« 2011年12月 | トップページ | 2012年2月 »

ボノー・デュ・マルトレイ コルトン・シャルルマーニュ 2006 と 我が家のポリシー

livarot.gif私たち夫婦の事を「コントロールしにくい」と思ったか、もしくはこの「匿名ブログに気づいた」らしい店の料理人・ソムリエ・サービス達がとる対応は、大体次の4つに分析できる。
1 多少バレてもいいと思って勝負してくる
2 おくびにも出さす、プロフェッションとして最大限の努力を試みる
3 ただ穏当に、熱意なく、この日だけをやり過ごそうとする
4 とにかく逃げる(もしくは攻撃的な姿勢で自分を守ろうとする)

「我が家が通い続けるレストラン」は結局だけである。もちろん料理のレベルが低いとか、ワインの品揃えがないとか、志が低いとか、顧客情報を漏らすとか、周りの客を仕込むとかは、問題外。なぜなら「美食ガストロノミー」の世界を作り出せるのは、のレストランだけと信じているし、それ以外に「限られた人生」の、そして妻との「貴重な時間」を浪費したくないからだ。

20120131corton

この某レストランは、前回訪問時に対応した某シェフソムリエがあからさまに逃げた()と、料理のレベルが低いのミックス型という珍しいパターンだったが(笑)、最高の白ワインには何の責任もないので、そのコメントだけは残しておきたい。
ブルゴーニュ、コート・ドールのコルトンの丘から作り出す「コルトン・シャルルマーニュ」。コルトンの丘を見た後、ミシュラン3つ星「ル・ルレ・ベルナール・ロワゾー」でも飲んだ思い出の1本だ。

20120131corton2

もともと開くのに長い時間がかかる「ボノー・デュ・マルトレイ コルトン・シャルルマーニュ(Bonneau du Martray Corton-Charlemagne) 2006年」ということでがちがちのミネラル感であったが、時間をかけて温度を上げて頂くうちにそれなりに開いてきた。「今日はこのワインを飲めただけマシだったね~」と妻。貴重なデートの時間を浪費して、がっかりした様子の妻をなだめながら帰途についた。

| | トラックバック (0)

京都「八坂神社」の節分祭 と 福豆

millefeuille.gif京都で最も観光客が集まる賑やかな所と言えば「四条通」。これは平安京の四条大路にあたり、東は八坂神社の石段下から西は松尾大社まである。最近は欧米人よりも中国や韓国からの観光客を多く見かける京都、この日も八坂神社(祇園さん)では中国語ばかりが飛び交っていて驚いた。

20120131yasak1

「福は内、鬼は外」でおなじみの節分、その祇園さんでは2月2日3日は境内(舞殿)で、芸妓舞妓・年男・年女による豆撒きが行われる。四花街による舞踊奉納も行われるしきっとすごい人出になるわね。景品付「福豆(空くじなし:300円)」や一年の災難を祓う「串札(1000円)」の授与、「甘酒」の接待に、常磐新殿喫茶室では「厄除けぜんざい」なども頂けるとのこと。

20120203fukumame

そうそう11月後半から節分の日まで、「俵屋吉富」で販売されている季節限定の「福豆」1個158円。春を呼び福を招くという「福豆」の形をモチーフにした桃山生地に白餡入の焼菓子。優しいほっこり感が迎春という感じ。箱は表と裏で「福は内、鬼は外」と目を惹く可愛さ。ここのところ雪が降りまだまだ遠いけれど、春がやってくるのが楽しみな気分になるお菓子ね。

| | トラックバック (0)

ドルチェに合わせた メルロー ゴッチェ・ディ・ソレ と ヴェルデーリョ・リゼルヴ

livarot.gifこの夜のドルチェは「糸島産 あまおうのザバイヨーネ 練乳のジェラート」。マルサラでマリネしたイチゴ(あまおう)に練乳のゼラートが絡み合う。これに合わせられたのは同じマルサラで作られる「ドゥカ・ディ・ポッジョレアーレ メルロー ゴッチェ・ディ・ソレ ヴェンデミア・タルディーヴァ シチリア (Merlot Gocce di Sole Vendemia Tardiva Sicilia)」。酒精強化はされていない遅積み。何とも珍しいふくよかな甘さが心地よい・・考え抜かれたワインにこれまた脱帽。

