「レ・セレブリテ」にて。「ウイリアム・ドゥーツ 1999年」に続き、白ワインはグラスでお願いする。「グロ・フレール・エ・スール オート・コート・ド・ニュイ(Gros Frere et Sceur Bourgogne Hautes Cotes de Nuits) 2008年」、ブルゴーニュのグロ一族の一つだ。
オート・コート・ド・ニュイなのにアルザスのような、涼しげな白い花の香りが漂う。味わいはムルソーのようにふくよかでボリューム感がある。余韻には舌先に残糖を感じるほど甘い。
これには前菜の「ヴァンデ産鴨のフォワグラのマルブレ 無花果のジュレとパンデピスのアクセント」や、ややクラシックな「玄海産平目のトロンソン ジロール茸のフリカッセとヴァンジョーヌのソースで」が良く合った。
1本通すのは難しいワインも、料理に合わせたグラスだと引き立つこともある。このあたりがソムリエの腕の見せ所であり、レストランの総合力が試される所なのだろう。妻も「かなりぴったりね♪」と、珍しくグラスワインをお代わりまでして上機嫌だった。

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またまた キュベ・ウイリアム・ドゥーツ 1999

livarot.gifホテル日航福岡「レ・セレブリテ」は夏休みらしく家族連れなどで満席。今夜は「ソムリエ セレクトワイン スペシャルプライスフェア」のセレクトリストの中から楽しむ。まずはシャンパーニュ、我が家ではすっかりお馴染みの「ウイリアム・ドゥーツ(Cuvee William Deutz Brut) 1999年」をチョイス。これはフェア価格で25000円、ホテルのリストにしてはかなり頑張っている。

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スッと立ち上るや消えていく細かい泡が濃いゴールドにかなり溶け込んでいる。開けた直後には一瞬青リンゴのような香り。そこから蜂蜜やパンデピス・・「ウイリアム・ドゥーツ」らしく心地よい熟成香が広がる。アタックから余韻まで存在感を見せるミネラルも口元を引き締めるような硬質の味わいを印象づける。妻は「この前飲んだ99より酸味を強く感じる」という。熟成が進んできているのかもしれない。

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テスタマッタ 2007

livarot.gif平日夜、ちょっと飲みたいなという感じで開けた「テスタマッタ(Testamatta) 2007年」。フィレンツェの大聖堂を見下ろすテスタマッタ、ビービー・グラーツがサンジョベーエ100%から作り出すワインだ。自ら描くというラベルも印象的。昨年飲んだのは「テスタマッタ 2003年」。

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干葡萄やチョコレート、ブラックベリーにバニラが力強く香る。ローヌっぽいがシラー特有の黒胡椒のニュアンスは強くない。喉の奥にピリピリとスパイシーさを感じるものの、溶け込んだ少し乾いたタンニンが心地よい飲み口。ネットリ・しっとりした舌ざわりはまろやか。色調は濃くて粘着性も強いが、余韻はとてもチャーミングだった。

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ジャン=ポール・エヴァンの限定「エクレールショコラ」

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millefeuille.gifいよいよ8月、夏真っ盛りで少食になりがちではあるが、こんな時こそ美味しい好きな物だけを厳選して食べたい。・・という事で、この日のスイーツはジャン=ポール・エヴァン(Jean-Paul Hevin)様の「エクレールショコラ(Eclair au chocolat)」578円。
これは夏季、金・土・日のみ数量限定の商品よ~♪ カカオの香りがふんわり広がる、フランスらしいかなり濃厚なショコラクリームが好み♪ 主人はティータイムにも関わらず「一杯シャンパン飲んでも良い?」と思わず欲した一品(笑)

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カサノヴァ・ディ・ネリ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 1990

livarot.gif前回に続き「サーラカリーナ」での夜。赤ワインは「今夜は、余り熟成し過ぎておらずフレッシュな果実感も残っていて、スイスイ飲める感じがいいな」と希望したところ、原田ソムリエが勧めてくれたのが、「カサノヴァ・ディ・ネリ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(Casanova di Nari Brunello di Montalcino) 1990年」。

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まだスパイシーさを感じ若々しさもあるが、こなれたタンニンがスムーズで、綺麗な飲み口だ。大きくはないがチャーミングな余韻が好ましい。ブルネロらしいグレープ、葡萄の皮の香り・・30分すると熟成香も広がり複雑さも垣間見える。飲みやすいワインで希望通りだ。
合わせる料理は、サマートリュフがふんだんに削りかけられた「ポルチーニ茸のリゾット」。ふんわりと控えめでありながら独特の香りが良い。かなり開いてきた「ブルネロ・ディ・モンタルチーノ」のキノコのような熟成香とハーモニーを演じ、相乗効果でプレートとワインが一つになっていくようだった。

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