20120129madeira

そしてもう一つは、パリッとした筒型のクッキー生地の中にチョコレートと生クリームが詰まった、甘くて優しいデザート。これには「マディラ・バーベイト・ヴェルデーリョ・リゼルヴ 10年(Vinhos Barbeito Verdelho 10years Old Madeira)」を合わせる。バニラの風味がピッタリと妻も満足そうだ。

20120129broche

さらに去年末7周年を迎えた「グロッタ・ロッサ」の企画として年末年始も続けたという、好評の「ガトー・ア・ラ・ブロッシュ(Gâteau à la Broche)」も振る舞って頂く。トゲトゲが立派でいかにも本物のという立派さ。これは「献上加賀」と「カモミール」とともに楽しんだ。

| | トラックバック (0)

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ コル・ドルチャ 1967

livarot.gif更に続く「グロッタ・ロッサ」。2品目のパスタは「里芋のニョッキ 仔牛のクリーム煮 トリュフ風味」。里芋ニョッキを、こってりしたソースに絡めて頂く。本場イタリアを彷彿とさせる骨太の味わい。メインの「熊本産 猪モモ肉 ポルケッタ」は、「丁寧な下処理をする猟師」から特別に連絡が入った時にだけ仕入れるこだわりの猪肉をマリネしたもの。予想を超えた繊細な酸味とともにさっぱり頂く。

20120126grotta6d

メ合わせて赤のボトルをチョイスすることにする。これらに合わせて選んだのは「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ コル・ドルチャ(Brunello di Montalcino Riserva Col d'Orcia) 1967年」、さすがに年季の入った風情だ。

20120126grotta6a

40年の時を経て十二分に熟成しているが、予想以上にまだ味わい深い。古酒好きの妻は大層嬉しそうに「イケルイケル」とグラスが進む。黒砂糖・枯葉のブーケ・・ブルネロらしい野性的なニュアンス。酸味が支配的になっているが十分に爽やかで、濁りはなくクリーンな味わい。マリネした猪肉の酸味と何ともしっくりくる相性で大いに満足であった。

| | トラックバック (0)

ヌッスバウマー トラミン ゲヴュルツトラミネール2010

livarot.gifさらに引き続き中洲「グロッタ・ロッサ」にて。前菜3品目は「糸島で栽培された野菜達 大地から海に流れ出したサルサ」。ハーブ・ミント・レモングラスなどの入ったシジミのエキスがテーブルでプレートに注がれていく。シジミの風味、野菜の苦み、根野菜の甘みが絶妙なバランスでまとまった1品。そして「フェデリーニ 手長海老 貝の肝のソース」。

20120126nussbaumer

これらに合わせるのは「ヌスバウマー トラミン ゲベルツトラミネール(Nussbaumer Gewurztraminer Tramin) 2010年」。ゲヴュルツトラミネールといえばアルザスだが、これはイタリアのもの。Gewurztraminer(ゲヴュルツトラミネール)の末尾には「tramin」というスペルが入っている。これはトラミン(イタリア語でテルメーノ)という町の名前を意味している。つまりトラミンとはゲヴュルツトラミネールの原産地というわけ!なのである。

20120126nussbaumer2

そんな珍しいワイン。さすがの大久保ソムリエでもなかなか入手できない1本という。「このワインだけはぜひ味わって頂きたくて開けました」と出してくれた。独特のオイリーでなめらかな口当たり。そこから軽妙な酸の爽やかさがうまく余韻を引き立ててくる。通常のアルザスのゲヴュルツトラミネールのライチの香りというイメージとはやや趣を異にしており、複雑でリッチな味わいが気に入った。

| | トラックバック (0)

ラルマンディエ・ベルニエ ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット R.M

livarot.gif前回に続き中洲のイタリアン「グロッタ・ロッサ」にて。前菜1品目、浜辺で炭火を焚いて食するイメージという「車海老の炭火焼き」。熱々の石の上に車海老が乗っていて、フィンガーボールは「海藻の浮かぶ海水」というこだわり。そして前菜2品目は、野鴨の飛び交う森をミシミシと踏みしめていくイメージという「フランス産鴨胸肉の薫製と冬野菜 『ある森』の風景 」。アルガンオイルの風味が香り、牛蒡・黒オリーブなどがジャリジャリと口の中で音を立てる。

20120126grotta4a

これらの楽しく美味しいプレートに合わせられたシャンパーニュは「ラルマンディエ・ベルニエ ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット R.M(Larmandier-Bernier Champagne RM Blanc de Blancs 1er Cru Extra-Brut)」。「ジャック・セロス(Jacques Selosse)」のアンセルム・セロス(Anselme Selosse)氏と交流があるRM(レコルタン・マニピュラン)だ。よく夫婦仲良く来日している姿を見かける。このブラン・ド・ブランは樽香の効いた独特の凝縮した口当たり。車海老炭火焼の上に鎮座する香ばしく焼いたタイムの香りと混じり合う。どちらにも合うなるほどのチョイスであった。

| | トラックバック (0)

カステッロ・ディ・タッサローロ ガヴィ 2010

livarot.gif博多中洲にあるイタリアン「グロッタ・ロッサ(赤の洞窟)」。照明をかなり落とした暗い赤と黒のダイニングは、まさに洞窟のように細長い独特の空間。美しく浮かび上がるワインセラーには1000本のワイン、そしてバーにはシガーの香りが漂う大人のレストランだ。「ヴァン・ショー」で温まったところでアミューズが出てくる。

20120126grotta3b

アオサのパウダーが振りかけられた「小牡蠣と魚のクロケッタ」。下には魚介のエキスとクリームチーズを合わせたソースも敷かれている。これに合わせられたワインはピエモンテ「カステッロ・ディ・タッサローロ ガヴィ(Gavi Castello di Tassarolo) 2010年」。キリッとした味わいが、テーブルに漂うアオサの磯の香りを上手に引き立ててくれる。

| | トラックバック (0)

寒い夜は本物のヴァン・ショーで

20120125grotta

millefeuille.gif雪が降る寒い夜に向かったのは中州の「グロッタ・ロッサ」。相変わらず赤と黒のラテンセクシーなイタリアンね。「寒かったでしょう」とダンディーな優しさ漂う大久保マネージャーがわざわざ用意してくれてた「ヴァン・ショー(vin chaud)」が出てくる。シナモンや八角などのスパイシーが効いてる。酸味ある甘さととってもバランス良く美味しい・・身も心も温まるほっとする幸せな一杯。冬の楽しみはやはりこれよね♪

| | トラックバック (0)

アルマン・ルソー シャンベルタン 1987

20120122armandrou1

livarot.gifこの夜は「アルマン・ルソー シャンベルタン(Armand Rousseau Chambertin) 1987年」。これはフランスのボーヌに行った際に購入した貴重な1本。しかし驚いた事に現地店内で指定したボトルとは異なり、ラベルの剥がれた見るも無残なボトルが送られてきた!「さすがフランス・・・」とガックリ呆れていたもの。

20120122armandrou3

そしてこの夜ふと気が向いて開けてみると、思いのほか問題のないコンディション。きちんとした印字の刻印されたコルクもしなやかに湿っている。思わず妻と顔を見合わせほっとした(笑)
レンガ色、ドライフラワー・ジャム・濃い紅茶に野生っぽいアロマ。アタックではトロリとした甘味を感じ、そこからほどほどの酸味が心地よく広がる。1・2・3杯目・・とどんどん変化していく香りが何とも楽しい。コートドールの景色に思いをはせながら存分に楽しむことができた。

| | トラックバック (0)

ア・ラ・カンパーニュのキラキラな「タルト・メリメロ」

millefeuille.gif前回のシャンパーニュ「アンリ・ジロー オマージュ・ア・フランソワ・エマール」に合わせて選んだこの日のデザートは、神戸「ア・ラ・カンパーニュ」のFRESH CAKESから「タルト・メリメロ(Tarte méli-mélo)」。季節のフルーツをふんだんに使ったボリューミーなタルト。

20121020melimelo

まるで宝石をびっしり盛ったようなキラキラカラフルなフルーツにわくわくするでしょ♪ 新鮮で甘くサッパリ美味しいフルーツの下にはバニラビーンズが風味豊かなカスタードと生クリーム。そしてサクサクパリパリなしっかりしたタルト生地がまた絶妙に合う。最後まで美味しかった(笑)

| | トラックバック (0)

アンリ・ジロー オマージュ・ア・フランソワ・エマール

livarot.gif昨夜は「アンリ・ジロー オマージュ・ア・フランソワ・エマール(Henri Giraud Hommage a Francois Hemart)」。英王室ご用達のアンリ・ジロー。初代当主のフランソワ・エマールへのオマージュから誕生したのがこのシャンパーニュだ。ピノノワール70%、シャルドネ30%、シンプルでモダンなラベルはアンリ・ジローらしい。

20120119henrigiraud

黄色の強いゴールド、蜂蜜・ナッツ・パンデピス・カフェオレ・・魅惑的で香しいアロマが広がる。フルーティーで微炭酸を伴ったビタミン的な味わいも感じる。樽で6か月の熟成の後、20か月の瓶内熟成を経ている。樽発酵と熟成によるふくよかさも綺麗に表現されていて、アタックから綺麗まで酸が余韻まで続く。しかし残念ながら妻は「何だか人工的な味が馴染めない・・」とお気に召さなかったようだ(笑)
ちなみに「アンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌ 1999」「アンリ・ジロー コード・ノワール」「アンリ・ジロー ラタフィア・ド・シャンパーニュ」「アンリ・ジロー エスプリ ブリュット」はこちら。

| | トラックバック (0)

コント・ジュルジュ・ド・ヴォギュエ シャンボール・ミュジニィ 1995

livarot.gif前回に続きホテル日航福岡のフレンチレストラン「レ・セレブリテ」にて。メインのお肉は「黒トリュフを纏ったオーストラリア産仔羊のロースト」。「背肉」はジューシーに仕上げ、「フィレ肉」はタップナードを表面に添えたアクセントが効いている。繊細に計算された丁寧な火入れが仔羊特有の香りと脂を活かしきっていた。

20120118comtegeo2

これに合わせる赤は「コント・ジュルジュ・ド・ヴォギュエ シャンボール・ミュジニィ(Chambolle Musigny Comte Georges de Vogue) 1995年」。子羊だとポイヤック・ボルドーあたりが思い浮かぶが、原部ソムリエと話してブルゴーニュを合わせることに。

20120118comtegeo

村名ワインであるがそこはヴォギュエ。特級畑や一級畑から格落ちさせた葡萄を使用している。綺麗な赤色、麝香・スミレ・カフェイン・・1995年だがまだ若々しいニュアンスを感じて閉じ気味の香り。タンニンは優しく溶け込んでいる。スムーズで程よい品のある余韻を形作る。ミュジニィらしいチャーミングでいてピュアな味わいが宴を盛り上げてくれた。

| | トラックバック (0)

クリュッグ と アルヴェール・グリヴォー ムルソー 2007

20120117krug

livarot.gifこの夜はホテル日航福岡のフレンチレストラン「レ・セレブリテ」。まずはアミューズはプチシューと、グレープフルーツのジュレが乗ったホワイトアスパラガスのムース」とともに、シャンパーニュの「クリュッグ・グラン・キュヴェ・ブリュット(Krug Grande Cuvee Brut)」で乾杯。この年末年始は「クリュッグ・ブリュット・ロゼ (Krug Brut Rose)」「クリュッグ クロ・ドゥ・メニル(Krug Clos du Mesnil) 1998年」とクリュッグづいている。

20120117albertgr

「玄海産寒平目 柑橘風味のヴァンジョーヌのソース」に合せたのは、「アルヴェール・グリヴォー ムルソー(Albert Grivault Meursault) 2007年」。薄い黄色、ほのかな酸味と樽香が混じり合う。ムルソーの名手、アルヴェール・グリヴォーらしいミネラル感にあふれた澄んだ味わいが心地よい。ムルソーのもたっとした感じではなく洗練された余韻が、品の良い料理の味わいとぴったりであった。ちなみに「アルベール・グリヴォー ムルソー・ペリエール 2002年」「アルベール・グリヴォー ムルソー・ペリエール 2005年」はこちら。

| | トラックバック (0)

コント・ラフォン ヴォルネイ・サントノ・デュ・ミリュー 2006

livarot.gif昨夜は「コント・ラフォン ヴォルネイ・サントノ・デュ・ミリュー(Comtes Lafon Volnay 1er Santenots-du-Milieu) 2006年」。「コント・ラフォン」といえばムルソーだが赤も面白い物を作り出す(ムルソー・クロ・ド・ラ・バール2006。はこちら)。この「ヴォルネイ・サントノ・デュ・ミリュー」はムルソーの「サントノ」の畑から造られる赤ワインだ。

20120116comteslafon

スミレやシナモン、チェリー・・香りはまだ閉じ気味。アタックから程よい酸味が広がる。凝縮した力強い味わいは、「ヴォルネイ」の優しげな飲みやすいというイメージを再考させるほどだ。ビオディナミを導入しているからだろうか、自然派が苦手な妻の評価はやや厳しかったが、もう少し熟成させて今後は味わってみたい。

| | トラックバック (0)

間違いなしのアンリ・ルルー「C.B.S.」

millefeuille.gifチェリ~ちゃんの東京土産だけでなく、大阪土産の定番にもなりつつある「アンリ・ルルー(Henri Le Roux)」。世界で唯一のキャラメリエ(キャラメル職人)が作る塩バターキャラメル「C.B.S.(セー・ベー・エス)」はやっぱり美味しい。そして季節のフルーツを使ったキャラメルの「季節限定詰め合わせ」も楽しく、それぞれ1箱(8個入)1260円でおシャレな箱も○。

20120114henrile

ブルターニュから直輸入されるアンリ・ルルー代表作のキャラメル「C.B.S.」、つまり「キャラメル・ブール・サレ」はいかにもフランスらしい深~い味。バターとキャラメル好きの私が唯一認める本物の塩バターキャラメル(笑) とろけて感じるアーモンド・クルミ・ヘーゼルナッツの風味も完璧・・・あ~シャンパンが欲しい。そうそう先月にはパリのサンジェルマン・デ・プレに新ショップが出来たとの事。

| | トラックバック (0)

またもや ドゥーツ ブラン・ド・ブラン 2002

livarot.gif昨夜は軽く「ドゥーツ ブラン・ド・ブラン(Deutz Blanc de Blanc) 2002年」。我が家のお気に入りのシャンパーニュの1つ「ドゥーツ」で、「アムール・ドゥ・ドゥーツ(Amour de Deutz)」や「ウイリアム・ドゥーツ(Cuvee William Deutz Brut)」をはじめ、「ドゥーツ ブリュット クラシック(Deutz Brut Classic)」「ドゥーツ ロゼ ブリュット・ヴィンテージ(Deutz Rose Brut Vintage)」と定番だ。

20120113deutz

強めのイースト香だが口当たりはブラン・ド・ブランらしくあくまでソフト。ハチミツ・ミプルシロップ・シナモン・ピーチ・・チャーミングな酸がこぎみ良い。ミネラルと旨みが繊細な調和を見せる。余韻には心地よいレモン(ビタミンC)のような酸味が広がる。このボトルの問題と思われる少し「点」のような違和感(臭み)が香りにあったものの、ドゥーツらしい味わいを楽しめた。

| | トラックバック (0)

「鏡開き」して「開運 祝酒」な縁起担ぎ

millefeuille.gif昨日は「鏡開き」。お供え餅を割って香ばしく焼き、丹波大納言小豆を煮て京ぜんざいにした♪ うちのチェリ~ちゃんが小さい頃から変わらず心待ちにするイベントなので、我が家では毎年大切な日。午後のティータイムに頂きながら家族の無病息災を願うわ。それにちなんで、「樽酒の鏡開き」という訳にはいかないが晩酌で開けたのは、静岡県を代表する土井酒造場の「開運 祝酒」。

20120112kaiun

恵比寿さんのめでたいラベルも印象的なこの縁起の良い酒名は、酒蔵創業時に地元発展を祈って付けれた「開運」から来ているらしい・・長く愛されている地元定番銘酒なのね。「鏡開き」→「開運」って幸せな流れが楽しい正月事納めな夜だった。ちなみに酒器は京都の老舗「清課堂」のもの。

| | トラックバック (0)

モルドバ共和国の赤いスパークリングワイン at やま中

20120111moldova2

livarot.gif薬院にある寿司割烹「やま中」本店は、我が家的には華やかな「高級割烹」使いがお気に入り。この夜はシャンパーニュ「モエ·エ·シャンドン(Moet&Chandon)で乾杯した後、「飲み口が良いので試しに少し入れてみたんです」とご主人が見せてくれたモルドバ産の赤いスパークリングワイン「ミレスチミーチ モルドバ・デラックス(milestii mici moldova de lux)」。それではご愛嬌で開けてみようと振る舞い酒・・スタッフの皆さんと乾杯する。ワイン発祥の地を謳うモルドバ共和国「ミレスチ・ミーチ社」は英国王室ご用達の国営のワインメーカーだそうだ。

20120111moldova

これには築地からひいた250キロほどの大間の鮪を合わせる。仕入れ先の札には「やま幸」とある。やま幸は先日話題になった築地の「新年初競り」で、「銀座久兵衛」と香港「板前寿司」連合から依頼を受けて競りを行った仲買業者だ。よってこれを「中トロの漬け」で頂く。肉のようにトロリとした食感や漬けによってねっとりした風味が、シュワシュワと心地よいのどごしの赤いスパークリングによく合った。

| | トラックバック (0)

ダール・エ・リボ エルミタージュ 2005

livarot.gif昨夜は自然派の「ダール・エ・リボ エルミタージュ(Rene-Jean Dard & Francois Ribo Hermitage Rouge) 2005年」。1984年に創立された6ヘクタールという小さなドメーヌだ。黒に白抜きの字という独特のラベルが目を引くが、味わいもなかなか個性的。

20120109hermitage

シラー特有の胡椒香は控え目。焦げた皮っぽいニュアンスはエルミタージュらしいアロマ。そこからイチゴ、煮詰めた赤い果実やジャムの香りが控え目に香る。ジューシーでいて酸味がふくよかなところはいかにもローヌっぽいシンプルな味わい。ただ清澄もかけず、除梗もしないというダール・エ・リボ。独特の野生っぽい感じが、妻には少し苦手だったようだ。「ローヌ×自然派」ということである意味飲み手を選ぶかもしれない。

| | トラックバック (0)

モンシュシュのケーキ VS チェリーフレーバーコーヒー

20120109monchou

millefeuille.gifそろそろ和にも飽きてきた頃にやってきた「モンシュシュ」のイチゴタルトとチョコレートケーキは美味しかった。ふんわり生クリームが甘くて優しくて、このカジュアルさが日本のケーキらしい幸せ感。たまに無性に欲しい時あるよね。そこで甘いストロベリーの香りに誘われて、入れたくなったお茶は・・

20120109nescherry

先日も紹介した我が家のエスプレッソマシン・・の冬限定フレーバーコーヒー。中でもまだ飲んでなかった「チェリー」、フラッシュのイメージが強くピンクカラーも可愛いカプセルはもったいなくてまだ開けてなかった。ところが合わせたつもりがケーキが直球すぎて、エスプレッソの変化球フレーバーが「梅干し?小梅??」みたいな風味に感じてしまった!?主人の定番渋い「カプリチオ」が普通に合った(笑)

| | トラックバック (0)

ドメニコ・クレリコ バローロ チャボ・メンテイン・ジネストラ 2003

livarot.gif正月気分も落ち着いてきた昨夜は「ドメニコ・クレリコ バローロ チャボ・メンテイン・ジネストラ(Domenico Clerico Barolo "Ciabot Mentin Ginestra") 2003年」を開ける。1977年創業のドメニコ・クレリコ、いわゆる「モダン・バローロ」の先駆者の一人だ。ロータリー・ファーメンターを広めるなど様々な改革を行い、バローロのバローロたる流れを作った。

20120108ciabotmentin1

ブラック・ベリーや乾燥プラム、潰した黒オリーブ・・そしてバローロらしい藁、葉巻のニュアンスも可憐に漂う。アタックにはかなり酸味を感じ、澱もかなり出ている。余韻にはネッビオーロらしい強めのタンニンも感じるが、かなり溶け込み始めていてチャーミングさもある。
これに合ったのは「真鯵のペペロンチーノ」。ケイパーの酸味や京都の伏見菜の苦さがネッビオーロと相性を見せた。「イベリコジョーダの赤ワイン煮込み」はイタリアントマトの甘みと酸味が良い。イタリアンらしい楽しい料理とワインを楽しんだ。

| | トラックバック (0)

正月七日朝は「七草粥」

20120107nanakusa

millefeuille.gif人日の節句(1月7日)の朝に、7種の野菜(芹・薺・繁縷・仏の座・菘・蘿蔔)を刻んで入れた「七草粥」を「一年病気にかからないという縁起担ぎ」または「邪気を払い万病を除く占い」として食べる。
お正月に食べ過ぎた胃腸を休める先人の知恵であるが、確かにおっしゃる通り。素朴な野菜らしい苦味や香りが、薬のような気分(健康食)で頂けるのがいいわね。

| | トラックバック (0)

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 1978

livarot.gif正月三が日、最後に開けたのは「シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ(Chateau Leoville Las Cases) 1978年」。ボルドー2級。外延が薄くなりかけたオレンジ色。乾いた木の皮、トリュフのブーケ。コルクを抜くとボトル口周りが錆びていてやや心配したもののさほど影響はない。程よい酸味が心地良い。元々バランスの良いサンジュリアンが、熟成によってエレガントさを増した感じであった。

20120106lascases

しかしラス・カーズも高くなったものである。以前は「レオヴィル・ラス・カーズ 1990」が1万で購入できたし「クロ・デュ・マルキ」は2500円ほどであった。記録的な円高メリットが今1つ消費者に実感できないのが、ワインの世界かもしれない。下支えするワインファン層を増やす絶好の時期と思うのだが。

| | トラックバック (0)

アルマン・ルソー ジュヴレ・シャンベルタン クロ・サン・ジャック 2006

livarot.gif正月、妻の洋お節に合わせたのは「アルマン・ルソー ジュヴレ・シャンベルタン クロ・サン・ジャック(Armand Rousseau Gevrey Chambertin Clos St Jacques) 2006年」。我が家の3本の指に入る好きなブルゴーニュのドメーヌ。ワインにはまり出した20年程前、最初に手にしたブルゴーニュは、このルソーの「クロ・サン・ジャック」と「モンジャール・ミュニレ ヴォーヌ・ロマネ」だった。中でもアルマン・ルソーとの出会いがなかったら、ここまでワインにのめり込まなかったかもしれない。仏・ブルゴーニュを訪れた際にも畑を見に行ったのも懐かしい。

20120106chamb2

その「クロ・サン・ジャック」。華やかなでいて凝縮した赤い果実味の香り。口に含むとチャーミングな甘味から上品な酸とミネラルが広がる。ジュヴレらしい絵の具・スパイシーなニュアンスも、アルマンルソーらしくどこか軽やか。ただしさすがに余韻には若いタンニンの苦味が口蓋に残る。固いなりにもポテンシャルを十分に感じる美味しいワインであった。あと1本あるのでセラーで熟成させることにしよう。

| | トラックバック (0)

正月昼飲み ボランジェ・ラ・グランダネ 2000

livarot.gif正月の昼、御屠蘇に続いて軽く開けたのは我が家ではお馴染み「ボランジェ・グランダネ(Bollinger La Grande Annee) 2000年」。先日は「1999年」を飲んだが、5年以上の熟成を経てリリースされる「偉大な年」という名は縁起が良い。
ちなみに去年2011年の幕開けのシャンパーニュが「ボランジェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ(Bollinger Vieilles Vignes Francaises) 2000年」、ボランジェの中でも最上級のキュヴェだった。

20120104bollinger

ややくすんだ落ち着いたイエローで泡立ちは細やか。液面にはクリーミーな泡がとどまる。時間をおいた洋梨・薄い蜂蜜・軽く火を入れたブリオッシュの香りがゆっくりと絡み合う。樽発酵からくるニュアンスも溶け込みしっとりしたミネラルが心地よい。ボトルの状態も良かったのかとてもいい感じだ。

20120103uosaburo4

ボランジェに特徴的な藁の香りも十分こなれていて上品。ふくよかな重厚感に丁寧な造りからくる気品さが飲みやすかったようだ。「これは美味しいわぁ♪」と嫁姑コンビは機嫌が良い(笑) お刺身やお節料理にも合わせやすく良かった。

| | トラックバック (0)

新年「鍋島 大吟醸」でおとそきぶん

20120109kimono

millefeuille.gifお屠蘇とは「邪気を屠り心身を蘇らせる」、つまり元旦にこれを飲めば「邪気を払い一年間病気にかからない」と言う。中国・唐時代から(日本では平安時代から)の習わしで、西日本では今も屠蘇散(漢方薬)を入れる。

20120101nabeshima2

というわけで今年初の日本酒は佐賀県鹿島市にある「富久千代酒造」の「鍋島 大吟醸」。去年、世界最大の酒類品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」日本酒部門・最優秀賞「チャンピオン・サケ」を受賞し、国内でも数々の受賞している話題のお酒。全て手作りで醸造している小さな蔵なので品薄状態らしい。

20120101nabeshima

屠蘇散入りはそれとして、「鍋島 大吟醸」自体はメロンのような吟醸香、口にふくむと酸味の上に微炭酸を感じる。雑味はなく柔らか、とても繊細で上品な造り。あとに残る上質な米のニュアンスがおせちやお雑煮(おすましで鶏)にも合い、日本酒らしい存在感を示してくれた。

| | トラックバック (1)

新年を祝う クリュッグ クロ・ドゥ・メニル 1998

20120106krug2

livarot.gif元日、新年を祝うシャンパーニュとして選んだのはプレスティージの「クリュッグ クロ・ドゥ・メニル(Krug Clos du Mesnil) 1998年」、重厚な木の箱も良い。1843年の創業以来、複数の原酒をブレンドするクリュッグ。その伝統に反してまで作り出したのがこのクロ・ドゥ・メニルだ。コート・デ・ブランのメニル・シュール・オジェ村の1.85ヘクタールにて生産されるシャルドネだけを使用している。

20120106krug

きめ細かい泡が立ち上がり、ミツやイーストの落ち着いたアロマ。口に含むとシャルドネの旨み・・滑らでエレガント。余韻にはミネラルとかすかな苦み。圧倒的に大きなエネルギーを秘めている感じだろうか。全てが繊細なのだが全てがきれている。お節料理にも合ったし、妻もとても気に入っていた。

| | トラックバック (0)

ドメーヌ・デ・ランブレイ クロ・デ・ランブレイ 2003

livarot.gif年末年越しで飲んだワインは「ドメーヌ・デ・ランブレイ クロ・デ・ランブレイ(Domaine des Lambrays Clos des Lambrays) 2003年」。1981年にグラン・クリュに昇格したクロ・デ・ランブレイ。そのほとんどを所有するドメーヌ・デ・ランブレイが作り出すワインだ。1996年から新オーナーとなり評価が上がっているので、久しぶりに開けることにした。

20120106lambra

麝香、ムスクの香りが特徴的・・そこからインクに黒胡椒、舌先にトロリとした厚みのある甘味。黒い果実の凝縮感がヒシヒシと迫ってくる。余韻はスパイシーさとともに長い。重々しさ・重厚さはクロ・サンドニ村のテロワールを忠実に表現している。そこからさらに1歩進んだ味わい・・そうどこか洗練された味わいがこの畑の特徴なのかもしれない。

| | トラックバック (0)

« 2011年12月 | トップページ | 2012年2月 »